alternative hollow   作:ゲストU

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sideB

「お母さん、家にあるあの剣って一体何なの?」

 

「何突然?あんたそんなの興味持たなかったじゃない」

 

「…ちょっとね」

 

流石に友達の家で寝落ちした挙句目が覚めたら剣を取ろうとしたなんてこといえない

 

 

「で、あの剣だっけ?それなら父さんの方が詳しいからそっちに聞いた方がいいわよ」

 

父さんかぁ、仕事でいないし帰ってからでいいや

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

「え?あの剣が何なのか知りたい? なんでまた」

 

 

 

 

そう来るのは分かってた

少し悩んだが例の夢の話をすることにした

その後何故か剣を取ろうとしたことも

 

父さんは少し考えたあと

 

「次の週末、親父の家に行こう」

 

 

「じいちゃんの家?」

 

「お前が知りたいものはそこにあるはずだ」

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

じいちゃんの家、と言うより私の家系はかなり前から続いているらしい

家にある剣に関しては代々御神体のように扱われているようで

じいちゃんよりも更に上、私からしたらご先祖さまに該当する人達から受け継がれてきたものらしいのだ

 

 

それに関しては言い伝えのようなものが残っているらしい

 

 

 

なんでも、昔この剣を使っていた人がすごーい人だったみたいで

 

数々の戦いを勝利に導いたって言われてたらしい

それでも最期は戦いの中で亡くなって遺体は回収され身につけていたものはその人の奥さんに渡ることになったらしい

 

その戦いに行く前から自分が死んだ場合のことを伝えていたらしく彼の言葉通りに事は運んだらしい

そしてその子供から子供へそして今私のところまで受け継がれてきたらしい

 

長い時間が過ぎ今のような見るも無惨な見た目になっているがかつては数々の友軍を奮い立たせた彼の姿もあり今のような扱いなんだそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

結論、あの剣にはとんでもない秘密があったような感じがしなくもない

言ってしまえばあんな話聞いても信じられないのだ

 

あの寝落ち事件との関連性は多分無いかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで今はあの時の埋め合わせとしてどこか寄り道でもしようと散策しているところだ

 

スバルを巻き込んで

 

 

「ここまで着いてきててあれだけどスバルどこ行くか知らないんだけど」

 

「いーじゃんこないだの埋め合わせだよ。落ち着いた雰囲気でいい感じのカフェ見つけたんだよね」

 

 

事実として遊びに行って寝落ちしたのは私だし

 

 

 

 

「なんかあっちの方騒がしいっスね」

 

 

「なんかあったのかな」

 

 

 

事件とかだったらさすがに怖いなぁ

かなりの野次馬がいるからそれなりの大事なのだろうか

 

 

「あの、何かあったんですか?」

 

「え?あぁなんか車が上に人が落ちたみたいな壊れ方をしてるとか」

 

「車に人が落ちた?スバルはどう思う?」

 

「車に人が落ちたってそんな訳あるわけないじゃん」

 

そんな勢いで人が落ちるとか車に当たっても生きてはいないだろう

こんな野次馬が出来るくらいの勢いなら尚更だ

 

「なら見てみるかい?まだ残ってるから」

 

 

そうして見てみると

 

 

「※※※※※※※※※※※※※※※※※※」

 

本当に上から人が落ちたような壊れ方をした車と

警官と話している人がいる

警官は分かるが話してる人がおかしい

 

 

季節外れって訳では無いがコートのような物にゲームで見るような鎧のようなものが着いている

 

それに腰にはこれもまたゲームで見るような剣

そしてナイフが2本

 

まるでファンタジーの世界の住民だ

 

「ほんとに車壊れてるし何あれコスプレ?」

 

「多分…」

 

違う

何となくわかる、あれは本物だ

 

 

「何言ってるか全然わかんねぇ…」

 

「全然分からない?」

 

警官もその人もお互い考えが伝わらないからか頭を抱えているが横のスバルも 同じだった

 

 

じゃあなんで

 

 

 

前に出る

 

 

 

 

「あの…」

 

「え?何?は?言葉…」

 

「分かります、教えてください」

 

 

「あなたの事を」

 

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