ラブライブ!ーschool idol produce-   作:AGRS

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どうもーAGRSでーす。

テスト前でーす。
でも書きたいから書きまーす。

とりあえず4話までにμ's全員出したいので
急ぎ足でいきます。

それではどうぞ。


第3話 ひとつのI/巫女服少女と生徒会長

波乱の転入初日を終えた夜、

俺は桐葉と夕食を摂っていた。

 

 

「晴人、スクールアイドルの手伝いを引き受けた

そうね」

 

「…あぁ、まあな」

 

あれ?桐葉なんで知ってんだ?…あぁ、もしかして

理事長から聞いたのかな。放課後に一応理事長の所に報告に行ったからな。

 

ちなみに穂乃果と話してたらいつの間にか昼休み

を終えたチャイムが鳴ってたみたいで先生に怒られました。

 

 

「まぁ、あんたが何しようともあんたの勝手だから余計な口出しはしないけど…少し意外ね」

 

 

「俺も…引き受ける気はなかったんだけど、

やっぱり目の前で頑張ってる人がいると応援したくなるっていうか…。俺に出来ることはやってあげたいって思ったんだ」

 

「その精神を私の時にも活用して欲しかったわ」

 

「桐葉には必要ないだろ…」

 

そう。桐葉ほどの技術と才能があれば、他人の応援

などなくても自然と人を惹き付ける。

だからこそあれほどの人気を出せたのだから。

 

 

「ま、そんなわけだからアイドル活動とかで帰りが遅くなるかもしれないけど気にしないで」

 

「ええ、私も帰ってくるのは夜が多いからそれはいいけれど…無理はしないように」

 

なんだかんだ言いながら心配してくれる。

誤解されがちだけど、桐葉は根は凄く優しいのは

俺がよく知ってる。

 

「わかってるって。

もしかしたら曲とかダンスで桐葉に頼るかも

しれないけど」

 

「それは嫌よ」

 

 

あっさり断られた。

 

 

「あんたが自分で引き受けた事なのだから、自分でやり遂げなさい。その子達と相談するのはいいけど私に頼るのは厳禁ね」

 

ま、マジか…散々頼ろうと思ったのに。

 

「わかったよ…。

でもここの機材を使うのはいいよな?」

 

「ええ、それは構わないわ」

 

幸い、当時使用したとされる音楽機具は

このマンションに置かれている。

使いもしないのに置いておくのは邪魔だろうと思ったけどこんな形で役立つとは。

まぁ、真に驚くべきはその機材を置いたとしても

有り余るこのマンションの馬鹿デカさだけどな。

 

「それで、明日からもう活動に参加するの?」

 

「いや、まず昼休みに生徒会室に行けって。

なんでも生徒会長もμ'sのメンバーらしくて。で、放課後にアイドル研究部の部室に行って残りのメンバーと顔合わせってところかな」

 

μ'sのメンバーは9人。会長も合わせて俺が会って

いないのは3人だ。

 

 

「んじゃ、ごちそう様。風呂俺が先入っていい?」

 

色々あったから早く汗を流したい。

 

「ええ、いいわよ」

 

桐葉の了承を得て、俺は着替えを取りに自分の部屋へと向かう。

 

「桐葉」

 

途中、振り返って

 

「俺、音ノ木坂に来てよかった思う。ありがとな」

 

そう言って扉を閉めた。

 

 

 

 

「…ありがとう、ね」

 

晴人がリビングを出た後、桐葉は静かに呟いた。

 

「お礼なんか要らないわ、晴人。

あんたがどこの馬の骨ともわからない女と

万が一の事がなければ、ね」

 

 

 

 

翌日。

俺は日課である早朝のランニングをしていた。

もはや習慣付いているそれは、場所が変わっても続けてしまう。

 

「よし、後5km…」

 

そこでふと思う。

 

「あ、そうだ」

 

俺は用事を思いだし、早めに切り上げて

一度家に帰宅した。

 

 

 

制服に着替えた後、例の神社に来ていた。

転入初日に訪れたのはいいものの、お賽銭出来なかったのが心残りだった。

 

「無難に5円かな。うん」

 

賽銭箱に金を入れて、柏手を打ち拝礼する。

 

 

「こんな朝早くから賽銭なんて珍しい人も

いるもんやねぇ」

 

そんな声が聞こえたので後ろを振り向く。

黒紫の髪で、巫女服を着た女の子がそこに

立っていた。

 

「お賽銭、おおきにね。…見たことない制服やね?」

 

「ああ、これは音ノ木坂学院の…」

 

「音ノ木坂?」

 

興味を持ったのかその子は一歩近付く。

 

「ウチも音ノ木坂の生徒なんよ。

名前は東條 希。3年生や」

 

え、上級生?

 

「すいません、先輩だったんですね。俺は昨日から音ノ木坂に入った夢神 晴人って言います。1年生です」

 

「んー、なんか堅苦しいなぁ」

 

 

…2日続けて同じこと言われた。

 

 

「無理に敬語にせんでええよ?人によっては

話しづらいと思うし」

 

「けど、馴れ馴れしくないですか?」

 

「ウチがええと言っとるんやから先輩の好意は

素直に受けとっとき。それに名前でOKや」

 

「わかった…じゃあ希。希はここで何してるんだ?」

 

「おお、男の子に名前で呼ばれるのって

意外にドキッと来るもんやね」

 

 

………。

 

 

「ああ、ごめんごめん。ウチはここでバイトしてるんや」

 

「こんな朝早くからか?」

 

「時給がええからね。贅沢言ってられへんのよ」

 

ふぅん。高校生でバイトと言えば小遣い稼ぎが多いけど、この人は何か目的があるのだろうか?

 

「ねぇ、晴人。ここで会えたのもなにかの縁。

一つ占ってあげようか?」

 

そう言って希は怪しげなカードを取り出す。

まさかのそういう類好きの人か?

 

「そんな警戒せんと。ちょっとした遊びと思ってくれてかまへんよ」

 

「…じゃあお願いしようかな」

 

希はにっこり笑うと、すぐさまブツブツと呟く。

やだ、結構怖い。

 

「…女性多難の相が出とるねぇ」

 

「えっ?」

 

「まぁ、気にする必要ないんよ」

 

「い、いや、なんだよ。気になるだろ。

どんな結果だったんだ?」

 

「ほらほら.早く行かんと遅刻するよ。またの機会に教えてあげるから急いだ方がええよ?」

 

希は強引に話を打ち切る。占うだけ占ってそれか。

 

「会える機会は少ないと思うけど…」

 

「そんなことないんよ」

 

希はカードを口にあてながら言った。

 

 

「意外と早く会えるかもしれへんよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて…初めましてね、夢神 晴人君。当学院の生徒会長である絢瀬 絵里です。もう知ってると思うけどスクールアイドルをやっています」

 

昼休み。言われた通り生徒会室へ行き、

生徒会長に会っていた。

 

「1年の夢神 晴人です。転入手続き等ではお世話になったと思います。ありがとうございました」

 

「私はちょっと関わっただけよ。それにあなたも

もうμ'sの一員なんだから敬語は不要よ」

 

うん。もう慣れた。

 

「これからよろしくな、絵里」

 

「あら、順応性が高いわね。話が早い人は好きよ。

私も晴人と呼ばせてもらっていい?」

 

「勿論」

 

「では晴人。あなたには早速放課後に部室へ

来てもらうわ」

 

 

俺は頷く。実際にμ's内の雰囲気とか見てみたいし、まだ会ってないメンバーにも会ってみたい。これから先、共に頑張っていく仲間として先に越したことはない。

 

 

「そういえば絵里だけか?副会長とかは…」

 

「ああ、それはー」

 

 

ガチャッ、と生徒会室のドアが開く。

 

「えりち、お昼ご飯買ってきて…あれまぁ」

 

「ぁ…」

 

 

すごく見覚えのある女子生徒が俺と目を合わせる。

 

 

 

「ふふ、ほらね?また会えたんよ」

 

 

 

両腕にパンを抱えた希がゆっくりと微笑んだ。

 

 

 

 

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