マリン、ソウタロウスタート地点
「ユンゲラーの耐久を鍛えていないことが、ここに来て裏目となりましたね」
「でも、耐久を鍛えてないってことは他を重点的に鍛えているって事でしょ」
「ええ、耐久を鍛えていない代わりにサイコキネシスをとことん鍛えてあります」
ユンゲラーのタイプはエスパータイプ、サイコキネシスがユンゲラーが使える最も強い技だ
そのためソウタロウは、ユンゲラーのサイコキネシスをとことん鍛えている
「じゃあ、そのサイコキネシスでカイリキーを倒してよ
あなをほるはアーマーガアの上に乗ってかわせばいいじゃん」
「なるほど、アーマーガアはタクシーとして人を乗せて飛べるほどのパワーを持っている
ユンゲラーを乗せながらでも飛ぶことが出来るということですね」
「そういう事、これならスカタンクのあなをほるも怖くないよね」
「ええ、これならいけると思います」「じゃあ、リベンジマッチといきますか」「はい」
『流石マリンさん、ポケモンの長所を見つけそれを活かすのが得意だ
それに比べて僕はポケモンの知識なら誰にも負けないはずなのにあまりそれを活かせていない
このままでは僕はマリンさんに相応しい相手になれない、リーダーはカナさんにお似合いだと思うが
僕はなんて・・・』「ソウタロウ、大丈夫」「あっマリンさん大丈夫です、問題ありません」
ソウタロウがとても苦しそうな顔をしていたので、マリンが心配して声を掛ける
「そう、ならいいんだけど、あんまり無理しちゃダメだよ」「はい、ありがとうございます」
『何をしているんだ僕は、今は目の前のことに集中だ』
ソウタロウは焦りを感じていた、ポケモンの知識なら誰よりもあるはずだが
それを活かしているとは言えない、初恋の相手マリンの前であまりいい所を見せられていない
それどころか今回は、自分がユンゲラーの耐久を鍛えていないばかりにピンチに陥ってしまった
良いところを見せるどころかかっこ悪い所を見せてしまってこのままではマリンに嫌われる
のではないか、というかそもそもすでに嫌われているのではないかと思ってしまっている
最近リーダーのカケルとサブリーダー的存在のカナが上手くいっているのを知っているため
余計に焦ってしまっている
『ソウタロウ、本当に大丈夫なのかな心配だな』
ソウタロウの不安とは裏腹にマリンはソウタロウのことを心から心配している
そしてそのまま、ソウタロウとマリンは下に着いた
悩むソウタロウとそれを心配しているマリン、果たしてこんな状態で勝つことができるのだろうか