sword・Art・online 〜no death game〜   作:elf5242

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とあるギルドの日常

もしも、とあるゲームがデスゲームじゃ無かったら…皆さん一度は想像したことがあると思う…。

 

これは、ほんの少し(少しとは言ってない)ソードアート・オンラインの物語である。

舞台はここ…地下闘技場から始まる…。興味がある方は、ほんの少し覗いていきませんか…?

 

 

 

 

 

 

 

♢♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

 

 

とあるギルドのホームである、寂れた街の、酒場…そこで合言葉を言うことで入れる地下闘技場…。闘技場と言ってもそこそこの広さの地下室に直径15メートルの1円形に並んでいる12本の柱、そしてその柱にぶら下がっているランプ、そして無造作に置かれたり、重ねられたりされている木箱やその他雑貨、ベッドなどが無造作に置かれたり闘技場とも言えない雰囲気の地下室…だが、ここに集まるギルドメンバー達はここを地下闘技場と呼んでいて。

 

 

 

 

ガキィンッ!

 

                   キンッ!

 

           ガッ!

 

 ブンッ!         

               ギャリン!

 

                         ビュンッ!

      ザシュッ!

 

               ズバッ!

 

そんな金属と金属がぶつかる様な音、空を切る様な音とともにたまに驚きの声と歓声が巻き起こる。そして…。

 

「いっ…!てぇ〜…w」

 

「はい、私の勝ち。なんで負けたか、明日までに考えといて下さいw」

 

中央で戦ってた二人のプレイヤーのうち片方のプレイヤーのHPが全損して、そしてリスポーン地点に設定した、闘技場の入り口から戻ってくる。

 

「良いね良いね!惜しかった!」

 

「あそこでのシャープネイル良くなかったかなぁ…」

 

「だねー。いやぁ、でもあたしもあそこでシャープネイル撃っちゃうかも。」

 

と、負けたプレイヤーを他のメンバーがフォローする。負けたプレイヤーも悔しそうではあるが「次の試合、次の試合」と切り替えられている様で楽しそうである。

 

「んじゃあ、次誰よ。」

 

「んじゃあ、俺と…」

 

「オレ、だ…」

 

「ザザさん来たー!!」

 

「今日も華麗なエストック捌きが見れるって本当ですか!?」

 

髑髏の仮面と赤い逆十字の付いた黒いポンチョを来たプレイヤー、ザザと呼ばれるプレイヤーが名乗りを上げてフラリと中央に歩いていく。片手には細剣の一種であるエストックがすでに握られている。

 

「対する相手は…!」

 

と、これまたガタイのいい男が両手斧を短く持って構える。

 

「お前、それでザザさんに勝てるわけないだろ!良い加減にしろ!」

 

「馬鹿野郎!オレは勝つぞお前!」

 

「良く言ったぁ!やって見せろよ!お前!」

 

「なんとでもなるはずだ!」

 

「両手斧だと!?」

 

そしてそんな周りのヤジと共にカウントダウンと共に両手斧とエストックがぶつかり合う。そして数分後。

 

「あぁ、やっぱり…今回もダメだったよ。」

 

「あんた人の話を聞かないからね。」

 

「両手斧の、溜攻撃に拘り、すぎたな。溜段階を、細かく、調整されていたら、オレも、少し危なかった。」

 

「よぉし、そこら辺は練習だなぁ。」

 

「次誰がいくー?」

 

「んじゃあ、そろそろ私行こっかな。」

 

と、名乗りを上げたのは軽装かつ、身体に密着したタイプの防具を装備したプレイヤー。青髪に銀のメッシュ、左目に一本の縦傷跡が入ったのが特徴のプレイヤーで。腰掛けていた重ねられた木箱の上からジャンプして中央に躍り出れば早速既に、先端に三日月型の刃が付いた槍、方天画戟を装備している。

 

「おおー!ストレイド!やる気だねぇ!」

 

「さぁ、誰が行く!?」

 

「私。」

 

と、隅の方で本を読みつつ耳でその試合の様子を聞いていた、銀髪のプレイヤー。読んでいた本を片手でパタン、と音を立てて閉じ中央へと颯爽とした足取りで中央へと向かう。

 

「おー、アルカリアもやる気だねぇ。」

 

「さぁて、今日は何を使うか見せてもらおうじゃない。」

 

と、中央で立ち止まり相手であるストレイドと対面すれば、左手にはバックラー、右手にはメイスを装備して。

 

「ほぅ、バックラーとメイスか。」

 

「これまた、あんまり見たことない組み合わせだな。」

 

「でも、堅実に攻めれそうだな。意外に強いかもしれんぞ?」

 

「二人とも、ルールは理解、してるな?」

 

腕組みをして積まれた木箱に寄りかかるザザが二人に向けて話す。

 

「もっちろん。」

 

「当然。」

 

「ルールは、HP全損制、この柱の円から、爪先一ミリでも、出た場合は降参(サレンダー)と、見なす、いいな?」

 

そして二人同時にウィンドウを開き、決闘申請をしようとしたときに全員にとある通知が来る。

 

『Pohさんがログインしました。』

 

その瞬間に全員の目の色が変わり、そしてその場の全員がログインしてきたPohと言うプレイヤーに対して決闘申請を行う。ザッ、ザッ、ザッという足音と共にポンチョを着用し、それに付属するフードを目深に被った男。腰には中華包丁に似た、ダガー系の武器、友切包丁をぶら下げている。そして階段を降りきり、向かい合う二人の前まで割って入る様にして立ち止まったPoh…その男にその場にいる全員が注目している…そして。

 

「よぉ、お前ら。今日もいい感じにイカれてんな。おーおー、全員が全員オレに決闘申請なんかしてきやがって。オーケーオーケー…。」

 

と、ランプの灯がPohの口元を照らす。

 

「全員、順番に掛かってこいやぁ!!イッツ・ショー・タァイム!」

 

Pohが友切包丁を抜いて声高々にそう言うと全員が歓声を上げて、早速一番目の挑戦者が中央へと躍り出る。

 

 

さぁ、皆さまいかがですか?苛烈にいかれて、盛り上がりたいなら…PKギルド改め対人戦ガチ勢ギルド"笑う棺桶(ラフィンコフィン)"へ。

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