【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「私立聖祥大学付属小学校最弱の少年」 作:ヘルカイザー
ではよろしくお願いします。
〜フェイトサイド〜
景太が収容された管理局収容所にて。
私は今景太が入ってる収容所に来ている。
景太を逮捕して1週間だけど景太は姉さんについて何一つとして語ろうとしない。
このままだと景太はここから出られないし今やってる裁判も恐らく重い判決が下ってしまう。
景太をフォローできる物が何もないから。
姉さんはまだ絶対安静で意識を取り戻してない。
だから景太に聞く以外何があったのかわからない。
できれば景太には早く罪を償って戻って来て欲しい。
間違えは誰にでもある。
私にだって.......。
だから教えて景太!
「フェイト・T・ハラオウンです。梅雅景太への面会をお願いします。」
「ん?ああ、また来たのか?いいぞ。」
私は一礼して景太と面会する部屋へと向かう。
さっきの局員が言ったように私は毎日のようにここに来ている。
何としても景太に喋って貰わないと。
ガチャ
「........また......来たの。」
「うん。」
景太は相変わらず素っ気ない。
本当に信じられない、今でも思う。
この無表情に光の宿っていない瞳、昔の景太には似てもにつかないから.......。
「そろそろ話してくれないかな?あの日一体何があったのか。」
景太は私から逸らしていた視線を私に移す。
「僕の所為でああなった。それでいいじゃないか。」
景太のこの答えは前に来た時と変わらない。
いつもそれしか言わない。
どうして話してくれないんだろう?
「景太?話してくれないと景太ずっとここからでられないよ?それでもいいの?」
「別に構わない。どうせここから出られても今の僕には何もない。」
景太は変わってしまった。
私達とあんな事があった日から。
景太がこんな人間になったきっかけは少なくても私達が原因だ。
それに対して私は凄い罪悪感がある。
人はここまで脆くて、弱い生き物なんだ。
ちょっとしたきっかけで人は変わってしまう。
「そんな事ないよ景太!景太には何もなくなんかない。少なくても景太の帰りを私達は待ってるよ?また一緒に遊んだりしよう?」
そう、皆待ってる。
なのはやはやて.......すずかにアリサだって.......。
それに私も........多分姉さんだって景太の帰りを待ってるんだよ?
「いっそ........死刑にしてくれれば.......楽なのに.....。」
「景太.........。」
私は景太が言った『死刑にしてくれればいい』.......それを聞いたら、悲しくてこれ以上言葉を続けられなかった。
今景太の眼は未来を見ていない。
何か危なっかしい雰囲気だ。
下手をすると自殺でもしてしまうんじゃないかと言う不安。
「景太?今日はもう帰るね?明日また来るから、その時は話してくれると嬉しいな。」
私はそう言って部屋を出た。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜美花サイド〜
ん〜ふふ、ふ〜ふ〜♪
ん〜ふふ、ふ〜ふ〜♪
「梅雅景太を収容した施設はここから20キロほど離れた場所だ。」
んふふふ♪
「ありがとう♪」
ギン
「うっ......あれ?.....俺は.......一体.......。」
景太お兄ちゃんみぃ〜つっけたぁ♪
もう......何処探してもいない筈だよぉ〜♪
もう捕まってるんだもん♪
でもこれで会えるね♪
今行くよぉ♪お兄〜ちゃん♪
美花にこんなに、こんなに、寂しい、寂しい気持ちにさせたんだからぁ〜責任とってくれるよねぇ〜♪
えへへ/////
お兄ちゃん褒めてくれるかなぁ?
頭ナデナデしてくれるかなぁ?
抱きしめてくれるかな?
はぁ〜//////
お兄ちゃん好きぃ〜♪
大好きだよぉ〜♪
早く美花の所に帰って来てぇ〜♪
もう私を愛してくれるのは景太お兄ちゃんしかいないんだからぁ♪
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん♪
ん〜/////サイコー/////
「美花?お願い、人を殺すのはもう辞めて!こんなの良くないことだよ?」
え〜、つまんないよぉ〜。
ブーブー。
「でもエンジェ?お兄ちゃんが危なかったら美花はためらいなく確実に殺すよ?エンジェは大事な大事な美花のお友達だからねぇ♪聞けるお願いは出来るだけ聞くよぉ♪」
「それでもダメだよ!お願い!?そんな事しても景太は喜ばないよ!」
そうかもしれないね♪
景太お兄ちゃん優しいから♪
それにしても久しぶりに会ったお兄ちゃんの雰囲気、昔と違ってたような気がする。
ま!気のせいかな♪
さぁ〜てついたよぉ〜と♪
「ん?なんだお前.......子供がこんな所で何を.......。」
もうすぐ、もうすぐお兄ちゃんに会えるんだからぁ♪
だから美花の為に道を開けてね♪
ギン
「美花ねぇ〜景太お兄ちゃんに会いたいの♪だからここ通してね♪」
「り、了解した........うっ.......。」
ドサ
おやすみなさい♪
私はお兄ちゃんを探して犯罪者が収容されてる部屋が並ぶ通路を進む。
ここかなぁ〜?
「お兄〜ちゃん♪.......違うぅ....。」しゅん
「お嬢ちゃんだれだ?」
ここは?
「お兄ちゃん♪........違う......。」しゅん
「何だ?管理局はこんな子供も使ってるのか?」
こっちは?
「景太お兄〜ちゃん♪.......あ!いた!?」ぱぁぁぁぁぁ
「美.....花....どうして....ここに.....。」
居たよ、居たぁ〜お兄ちゃんだぁ〜♪
お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん♪
うれしいよぉ〜♪
「うっ......うっ.......うわぁぁぁぁあああああん!?お兄ぁぁぁちゃん!!!」
ガシッ.......バキッ
ミシミシミシ
ドギャ
「っ!?」
美花は景太のいる部屋のドアを掴み無理やりこじ開けた。
もう腕力とか言う問題ではない。
ドアが変形しドアとドア枠を繋ぐ金具が弾き飛びドアが外れてしまっている。
「お兄ぃぃいいいちゃぁぁぁぁぁあああああん!!!」
がばっ
「ちょっ!?美花!?」
ああ〜生だ生♪
生お兄ちゃんだぁ〜♪
やっと触れたぁ〜♪
もう離さない、ずっと一緒にいるぅ〜♪
ぎゅぅぅぅぅ
「美花離して!?苦し「嫌!!!」えぇ........。」
私待ったんだよ?
景太お兄ちゃんと会える日を。
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずぅぅぅぅぅぅっと待ったんだよ?
ぎゅぅぅぅぅ、ぎゅぅぅぅぅ
「ぐっ......凄い.....力だ.....み、美花?シャドールを知らないか?あれから僕の所に帰って来ないんだけど。」
「シャドールぅ?それって........緑髪の精霊?」
あのお邪魔虫?
「う、うん。」
ああ〜それだったら。
「私が殺したよ?」
「っ!?美花......お前.......シャドールを......何て事を......。」
だって邪魔だったんだもん♪
いいじゃん、お兄ちゃんには私がいるよぉ?
他は要らないよぉ♪
「そんな......シャルが......死んだ?僕の所為だ.......また僕の........。」
ブー、ブー!
また私以外の事気にしてるぅ〜!
「お兄ちゃん行こぉ?それで私とずっとずっと一緒にいよぉ?」
景太お兄ちゃんの為なら何だってする。
美花に出来ることなら何でもやる。
だから、だから。
「ダメだよ美花......僕は外へ出るべきじゃない。ここで罪を償わないと。」
何で?
お兄ちゃん何も悪くないでしょ?
「大丈夫だよ。お兄ちゃんは私に利用されただけ、何も気にする必要はないんだよぉ?だから、ね?」
お兄ちゃんを犯罪者にしたのはお兄ちゃんの周りに誰もいなくなるようにしたかったから。
だってお兄ちゃん独り占めしたいんだもん♪
「美花、僕は「お兄ちゃんしかいないんだよ!!!」美花?」
もうお兄ちゃんしかいないんだから.......。
「お願い景太お兄ちゃん、もう美花を1人にしないで........。助けて?美花を助けてよぉ...........!?」
ナデナデ
え.........。
「景太お兄ちゃん..........美花の事.....撫でて.......。」
お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた、お兄ちゃんが撫でてくれた。
「助けてって........どう言うことなの?その......僕がお父さんと美花を殺した日......その後の記憶がないんだ。気がついたら病院に居て......。」
私は話し始める。
あの日の事を...........。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの日私は誕生日で、お母さんは事故で死んでいるから祝ってくれるのは景太お兄ちゃんだけだった。
お父さんはお母さんが死んでからお酒ばっかり飲んで、ちょっとした事で私達に暴力をふるってくる人になってしまった。
だから祝ってなんかくれない。
だけどお兄ちゃんが祝ってくれれば私は満足だった。
でもその日の誕生日は最悪の誕生日になっちゃった。
原因はわかると思うけどお父さん。
いつもなら少し暴力をふるって終わりなんだけど、その日は違った。
私を殺そうとしてきた。
何でかはわからない。
でも少し前に景太お兄ちゃんがお父さんがリストラされたって言ってたから大体検討がつく。
きっと精神的に参っていたんだと思う。
お兄ちゃんとケーキを食べてる時に突然私を壁に押さえつけて台所から持ってきてた包丁で私を刺そうとした。
「美花、ごめんな?俺もう耐えられないんだよ......だから、だから一緒に死んでくれ!!!」
怖かった.......すごく怖かった。
お父さんのあの姿は今でも忘れられない。
もうダメだと思った時に景太お兄ちゃんは私を助けようとしてくれた。
「父さんやめて!?お願いだからそんな事しないで!!!」
「無理だ!?もう俺はダメだ!!生きてるのが辛いんだよ!!!でも1人じゃ怖いんだ!?だから、一緒に美花を.......。」
ガブッ
「つっ!?」
お兄ちゃんは包丁を持ってるお父さんの手に噛みつき包丁を奪い取った。
でもお父さんは景太お兄ちゃんが何もしてこないと思ったみたいでそのまま私の首を締め出した。
だけど景太お兄ちゃんが黙ってそんな所を見てるわけもない。
「美花!?やめろぉぉぉぉぉおおおお!!!」
お兄ちゃんは包丁を構えてお父さんを刺そうとした。
そうでもしないとお父さんは止まらない程おかしくなっていたから。
「ひっ!?」
包丁で迫ってくるお兄ちゃんに気づいたお父さんはとっさに壁に押さえつけていた私を迫ってくるお兄ちゃんの前に突き出した。
ザクッ
お兄ちゃんは気づいていたけど急だったから止まれずそのまま私を刺した。
「あ.......ああ、あ........お兄ちゃん........。」
「美......花......そんな......どうして........。」
お父さんはすぐに私を手離した。
ここで私の意識は消えた.......正確にはここで私は死んだ。
ここからは映像で知ったんだけど、私が死んでお父さんは今度は景太お兄ちゃんを殺そうとした。
でも包丁を取り合ってる時に足を躓きそのままお父さんの心臓に包丁が刺さってお父さんは死んだ。
景太お兄ちゃんはその直後気絶。
そして私はその後何処から現れたのか黒服の人達に回収された。
気がついた時には異世界の研究所にいた。
そこで蘇生させられたらしい。
生きられて私は喜んだ、また景太お兄ちゃんに会えると思ったから。
でもそれは地獄の始まりだった。
私はそこで拷問紛いの実験素体にされた。
すごく痛かった、暑かった、寒かった、怖かった。
自由にすることもできないでずっと縛りつけられて毎日実験、実験。
おかげで私は人間じゃなくなった。
人間離れした身体能力に後魔法関連の改造もされた。
私はもう早く死にたかった。
実験はとても辛かったから。
毎日注射を打たれて、頭痛くて。
こんなのがずっと続くんだと思ったけど、そこの責任者がある時私に言ってきた。
「君のお兄さんを連れてくればこれ以上酷いことはしない。君を解放しよう。今の研究にはどうしても君のお兄さんが必要なんだ。」
男はそう言ってた。
でも私は嫌だった。
お兄ちゃんをここに連れてきたらきっと私と同じ実験をされる。
そうなったらお兄ちゃんが苦しむ。
私は断わった。
そしたらこの男は。
「勘違いしないことだ。君には拒否権はない。君の身体にはいつでも君を殺せる爆弾が入ってるんだから。君はいつでも殺せる。もし断るなら君を粉々にした後で君のお兄さんを実験することにしよう。君よりもっと過激な、ね?」
そんな事言われたら断れなくなった。
私はこの男の言う通り景太お兄ちゃんを連れてくることにした。
それが今の私の現実。
私が生きてる理由。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そんな事があったのか........。」
「うん。美花怖かった。痛かった。もう嫌だよ。でも一番嫌だったのはお兄ちゃんが実験で苦しむこと。だから美花いっぱい、いっぱい考えたんだよぉ?お兄ちゃんが苦しまないで全部終わる方法。」
考えた。
考えたんだよ。
「それは何?」
「お兄ちゃんを美花が殺すの!そして私も死ぬ♪」
そうすれば、お兄ちゃんは私の物だよぉ?
誰にも奪われない。
だからお兄ちゃん一緒に死んでくれるよねぇ?
「お願い景太お兄ちゃん?私と死んで?私を助けて?」
「ダメだ。そんな事できない.......。」
どうして?
どうしてよ........。
「どうしてよ.........私と死んでよぉ........。」
「ダメだ!?」
お兄ちゃんなら一緒に死んでくれると思ったのに。
そしたら幸せになれるのに。
やっぱりお兄ちゃんは私が嫌いなのかなぁ?
私が嫌いだから一緒に死んでくれないのかなぁ?
スル
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅ
あ.......。
お兄ちゃんは私の背中に両手を回して抱きしめてくれた。
「ダメだよ美花。死ぬなんてダメだ。美花は幸せにならないとダメだよ。」
「無理だよ.......そんな事できないよ。」
お兄ちゃんと死ぬ以外私に幸せなんてない。
私だってできるなら.......生きたいよ。
お兄ちゃんと一緒に生きたい.....。
「美花僕が美花を助けるよ。だから死ぬなんて言わないでよ。」
「だって......だって......どうやって美花の事自由にするつもりなの?私の中には爆弾があるんだよ?」
どうやったってあいつらの手の上なの。
美花が生きて幸せになるなんて無理だよ。
「美花?僕をその研究所まで連れてって?」
「何.....言ってるの?嫌だよ!?そんな事したらお兄ちゃん実験されちゃう!?」
嫌だ。
お兄ちゃんの苦しんでるとこ見たくない。
見たくない、見たくない、見たくない、見たくない。
「大丈夫。僕を信じて。なんとかして見せるから、ね?」
信じたい。
信じたいけど、失敗したら.........お兄ちゃんが.....。
「信じて?美花は本当はどうなりたいの?」
「生.....たい.......生きたい!!景太お兄ちゃん、私を助けて!!!」
私の助けにお兄ちゃんは力いっぱい頷いてくれた。
嬉しかった。
でも私のその嬉しさとは裏腹に現実は残酷だった。
次回もよろしくお願いします。