ネタの最終処分埋め立て場とも言います。
別に読まなくても何ら問題はありません。
アイテム番号:SCP-あなた-JP-U
オブジェクトクラス:Keter
特別収容プロトコル:財団に勤務する全職員は飴、角砂糖などの甘味を必ず500g以上携帯してください。また当オブジェクトと交流する場合、その物体を表す名前に“門”“ゲート”などの言葉、もしくはそれを意味する単語が使われた存在を当オブジェクト半径1㎞より近づけないでください。
説明:SCP-あなた-JP-Uは体長150㎝程度の頭部にウマ科ウマ属の聴覚器官を保有する人型実体(SCP-あなた-JP-Uーa 以下実体aと表記)を頂点とし、実体aと同じ容姿を持つ5㎝~150㎝の人型実体群(SCP-あなた-JP-Uーb 以下群体bと表記)によって構成される一種のコミュニティと考えられています。
当オブジェクト群は20■■年■月■日、サイトー■■■■に勤務する■■研究員が休憩時間に二次創作小説サイトを閲覧していたところ、『みんなあなたちゃんになるんだ!』と大声を発し、0.5秒ほどかけて群体bに変異した(以下、元■■研究員を群体b-1と表記。)ことで財団に発見されました。現在同サイトに収容されています。
群体b-1へのインタビュー、Dクラス職員を使用した実験、サイトー■■■■に収容されていた他オブジェクトのクロステストの結果、群体bは総じて強固な耐久性を誇り、また全身が物理的に吹き飛ばされたとしても瞬時に再生する驚異的な回復能力。また時速70㎞以上を保ったまま3000m以上を走り続けるのスピードとスタミナ、空中浮遊能力、全身から厚さ500㎜の強化鉄板を貫通する光線を発射する能力を所有しており、そして驚異的な現実改変への耐性と他者を群体bに変異させる限定的な現実改変能力、ミーム汚染能力の所有が確認されています。
当オブジェクトは砂糖を使用した菓子類に非常に強い興味を示しており、角砂糖一つで後述する“門”、“ゲート”以外が関わる財団の要求に従います。しかしながら群体b-1へのインタビューにより『実体aからの指令があればパリを火の海にして凱旋門を塵に返し、【パリは燃えているか】を演奏しながら紅茶を嗜む』と発言しているため非常に危険です。
また“門”、“ゲート”と表現される物体、固有名称にどちらかの単語が使われている物体を非常に敵視しており、すべて群体bによって破壊されます。この特性により、門田研究員補佐が破壊され群体bに変異したため、“門”、“ゲート”が名前に使用されている全財団職員は群体bの半径1㎞以内に入ることが許可されていません。またこれは砂糖などを使用した交渉で引き留める事件はすべて失敗し、交渉人はすべて群体bに変異されました。
実体aについては未だ発見されておらず、財団が手に入れた情報は群体bへのインタビューによって手に入ったもののみですが、当オブジェクト群と一切関係のなかったO5-■が群体bに変異していたこと。登録されたはずの番号が“あなた”に変化していること。サイトー■■■■にのみ発生している“あなた”及び“YOU”を使用した対象者の半径1m以内に新たな群体bが発生していることから群体bよりも非常に強力な現実改変能力を所有していると考えられています。
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皆さんはご存じだろうか?
『水戸黄門』という存在を。
権中納言である江戸時代の水戸藩主・徳川光圀の別称にして、徳川光圀が隠居して日本各地を漫遊して行なった世直しを描いた勧善懲悪の創作物語のことだ。
ご家庭にテレビがあるのならばおそらく一度くらいは見たことがあるだろうし、このネット社会であればどこかの配信サイトを探せばそのドラマを見ることができるだろう。見たことが無いとしても一度くらいは聞いたことがあるのではないだろうか?
ちりめん問屋「越後屋」の御隠居を名乗り、お供の助さん格さんを引き連れ日本中を旅してまわる。悪徳商人、役人見つけたならば華麗に退治し最後にはその身を証明する印籠一つ。その場にいたみんながひれ伏し悪を成敗する物語である。特徴的なOPも手伝って皆に愛される物語と言えよう。
もちろんウマ娘たちが暮らす世界にも同じ物語は存在し、登場する馬はウマ娘に変わり、飛脚や籠、流通を担うのが彼女たちに変化しながらも同様の内容が綴られている。
さて、話を戻そう。
この物語の主人公は『あなたはウマ娘である。』と言うように“あなた”である。
彼女の特徴として“ゲート”を忌み嫌い、“門”という存在を発見すれば爆破するぐらい大嫌いというモノがある。この対象はそれそのものだけに収まらず、乗り物の名前に“ゲート”とついていればブチギレるし、名前に“門”が付く人は彼女からとても嫌われるだろう。もしかしたら“あなた”にされてしまうかもしれない。
彼女は幼少期からそのような性格だったため、お優しい彼女の両親はできるだけ彼女がこの単語たちに遭遇しないように過ごしてきた。与える絵本に“門”という単語が使用されているのならそこだけ塗り潰したり、テレビを付けるときも危うそうな番組は避けたり、彼女の耳に届かないようイヤホンを遣ったりしていた。
そんな彼女が本当に、本当に運悪く。
マルゼンママのお家にお邪魔していた時に、
「ご飯の用意してくるからテレビでも好きに見てていいわよ~。」
のお声に従いテレビを起動したとき。
たまたま、そう、たまたま『水戸黄門』が放送されていたとすれば。
一体全体彼女はどうなってしまうんでしょうね?
ま、ろくなことにはならないでしょう。
「こ、黄門様! お逃げください!!」
「誤チェストにごわす! 誤チェストにごわす!! 誤チェストにごわす!!!」
「グワーーーーーッ!!!」
テレビ関係者によるとなんでも一本だけ放送禁止になった回があったようで、金髪の凱旋門ウマ娘によく似たウマ娘が七五三などで配られる刀身が飴の刀を振り回して町を破壊して回ったお話が存在しているそうです。誤チェストにごわす。
………このおもちゃ箱からもう一度遂行したネタが出てくるかもしれませんがその時は『誤チェストでごわす!!!』のこころで許していただけるとこれに勝る喜びはございません。