【手直し中】魔法少女リリカルなのは!?「私立聖祥大学付属小学校最弱の少年」 作:ヘルカイザー
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ではよろしくお願いします。
〜景太サイド〜
早朝・学校にて
はぁ〜昨日はあからさまだったかなぁ.......。
とうとうああ言う疑問もでてきたんだ.......。
「これじゃ気が付くのも時間の問題か......。」
別に努力していないわけじゃない......。
僕は自分で言うのもなんだが努力はしているつもりだ。
でも.......勝てない。
どうすれば強くなれるのかな.......。
「はぁ〜......さて教室に「け〜い〜く〜ん♪」!?」
ガバッ
ま、また!?
いつものごとく少年を見つけたアリシアは抱きついた。
「ん〜♪ん〜♪けいくん〜♪おはよう♪」すりすり〜すりすり〜
ちょっ!?
「や、やめてアリシアちゃん!?恥ずかしいって!?/////」
ぐぐっ
す、すごい力だ。
抵抗できないよ。
「アリシアちゃん!?もう離れてよ!?」
すりすり〜すりすり〜ピタッ
「けいくんは私の事嫌い?」うるうるるる
ちょっと!?
なんでそんな目で見るの......。
そんな目で見られたら.......。
ううっ........。
「嫌い........じゃないです.........。」
ずるいなぁ〜。
「えへへ♪じゃ〜いいよねぇ〜♪」すりすり〜すりすり〜
はぁ〜。
あ!?
そうだ。
まだ言ってなかった。
「アリシアちゃん?」
「な〜に♪」
「おはよ♪」にこ
「.......うん♪」にこ
さて教室行かないと。
スタ、スタ、スタ、スタ
ピタッ
ん?
後ろに気配を感じ振り向く。
「はぁ、はぁ、はぁ........ね、姉さん......いつも、いつも私を置いて......はぁ、はぁ、はぁ.......先行かないでよ.........はぁ、はぁ、はぁ。」
フェイトが息を切らして後ろまで来ていた。
誰?
何かアリシアちゃんに似ている........って言うか瓜二つ!?
「アリシアちゃん?この子........て?」
「ああ!この子はフェイトだよ♪私の妹♪」
い、妹!?
妹いたんだ。
双子かなぁ〜?
「そうなんだ。始めまして梅雅景太です。よろしく。」
フェイトの方に視線を移し自己紹介を始める。
「え......う、うん!よろしくね梅雅君!私はフェイト・T・ハラオウンって言うんだ。」
「景太でいいよ。」にこ
「じゃ、じゃ〜私もフェイトでいいよ。改めてよろしくね景太。」
アリシアちゃんとは逆でおとなしいなぁ〜。
あ!?
そろそろ教室に行かないと。
「うん♪よろしくフェイトちゃん♪じゃ〜そろそろ教室行くよ。またねアリシアちゃん、フェイトちゃん。」
「え!?う、うん。またね」
「あ!?待って私も一緒に「ガシッ」グヘッ.......。」
突然襟をフェイトに掴まれた。
「なにするのフェイト?けいくん行っちゃったじゃん。」
「姉さん?まだ話は終わってないよ。」
「ふぇ、フェイト結構怒ってる?」
「別にそんなことないけど。ただね?いきなり消えないで欲しいかな。(梅雅景太......どこかで聞いた名前なんだけどな。)」
〜サイドアウト〜
〜シュテルサイド〜
放課後校庭にて
たまには訓練をやめて景太に夕ご飯を作ってあげないと流石に悪い気がするので今日は早く帰ります。
スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、スタ
ん?
あれは.......?
「景......太?」
誰かといるようですが........友達?........ということでもなさそうですね。
少年は校庭の真ん中辺りで3人の男子生徒に囲まれていた。
取り敢えず近くまで行ってみますか。
スタ、スタ、スタ、スタ
ある程度近づくと会話が聞こえてきた。
「おい!最弱!何堂々と校庭歩いてるんだよ。」
「そうだ。お前はもっと隅っこを歩きな!」
「それと最近アリシアって子と仲がいいみたいじゃないか。最弱の分際でいい身分だな?」
こいつら景太に何をいっているのデスカ........。
「僕がどこを歩いていても、誰といようと僕の勝手だと思うけど?」ムスッ
あれ......景太少し怒っていますか?
「このヤロー!?てめぇ〜最弱の分際でいい度胸してるじゃないか。」
「覚悟はできてんだろうな?オラァ!?」
ブンッ
1人が手を振りかぶり少年に殴りかかって来た。
あ!?
「景太!?」
シュテルは叫ぶが彼女は一歩間に合わない。
ドォォォォン
「とぉぉぉりゃぁぁぁ!?」
「ぐはっ!?」
え!?
「あ、アリシアちゃん!?」
アリシアが少年が殴られる直前に相手に飛び蹴りをくらわせた。
「大丈夫!?けいくん!?」
「景太、大丈夫ですか?」
「シュテルまで.......。う、うん大丈夫だよ。ありがとう。」
「てめぇ!?なにしやがる!?」
それはこっちのセリフです!?
「あなた達こそ景太に何をしていたのですか!」
「そうだよ!?よくも私のけいくんに!」
ことと次第によってはここで消し炭にしますよ。
「ケッ!何故そんな最弱を庇うんだ?そんな落ちこぼれなかよ!」
最弱?
落ちこぼれ?
「何をいってるのですか!?」
「意味わかんないんだけど!?」
景太が落ちこぼれ?
なんたる侮辱。
許せません。
「お前ら知らないのか?こいつがこの学校でなんて呼ばれているのか。」
「...........。」
呼ばれている?
もしかして昨日のことと関係しているのでは.......。
「一体けいくんがなんだって言うの?」
「そうです!景太は落ちこぼれなどではありません。」
何も知らない2人は男子生徒に抗議する。
今目の前で言われていることが信じられない。
だから真意を聞くまではそんなことはないと否定する。
しかし、そんな否定を少年は嬉しくはあったがそれ以上に皆に話していないということが心に深く突き刺さっていた。
(やめて......言わないで.......もし皆が知ったらまた1人に.........。)
「じゃ〜教えてやるよ。そいつはなぁ〜この学校で1番弱いんだよ。個人ランキング三年間不動の最下位。そうだよな?『聖祥最弱のデュエリスト』さん!」
け、景太が.....この学校で1番弱い?
「嘘だよそんなの!?」
「嘘じゃないさ。現にこいつはこの2年間誰ともチームを組めていない。先生も何も言わない。全てこいつが弱いからだ。」
景太........?
チラ
少年の方を見るが.......。
「............。」
下を向いて黙っていた。
「けいくん.......?」
昨日の反応はこれが原因だったのですか........。
「今の話は本当なのか?」
!?
少年は聞き覚えのある声に顔を上げた。
「っ!?ディアーチェ........それに......ユーリにレヴィも.......皆今の聞いて........。」
いつの間にか3人もすぐ近くまで来ていて話を聞いていたのだ。
「なるほどな。昨日の反応はそれが原因と言うことだな景太?」
ディアーチェは再度少年に確認を取る。
コクッ
少年は静かに首を縦に降った。
「そうか.......。」ギリッ
(あはは......バレちゃった.......もう......皆......僕とは関わりたくないよね。)
ガバッ
「え........しゅ、シュ.....テル?」
シュテルが少年を抱きしめた。
「景太ごめんなさい。私達は家族失格です......。景太が苦しんでいたのに全然気がつきませんでした......。ごめん.....なさい.........。」
(やめて.....やめてよ........元わと言えば僕が言わなかったのが........)
「景太........すまなかった.......気づいてやれなくて......。」
銀髪の少女は謝る。
己の未熟を。
「違う........よ.....。」
「ごめんよ景太。」
「レヴィ.......。」
レヴィも申し訳なさそうな顔をしている。
少年にはその顔はとても辛かった。
「景太〜ごめんなさい。」
「違う......ユーリ....。違う!?違うよ!?皆が謝ることじゃない!?ちゃんと言わなかったぼくがいけないんだ......。」
景太それは......。
ガバッ
「それは違うよけいくん!?けいくんは悪くない。けいくんは十分苦しんでたんでしょ?大丈夫だよ。私達はそのくらいじゃけいくんから離れないから!絶対!?離れないから!だから私もごめんね。気づいてあげられなくて。」
「その通りです景太。絶対離れません。私達は家族です。」
アリシアとシュテルは少年に言う。
自分達の今の気持ちを。
何があっても自分達は何も変わらないと言うことを。
「皆........あり.......がと.....う.......。」
少年は涙する。
しかしその雰囲気を壊すようにつっかかってきた男子生徒は呟く。
「なんだよ。最弱のくせに。お前なんか早く学校から消えればいいんだ。」
ブチッ
「いい加減にしてください........。これ以上景太に対してそのような言葉を吐いたら.........許しませんよ.......。」
周りの温度が下がるような感覚。
その場を支配し蹂躙していく殺気に似たシュテルの怒気。
「あ.....ああ。」
ドテッ
1人は尻餅をつき。
「な、なんだよ。」
ガクガク
1人は震えていた。
しかしもう1人は.......。
「お前面白いな。そこの最弱を庇って何が楽しい?」
また......言いましたね.......。
「取り消してください......。」ボソ
小さめの声だったが相手には透き通って聞こえた。
「取り消す?何をだ?」
その男はとぼけたように言う。
「その......『最弱』って言ったのを取り消せって言ったんだ!?」
いつものシュテルとは思えないほど感情をあらわにし、相手を威圧するほどの大声。
それほどまでに彼女は怒っていた。
「しゅ、シュテル......。」
少年も聞いたことのないシュテルの声に驚いた。
「なんだ?それでやめると思ってるのか?おめでたいな。俺らがやめてもこの学校でのこいつに対しての反応はかわらねぇ〜よ。そうだよなぁ〜『さ・い・じゃ・く』くん?フフフ。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「どうやら貴方........死にたいようですね.......。」
我慢の限界に達したシュテルはデバイスを握った。
しかし、展開する前に横から止められた。
「は〜いそこまで!ストップよ!それ以上は互いに得をしないからやめなさい。」
金髪でストレート、そして両端を少ししばっている偉そうな感じの女の子が割って入ってきた。
シュテルは、少し不満そうに女の子に顔を向け言葉をはっした。
「アリサ邪魔をしないでください。私はもう我慢の限界です。あいつを殺さなけれ収まりません。」
普段ならすんなり収まるシュテルだが今回はシュテルが収まる許容量を遥かに超えていた。
「はぁ〜。あんたがそこまでになるなんて珍しいわね。でもいいの〜皆にバレるわよ?それにここで問題起こしたら今年の聖祥カップは出られないけど?いいのかしら?」
魔法の方はまぁ何とかなりますが確かにアリサの言う通りここで問題を起こせば私のチーム全員が聖祥カップに出られなくなりますね。
チラ
シュテルは自分のチームメイト視線を向ける。
「シュテル我らのことを気にしているならその必要はない。お主が殺らぬなら我がやる。景太をここまで侮辱したのだ。そこの下郎は生かしてはおけぬ。」
「僕も。」
「私もです。」
「まぁ〜けいくんのためなら一年くらいしょうがないかな。」
そう。
シュテルのチームメイトはディアーチェ、レヴィ、ユーリ、アリシアなのだ。
しかし、ここで少年が口を開く。
「皆.....もういいから........。今までの言葉だけで十分だよ。僕の為に年一回しかないチャンスを棒に振ることないよ。特にアリシアちゃん達のチームは今年が最初なんだから僕なんかの為にそのチャンスを失って欲しくない。」
シュテルはまだ諦めがつかないのか少年に訴える。
「ですが景太......私は......景太がこれ以上侮辱されるのを黙って見ていられません。」
私はもう耐えられません。
今の今まで私達の知らない所でいつもこのような事があったなどと........。
知ってしまったら........目を瞑れません。
「シュテル?ここでチャンスを失ったらこの2年間出たくても出られなかった景太に失礼よ。自分が出られなかったから出て欲しいのよ景太は。」
アリサは少年の考えを代弁して答える。
確かに......そうですね.......。
「わかり.....ました......。」
俯き悔しそうにしているシュテルを見て少年は声をかける。
「シュテル?」
?
「ありがとう♪」にこ
あ.......。
「はい♪」にこ
その言葉だけでシュテルは救われた気がした。
「ちっ。邪魔しやがって。白けちゃったよ。行くか。」
「いこいこ。」
「うぃ〜。」
スタッ、スタッ、スタッ
男子生徒は立ち去ろうとしたがそれは金髪の少女に止められた。
「待ちなさい!?」
ピタッ
「なんだよ。」
アリサは腕を組み男子生徒を虫けらでも見るような眼差しで見ながら答えた。
「アリサ?」
シュテルは今までの自分を止めていたアリサの行動に疑問を浮かべ他の皆も同じだった。
「まさか.......景太を私の前で侮辱してタダで帰れると思ってるのかしら?」
え!?
あ、アリサさっき私に言ったのは!?
って言うか今更ですけど景太と知り合いなんですか!?
「なに?問題は起こさないんじゃなかったのか?」
男子生徒は聞き返す。
少し笑みを浮かべまるで対戦相手を見ているのに見ていないような目で男子生徒を射抜く。
それはまさに強者と弱者の関係。
「デュエルよ。2度とそんな口が叩けないようにしてやるわ。」
「てめぇ〜。挑んだからには負けた時の覚悟はできてるんだろうな?」
アリサ........貴方と言う人は......。
でも.......悪い気はしませんね。
やっちゃってください。
そう言えばアリサは強いのでしょうか?
「ふふふ。私を誰だと思ってるのかしら?」
「へ!知らねーよ!」
この男子生徒もアリシアを含めシュテル達も知らない。
目の前の少女がどれほどの実力なのかを.......。
「ああ〜。この学校にいてアリサちゃんを知らないなんて.........可哀想な奴らだ。ご愁傷様です。」
少年以外は。
「いくわよ〜♪」
「ケッ舐めやがって。」
「「デュエル」」
次回もよろしくお願いします。