ワールドボーダー ー彼女は国境を無くしたいー   作:朝昼夜の王

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どうも。朝昼夜の王です。文才に不安があって仕方無い。良ければ感想をお待ちしております( ・ω・)ノ


彼女はバトラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー私はやらねばならない。

 

 

ー争いに包まれた世界の中で。

 

 

ー争いの元となるものを断つ。

 

 

ー国境を、消す。

 

 

ー世界のルールやその先など知った事ではない。

 

 

ーそれで世界に、平和が訪れるなら。

 

 

ー如何なる罪も、非道もやってのけよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…んー、眩し」

お粗末なカーテンの隙間から入り込んだ太陽の光を顔浴び、私は目を覚ます。

「ゆっくり寝てる暇ないのに」

上体を起こして背伸びする。

「…寝すぎたかしら」

洗面所に向かい、働かない頭を顔を洗う事で覚醒させ、リビングへ。机の上に置いてある新聞に軽く目を通しつつ、朝食を食べる。食べ終えたら食器を洗い、リビングのカーテンへ向かう。

「さて、今日も…」

カーテンを開けて、外の景色を見て一言。

「戦争日和ね」

外に広がる広大な荒れ果てた大地と遠い街で上がっている黒煙を見て、嫌悪の笑みを浮かべる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目障りな線なんざぁ、すぐに消してやるさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄暗い格納庫の一室。

私は無骨な鎧を着て、空へ飛び立つ準備をする。

〔おはようございます。調子はどうです?〕

鎧に搭載されたAIが私に語りかける。

「んー、問題無いわ。今日もオペレートよろしく」

〔お任せを〕

「んじゃ、行きますか」

格納庫の端にあるカタパルトに足を載せ、リモコンの遠隔操作で発進準備に入る。

〔今日はどこへ?〕

「今日は…。そうねぇ…、パライス。あそこ煩いから。ロケットやらミサイルが何発も飛んでるのよ」

〔正確には1日で25発。表現が少しオーバーです〕

「数なんていいからさっさとルート表示して」

〔分かりました。ルートを表示します〕

「オーケイ」

バイザーを下ろし、リモコンのスイッチを押す。

発進まで、30秒。

〔今日は晴天ですよ〕

「あら、なら今日はちゃちゃっと終わらせて買い出し行かなきゃね」

雑談を交わし、リモコンを放り投げて、発進体勢に入る。上半身を前に屈め、両腕を後ろに、膝を少し曲げ中腰に。

格納庫のハッチが開き、太陽の光が入り込む。

「プラヴィーチリ、行くわよ」

カタパルト起動。前に押し出され、晴天の空へ舞う。

「こっちね」

HMDに記されたルートに従い、飛行する。

〔西、約30㎞先に部隊展開中〕

「10キロまで近づいたら巡航から戦闘に切り替え、一気に潰すわよ」

〔了解。アンフィーサ、幸運を〕

「…さぁて、行くわよ」

立ち塞がるなら容赦はいらない。

「粉微塵にしてやる」

アサルトライフルを強く握りしめ、目標地点であるパライスへ向かった。

 

 

 

 

 

国境が力を得た世界。戦いの力の鎧"チャリオット"を身に纏い、戦いに身を投げる"バトラー"。

バトラーの彼女は今日も、戦いに行く。

 

これは、国境を無くすべく立ち上がった一人の女の戦い。




いかがでしょうか?今回は始まりとあって短めです。次回はキャラの設定と世界観を投稿します。
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