【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「私立聖祥大学付属小学校最弱の少年」 作:ヘルカイザー
少し遅くなりやしたぁ〜。
ではよろしくお願いします。
〜景太サイド〜
景太邸にて
今日も負けちゃったなぁ。
アリサちゃん達は負けても言いって言うけど.......本当にこのままでいいのかなぁ。
エンジェ達の傷ついている所なんて見たくない。
もはやそれは僕の理性で抑えられるものじゃなくなってきてる。
気づいたら負けてでも守っている。
でもそれは言い訳だ。
自分が弱いことへの.......。
だから僕は努力を辞めちゃいけない。
もっと強くなるんだ。
だから今も必死で考えている。
明日の準決勝..........負ける訳にはいかない。
「守らなければいいじゃん。」
え.........。
守らなければ?
エンジェ達を?
「そうそう。貴方は本来そんな事何も思わない人間なんだから。」
僕が?
そんな事.........違う!!!
って!?
はぁ〜。
「で?どうやって人の考えを見てるかしらないけど、何か用なのかなシャドール?」
キュィィィィィィィィン
「ふふふ♪なぁ〜だ意外に驚かないんだね。」
もうなれたよ.........。
「まぁ〜いいや。取り合いず今日はありがとう。君のおかげでエンジェ達を助けられた。」
負けちゃったけど。
「別に〜。個人的にあいつが気に入らなかっただけだし。それに私は少し力を貸しただけ。助けたのは景だよ♪」
この子は僕をどうしたいんだろうか。
「ねぇシャドー「シャル♪」え?」
ピトッ
「言ったでしょ?愛称こめてシャルって呼んでって♪」
景太の口びるに人差し指を添えウインクしながら愛らしいことを言い始めた。
「わかったよ........その.....シャル?////」
精霊かもしれないとは言え女の子の名前を愛称で言うのは恥かしい。
「ふふふ♪はぁ〜景にそう呼ばれるのは嬉しい♪で?何か聞きたいの?」
「君は何故僕に構うの?」
僕は君がわからない。
いつも君が言ってる事も、君が何者なのかも。
「なるほどぉ〜。それはねぇ〜。」
スッ
「え!?ちょっ!?///」
シャドールは景太の耳元まで顔を近づけ囁く。
「貴方はねぇ〜私の物だから♪」にたぁぁぁぁ
ゾクッ
「うわぁ!?」
ドンッ
「きゃっ!?いたたたた.......もうぉ〜急に何するの景?」
ズズッ
「君は........何なの?」
ズズッ
僕をどうするの?
ズズッ
景太は恐怖を感じシャドールから離れるように後ろに下がる。
だが.........。
ドンッ
「え!?」
それは壁に阻まれた。
「言った筈よ?私は貴方の力、そして貴方は私の物♪ふふふ♪景が本当の意味で私を受け入れてくれれば.........
「っ!?」
スッ
貴方は本当の自分になれる。」
さっきまで景太に吹っ飛ばされていた位置からいきなり目の前に現れ両手で景太の頬に手を添える。
「あ.......ああ........。」ガクガクガク
「ふふふ♪怖がることないわよ景。別に景に危害を加えようとかそんなことじゃないから。むしろそんな事はあり得ないわ。私はどんな事があっても貴方の味方、貴方の力、そして景は私の大事な人。だから全てを捨てて私を受け入れて?」
全て?
そ、それって.........。
「そう、全てよ♪友達も家族も最愛の人もそして貴方のその偽りで固められた.........うふふ♪さぁ〜私を「ごめん。」..........はぁ〜。」
「ごめん..........無理だよ。全てを捨てるなんて。僕は皆が大好きだ!?そんな事できるわけない!!!」
皆を.........捨てるなんて........。
スタ、スタ、スタ
「まぁ〜いいわ♪時間はたっぷりあるしね。でも覚えておいてね景?」
え........何......を?
「皆を信じる貴方の優しさがいつか貴方自身を傷つける事になるって事を。」
何を......言ってるの?
!?
「いない........。」
シャルが消える前に見せた悲しげな表情を僕は忘れる事が出来なかった。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜すずかサイド〜
学校にて
今日は準決勝。
スタ、スタ、スタ
ここからは勝ち残った強豪チームばかりだからそう簡単にはいかないけど.........負けない。
今年こそワールドクロックで優勝する。
皆で目指すと決めた夢だから。
「ん?あれは...........景太君?」
どうしたんだろう控え室の前で.........。
よぉ〜し♪
ちょっと驚かそうかな♪
そ〜っと、そ〜っと........えい♪
ポン!
「ひゃい!?」
ゴンッ
「あたっ!」
すずかが景太を驚かせた事でドアの前にいた景太は驚ろいた拍子に頭をドアのへぶつけてしまった。
あ、れ.......ちょ、ちょっとびっくりさせすぎたかなぁ?
「いたたた........。」
「ごめんね景太君。ちょっと驚かそうとしただけなんだけど........大丈夫?」
なんかいつもやり過ぎてる気がする........気をつけないと....。
「う、うん......大丈夫だよすずかちゃん。」
「平気ならいいけど......本当にごめんね。それで〜何やってたの?控え室の前で立ち止まったりなんかして......もう直ぐ始まるよ?」
何か元気ないなぁ〜景太君。
昨日の試合でも様子がおかしかったし..........どうしたんだろう?
「うん......そうだね。ただちょっと........ね。」
景太君?
うーん........うん!
「景太君?」
「な、何........すずかちゃん?」
何があったかはわからないけど。
私に言えるのは今はこれだけだよ。
「この試合絶対勝とうね!」
「すずかちゃん........うん!」
この後私は後悔した。
この時もっと気を配るべきだった........自分達の夢の為に景太君のメンタルを無視して『絶対勝とうね』何て無責任な言葉をかけず景太君と向き合っていれば.........あんな事にはならなかったかもしれない。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜景太サイド〜
控え室にて
昨日シャルと話してから何か胸の辺りがモヤモヤとした感覚になっている。
説明は出来ないけど.........なんだろう?
僕は迷っているのかもしれない。
自分の在り方に。
「さぁ皆!いよいよ準決勝よ!ここからは一筋縄じゃいかないから気合い入れて行きましょ!」
「「「「「うん!」」」」」
とは言ったもののここから先は僕の力が通用するのかどうか。
いや、やれる事をやればそれでいいんだ。
ちょっと顔洗って来よう。
気合い入れなきゃ!
「アリサちゃーん!ちょっとトイレ行ってくるね!」
「そ、そう言う事を大声で言うんじゃないわよ!?////」
うん.......そうだね。
スタ、スタ、スタ
そして僕は控え室を出た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ
よーし、顔も洗ったし切り替えていかなきゃ!
「行くんだ!ワールドクロックへ!」
ん?
え.........。
相手チームとの控え室の分かれ道、景太と反対方向から歩いてきた少年を見て景太の顔色が一気に変わった。
「ん?お前.........フフン。誰かと思えば景太じゃないか。2年ぶりだなぁ?こんな所に何の用なんだ?」
レオン・グラナ.........2年前の聖祥カップで僕のいたチームが最後に試合をしたチームのリーダー。
そして.......僕を........いや、僕がモンスターを守る戦術をとるきっかけになった.......。
でも実際レオンが何かしたわけじゃない。
たまたまそう言う状況になってしまっただけ。
「俺なんかおかしな事言ったか?ここに何の用なんだろうと思っただけなんだが?ここは次の準決勝の控え室のへの連絡通路だぞ?」
「勿論.......その準決勝に出る為だよ。」
証明する。
あの時の僕とは違うってことを。
「お前が?次の準決勝に?ぷっ..........あっはははははぁ〜...............冗談だろ?」
景太は何も言わずにレオンを見つめる。
「.........なるほど。冗談を言っている顔じゃないな。と言うことは........俺の対戦相手か。」
そうだ。
ここにレオンがいると言うことは次の準決勝の相手はレオンのチームって事になる。
「はぁ〜。景太、お前何も変わってないなぁ〜。」
「な!?」
変わってない?
ふざけるな..........君に何がわかる。
僕がどれだけエンジェ達を守りながらデュエルする為に努力してきたか。
ここまでのタクティクスを組むのにどれだけ考えたのか。
「景太、2年前のあの時、俺に負けてお前はまだわからないのか?景太の戦術は勝つ為の戦術じゃない。確かにお前はあの時付け焼き刃にしては上出来すぎるぐらいの戦術を俺に見せてくれた。今日までそのタクティクスを極める為に努力してきたんだろう?わかるよ。お前はそう言う奴だ。恐らく付け焼き刃と言うレベルをもう超えているんだろうよ。だが.........。」
「くっ.........何が........言いたい。」
僕のこの2年を........。
「その戦術は本当の実力者には通用しない。俺は2年前のあのデュエルでそれをわかってもらいたかったんだけどな。まだわからないなら.........今の景太を潰してやるよ。そしたら........わかってくれるだろ?」
否定するのか。
キッ
「前の時のようにはいかない........勝つのは僕達だ!!!」
「そう怖い顔をするな景太。俺は別にお前を蹴落としたいわけじゃない。(初めて景太とデュエルした2年前のあの日、俺は心底震えた。景太のその底しれないデュエルセンスに。対峙した瞬間わかったよ。お前はあのアリサ・バニングスにも引けを取らない。でもまだ自覚していない。自分の中の可能性に.......。)」
それだけ言っておいてそんな事今更信じられるわけない。
そんな事信じてたまるか。
あ.......。
〜貴方は心の底では他人なんて信用していない。〜
違う。
〜そうです........貴方は生涯誰も信頼することのできない人間です。〜
違う、違う。
僕は........僕は........。
「(景太......お前の為にそして俺の為にあえて悪と言う仮面を被ろう。俺はお前に最強の.......最高のライバルになって欲しい。だから.....。)一つ言っておく。」
!?
「最弱のお前が俺に勝てるわけないだろ?」
ギリッ
なんで........皆僕を.......。
「僕は......負けない。チームの皆の為にも僕の為にも。僕は僕を信じてくれた皆の為に勝ちたいんだ!だから.......だから。」
「だから.......なんだ?」
だから僕は.......。
「だから僕は勝つことを諦めちゃいけないんだ!?」
「その言葉.......楽しみにしているぞ。」にや
勝つ。
負けてたまるか。
〜サイドアウト〜
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〜アリシアサイド〜
けいくん達は準決勝かぁ〜。
見に行きたいけど........私達もなんだよねぇ〜。
けいくん達とブロック違うから。
「さぁ〜皆行こう!勝ち上がってけいくん達と戦うのだ!」
「でもいいのですか?景太の試合、見たいと言っていたではありませんか。」
確かにそうなんだけどね。
できれば敵でも応援したい。
「それを言ったらシュテルも同じでしょう?」
「勿論その通りですが、私達に任せて景太の応援だけでも行ってもいいのですよ?アリシアはチームファントムのリーダーですから出るとしても大将戦ですし。」
ふふ♪
シュテルは優しいね♪
流石、私のライバルにして親友。
でも........。
「ありがとうシュテル。でもいかない。シュテルが行かないのに私が行けるわけないじゃん。シュテルとは対等と言う立場で抜け駆けはしない。そう決めてるから。それに私はこのチームのリーダーだよ?勝敗が決まるまでここを離れるわけにはいかない。シュテルだってそうでしょう?」
「アリシア.........はい!私も同じ気持ちです。ではアリシア.........私達の決闘を始めましょう!」
ふふん♪
スッ
ゴツ
2人は拳をぶつけ会場まで歩き始める。
「アリシア.........景太は大丈夫ですよね?」
「きっと大丈夫だよ。だって.........。」
私は知ってる。
けいくんがたくさん努力しているのを。
けいくんがいつもどんな気持ちデュエルしてるのかも。
ふふ♪
「アリシア?」
「けいくん頑張ってるもん♪」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜アリササイド〜
さぁ〜この準決勝........スンナリ行ってくれればいいんだけど。
心配なのよねぇ〜。
なんか景太の調子がおかしい気がする。
何も無ければいいのだけど。
何はともあれ.......。
「これより聖祥カップ準決勝を始めます。」
開戦よ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドドドドドドドカァァァァァァァン
ライフ1500→ー100
「ぐっ!?そん.......な.....。」
ガクッ
「先鋒戦勝者、闇白銀!」
くっ.........やられた。
スタ、スタ、スタ
「ごめん皆........負けたの。」
「いいのよなのは。アレはしょうがないわ。」
研究された。
完全なる融合封じ。
しかもなのはのデッキタイプに絞った。
先鋒でなのはが出てくる事も予想されたって事なのかしら。
どうしたもんかしら.......この分だと次も研究されてる?
でも申請を出してるから変更はきかない。
景太達を信じるしかない。
信じてはいる。
すずかもいるし。
でもこの言いようのない不安は何なのかしら。
嫌な予感がする。
でも......。
「景太、すずか任せたわ。」
今はこれしか言えない。
「うん!負けない。勝つ.......今回は。」
景太?
やっぱり何か........。
「うん!任せてアリサちゃん!」
景太.......。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜景太サイド〜
「では中堅戦.......チームデスティニー、レオン・グラナ、高坂恵理。チームHERO、梅雅景太、月村すずかによる試合を始めます。両者前へ!」
「「「「はい!」」」」
レオンがここに出てきた?
でもおかしい。
2年前はレオンがリーダーだった筈........。
この聖祥カップはリーダーは大将戦にしかでられない筈だ。
中堅戦に出られると言うことは、レオンはリーダーじゃないと言うこと。
でも........好都合だ。
これで証明できる。
僕の努力が間違って無いって。
勝って.......証明する。
「フフ。」にや
「くっ.......行くぞレオン。」
この時この瞬間。
梅雅景太の運命は決した。
運命とは本来全ての者に平等である。
悪いこともあればいいこともある.........その連続だ。
しかし、悪魔のイタズラか..........それとも神の気まぐれか.........。
景太の運命は.........景太を壊そうとしているように残酷にも景太に牙を向け始めた。
「「「「デュエル」」」」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜デュエルゾーン〜
《レオンのターン》
ライフ4000
手札5
「俺のターン........景太?」
「何.......!?」
景太が答えようとした瞬間、景太を重い空気が襲う。
それはアリサと対峙した者が感じる重圧。
本物の威圧感。
「お前に見せてやるよ。本物をな。俺は手札からフィールド魔法、光の結界を発動。そして永続魔法、神の居城ーヴァルハラを発動する。このカードの効果により自分のフィールドにモンスターがいない時手札から天使族モンスターを特殊召喚できる..........アルカナフォースXXI-THE WORLD!」
アルカナフォースXXI-THE WORLD攻撃力3100
「いきなり攻撃力3100!?」
「フフフ。本番はこれからだ。THE WORLDの効果発動。このカードの召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した時コイントスを一回行い、表と裏でこのカードの効果を決める。ここでは回転するカードを止め、正位置と逆位置でそれを決める。そしてそれを止めるのはお前だ景太。」
シュィィィン、ガチン、ガチン、ガチン、ガチン
カードが回り始めレオンが景太を見つめる。
「(前の時とデッキが違う.........。あの時は本気じゃなかったのか?でも今は.......。)ストップ!!!」
ガチン、ガチン、ガチン、ジュキィィィン
「フフ、正位置だ。」
カードは正位置で止まりモンスターの上に残り続ける。
「さらにアルカナフォースIV-THE EMPERORを攻撃表示で召喚。」
アルカナフォースIV-THE EMPEROR攻撃力1400
シュィィィン、ガチン、ガチン、ガチン、ガチン
「さぁ〜景太?」
「くっ........ストップ!!!」
ガチン、ガチン、ガチン、ジュキィィィン
「逆位置か。」
カードは逆位置を指し景太も逆位置はデミリットだと読み少しにやける。
だがそれは油断だった。
「THE EMPERORの逆位置の効果.......攻撃力を500ポイントダウン。」
アルカナフォースIV-THE EMPEROR攻撃力1400→900
「やはりデミリット。これ「勘違いするな景太。」で.......。」
「これは平等におこる事だ。これで状況がいい?そう考えてるのか?それは違う。既に決まっている事だ。このデュエルは既に決している。」
キュイィィィィィィン
「俺はカードを1枚伏せ。このエンドフェイズ、アルカナフォースXXI-THE WORLDの正位置の効果発動!自分フィールドのモンスター2体を墓地に送って発動し次の相手ターンを1ターンスキップする。」
「な!?」
「そんな!?」
キュィィィィン、キュィィィィン
「俺はTHE WORLDとTHE EMPERORを墓地に送り相手ターンを1ターンスキップする。これで景太、お前のターンはスキップだ。」
「そんな........。」
ライフ4000
手札5→0
伏せ1
《高坂のターン》
ライフ4000
手札5→6
「私のターンよ。ドロー!私はモンスターをセット。そしてカードを3枚伏せ、ターンエンド。」
ライフ4000
手札6→2
伏せ3
《すずかのターン》
ライフ4000
手札5→6
「私のターンドロー!(いきなりこっちのターンを飛ばされた。状況はかなり厳しい。何とかしないと。)私は魔法カード、ダークフュージョンを発動!私の手札の「カウンター罠!」え!?」
「マジックジャマー!手札を1枚捨てそのカードは無効よ。」
パリーン
「くっ.........なら!魔法カード、ダークコーリング!「無駄よ。」また!?」
「カウンター罠、マジックジャマー!これでそのカードも無効よ。何もさせないわ。何もできないまま隣の仲間がやられる所を見てなさい。」
パリーン
「させないよ!私はE・HEROクレイマンを守備表示で召喚しカードを1枚伏せターンエンド!」
E・HEROクレイマン守備力2000
「このエンドフェイズ、速攻魔法サイクロン!月村すずか、貴方の今伏せたカードを破壊するわ。」
パリーン
「そ.......んな.......。」
ライフ4000
手札6→2
伏せなし
《レオンのターン》
ライフ4000
手札0→1
伏せ1
「俺のターンドロー!景太......覚悟はいいか?」
「くっ.........ちくしょうぉぉ.......。」
シュィィィン、ガチン、ガチン、ガチン、ガチン
すると突然レオンの頭上にカードが出現しモンスターの時のように回転し始めた。
「あれは........最初のターンで発動したフィールド魔法.......。」
「そうだ。光の結界の効果........自分のスタンバイフェイズにコイントスを行い、表か裏かで効果が変わる。そしてこれもまたさっきと同じように正位置か逆位置かで決める。さぁ〜止めろ。」
ガチン、ガチン、ガチン
「ぐっ.........ストップ!!!」
ガチン、ガチン、ガチン、ジュキィィィン
カードが指したのは.........。
「フン.......正位置だ。」
「くそ.........。(何がおこる?)」
「罠カード、リビングデットの呼び声を発動!戻ってこい!?アルカナフォースXXI-THE WORLD!!!」
アルカナフォースXXI-THE WORLD攻撃力3100
シュィィィン、ガチン、ガチン、ガチン、ガチン
「また........でもそうそう正位置なんて.....「景太!」?」
「お前の運命は既に決している。」
ガチン、ガチン、ガチン、ジュキィィィン
「え!?なんで!?」
急にカードの回転が止まりそれが正位置を指している。
「フィールド魔法、光の結界の正位置の効果。アルカナフォースの召喚、反転召喚、特殊召喚に成功した時その効果によって決めるコイントスの表か裏の効果を任意で選択し適応することができる。」
「そ、そんな.......それじゃ.......。」
そう。
これでTHE WORLDは再びターンスキップの効果を得てしまった。
「俺のバトルフェイズ!アルカナフォースXXI-THE WORLDで景太にダイレクトアタック。オーバーカタストルフ!」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥン...........ドガァァァァン
「ぐあぁぁぁぁ..........。」
ライフ4000→900
「ぐっ.........こんな.......。」
「どうだ景太?モンスターを守る?それだけで勝てるか?そんなものターンが回ってこなければ何もできてないのと一緒だ。」
ギリッ
「なんで.......どうして.......。」
「フン。まだだ俺のターンはまだ残っている。アルカナフォース0-THE FOOLを召喚。」
シュィィィン、ガチン、ガチン、ガチン、ガチン
「逆位置だ。」
ガチン、ガチン、ガチン、ジュキィィィン
「そしてこのエンドフェイズ、THE WORLDの効果!THE WORLDとHE FOOLを墓地に送り景太........お前のターンをスキップする。」
キュィィィィン、キュィィィィン
「あ............。」
ガク
自分のターンが一切回ってこないと言う状況に景太は完全に戦意を喪失した。
ライフ4000
手札1→0
伏せなし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そんな!?こんな事って!!!これじゃ何もできない!?」
なのはは思わず大声になる。
「まずいわ。このままじゃ.....負ける。(景太.....お願い貴方ならなんとかできるでしょ?頑張って!!!)」
私は後に後悔する。
私はこの時自分達の夢が遠ざかる事を想像しやってはいけない思い違いをしてしまった。
景太に勝手な評価を与え景太なら何とかしてくれる、できると思い込みをしてしまったのだ。
こんな馬鹿みたいな.......自分勝手な思い違いをしなければ景太は.........壊れなかったかもしれない。
あんな事には.......ならなかったかも........しれ.....ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《高坂のターン》
ライフ4000
手札0→1
伏せなし
「私のターンドロー!私はカードを1枚伏せ。モンスターを反転召喚.......メタモルポッド!互いに手札を全て捨て5枚ドロー。そしてカードを2枚伏せターンエンド。」
ライフ4000
手札5→3
伏せ3
《すずかのターン》
ライフ4000
手札5→6
伏せなし
「私のターンドロー!(どうすればいいの?景太君は何もできないし、私も.......このままじゃ.......。ううん。まだ諦めちゃダメだ。)私はカードを3枚伏せターンエンド。」
「ふふ♪月村さん?貴方.......惨めね。」
その言葉にすずかは目を見開く。
「どう言うこと?」
「だって相方がやられるまで何もできないんだから。」
グッ
「まだ負けたわけじゃ!?「負けよ。」え.......。」
「チームHERO........貴方達は今年のワールドクロックには辿り着かない。いつまでも上に立てると思わないことね。永続罠カード、王宮のお触れ。このカードが表側表示で存在する限り互いにフィールド上の罠カードの効果は無効になる。ふふ♪どう?これでもか・て・る?」
「あ......ああ.......。」
ガク
この瞬間すずかの戦意も喪失した。
ライフ4000
手札6→3
伏せ3
《レオンのターン》
ライフ4000
手札5→6
伏せなし
「俺のターンドロー!手札から魔法カード死者蘇生。墓地から再び舞戻れ!アルカナフォースXXI-THE WORLD!!!」
アルカナフォースXXI-THE WORLD攻撃力3100
「光の結界の効果で正位置だ。なぁ〜景太........上がってこい。俺の所へ.......待ってるぞ。THE WORLDの攻撃!オーバーカタストルフ!!!」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥン
ドガガガガガガァァァアアアアアアン
「うぐっ....あああああああああああああ!?」
ライフ900→ー2200
「中堅戦勝者、レオン・グラナ、高坂恵理。よってチームデスティニーの勝利とします。」
〜デュエルゾーンアウト〜
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〜アリササイド〜
「嘘.......。」
え........こんな事って...。
「負け.....た.......。」
なのはもそれが受け入れがたい物のように立ち尽くしている。
何で負けたの?
何がいけなかった?
何が足りなかった?
「終わって.......もうたんか?」
「私達の夢が.......こんな所で終わり......?」
はやてとフェイトもその場に立ち尽くす。
終わり?
そうだ......終わりだ。
今年のチャンスは無くなってしまった。
ガチャ
!?
暫く立ち尽くしていると控え室にすずかと景太が入ってきた。
「ごめん.....なさい.....皆.......負けちゃった......うっ.....うぐっ..........ひぐっ......うあぁぁぁぁぁぁああああああ!?」
すずかはその場にうずくまり泣いてしまった。
そして景太は.......。
「僕はなんでこんなに........弱いんだ........。」
景太に突きつけられた現実.......2度に渡る同じ相手での敗北。
そして何より何もできなかった。
それが景太の心を黒く染める。
しかし..........。
残酷な運命により景太が全てに絶望するのはこれからである。
次回もよろしくお願いします。