【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「私立聖祥大学付属小学校最弱の少年」 作:ヘルカイザー
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ではよろしくお願いします。
〜アリシアサイド〜
次の日、学校にて
スタ、スタ、スタ
私は今けいくんを探して歩いてるんだけど.........見つからない。
だから........けいくんと同じクラスのディアーチェの所に。
スタ、スタ、スタ
ガラガラガラ
「ディアーチェ?いますか?」
「ん?何だアリシア?我に何か用か?」
答えは......なんとなく分かっている筈なのに。
信じたくなくて.........日常が壊れるのを認めたくなくて。
「今日けいくん........来てない.......よね?」
ぐっ
ディアーチェの手に力が入るのが分かった。
そのせいで.......答えも確信に変わった。
「ああ........来てない。すまない.........我が負けたせいで......。」
違う......。
「ディアーチェ、それは違うよ。ディアーチェのせいじゃない。誰かのせいだって言うならディアーチェより..........けいくんに傷つけるような事を言った.....私だよ......。」
私が........。
ポン
え......。
「ディアーチェ........。」
ディアーチェはアリシアの肩に手をのせる。
「アリシア........1人が悪いわけじゃない。そんなに思い詰めるな。いつか.........景太もわかってくれる。」
そう........かな........。
「うん。ありがとうディアーチェ。」
いつか..........分かって.......。
〜サイドアウト〜
〜景太サイド〜
学校の屋上
「景?授業でなくていいの?」
「............。」
授業なんて..........出たくない。
だって..........ディアーチェがいるじゃないか。
「じゃ〜なんで学校来てるのよ。」
「いいだろ.......別に........。」
行く所ないんだし。
とりあえず.........聖祥カップまでは暇なんだよ。
「はぁ〜。(どうすればいいのかしら.......。覇王の力を発動させて無い時はそれ程刺々しくないとはいえ........やっぱり無理なのかしら........景の心を開くのは。)」
ガチャ
!?
忘れてた........昼は皆屋上で食べてるんだった。
ちっ。
「シャル!?」
「分かってるわよ。」
キュィィィィン
シュン
昼を食べ気来たアリシア達に見つかる前にシャドールの力でその場から離れた。
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ここなら問題ないかな。
景太は屋上から学校の裏に移動した。
「そんなに会いたくないなら学校来なきゃいいじゃない!」
確かにそうだけどさ。
いつも来ている所に来ないのはちょっと落ち着かなくてね。
まぁ〜ここにいてもやる事ないし........どこか行こうかな。
スタ、スタ「景太〜?」
「っ!?」
突然後ろから呼ばれた景太は驚いて振り向いた。
「やっぱり景太なのです〜!」
「ユー.......リ.....どうして......ここに......。」
タ、タ、タ、タ、がばっ
「ちょっ!?ユーリ!?」
「帰って来てください!?」
ユーリ........。
それは........無理だよ.......。
「たった一晩でも景太がいないのは寂しかったです!?こんなの嫌です!?景太のいない家なんて.........つまんないです........。」
スッ
景太はゆっくりとユーリを自分から離す。
「ごめんねユーリ、僕はもう.......戻れないんだ。」
優しいような言葉だが景太のそれは感情がこもっていない。
表情も無表情だ。
それを見たユーリは.........。
「え........。景......太.....なのですか?違う........貴方........誰ですか.........こんなの景太じゃない.........。(こんな冷たいの.......景太じゃ.......ない.........。)」
ザザッ、ザザッ
ユーリは少しずつ後退りして行く。
「当然の反応ね........今までの景何て........もういないわ......。」
クル
スタ、スタ、スタ
景太はユーリに背を向け歩き始める。
貴方誰ですか?........かぁ〜?
僕は今どんな顔してるんだろうな?
スタ、スタ、スタ
〜サイドアウト〜
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〜シュテルサイド〜
夜景太邸にて
バンッ!?
「それは本当なのかユーリ!?」
夜、ユーリは今日景太とあった事をシュテル達に伝えていた。
「はい、ディアーチェ。多分.......景太です。」
ユーリは今だにそれが景太であると言う確証が持てなかった。
それくらい今の景太は前とギャップがあるのだ。
「信じられません........景太がそんな無感情なんて.......。」
「どうして......こんな事になってしまったんだ........。我らは景太に何もしてやれないのか.........。」
しかし........昨日の景太の様子と言い、ユーリの見た景太の様子と言い.......何か........私達の知らない所で景太の身に何か起こっているのだとしたら........。
それに昨日の見た景太の右眼........あれは一体.......。
「景太.....このままもう帰って来ないのかな?」
レヴィ........。
「このまま考えても始まらん、今日はもう休もう。」
「そうですね。」
もう........なるようにしか.......。
景太が助けを求めない以上.......私達が出来ることは........ありません。
景太.......。
〜サイドアウト〜
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〜アリササイド〜
半年後........聖祥カップ開幕中
去年の聖祥カップ敗退から半年.........結局景太は学校に来なかった。
後悔したって自分のしたことがなくなるわけじゃない。
でもこれで夢を諦めるのはあの時追い出した景太に対する侮辱だわ。
だから今回は誰1人欠ける事なく.......ワールドクロックに行く。
と言うより今年はもうワールドクロックに届いた。
後はそれぞれのブロック、私達を入れて3チームだけど。
その3チームの代表によるサバイバルデュエル。
まぁ〜最後の余興みたいなものね。
恐らく勝ち上がってくるのはアリシア達のチームファントムと去年私達が負けたチームデスティニー。
アリシア達はともかくチームデスティニー........あいつらには去年負けた借りは返させて貰うわ。
にしても今年勝ち残れたのはいい。
でも........何か気に入らない。
まるで景太がいないから勝ち残ったって事を証明したみたいで.........。
でも必ず景太にもう1度謝るわ。
私は許して貰うことをまだ諦めない。
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「ではこれより3ブロックそれぞれの優勝チームによるサバイバルデュエルを始めます。まずAブロック優勝、チームHERO!」
スタ、スタ、スタ、スタ
流石にここに立つのは少し恥ずかしいわ。
皆も緊張気味だし。
「続いてBブロック優勝、チームファントム!」
スタ、スタ、スタ、スタ
やっぱりアリシア達だったわね。
「今年はちゃんと勝ち上がって来たねアリサ!」
「そっちこそ去年に引き続き勝ち上がって来たじゃない?これで去年の約束は果たせるわ!」
スッ
アリサはアリシアに向けて拳を突き出す。
ゴツ
「臨むとことだよ!」
さぁ〜後は.......チームデスティニーだけね。
間違えなくあそこのチームの筈。
「最後にCブロック優勝........え〜今回異例の事でCブロック優勝はチームではありませんので個人名にて呼ばせていただきます。」
え!?
ちょっと待ってよ!?
それっておかしいじゃない!?
つまり........1人で勝ち上がって来たって事?
あり得ないわ!?
この学校にそこまでの実力者はいない筈よ!?
「え〜改めましてCブロック優勝者、梅雅景太!」
「え.......今.....何て.......。」
スタ、スタ、スタ、スタ
「けい......くん.....。」
それを聞き景太が会場に入って来たのを確認した瞬間そこにいた皆は静止した。
正確には会場にいたほとんどの人間が目を疑い固まっていた。
それもその筈、景太はこの学校で最弱と呼ばれているデュエリストなのだ。
そのデュエリストが優勝どころか本来、チームでの戦いを1人で倒して来たと言う事実。
それはこの大会が初まって以来始めてのことだ。
それは誰もが不可能と思って来たこと。
「ではサバイバルデュエルを始めます!代表者は前に。」
「「はい!」」
「.........。」
スタ、スタ、スタ、スタ
アリシア、アリサ、景太はそれぞれ自分の場所へと移動する。
私は......景太に謝りたい。
そのために景太に本気でぶつかるわ!
これは神様がくれたチャンスだもの。
ガチャ
さぁ〜いくわよ2人とも!?
「「「デュエル!」」」
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〜デュエルゾーン〜
《景太のターン》
ライフ4000
手札5
「僕のターン.........カードを2枚伏せ、モンスターをセットしターンエンド。」
ライフ4000
手札5→2
伏せ2
《アリサのターン》
ライフ4000
手札5→6
「私のターンドロー!(最初は様子見でいくわ。)私はE・HEROフォレストマンを守備表示で召喚。カードを1枚伏せターンエンドよ。」
ライフ4000
手札6→4
伏せ1
《アリシアのターン》
ライフ4000
手札5→6
「私のターンドロー!(けいくん........私は嫌われてもけいくんが好きだよ。だから今の私の気持ちを全力で!!)私はBFー暁のシロッコをリリースなしで召喚。このカードは、相手フィールド上にモンスターが存在し自分のフィールドにモンスターがいない時リリースなしで召喚できる。」
BFー暁のシロッコ攻撃力2000
「更にBFー疾風のゲイル、BFー黒槍のブラストを特殊召喚!」
BFー疾風のゲイル攻撃力1300
BFー黒槍のブラスト攻撃力1700
「疾風のゲイル、黒槍のブラストは自分フィールド上にBFと名のついたモンスターが存在する時手札から特殊召喚できる。そして私は手札から罠カード、デルタ・クロウーアンチ・リバースを発動!」
「な!?手札から罠!?」
「..........。」
アリサは驚いていたが景太は無表情のままだ。
そのことにアリシアは少し残念そうだ。
「このカードは、自分フィールド上にBFと名のつくモンスターが3体存在する時発動でき相手フィールド上にセットされた魔法、罠カードを全て破壊する!」
「なんですって!?そんなデタラメな!?」
アリサのそんな言葉に少しニヤリとするアリシア。
「私がデタラメなのはいつものことでしょう?アリサ♪さぁ〜2人の伏せカード、破壊してもらうよ!」
「リバースカードオープン!」
しかし景太だけはそれをよしとしない。
「罠カード、堕ち影の蠢き!このカードはデッキから『シャドール』カード1枚を墓地に送り、その後自分フィールド上の裏側守備表示のモンスターを全て表側守備表示にする。」
「「シャドール!?」」
景太のデッキが『マドルチェ』じゃない事に2人は驚いた。
そしてそれと同時に聞きなれないカードの名前に首を傾げる。
「僕はデッキからシャドール・ハウンドを墓地に送る。更に自分フィールド上のセットされたシャドール・リザードを表側守備表示にする。」
シャドール・リザード守備力1000
この処理に何の意味が?っとアリサとアリシアは思った。
しかし次の瞬間それは砕けた幻想となる。
「墓地に送られたシャドール・ハウンドの効果発動。このカードがカード効果で墓地に送られた時フィールドのモンスター1体の表示形式を変更する。僕は黒槍のブラストを守備表示に変更。」
BFー黒槍のブラスト守備力800
「更にシャドール・リザードのリバース効果発動。フィールド上のモンスター1体を選択しそのモンスターを破壊する。僕はBFー暁のシロッコを破壊する。」
「そんな!?(な、何なの?今私のターンなのに私のフィールドが.........。)」
ドォォォォォォン
「ぐっ!?シロッコが........。」
パリィィィン、パリィィィン
シロッコが破壊されアリサと景太の場にセットされていたカードが破壊される。
「くっ......私のバトルフェイズ!?疾風のゲイルでシャドール・リザードを攻撃!!!」
ドガァァァァァァン
「..........。」
自分のモンスターが破壊されたと言うのに景太はまったく動じない。
「私はカードを1枚伏せターンエンド。」
ライフ4000
手札6→1
伏せ1
《景太のターン》
ライフ4000
手札2→3
伏せなし
「僕のターンドロー!..........お前達に聞きたいことがある。」
「「え?」」
突然アリサ達に向け口を開いた景太、そして........。
「シャル!」
キュィィィン
「はぁ〜、了解。」
スッ
デュィィィィィィィィィィン
シャドールが手をかざした瞬間世界が変わった。
正確には止まったと言うのが正しいのかもしれない。
アリサ達......つまりはチームHEROとチームファントムのメンバー以外の人間が完全に静止している。
「何よコレ!?」
「これって.......結界?」
突然の事に驚くアリサとアリシア。
「何で景君が魔法を使えるの!?」
「景太にはリンカーコアは無い筈です!こんな事あり得る筈が.........。」
なのは、シュテル達も状況が呑み込めていない。
「お前達に聞く!僕のデッキは何処だ!!!」
「景太のデッキ?」
「けいくん何を言ってるの..........。」
景太の質問に皆目を丸くする。
「半年前お前達が関わっている管理局の連中に襲われ僕のデッキが奪われた。」
「「「「「「「「「「な!?」」」」」」」」」」
景太の言葉を聞いた皆は驚かずにはいられなかった。
特に管理局に属しているなのは達は自分達がやってないとはいえ、管理局が景太に危害を加えた事実にショックを隠せない。
「さぁ、答えろ!僕のデッキは何処にあるんだ!!!」
「けいくん、私達けいくんのデッキが何処にあるか本当にわからないの!デッキが奪われた事も今初めて知ったんだよ!?お願い信じてけいくん!!!」
アリシアは景太に必死に訴えるが.........。
「答える気がないならもういい。これから虱潰しに管理局の施設を潰す。そうすればいずれ「ダメ!!!」........。」
「けいくん何考えてるの!?そんなことしたらけいくん犯罪者になっちゃうよ!?お願い考え直して!!!」
しかし景太の表情は変わらない。
終始無表情だ。
「犯罪者?先にデッキを奪ったのはお前達管理局だ!?ならお前らの方こそ犯罪者だ!!!僕は絶対に許さない!僕の家族を奪った管理局を!!それに関わる全ての者を!!!必ず潰す、殺してでも潰す!」
「けいくん........。」
景太の言ったことに誰も言い返すことができなかった。
景太が悪い要素が一つもないからだ。
先に手を出したのは管理局。
景太の怒りは正しいのだ。
でもこのまま景太を止めずにいれば景太は遠からず管理局に逮捕される。
仮に捕まらなくても指名手配されお尋ね者になる。
そうなれば景太は満足に生活をするどころか逃げ回る逃亡生活を強いられてしまうことになりかねない。
そうなれば景太は幸せにはなれない。
しかしそれをアリシア達が黙って良しとする訳がなかった。
「させない.........。」
「?」
アリシアはジッと景太を見つめる。
「けいくんにそんな事絶対させない!?これ以上、けいくんが悲しむ未来なんて私が認めない!!!」
「無駄だ。今の僕を止める事などできはしない。「止めるわ!」っ!?」
突然アリサが口を挟む。
「景太、まず言わせて?景太をチームから追い出して景太を傷つけて本当にごめんなさい。私は景太に謝りたかった。自分で信じろと言っておきながら自分から裏切った事を..........。でも!景太が今やろうとしていることは景太が幸せになれない!!!だから止めるわ.......例え、一生景太に嫌われても.........私が、いえ!私達が!!!」
「..........お喋りは終わりだ。」
スゥゥゥ
ギン
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
景太の言葉とともに景太の両眼が黒から金色へと変わる。
「シャル!」
シュゥゥゥン
世界が動きだし元の空間に戻る。
「元に戻った?」
「けいくん........。」
結界は解けたが景太の眼は戻っていない。
そしてこの直後アリシア達は恐怖することになる。
今の景太はアリシア達が知っている景太ではなく、人など平気で殺せる非情な人間になってしまっていることを。
「僕の敵は生かして帰さない............殺す。」
ギロ
「「っ!?」」
その瞬間アリシア達を背筋が凍りつくような感覚が包んだ。
次回もよろしくお願いします。