なんか大蛇に転生して討たれたら英霊になった   作:朱色の羊

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※この作品内での伊吹童子と酒吞童子はお互いの姿を靄などではなくしっかりと視認出来ています


幕間『大蛇の娘達』&お知らせ

特に事故や事件が起きたり新たな特異点が見つかったりする事も無く平和が続くとある日のカルデア

その食堂の隅に3人の人影があった

 

「うち等の話が聞きたい?」

 

「いきなりどうしたの、頭でも打ったかしら?」

 

2人で酒盛りを真っ昼間からしていた所にやってきた自分達のマスターこと藤丸立花の言葉に首を傾げ聞き返す酒吞童子と伊吹童子

 

「打ってないよ、ただふと…自分もマスターならサーヴァント達のことをもっと知りたいなと思ってさ」

 

「なるほどなぁ、そやけどうち等の話なんてそう大しておもろぅあらへんよ?」

 

自分達サーヴァントに真っ直ぐ馬鹿正直に向き合い踏み込んでくる

そんな立花の姿に感心と好意を覚えながら二人は揃って盃を傾け注いだお酒を飲み込んだ

それでもサーヴァント達のことを仲間と考え、もっと知りたいと思っている立花は引き下がらずに続けた

 

「どんな事でも良いんだ、例えば…なんでそんなにお酒が好きなのかとかさ」

 

「あら、そんなこと知りたいのぉ?」

 

「うん、まるで限界なんて無いみたいに飲むからさ

いわゆる…うわばみ?だなぁっていつも思ってるんだ」

 

その言葉を聞いた瞬間、酒吞童子と伊吹童子は吹き出し笑い出してしまった

ただ伊吹童子に問われた事に答えただけである立花が呆然としていると笑いすぎて目尻に浮かんだ涙を拭いつつ酒吞童子が口を開いた

 

「はー…旦那はんったらいけずやわぁ

好きなもん、いっぱい飲みたいのは当たり前やろ?

そやけど、うち等がうわばみって言うんは上手いこと言うたなぁ?」

 

「え、うわばみって大酒飲みって意味じゃないの?」

 

「そうねぇ、せっかくだしソレについて話してあげましょうか

貴方もそれで良いわよね?」

 

「あぁ、それで構へんよ」

 

うわばみがどうこう言われ立花は首を傾げつつ聞き返す、するとそれを見ていた伊吹童子が口を開き酒吞童子に同意を求めると酒吞童子も快く快諾した

それを聞き未だよく分かっていない立花は話を進めるために切り出した

 

「えっと…それでどういう事なの?」

 

「えっとねー…まず蟒蛇(うわばみ)って貴方が言ってた大酒飲みって言うのともう一つ意味があるのね?

それがね…『大蛇』って意味なのよ」

 

「へー…そうだったんだ、その意味が2人に関係あるの?」

 

「大いになぁ、旦那はんはこの子のえくすとらあたっく覚えてはる?」

 

ニマニマ笑いつつお酒を飲む酒吞童子に質問された立花は思い出しながら答えた

 

「えっと…あの雲の合間から大きな蛇を呼ぶ奴だよね、あれがどうしたの?」

 

「あの蛇なぁ…うち等のおとうなんよ

あれの血を引いてるうち等にうわばみってのは言い得て妙やろ?」

 

「えぇっあれが!?

って言うか、2人のお父さんって…2人は姉妹なの!?」

 

「なぁに、知らなかったの?

まぁ…姉妹って言うのも違うと言えば違うんだけどさ」

 

「知らなかったよ!

ただなんか似てるなー…位にしか思って無かった…」

 

とんとん拍子に明かされた事実に驚き項垂れる立花、その様子を楽しそうに見ながらまたお酒を飲んだ2人

そんな2人になんとか落ち着いた立花は話しかけた

 

「今伊吹童子が姉妹って言うのも違うって言ってたけどあれは?」

 

「そうねぇ…私に最初会った時の姿覚えてる?」

 

「あの下半身が蛇だった時の?

もちろん覚えてるけど…あの姿に秘密があるの?」

 

「まぁ分かると思うんだけどあの下半身ってパパから受け継いだ神様の力の象徴な訳じゃない?」

 

父親があの大きな蛇である、そう聞いた立花はそうなのだろうとコクコク頷きつつ続きを求めた

 

「で、脱皮して神様として1ランク上な今の私になった訳だけど…

脱皮する時に神様として力を封じて鬼になった私もいたわけ」

 

「えっと…もしかしてそれが?」

 

嫌な予感を感じつつ、ポーズを取り体を見せる伊吹童子から酒吞童子に顔を向けた立花、その視線の先で酒吞童子は傾けていた盃を降ろし---

 

「その通り、それがうちなんよ

だからうちらは姉妹って言うよりは同じ人物の別側面って言うのが正しいやろなぁ」

 

「やっぱりっ…!」

 

---また、衝撃的な事を言うのだった

 

「この短時間で驚いてばかりだなぁ…

いつか俺も会えたりするかな?」

 

もはや諦めたように事実を受け入れつつ、2人の親であるあの大蛇にちゃんと会ってみたいと感じ聞いてみる立花

すると2人は少し考え込み---

 

「せやねぇ、アイツも邪神とは言え腐っても神霊やし…旦那はんならそのうち会えるんとちゃう?」

 

「敵味方いずれにせよ、パパが出てくるなんて相当ロクでもない事態だろうけどね

それで良いなら好きにすると良いわ、案外あなたならすぐ気に入られるんじゃない?」

 

「…そっか、ありがとう」

 

---そう微笑みながら答えた2人に立花も微笑み返し礼を言うとその場を後にするのだった




祝・UA14,000突破ァ!(≧∇≦)

…と言うわけでどうも、未だ2話ながら拙作『なんか大蛇に転生して討たれたら英霊になった』をご覧頂きありがとうございます

2話目にして早くもUA14,000突破と言う未だかつて経験の無い状況に歓喜してると同時にビビり散らかしてる作者こと朱色の羊でございます(^◇^;)

それと共に評価バーに色が、それも見間違いで無ければ赤くて読者様への感謝状がもう溢れに溢れて仕方ない作者です(^人^)

これはもはや歓喜と感謝を込めてやるしかあるまいと、UA14,000人突破&評価バー赤色記念の読者様参加型企画を“3本”御用意させて頂きました!(≧∇≦)

詳しくは下に書きますので奮ってご参加を!(ゝω・)

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①八岐大蛇の宝具大募集!

サーヴァント達の伝説の象徴、そして必殺技とも言える“宝具”
今回は拙作の主人公である八岐大蛇のそれを大募集してしまいます!
もちろん1つに限らずいくつでも募集OK!
貴方が考えた宝具が今後登場するかも?
募集は専用の活動報告にて行います
募集期間は9/16・16:00~9/23・16:00です

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②オリジナル特異点の内容大募集!

読者様への感謝を込めて連載開始時のアンケートで惜しくも一票差で負けた『オリジナル特異点』を書く事にします!
それに伴いその特異点の内容を大募集!
自分が考えた特異点で活躍する八岐大蛇さん達が読めるかも?
①と同じく募集は専用の活動報告にて行います
募集期間は9/16・16:00~9/23・16:00です

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③デザイン募集

拙作の主人公である八岐大蛇のデザインを大募集しちゃいます!
応募はイラストでも文章でもどちらでも構いません!
募集は①と同じ専用の活動報告、もしくは作者のTwitterにて行います
募集開始は9/16・16:00~です
こちらは決まり次第募集終了、作内で発表致します

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以上3本の企画を御用意しました!
どれに参加しても幾つ参加しても構いません、もちろん全部に参加しても大歓迎です!(≧∇≦)
読者の皆様、奮ってご参加くださいませ!
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