お爺ちゃんが怖くて家出する。   作:ビックボブ

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第3話

◯月×日

 

ガープ中将に腕相撲でボロ負けして気絶している間に海軍本部行きの船に乗っていた。

 

意識が戻って降板に出たところ可哀想なものを見る目で見られている気がするが気のせいだと思いたい。

 

近くにいた海兵に話を聞いたところ俺はガープ中将に気に入られて気絶した状態で船に連れてこられそのまま出港したとの事…

 

拉致じゃん、ただの拉致じゃん。

 

正直な話、現状の自分に慢心していたところはあったと思う、だからこそあの時に負けたのはいい経験だった。

 

目が覚めた、伸びきった鼻をへし折られた気分だ。

 

 

感謝はしてるが拉致はダメだ、これからガープ中将のところに行き抗議をしてこよう。

 

 

 

 

 

◯月×日

 

ダメだ、話にならなかった。

 

マンガの中でもはちゃめちゃな言動をする人だとは思っていたがここまで破天荒だとは思わなかった。

 

要約すると俺には素質があるらしい。

 

鍛えれば光るものがあると言われた。

 

これからはガープ中将の元で戦い方を学べるらしいが願ってもないチャンスだ、現状はまだ原作が始まってはいないがこれから先に出てくるキャラクターは化け物揃いだ。

 

これからを生き残るには力が必要だ、その生きるためのすべをガープ中将は教えてくれる。

 

何よりも嬉しかったのは俺はまだまだ強くなれるって事だ、あの海軍の英雄がそう言ってくれた。

 

その言葉だけで俺は海軍に入って良かったと思える。

 

明日からの訓練は死ぬ気で挑もうと思う。

 

 

 

 

 

 

◯月×日

 

 

 

一般の海兵と混ざって筋トレや基礎訓練に参加をしていたが流石は本部の海兵だ、今までの訓練とは比べ物にならないほど厳しい訓練だった。

 

だが俺も今までの人生をほとんど鍛錬についやしてきた、ある程度の余裕を持って訓練にはついていくことができた。

 

そんなある日にガープ中将から呼び出しを受けた。

 

これからは通常の訓練に追加してガープ中将との組手が追加された、願ってもない事だ、今の俺がどこまで通じるのか。

 

明日の訓練が楽しみだ。

 

 

 

◯月×日

 

 

久しぶりの日記になる…

 

ダメだ、これは訓練ではない拷問だ。

 

ガープ中将との訓練は実戦方式での組み手だ、しかし実際はただのサンドバックだった。

 

パンチの出し方やキックの出し方、構えなどを教えてもらえると思っていたがそんなものはなかった。

 

一度それとなく聞いてみたが帰ってきた答えはただ一言。

 

なんじゃそれは、ワシ強いから分からん!

 

おそらく頭に行く栄養を全部筋肉に吸い取られたのだと思う。

 

思わずバカなの?と言ったら殴られてグランドラインの広い海を水切りしながら放り出された。

 

 

 

 

◯月×日

 

 

この船に乗って3ヶ月が経った。

 

この訓練にもある程度慣れてきた、徐々にではあるがガープ中将との訓練にも余裕を持てるようになった。

 

ある日俺は中将に六式を教えてほしいと言った。

 

そしたら中将から思わぬ言葉が返ってきた。

 

「なんじゃお前、自分でも知らんと鉄塊と紙絵を使っとったんか、あとまだ未完成じゃが見聞色の覇気にも目覚め始めとるぞ」

 

正直メチャクチャ驚いた、海軍に入る前に覇気や六式を覚えようと必死になっていた時期があったが素人には無理とすぐに諦めていた事があったからだ。

 

ガープ中将にバカスカ殴られてるうちに体が殴られないように紙絵を、殴られても痛くないように鉄塊を、必死こいて逃げてるうちに見聞色のにまで目覚めかけているらしい。

 

正直理由は情けないがメチャクチャ嬉しかった。

 

あまりの嬉しさに、鉄塊をかけるので軽く腹を殴ってくれとガープ中将にお願いをしてみた。

 

痛くなかった!嬉しすぎてもっと!もっと!と煽っていたら

 

しつこいわい!

 

そのまま海に吹き飛ばされてしまた。




むずかしいぺこ
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