魔進チェイサーはヴィジランテ(リメイク版) 作:ティガ・レウス
──ナイトアイ事務所は強盗団レザボアドッグスの事故をキッカケに、約二週間程前から八斎會にについて独自調査をしていた。 調査開始からすぐにヴィラン連合の一人・トゥワイスとの接触があった事などを話していった。
そして薬物の話に移ると、ファットガムが先日の切島のデビュー戦で天喰に打ち込まれた、個性を壊す薬について話した。ちなみに天喰は回復したようで、朝食は牛丼だったのか手は立派な牛の蹄になってた。
相澤の『抹消』とはちょっと違うらしく、相澤のそれは個性因子を一時停止させるだけで、ダメージを与える事はできないと相澤本人は語った。
「そしてその中身を調べた結果……ムッチャ気色悪いモンが出てきた……」
人の血ィや肉が入っとった
その言葉を聞いて、会議室の面子は青ざめた。
「「……!」」
「つまり…その効果は人由来…個性って事?個性による個性破壊…」
話の最中、プロヒーローの一人がそれがどのように八斎會と繋がるのかと聞くと、ファットガムは続けて説明した。
切島が捕らえた男が使用した違法薬物などの流通経路は複雑で今でこそかなり縮小されたが、色々な人間・グループ・組織が何段階にも卸売りを重ねて、ようやく末端に行き着く。 その中間売買組織の一つと八斎會は交流があったという。
また、先日リューキュウ達が退治した敵グループ同士の抗争で片方はグループの元締めが、その交流のあった中間売買組織だった。
「巨大化した一人は、効果の持続が短い粗悪品を打っていたそうよ」
「最近多発している組織的犯行の多くが……八斎會に繋げようと思えば繋がるのか」
「ちょっとまだ分からんな……どうも八斎會をどうにかクロにしたくてこじつけてるような。もっとこう、バシッと繋がらんかね」
「若頭、治崎の個性は『オーバーホール』。対象の分解・修復が可能という力です。分解…一度『壊し』『治す』個性。そして個性を『破壊』する弾」
「「……!!」」
恐ろしい事実を聞いた通形は、思わず俯いてしまった。
「まさか…。そんなおぞましい事……」
「超人社会だ。やろうと思えば誰もが何だって出来ちまう」
「ああ、1人の少女をそんな事をするとは…許せないね。」
「何?何の話……!?」
「全然見えてこないんだけど…」
「やっぱガキはいらねーんじゃねーの?分かれよな…。つまり、娘の身体を銃弾にして、捌いてんじゃね?って事だ」
『……!?』
ロックロックからの分かりやすい要約に、またしても驚愕の表情になる生徒たち。その中で通形はとても悔しがっていた。
(何が…最高のヒーローだ…!!何が…百万
ミリオン救うルミリオン…!!)
「今この場で一番悔しいのは、ミリオです」
「今度こそ必ずエリちゃんを…!!」
『保護する!!』
「それが私たちの目的になります」
その後はヒーローたちが八斎會の本拠地の場所、いつ突入するのかで議論になった。その最中で相澤が質問した。
「あのー…一つ良いですか。どういう性能か存じませんが、サー・ナイトアイ。未来を予知できるなら俺たちの行く末を見ればいいじゃないですか。このままでは少々…合理性に欠ける」
「それは出来ない」
「……?」
相澤からの質問にナイトアイは自分の個性『予知』について詳しく説明したが、それでも相澤は再び彼に言った。
「それだけでも充分過ぎる程色々分かるでしょう。出来ないとはどういう事なんですか?」
「…例えば、その人物に近い将来……死、ただ無慈悲な死が待っていたらどうします?」
(───…ナイトアイ…オールマイトの事で…)
続けて説明したナイトアイ。だが、それにロックロックがいきり立ちながら俺を見てみろと食い付いた。しかしナイトアイはダメだと断った。
「取り敢えずやりましょう。『困ってる子がいる』。これが最も重要よ」
「娘の居場所の特定・保護。可能な限り速度を高め、早期解決を目指します。ご協力よろしくお願いします」
席を立ちながら面子に言ったナイトアイ。その後、個別に詳細が行き渡った所で会議は終わったのだった。
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グラントリノ事務所
「会議で出された結論がこうだ」
グラントリノは事務所を訪ねて来たチェイス(出久)に会議で出された結論を話していた
「奴め…そんな事をしていたのか‼︎」
チェイスは治崎かやっていた事に拳を握りあの時エリを保護しなかった事を後悔していた
「悪いがわしは用事があるから死穢八斎會突入には参加できん」
「それは任せろ。奴の居場所は分かるからな」
「そういやあお前さんはエリって言う少女にあれを渡したんだな」
「ああ、そのおかげで居場所は分かるからいつでもいける」
「お前さんを信じなかった奴らも突入に参加するらしいぞ?」
「会う前に速攻で終わらせるさ」
「そうか…頼んだぞ」
「任せろ」
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その数日後死穢八斎會突入日が決行されナイトアイ事務所、リュウキュウ事務所、ファットガム事務所とインターン生、相澤と警察関係者は死穢八斎會に突入したが敵の個性により分断をされてしまった。ミリオは個性を使い1人でオーバホール(治崎)を追った
「すみませんね…やっぱり話を聞かせて下さい」
「すぐ来れるような道じゃなかったはずだが...」
「近道したんで...その子の保護しに来ました」
「...事情が分かったらヒーロー面か、学生さん。あの時見て見ぬ振りしたよな。お前に保護されるなんてこの子は望んじゃいない...この子にとってお前はヒーローじゃない」
「...だから来た」
「伝わらないならわかりやすく言ってやろう」
ミリオは治崎に向かう
「死ぬってことだよ」
ミリオは治崎と戦闘するがその場に来た酒木泥泥、音本真の個性で苦戦してしまうが酒木を倒してエリを保護する事に成功した。だが…治崎は音本に命令して個性破壊弾を撃とうとしたその時
「か、身体が…⁉︎」
「なんだ⁉︎」
突如治崎達の身体が重くなり
ドガガガ‼︎
「ぐはぁ⁉︎」
「がはぁ⁉︎」
何者かにより治崎と音本は吹き飛ばされた
「これが個性破壊弾が入っている拳銃か…」
謎の男が現れ音本が持っていた個性破壊弾が入っている拳銃を持っていた
「っ⁉︎てめぇ返しやがれ‼︎」
銃を奪われた治崎はそう言ったが
グシャ
男は拳銃を握り潰した
「なっ…⁉︎」
「貴方は一体?」
「俺の名はチェイス…また会ったな治崎!いや、オーバホール‼︎」
「ルミリオン...!」
「ナイトアイ!確保を!」
そこへ相澤、ナイトアイが現れた
「(幹部が3人倒れ、ボロボロの治崎、歪な壁に覆われた空間...そして無傷の少女...!)よくやったミリオ...!!」
「お前…み「チェイスと呼んでくれ相澤先生」チェイス何故此処にいるんだ?」
「グラントリノの情報で来ました。間一髪だった…俺が来なけりゃ此奴は個性を失っていた」
「ありがとな…チェイス」
「此奴らを連れて離れてくれ…俺が戦う」
「待ってくれ!僕も戦う‼︎」
「あんたは治崎との戦いで満身創痍なんだろ?俺に任せろ」
「貴様ぁよくも‼︎ 俺の計画を台無しにされてたまるか!なぁ、音本...!!嫌だよなぁ!俺がこんなところで終わるのは!音本、本当によくやってくれたよ。お前なら俺の為に…死ねるだろう!?」
その瞬間治崎はチェイスに気絶させられた音本の顔を掴み、分解し殺した。そして自分を分解した
「「「「な⁉︎」」」」
「自分自身を分解して融合したのか‼︎」
「さぁ壊理を帰してもらおうか」
治崎の体は大きく歪になった手が背中から2本生えて、その歪な4本の手を持つ化け物になった
「さて、行くか」
「戦う気か⁉︎」
「そのつもりだ」
「無茶はしないでくれよ?」
「任せろ」
「逃すかぁぁぁぁぁぁぁ」
「ふん‼︎」
チェイスは治崎の周囲を重加速状態にした」
「身体が…鈍い⁉︎」
「今のうちだ‼︎」
「感謝する!」
「あ…」
「後でな…エリちゃん」
エリはチェイスにお礼を言おうとしたがナイトアイ達に連れて行かれた
「行ったな…さて」
《キュラリラ♪シグナルバイク!ライダー‼︎》
「変身‼︎」
【ライダーッ!チェイサーッ‼︎】
「貴様の野望はここまでだ‼︎」
チェイサーに変身したチェイスは化け物になった治崎と戦闘を開始したが治崎は崩壊した天井から落ちて来た入中含む幹部を分解して更に巨大な化け物になった
「それがなんだオーバホール…貴様は俺には絶対に勝てん‼︎」
『バット』
チェイスはブレイクガンナーにバットバイラルコアを装填して蝙蝠の様な武器を背中に装着し空中に飛び上がった
《ヒッサッツ!フルスロットル‼︎》
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
加速しながらの強力なライダーキックを治崎に放った
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
ドガァァァァァァァァァァァァン‼︎
エリはナイトアイに抱かれながら見た。そこには倒れている治崎と立っている仮面ライダーチェイサーの姿だった
「(私の…ヒーロー)」
そして治崎は逮捕され警察車両に運ばれた。
「この個性破壊弾と血清は預る。その後グラントリノに渡しておく…狙っている奴がいるからな」
「狙っている奴?」
「"敵連合の死柄木弔"だ」
「何⁉︎」
「奴らも来てたみたいだが逃げたようだ…」
「そうか…感謝するよ」
「じゃあな…会う事はもうないだろ」
「待って!お兄ちゃん‼︎」
「エリちゃんか…」
「行っちゃうの?」
悲しそうな瞳でチェイスを見上げていた
「ごめんな…此処には長く居られない」
「また会える?」
「そうだな…またいつか会おう。相澤先生この事は彼奴ら(インターンに来てる切島達)には言わないでくれ…」
「ああ、そうする」
「じゃあな」
【ライダーッ!チェイサーッ‼︎】
再びチェイサーに変身したチェイスはその場を走り去った
死穢八斎會編終了です。