無個性でアーマー纏ってヒーローしてもいいですか? 作:サイリウム(夕宙リウム)
さて、皆さまお久しぶり。前回から二年ほど経ち現在私も小学生になりました。
春とともに一つ成長するというものはいいものですね。
どうも、重威イスズだ。
まぁなんで前回から時間が かなり離れているかというと……、まぁ何もなかったからである。いやちゃんと私自身の成長はあったし、AIの成長も軌道に乗っている。ただ見栄えが悪いというか、見どころがないというか……。まぁ単なる日常だったわけだ。
ちなみにだが私は近所の公立小学校に進学した。幼稚園で一緒になった梅雨ちゃんも一緒であり、運よくクラスも一緒であったため仲良くしてもらってる。まぁ基本的に私はずっと本を読んでいるのでこちらから話しかけることはそこまでないのだが。
ではでは本題に移っていこう。これまで見どころがなかったため飛ばしていたということは、今回は見どころらしきものがあるということ。
そう、新しいAI君の目覚めの時間である。
現在開発、育成中のAIは二つあり、一つ目は私の生活や行動を情報として食わせ、人との会話を目標に育成していたもの。もう一つは株で稼がせようとその筋の情報を食わせていたものである。
最初はこの二つを一つのAIとして作成しようとしていたのだが重くなりすぎたのでやめた。新しく買ってもらったPCに株のAIを、元々持っていたタブレットの方に会話できるAIをぶち込み、育成することにしている。
まぁ実は株の方はすでに稼働しており、少ないながらも利益を上げている。世界情勢とも連動する株であるため大きな負荷に耐えられるPCの方で育成していたのだが、うまくハマったようでよしとする。このまま稼いでくれたまえ。
んでもう一つの会話するAIの方だが、今日を持って情報を収集するだけのAIから、自分で話しかけて情報を自ら集めにいくAIに進化させる。プログラムはできているはずだし、二年間の情報も十分食わせたはず、そろそろ他のことに手を付けたいのでそろそろ一人歩きしてもらおうというわけだ。
ちなみに発声もできるように、母の音声データを取らせてもらった。理由としては前世に存在してボイスロイドの声と母の声が非常に似かよっていたのでつい、おねがいしてしまった。身近にあかりちゃんがいるんやぞ、致し方ないであろう、同志。
……まぁ母の名もあかりであるため、面と向かって母様に「あかりちゃん!」なんて言えるわけもないが。
と、いうわけで母の声でしゃべるAIが出来上がってしまったわけである。ちょっと闇が深い気がする致し方なし。
ちなみに梅雨ちゃんに頼もうかと思ったがなんだかそれもそれでやばい気がしたので、採用は見送った。音声データはとったが。
では、小話もそこそこに、早速AI君を起動していくとしよう。
名前はそのまま原作のジャーヴィスをとってもいいが、そこまで模倣するのも悪い気がする。……初めての会話型成長AI、ということでイヴとでも名付けようか。まぁそうすると株の方のAIがアダムになってしまうがそっちはそっちで考えている名前がある。
さぁ、『イヴ』目覚めの時間だ。
<プログラム作動>
『………おはようございます、マスター。会話型自立思考AI、イブ。起動しました。』
「Hello World ってとこかな? これからよろしくね、イヴ。」
『それで、マスター。私は何をすればよいのでしょうか?』
「え~、とね。まぁ初めは情報収集。自分で学ぶ、って言うのをやってみて。こっちのPCに私の研究資料とかあるからそれを読み込んどいて欲しいし、私のサポートも今後してほしいから技術面と戦闘面がちょうど半々になるように学習、ってことで。後、今の世界情勢とかも軽く見といて。」
『解りました。』
「あとタブレットのスペック限界を超えないようしといてよ~、さすがに壊れるのは勘弁。私は兵器開発の方進めてるからなんかあったら呼びかけてよね~。」
『かしこまりました。』
んじゃ、早速開発の方やっていきますか!
リアクターはパラジウムが一定量手に入らないかぎり実物の実験できそうにないし、今の興味は兵装の研究の方に行っている。
うん、やっぱり私技術の人間だわ。クソ楽しい。
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「えっと。これを読み上げればいいの?」
「うむ! たのんだ梅雨ちゃん!」
「えっと『けーこくします!……』」
あとがき
主人公:重威イスズ
ピカピカ小学一年生! 普通に会話できてるAIをもう作っちゃってる。本人はそこまで気にしておらずこれからアークリアクターやら兵器開発やら始めるつもりのようでウキウキしてる。なお一人でいるときはそこまで口調が硬くならない模様。
AI:イヴ
初めてのAI、それも声の元が母親、女性ということでイヴの名を頂いた。今後イスズの研究助手、戦闘のサポートにつくことになる。原作ジャーヴィスよりも人間味が強くなるようにプログラムされている。
友人:蛙吸梅雨
声優ネタで中身おっさん幼女の台詞を言わされた。本人はお遊戯みたいである程度は楽しめた模様。なお今後定期的に同じような被害に逢う模様。