史実はラノベよりも奇なり ~歴史短編集~   作:ロッシーニ

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その5 ~ラクダの戦い~

アリーはカリフ就任後すぐ、現在のイラクにあるクーファに居場所を移した。この地はウマイヤ家に軍事基地として利用された重要都市だが、彼らの支配が暴政であった為にウマイヤ家に反発する者が多かった。

ここを拠点に軍団を作り、ムアーウィアの本拠地であるダマスカスへ向けて進軍しようという算段である。

 

そのクーファから500㎞ほどの距離にある軍事都市バスラが敵軍に奪われた。

アリーがその知らせを受け取ったのは656年12月のことだ。

 

しかも、相手はアリーが敵であると認識していたウマイヤ家の手の者ではなく、アーイシャ、タルハ、ズバイルからなるタイム家派であるとのことだった。

 

その報せを聞いたときアシュタルは

「あのお調子者どもめ! やっぱり裏切りやがったか!」

と足下にあった物を全て蹴飛ばしながら怒ったが、アリーはただただ彼らの行動に驚いて絶句した。

 

アリーの考えでは、一度忠誠の誓い(バイア)を行った者が、その対象に反旗を翻すことなどあり得ない。

一度、公に自らの意思を表明した以上、こんなにも早く態度を変えるなんて、恥ずべきことなのだ。

もしも、彼らが権力欲しさにこんなことをしているなら逆効果だ。

集団の長とは最も倫理的に優れた者がなるべきモノで、このような行いは自ら地位を手放すことと同義である。

 

尤も、タルハやズバイルの考えはそうではないし、アシュタルは遺憾にもそういう人間がいることを知っているから彼らを疑っていた訳なのだが、とにかくアリーの考えではそうなのだ。

 

アリーには何が何だかさっぱりわからない。

しかも、アーイシャらは兵を集める際の大義名分として「ウスマーン暗殺に対する血の復讐」を喧伝しているという。

 

確かにアリーはウスマーン暗殺犯たちの罪を不問にした。

それだけを見れば、アリー自身もウスマーンの暗殺に何らかの関与があったと疑われても仕方がないのかもしれない。

だが、それは襲撃に参加したアブー・バクルの息子、ムハンマド・イブン・アビ・バクルの命を助ける為に行ったことだ。

それはつまり、アーイシャらアブー・バクルの派閥との同盟の為でもある。それなのに彼女らはウスマーン暗殺への報復を名目にアリーの打倒を進めようとしている。

 

何たる裏切りであろうか。

アリーの頭の中をそのような考えが駆け巡ったが、それでも彼はそれを言葉として発することはなかった。

そんな浅ましいことをする人間がいるはずがない。

アリーの根底にあるそんな考えが、彼らを悪人と断ずることを妨害していた。

 

だが、事が事がである以上、事態には対応するしかない。

アリーはウマイヤ家に対抗するために集めた自分の軍に命を下し、バスラ方面へ向けて出発した。

 

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アリー軍とタイム家の軍はバスラ郊外のワーディー・サブアで対峙した。最終的な軍事衝突を避けるため、両軍の大将と副将は互いの陣の中間にある砂漠地帯で会見を行った。

 

「タルハ、それにズバイル! 忠誠の誓い(バイア)しながら裏切るとは何事だ! 恥ずかしいとは思わないのか!」

 

ラクダの上からアリーが叫ぶとタルハが応じる

「アリー! お前に誓った忠誠は強制されたものだ! ムハンマドの妻、アーイシャ様と初代カリフ、アブー・バクル様の血縁たる我らが貴様などに心から忠誠を誓うはずがないだろう! よって裏切った覚えなどない!」

 

「なんと下劣な!」

と思わず口走るアシュタル。

気持ちは同じであったが、アリーは彼を制して言った

 

「タルハ、それはお前らしくない。いや、ムスリムらしくないと言うべきか。」

「何だと!?」

「お前は強制されたら、正しくないことでも受け入れてしまうのか? 我々、イスラムの信者はそうではなかったはずだ。始めにムハンマドが教えを説き始めた時、メッカの人々は皆、彼を嘘つき呼ばわりした。しかし、私たちはバカにされようが、迫害されようが、神の教えの正しさを信じて今日まで戦い抜いてきた。だからこそ今があるのだ、違うか!」

 

「それは…」

「ずっとムハンマドの魂と共に戦ってきたお前たちが、強制されたから妥協してバイアを行ったというのか!? 自分の意思に反する行いをしたと言うのか!? 今の発言は嘘だと言え、気の迷いだと言え、今ならまだ引き返せるぞ!」

「だが、だがオレは…戦うぞ…」

 

タルハが言い返せなくなっているようなのでアリーは

「ズバイル!」

と叫び、今度は彼に語りかけた。

 

「ズバイル、さっきから黙っているが、お前はどう思っているんだ。」

「オ、オレか!?」

 

ズバイルが驚いて急に背中をピンと伸ばしたので、手綱をひかれたと思ったラクダが足ぶみを始めた。ズバイルは慌ててラクダの胴をさすってそれをなだめる。

ラクダが落ち着くのを待って、アリーは言う

 

「そうだ。兵を率いるのはお前だろう? 直接戦う人間の話も聞いておきたい。」

「オ、オレは上に従って戦う。これまでもずっとそうだったからな!」

「では、今のお前にとっての上とは誰だ?」

 

「何…どういうことだ?」

「なるほど、お前は今まで長い間自らの主に忠実に働いてきた。それは私も認めるところだ。」

「そうだろう!」

「しかし、今、お前の主は誰なんだ? 過去にはムハンマドやアブー・バクルであったのかもしれない。だが、彼らの死後は? 誰に従う?」

 

「だ、誰と言われてもだな…そう簡単に決められることでは…」

「バイアしたのだから、私に従うべきではないか?」

「そ、それも一理あるにはあるが…」

「仮にお前が私をカリフとして相応しい人間だと思わないなら、まぁ、それでもよい。だが、その先お前はどうする? 誰に従う? アーイシャか? タルハか? それともムアーウィヤやマルワーンか?」

 

「だから簡単には…」

「決断しなければ、流されるだけだ。主に対してただひたすらに従うのがお前の美徳であるならば、それもよい。だが、それでも誰に従うのかはお前自身が選ばなくてはならない。どうするつもりなんだ?」

 

ズバイルもタルハも、最早何も言えない。交渉はここで終わった。

最後にアリーは2人に言った。

 

「お前たちだけで進退を決められないなら、持ち帰ってアーイシャや他の仲間と相談でもして決めるといい。私は、本来お前たちと争う理由はないと思っている。ムハンマドの下、共に戦った仲間の賢明な判断を待っている。だが、お前たちが私の前に立ち塞がるなら、相手になろう。悪いが、私は今から自分が行こうとしている道を信じている。お前たちは、自分の道を信じられているか?」

 

---------------------

 

「なぁ、考えてみたんだが、やっぱりこの挙兵に大義はない…。止めにしないか…。」

アリーとの会見を終え、自軍の本営に帰るとズバイルは開口一番そう言った。

その場にいたのは、タルハとアーイシャ。それにズバイルの息子アブドゥッラー・イブン・アッ=ズバイル、そしてウスマーンの補佐役兼見張り役でもあったウマイヤ家のマルワーンである。

マルワーンは勿論、ウマイヤ家の派閥に属する人物だが、アーイシャらの挙兵を聞きつけて援軍に来ていた。彼は本来どちらの味方でもないが、このタイム家派vsアリー派の対立においては、既にカリフの地位を得たアリーの打倒を優先したのである。

 

ズバイルの発言を聞いてもタルハは驚かなかった。会見に同席していた彼は責任上、口には出せないもののズバイルと同じ気持ちであった。

だが、他の3人からすれば、とんでもない話である。

 

「それは話が違うぞ!」

最初に声をあげたのはマルワーンだった。今回の出陣は彼にとっては周囲の反対を押しきってのモノなのだ。

 

実のところ、ウマイヤ家の人々の大半はウスマーン暗殺を主導したのはタイム家の勢力だと思っている。

それは、事件にムハンマド・イブン・アビ・バクルが参加していたことでも明らかである。また直情的なアーイシャはよくウスマーンの治世に対する不満を公に発していた。

だから、アーイシャら勢力の中枢が直接手を下した訳ではないにせよ、少なくとも間接的に預言者の妻の言葉が民衆を蜂起させウスマーンを死に至らしめるのにつながったのは間違いない。

それは、アリーが事を荒立てるのを好まず、直接的に政権批判をしなかったのとは対照的だ。

 

そんな経緯から、この戦に関してウマイヤ家の主流な意見は、まずはカリフでもあるアリーに協力して賊軍たるタイム家を倒した後にアリーの政権内でメッカ有力部族の権益拡大を考えるというものだった。

 

だが、マルワーンの意見は違った。

ウスマーン側近として長く権力の近くにあった彼は一度権限を握ってしまえば行動に対する理由付けなど後でどうとでもできることをよく知っていた。

だから彼はまず最初にタイム家と協力して最も強いアリーを倒すのだと主張し、一族の者の制止も聞かずにムリヤリいくらかの兵を引き抜いてここワーディー・サブアまでやってきていた。

今さら戦わないなどと言われたら立場がないのである。

 

「オレはアンタらが戦うと言うからここに来たんだ! アリーと話して気が変わったのか!? もしそうなら重大な裏切りだ!」

「そうではない…。だが、そもそもオレにはアリーの何がいけないのかわからないんだ…。殺し合いをするほどの意見の対立が我々の間にあるのだろうか…。改めて選挙をやったらいいのではないだろうか。」

「アリーはウスマーン暗殺犯だろうが!」

「…。ウスマーンを殺したのはアリーじゃない…。殺したのはむしろ…」

 

ズバイルの言葉を遮り

「それ以上言うな!」

と叫んだのはズバイルの息子アブドゥッラーだった。

 

「オレたちだってわかってる! ウスマーン暗殺がオレたちの扇動の結果だってことも、この戦がアーイシャ様の個人的感情から発生していることも!」

 

「なんですって!」

とアーイシャがヒステリックに反応したがアブドゥッラーは無視して続けた

 

「 たぶん、道理で言ったらアリーが正しいよ、ヤツはいつでもそうさ、腹立たしいくらい正しいことしか言わない堅物だ。でもオレたちは動きだしてしまった! アーイシャ様や親父を慕う連中を何万人も巻き込んでだ! オレだって家族を見捨てる訳にはいかない、親父がやるっていうからついて来たんだ! だから全ての元凶たるウマイヤ家の協力まで仰いでいるんだろう! 今さら退くなんて許されない! 」

 

アブドゥッラーの熱弁により、タイム家派閥の行動は決まった。ズバイルは、また周囲に流されていくことになったのである。

 

何故、こんなことになってしまったんだ…。

と、ズバイルは頭を抱えた。

 

ズバイルは、正しさとは、正しい人に従う事だと思ってきた。だが、この戦いの場において、正しい人とは誰なのか。ズバイルにはわからない。

強いて言えば、アリーの言っていることが一番的を射ているような気がしたので、彼に従っておくべきだったのだろうか。だが、そうなるとタルハやアーイシャは間違っているということになる。ズバイルには、ずっと行動を共にしてきた彼らがそんなに悪い人間だとも思えない。

 

「ああ、預言者がいてくれたら。」

 

ズバイルはそう呟いた。ムハンマドはいつも正しかった。神の声を聞き、いつも正解を与えてくれた。そして、自分はそこに向かって精一杯努力するだけでよかった。

 

正解がわからないことが、迷うことが、こんなに苦しいなんて知らなかった。

 

ズバイルはそう思って一人さめざめと泣いた。

 

---------------------

 

こうして、タイム家派vsアリー派の対決、ラクダの戦いが始まった。この戦いの名はラクダに乗って自ら参戦したアーイシャの勇姿が由来となっている。

だが、勿論、戦争に関しては素人の彼女自身が指揮をとった訳はなく、全軍を任されたのは実績豊富なズバイルであった。

 

兵数としては、タイム家側が3万、アリー派側が2万である。ウマイヤ家からの援軍を得ているタイム家派が数の上では有利であった。

 

だが、結論から言えば、タイム派は敗れた。

そうなった原因はハッキリとしないが、端的に言えば、指揮官の戦いにかける決意の差であったと言えないだろうか。

 

アリーの軍は彼らのリーダーのカリフ位を守るため、一心不乱に戦った。だが、タイム家の派閥にはまともな大義名分がない。

いちおう、ウスマーン暗殺の黒幕であるアリーを成敗するという目標を掲げてはいるが、それが単なる噂話、あるいは大嘘であることは誰もが知っている。

そして、迷える総指揮官ズバイルはそんな兵士たちが自信を持って戦えるだけの正義を彼らに与えることができなかった。

 

戦いは早朝から始まった。

しばらくは一進一退が続くものの、迷いを振りきらんが如く奮戦していたタルハが戦場で倒れると、総指揮官ズバイルを守る軍団も壊滅。ズバイルは退却を試みるもその途中で討たれた。これにより、全軍総崩れとなり、マルワーン、アブドゥッラーは敗走した。

 

そんな中、ただ一人、アーイシャだけがアリーの本軍へ向けて決死の突撃をかけた。

鬼気迫る突破で彼女のラクダはアリーの目前まで迫ったが、寸前のところでアリー配下の兵に止められた。興奮状態にあった兵士たちはアーイシャのラクダの足を傷つけて動きを止めた後、彼女にトドメを刺そうとしたがアリーはそれを固く禁じた。

 

「殺すな! 勇敢に戦った信者の母に敬意を示せ!」

アリーの指示に従い、アーイシャは取り押さえられ、アリー軍の本陣へと連行された。

 

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夜が更けた頃、アリーは事態が落ち着くのを待ってアーイシャと会見した。

 

陣に点る灯りの真ん中にアーイシャはヘタリ込んでいる。

彼女の傍らにはズバイル、タルハ両名の遺体が横たわっていた。

 

彼らが戦死したのは聞いていたが、遺体はまだ見ていなかったので、アリーはまずそちらの方に目がいった。ズバイルは何かから解放されたように安らかな表情で眠っているが、タルハの遺体には太ももの辺りから多量に出血した跡がある。かなり苦しんで死んだ様で表情もかなり歪んでいる。

 

思わず目を伏せたアリーの様子を察してアーイシャがポツリと言った。

 

「マルワーンに殺されたんです」

「何?」

「タルハのことですよ。逃げる途中、マルワーンに矢で射られたのです。」

「何故そんなことを? マルワーンはお前たちと連携していたのではないのか?」

「それはマルワーンに聞いてみないとわかりません。でも、想像はつきますね」

 

アーイシャはそう言い鼻で笑った。その嘲笑はアリーに対するモノでもなければ、タルハやマルワーンに対するモノではなく、自分自身に対するモノだった。

 

「私はまんまと騙されたのです。マルワーンはウスマーン暗殺の黒幕があなたではないと知っていたのでしょう。」

「当たり前だろう。私は彼と反乱者の仲介すらしていたのだ!」

「ええ。そんなこと、誰もが知っている。でも、彼は自ら私たちの下へやってきて味方になると言った。アリー、あなたを葬るためです。そして、私たちは、利害の一致する彼を信じた。」

 

「何故そんな…」

「アリー、あなたは正しく、そして強い。だから多くの人にとって邪魔なのです」

 

アリーにはその理屈がわからない。アリーの考えでは正しい行いをする人は必ず皆に認められるモノなのだ。

 

アリーのキョトンとした表情を見てアーイシャは

「まぁ、いいでしょう」

とため息をついた。

この男にはいくら説明してもわからないだろう。

そう判断したのだ。

 

「マルワーンはあなたを倒すために私たちを利用しようとしたのです。でも、彼は内心、私たちのことを激しく憎んでいた。彼の傀儡であったウスマーンの殺害は私たちの仕業だと思っていたからです。そして、それは実際そうでした」

 

「意外だな、認めるのか。」

「殺害する意図はありませんでした。でも、ウスマーンを引きずり降ろそうと民衆を扇動した結果がああなったのだから、ウマイヤ家の人々にとっては同じことかもしれません。」

「それでもタルハへの攻撃は許しがたい…。一度は手を組んだを殺すとは…信じられない。」

 

「彼にとっては必要な殺しでした。マルワーンは一族の反対を押しきって我々に加勢していましたからね。負けて帰ったのではたとえ無事ダマスカスに辿り着いても立場がありません。だから、苦し紛れにウスマーン暗殺の扇動者としてタルハを殺して逃げたのでしょう。ウマイヤ家の大半はあなたより私たちを憎んでいる。そうすれば、なんとか面目は立ちますからね。」

 

「なんで、そう自分本位なんだ…! くそっ! 神の教えはそうではなかったはずだ!」

 

アリーは涙ぐみながらタルハとズバイルの遺体の足下に膝まづいた。

 

そして

「アーイシャ!」

と声をあげる。

 

アーイシャは目を静かに閉じた。自らの政敵から死の宣告を受けることを覚悟したからだ。

 

しかし、彼の口から出たのは

「すまなかった…」

という謝罪の言葉だった。

 

「負けたのは、私ですよ?」

とアーイシャら首をかしげた。

 

「勝ち負けじゃない。たくさんの同胞が死んだ。私が、お前を信じなかったばかりにだ。」

「何を言っているのです?」

「お前は不義密通など働いていない」

 

アリーはまだムハンマドが存命であった時のことを言った。遡っていけば、アリーとアーイシャの対立がそこから始まったのは間違いない。

 

「今さらそんなこと…どうでもいいじゃないですか。」

「いいはずがない! もし仮にお前が罪を犯していたのだとしても、あの時、私はお前を信じなくてはいけなかった! 幼くして預言者の妻となったお前の背負ったモノの重さを理解してやらなくてはいけなかった! ムスリムの、ムハンマドの家族として!」

 

そう言って項垂れるアリーの肩に、アーイシャはそっと手を置いた。

 

「アリー、もういいのです。家族であるあなたを恨み、ウマイヤの者を信じた私が愚かだったのです。」

 

こうして、ラクダの戦いは終結した。

アーイシャはこの後、678年まで生きることになる。敗戦後もなお、信者たちの尊敬を受ける存在として影響力を保持し続けるが、ここから死ぬまでの間、権力闘争に参加することはなかった。

 

アーイシャはこの戦いに参加するまでのアリーのように宗教家として生きることを選んだのである。ムハンマドを直接知る人間として最も長く生きたアーイシャは終生その教えを語り続け、信者たちの母と呼ばれるようになった。

 

一方、アリーの戦いは終わらない。

アリーにとってこのラクダの戦いはできれば避けたい戦闘であった。

 

本当の敵はダマスカスにいる。

第3代カリフ・ウスマーンを操り政権を牛耳ったマルワーンにウマイヤ家の首魁ムアーウィヤ。

 

ムハンマドが作り上げた教義と共同体をねじ曲げ私有化しようとする者こそアリーが戦わなくてはならない相手なのだ。

 

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