あなたはウマ娘である。   作:サイリウム(夕宙リウム)

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シニスター・あなたちゃん・シックス

 

 

 

 

「「「「「「シニスター・あなたちゃん・シックス!」」」」」」

 

 

やぁみんな! 元気してる? あなたちゃんだよ! 前回の更新からどれくらいたったけ? あなたちゃんもう前回何してたか忘れちゃったけどみんなも忘れてるだろうからいいよね! 駄目だったら後であなたちゃんに連絡頂戴、教えてくれたご褒美にロイビタビタージュース送っちゃう。……あなたちゃんアレ大嫌いなんだけどママが『健康にいいから飲みなさい?』ってうるさいのよ。

 

 

「確かに。」

 

「あなたちゃんアレで残機減るんだぞ? 苦すぎて。」

 

「確かに生物なら健康になるかもだけど……。」

 

「あなたちゃん邪神だしね!」

 

 

とまぁこんな感じでシニスター……、長いからシニシックス。六人に分裂して今日は珍しく寮の自室にいるの。

 

一応あなたちゃんのお部屋二人用なんだけど同室になった子が入室した瞬間にSANチェックに失敗したような顔になって泡吹きながら倒れちゃうから実質あなたちゃんだけのお部屋。まぁそんな場所に6人に増えれば狭いんだけど……。

 

 

「……どうする、コレ?」

 

 

お部屋の至る場所に置かれたロイヤルビタージュースたち。

 

コップ一杯の売店に売っているタイプからゼリー飲料タイプ、カップゼリーのタイプにお徳用の2L。後はプロテインみたいに水で溶かす粉末状のタイプとか『業務用』って書かれたでっかいドラム缶に入っているタイプもある。

 

これ、全部ロイヤルビタージュース。

 

 

「正直……、困る。」

 

「ポイしたいけどしたらしたで怒られちゃうしねぇ……。」

 

 

こうなったのにはもちろん理由がある。

 

あなたちゃんの天敵に最近(去年)ロイヤルビタージュースが追加されたのはみんなも知ってると思うけど、これはあなたちゃんにとってかなりの劇薬なのだ。砂糖のようなアマアマがだぁ~い好きなあなたちゃんにとってニガニガを凝縮して液状にしたこのロイヤルビタージュース、略してRBJは本当に危険。

 

常人なら確かにやる気が下がる代わりに体力が全壊するようなお薬? ジュースなんだろうけど……。

 

シーズン1で神の領域に入り込み立派な邪神あなたちゃんという概念的な存在になった今こいつはほんとにヤバいのだ。

 

まず視界に入れただけで残機が一つ減る。

 

次に名前を聞いただけでも残機が減る。

 

もちろん匂いを嗅げば300くらい減るし、

 

口に含めば一気に300万ぐらいが吹っ飛ぶ。

 

飲み込めばもう3000億ぐらい残機がなくなる。

 

 

 

……うん、ほんとにあなたちゃんに対しての特攻兵器なのだ。

 

だってこれ飲んだだけで“やる気”が下がるのよ? 飲んだだけで気分が下がるって相当な不味さじゃない。

 

そんなものあなたちゃんが食べてしまったら……、吹き飛んでしまう。

 

ちなみに元々300億の残機が毎秒全回復していたあなたちゃんは度重なる凱旋門との激闘によって300兆ぐらいまで残機総数を増やしているから安心してほしい。一回例の『しゃい☆しゃい☆ 極星十字拳☆』でおなじみのスマート☆サウザー☆ファルコンのファン数、3兆人に残機数が抜かれてしまい、焦ったあなたちゃんが修練の結果ここまでたどり着いたのだ。

 

ふふふ、これであなたちゃんのパワーはしゃい☆の100倍、これであなたちゃんも枕を高くしてお休み……

 

 

「嫌できねぇわ。」

 

 

部屋中の所狭しとおかれたロイヤルビタージュースたち。これをどうにかしないとお休みなんかできねぇ!

 

これも全部ディケイドってやつの仕業なんだ……、ナニミテルンデェス!

 

 

マルゼンママは

 

「あなたちゃん? 最近甘いものばっかり食べてるし体壊しちゃうわよ? だからママ、いいの買ってきちゃった。ちゃんと飲むのよ~。」

 

って言うし!

 

 

チヨノオーは

 

「はい、姉さん差し入れです。最近休みがち(更新が)じゃないですか。これ食べて元気になってください。」

 

ゴルシは

 

「すまん師匠、何も言わずにもらってくれ。」

 

だし!

 

 

東映版スパイダーマンは

 

「カメラのレンズは真実を見る瞳、曇りなき瞳を信じる男、スパイダーマン!」

 

コンボイ司令は

 

「ほわぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!」

 

って言いながら爆散したし!

 

 

 

もうあなたちゃん知らない!

 

 

「とまぁそういうわけで6人に分裂してこのRBJをどうにかしようと思ったんだけど……、どうしよ。」

 

「増えてもいい案が思い浮かばねぇ! くそぉ! 三人寄れば文殊の知恵じゃなかったのかよ! 6人いればもうウルトラスーパーデラックス文殊だろ! アニメ版星のカービィフルHDリマスターBlu-ray BOXをさっさと買え!」

 

「環境破壊は! 楽しい!」

 

 

 

「「「「「「ZOY!!!!!」」」」」」

 

 

 

「仕方ない、こうなったら奥の手だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

「成功しました博士! ご覧ください!」

 

「……これはッ! 素晴らしい! これで世界は我々のものだ!」

 

 

とある場所の地下置く深くに存在する謎の秘密結社、そこでは組織の構成員たちがたくさんのカプセル、人の大きさほどある緑の薬品が充填され内部に謎の生物が飼育されているものに囲まれながらひそかに研究を行っていた! もちろん、その研究内容はあなたちゃんである!

 

あなたちゃんとはこの世界の狂気と砂糖を支配する大邪神! ウマ娘の姿形をしているが、口から怪光線を放ち凱旋門を破壊! 体中から溶解液をまき散らし雷門を破壊! トランスフォームしてコンバインとなり稲刈りを手伝った後に、お隣さんの多門丸さんを爆撃! ついでに学園中にあるゲートを親指の先っぽにくっついているミニマシンガンで破壊するほど凶悪な存在! しかも核兵器に耐えるどころか太陽で海水浴をするぐらいに強靭な肉体を持っているぞ!

 

 

「博士、ついに完成したのか……。」

 

「これはこれは総統閣下、ついに我らの研究が実を結ぶ日が来ましたぞ! ご覧ください!」

 

 

彼の手に握られたカプセルの中には、アメーバのような黒いゲル状の物体。不定形ながらもかなりの速度でカプセル内を移動し、閉じられた場所から外に出ようともがいている。

 

 

「……これは?」

 

「あなたちゃんの細胞から入手したサンプル、そこから凶暴性だけを確立し、増殖したものになります。こちらを我らが開発した強化ロイヤルビタージュースと合わせることで最強のアーマーが作成可能です!」

 

 

そう言いながら博士は画面に設計図を表示させる、そこには凶暴化したあなたちゃん細胞を纏い、強化ロイヤルビタージュース……、長いので強化RBJを循環させ制御することであなたちゃんのパワーを自由に使えるパワードスーツの姿が映っていた。これさえあればたった一つで全世界の軍隊を破壊しつくし、数さえ用意すれば本物のあなたちゃんにすら勝利できる。まさに最強のスーツと言えよう。

 

 

「素晴らしい! 素晴らしいぞ博士! これでようやく我らの悲願、そう!」

 

 

 

 

 

「全世界ロイヤルビタージュース化計画が実行されるのだ!」

 

 

 

 

 

「よし、博士! 今すぐスーツとそのあなたちゃん細胞の量産体制に取り掛かるのだ! ぐずぐずしてはおれん。今世界中であなたちゃん細胞の研究が進められている、彼女の力が兵器化されるようになった今、求められるのはスピードだ。」

 

「かしこまりました総統、ではまず初期生産型の開発を進めます。そしてそのスーツたちで各国の研究所を破壊して回りましょう、さすれば時間は我らに味方します。」

 

「素晴らしい!」

 

 

博士の出した作戦に高笑いする総統、彼が目指す全人類をロイヤルビタージュースと同化させることで地球上に住む生命を新たな階位へ押し上げる計画が、今始まろうとしていた!

 

 

 

 

 

 

 

 

「待てぇい!」

 

 

 

 

 

秘密基地に響く静止の声!

 

 

「誰だ……、ッ! まさか!」

 

「全世界ロイヤルビタージュース化計画など……、絶対に許せん!」

 

 

とうッ! という掛け声と共に現れる六人の人影。そう彼女たちこそが世界の平和を守る為のヒーロー!

 

 

「クトゥルフのおじちゃんからタコの足捥いできた! ドクター・あなたちゃん・オクトパス!」

 

「金魚鉢に被るとかダサい! 代わりにイチゴミルク入れた! あなたちゃんミステリオ!」

 

「パリ中の電力を集めて砕く、あなたちゃんがやらねば誰がやる! あなたちゃんエレクトロ!」

 

「わー! あなたちゃんは狩りをするフレンズなんだね! クレイブン・あなたちゃん・ハンター!」

 

「トカゲエキスを食べたら手からサイコガンが生えてきた! リザードあなたちゃん!」

 

「サイ! ゴリラ! ゾウ! あなたちゃんオーズの最終章怖くて見れない! ライノあなたちゃん!」

 

 

「……あ、なんか連れてこられたスパイダーマンです。」

 

 

 

「「「「「「6人合わせて!」」」」」」

 

 

 

 

 

「「「「「「シニスター・あなたちゃん・シックス!」」」」」」

 

 

 

全員が名乗りを上げた瞬間に背後に生じる大爆発、そして何故か中央に立たされるピーター・パーカーことスパイダーマン。本家マーベルの世界から勝手に連れてこられた挙句勝手にチーム入りさせられて中央に立たされる彼! 許せる!

 

あ、ちなみにシニスター・シックスって言うのはスパイダーマンにやられたヴィランたちが結成したヴィランチームのこと。とっても強いヴィランたちが結集して悪いことするぞ! ちなみに本家はあなたちゃんがスパイダーマンを拉致するときに発破解体されて壊滅したぞ! あなたちゃん偉い!

 

 

 

「ぬぅ! すでに嗅ぎ付けられていたとは! 仕方あるまい! 実戦投入だ! 博士!」

 

「解っておりますとも! あなたちゃんヴェノムをスーツに充填! ロイヤルビタージュース濃度100%! 発進せよ! 巨大RBJ侍!」

 

 

博士の声が基地内に響き、巨大なハッチが開かれる。地下奥深くから現れるのはそう!

 

秘密結社RBJの最終秘密兵器! RBJ侍inあなたちゃんヴェノム!

 

 

 

「むむむ! 60mの巨大ロボとかずるいぞ!」

 

「そうだそうだ! それにあなたちゃんヴェノムを使うなんてずるい! 今すぐあなたちゃんを開放しろ!」

 

「フハハハハハ! なんとでも言うといい! 計画が狂ってしまったが仕方がない! このRBJ侍で踏みつぶしてくれるわ!」

 

 

いつの間に乗り込んだのか秘密結社の総統と博士が巨大ロボを操り、あなたちゃんたちを踏みつぶそうとしています。

 

 

「よし!こうなったらあなたちゃんたちも秘密兵器だ!」

 

「あなたちゃんとフランスの絆! 見せつけてやる!」

 

「こい! 凱旋門!」

 

 

あなたちゃんたちが叫んだ瞬間、フランスのパリに存在している凱旋門のロックが解除されます。度重なるあなたちゃんによる破壊によって瞬間再生能力を手に入れた凱旋門はパリ市民の皆様の声援によってさらなる進化を遂げていたのです。

 

門のアーチがスライドしていき、そこから現れるのはフランスの赤・白・青に彩られた巨大ロボット。

 

凱旋門のパーツが次々と変形していき、腕が、足が成立していく。

 

 

そう! パリの大地を踏みしめ立ち上がるのは!

 

 

 

超合金! ガイセンモンオー!

 

 

 

「あ、フランスから飛んでくるので現着まで8時間ぐらいかかるからそれまでスパイディ頑張って。」

 

「えぇ! 僕ゥ!」

 

 

 

 

 

 










みなさんお待ちかね!

遂に相対したガイセンモンオーとRBJ侍! しかしヴェノムあなたちゃんを搭載したRBJ侍は強敵! まさに絶対絶命です! しかぁーし! パリと! あなたちゃんと! 凱旋門の絆はそんなことじゃぁ破壊できません! 今こそ大邪神の力を開放するのです!

機動あなたちゃん伝Uガンダム! 「あ、そういえばガイセンモンオーに登場するってことはあなたちゃんが門に入るってことじゃ……」にぃ! レディィィ、ゴォ!!!!!




※大事なお知らせ

先ほどまで放送されていた『機動あなたちゃん伝Uガンダム』ですが、あなたちゃんが凱旋門に乗り込むという行為に耐え切れず、搭乗者六名全員が爆散し、その影響で太陽系全てが消滅したため、この作品は打ち切りとさせて頂きます。これまでのご愛好大変ありがとうございました。引き続き『あなたはウマ娘である。』をお楽しみください。




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