横須賀鎮守府にて…
カチャン…
「今なんて?」
この今ペンを落とした20代のお兄さんが横須賀鎮守府の提督である。
「だから提督、赤城たちの報告だと海域で第二次大戦以降の船がドロップした。」
「初めてじゃない?」
「前例が無いな。」
「で、長門はどう思う?」
「私にも分かりかねる…」
「だよねぇ…」
コンコン
「提督、桜龍さんをお連れしました。」
「入ってもらってくれ、」
「失礼します。」
赤城に連れられて桜龍が入室する。
「取り敢えずここに掛けてくれ」
とソファに座るよう促され対面で座り長門がお茶と茶菓子を出した。それを、桜龍は食べる。実は桜龍は、和菓子が好きなのだ。それも自分で作ってしまうレベルで。なので自身の中で食レポをしていた。が、すぐに切り替えるそれを見計らって提督は話を始める。
「まずは自己紹介を、この横須賀鎮守府を預かる山口大樹中将だ。」
「秘書艦を務める長門だ」
「HGCV TYPE-J01桜龍です。正式にはHyperGradeAircraftCareerに分類されます。日本では桜龍型戦略空母1番艦桜龍です。」
「えーと…正規空母…かな?」
「原子力空母ですね。その中でも最大のものになります。」
「なるほど…実は君について測りかねている…どう扱えばいいのか…とね。」
「確かに連係という点で言えば難しいでしょうね対空砲も無ければ装甲も申し訳程度ですし。雷撃に対する防御力はピカイチですけど。私達の時代になると空母は守ってもらうのが前提ですし、砲弾類は艦隊規模で撃ち落とすので装甲もないんですよ。」
「なるほど…では質問しよう…私達とともに戦ってくれないか?」
「構いませんが?」
「…良いのかね?」
「どこにも問題はないはずですが?まさか世界が違うからとか抜かしませんよね?私が守るべきは日本人、それが例え帝国や、日本国であっても一緒のはずです。それに数多の先祖たちが散って逝ったのに私だけのうのうと生きるなんて御免葬ります。」
本心である、中身の少女の曾祖父は戦争帰りで色んな事を教えてくれたのだ。だから将来は防衛大学校に入ると決めていたのだ。
「そうか…」
と、そこで長門が質問してきた。
「所で桜龍、さっき原子力といったが…」
「原子爆弾の技術を応用して船の推進に利用する艦艇です。もちろん弾頭としても核弾頭があります。もちろんビキニ環礁で使った物よりも強力なものを」
「そうか…」
「言っておきますがバコスカ使いませんからね?私としても核弾頭を搭載するのは嫌だったんですから…」
「…………」
ミリオタJKの考えた設定艦艇他にも出す?
-
出す
-
出さない