難産で中々に書き上がらなかった上に、説明くさい文になったけど許してください…
次話は…次話は少なくとも構想とセリフは出来てるので、そんなに掛からないと思いますので…
「人里で教えられたのはここ…ですね」
歩くことしばらく、カルデアから来た2人は人里で教えられたとある山間にある拠点でへと辿り着いた
そして拠点の中から出てきた狐耳と尾を持った和装の少女…玉藻御前が出迎えた
「おや、どなたが尋ねて来たかと思えば…
異邦の服を着た若者と大盾を構えた少女…という事はあなた方が知らせにあった援軍だというお二人ですね?
ようこそ私達人外サーヴァント軍の拠点…須佐神社へ、歓迎いたしますわ」
「出迎えありがとうございます、さっそくですが…禍神の情報をお聞かせ願えますか?」
「えぇもちろんです、奥へどうぞ」
なにか事前に知らせが届いていたらしく、二人を出迎えた玉藻に礼を言いつつも情報を求めるマシュ
そんな言葉に頷いた玉藻に促され二人は奥の小部屋に入っていった
そして部屋の中央に置かれた机を囲むように腰を降ろすと玉藻は幾つかの資料らしき物を取り出しながら話し始めた
「まずは…禍神軍の全容から話しますか」
そう言いながら取り出した資料のうちの1つ、禍神軍の組織図らしき物をを広げながら話し始めた
「禍神軍は八重禍神を頭首に無数の妖魔が集った軍です。
数こそ多く、私達人外軍と人里の軍を合わせても規模は彼方が勝ってはいますが…集っている妖魔の大半はそう強くもありませんので対処も容易いかと」
組織図の頂点と一番下を指差しながら話す玉藻御前
そしてその指をその中間に動かしながら続けた
「それよりも厄介なのは…幹部達と人形兵ですわ
幹部達は強さに差はあれど皆、雑兵である妖魔や人形兵とは一線を画す強さです
そして人形兵、此方は強さこそ雑兵程度ですが…
「倒しても減らない…?」
「それはどういうことですか?
いくら人形といえど、あんなにも動き闘える人形をそう易々と量産出来るとは…」
首を傾げながら人里を訪れる前の戦闘を思い出す立香とマシュ
いくら多対少での戦闘と言えどサーヴァントと闘い合えていた人形兵、そんな人形を量産出来るとは思えない
そんな考えからの疑問に玉藻は答えを返した
「人形兵はそれ自体は文字通りのただの人形、それを歩兵へと…
動き闘う戦力へとするために、中に入れられている物があるのです」
「中に入れられているもの…?」
何かの絡繰りか、魔術的な仕組みか、それともエンジンのような物か
いったい何が入れられているのかと聞き返した立香に玉藻は苦々しい顔で答えを示した
「…
その答えに息を呑むカルデアの二人、そんな二人を見つつも玉藻は話し続けた。
「禍神の支配から逃れるべく、この日本から脱出しようとした人間…
そんな人間は片っ端から捕まりその魂を抜き取り人形の体に入れられ…
魂がすり減り消滅するまで、歩兵として永久に使われ続けているのです
そのためいくら人形兵を倒したところで、その中にあった魂をまた別の人形に入れれば復活…
魂が摩耗して人形が動かなくなるか…どうにか中の魂を成仏させでもしない限り、数が減ることはありません
もっとも…魂が摩耗したり成仏したところで、彼方はまた捕まえた人間を人形兵にするだけでしょうけど」
「そんな事って…」
そのあまりの事実に言葉を失い顔を歪める二人
しかしそんな人達を解放するためにもと今は話し合いを続けなければと顔を上げるのだった