◯月×日
今日は記念すべき1日になった。
前世でも経験をしたことがない結婚をした日だ。
クロワと出会って3年目の今日に結婚をした。
結婚式は盛大にやった。親族や友人、職場の人間勢揃いで行われた式は総勢300人程でおこなわれた。
参加したいと言ってくれた上司や部下もいたが人数が人数だけに絞りに絞ってこの人数になった。
式にはガープ中将やセンゴク元帥、クザンさんやボルサリーノさんとサカズキさんも参加してくれた。他にも大勢の海兵が参加した。
結婚式はトラブルもなく終わり自宅に帰ってからゲスな話にはなるが貰ったご祝儀を確認している時にサカズキさんからのご祝儀に違和感を覚えた。
薄かったのだ。他の中将や大将の人達はある程度の厚みがあるのにサカズキさんのだけ異常に薄かった。
何かの間違いかと開けてみたら紙に身に覚えのない住所が書いてあった。
クロワに聞いても知らないとのことだ。
とりあえず後日聞いてみようと思う。
◯月×日
あの人はアホだと思う。
サカズキさんにあの紙はなんだったのかを尋ねたら、仕事が終わったらクロワと一緒にこの住所に来いと言って去っていった。
不思議に思いつつも仕事終わりにクロワとその住所まで行ったら豪邸とまでは言わないもののなかなか立派な庭付き一戸建てが建っていた。
その家の前でサカズキさんがドヤ顔で腕を組んで立っていたのでどうしたのかを尋ねると俺たち夫婦のご祝儀に建てたらしい。
クロワは飛び跳ねて喜んでいたが申し訳なく思い費用を払うと言っても頑なに首を縦には振ってくれなかった。
本当にサカズキさんには頭が上がらないクロワもサカズキさんとご飯を食べて以降はよく2人で食べに行っている。
今ではサカズキさんの事をお父さんと呼んでいる。
そのたびにニヤニヤしているサカズキさんは少し気持ち悪いが喜んでいるみたいなのでよしとしよう。
今回は申し訳ないがサカズキさんの好意に甘えようと思う。
◯月×日
やっぱりあの人はアホだと思う。
引っ越しが終わってお隣への挨拶をしようと思ったらお隣はサカズキさんだった。
あいつ自分の家の横に俺の家を建てやがったのだ。
クロワも流石に引いていると思ったが、これからは毎日晩御飯を一緒に食べられますね!と笑顔で手を叩いて喜んでいた。
忘れていたが嫁はこんな子だった。
サカズキさんいわく最初は塀もぶち破って庭ごと繋げようとしたらしいが新婚を考慮して止めたらしい。
やっぱりアホだ。
◯月×日
この家に引っ越してから半年が経ってサカズキさんとの関係にも慣れてきた今日この頃。
嫁が妊娠した。
サカズキさんと嫁と俺で晩御飯を食べている時に嫁が急に吐き気がするとトイレに駆け込んで心配しているともしかしたら妊娠したと言ってきた。
俺とサカズキさんは焦り散らかしていた、あーじゃないこーじゃないと言っていたが嫁が1番冷静だった。
急いで海軍病院に連れて行って診断が終わるまでサカズキさんと外で待っていたがこれっぽっちも落ち着かなかった。
サカズキさんなんか貧乏ゆすりで病院全体を揺らして怒られていた。
診断が終わって医者からクロワの妊娠を伝えられた。
その瞬間俺とサカズキさんは抱き合って喜んだ、興奮しすぎてよく覚えてないがサカズキさんは泣いて喜んでいたのは覚えている。
そのあと家に帰ってお祝いをした。
俺も1人の子供の父親になるのだ。
正直に言うとまだ実感はないが子供と嫁を守れるようにもっと強く、もっと昇進できるように頑張ろう!
〜SIDEサカズキ〜
孫じゃ!ワシに孫ができたぞぉーーーー!
サカズキ、ジッジになる。