【急募】父親を中二病から解放する方法    作:Pekky

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ヒャーもう我慢出来ねぇ! 投稿だぁ!!


幕間 英雄達の変化? さらに混沌へ!

 絶望は加速する。

 

 入念な準備の下、迎え撃ったヒーロー達の敗北。

 

 それは人々の足元を大きく揺らめかせる結果となった。

 

 №1と№2。日本ヒーローのトップオブトップを始めとし、大勢の実力派ヒーローを招集して勝利を納められなかったという事実は、完全敗北と言っても過言ではなかった。

 

 まして相手はたったの2名。片方は未成年というおまけ付き。

 

 死者こそ出ていないものの、多くのヒーローと警察官が数ヶ月も病院で過ごす結果となった。

 

 そして、タルタロスで起きた爆発事件。

 

 犯人である彼女が語った通り、仕掛けられた場所は浅い階層で、最上級の犯罪者のいる場所には影響は無かった。

 

 しかし、一部のセキュリティが停止。十数名分の牢の機能が落ちた。

 

 幸いと言うべきか、最終的にタルタロスを出られた者はいなかった。

 

 だが応戦した職員の内7名が死亡。20名以上の重軽傷者が出て、5名の脱獄者がその場で殺処分となった。

 

 タルタロスで起きた爆発は外からでも容易に視認出来る規模であり、瞬く間に情報が流出。

 

 脱獄不可の看板こそ守ったものの、その威容に陰りが差すことは止められなかった。

 

 いつの間に爆発物が仕掛けられていたのか、どうやって忍び込んだのか、そのどちらも分からなかったからだ。

 

 場合によってはもっと最悪なタイミングで起爆させられていたかと思えば、恐怖を拭う事など出来よう筈もない。

 

 加えて配信中の発言から、他の重要施設にも仕掛けられている可能性が示唆された。

 

 要人の利用する場所、病院など、優先度の高い場所から厳重な検査が行われるのは必然だった。

 

 結果は――――零。

 

 どこにも、ただの一つも見つからずに終わった。

 

 誰もが一安心……などと、なる訳がない。

 

 あのタルタロスにさえ仕掛けられたのだ。どこにあっても不思議ではない。

 

 どこにも爆弾なんてなかった、ではなく、ただの一つさえ見つけられなかった。誰もがそう解釈した。

 

 テレビでは連日、爆発物など何処にも仕掛けられていなかったと安全を伝える放送が流れる。

 

 それで本当に安心を得られている者など、想像力に乏しい者か、危機意識の低い者だけだ。

 

 個性犯罪の発生率は右肩上がりとなり、一般人の中にも衝動的に個性を使用する例が散見された。

 

 元から目につきにくい場所で行われていた事が、段々と我が物顔で表に現れ出したのだ。

 

 路地裏の悪意が、日常への不満が、他人への苛立ちが。

 

 言葉ではなく、それぞれが持つ個性に乗せられて放たれるようになった。

 

 平和の象徴によって築かれたものが、音を立てて崩れていく。

 

 夜間に外出する人が減り、はみ出し者が大手を振って夜の街を徘徊する。

 

 ヒーローとヴィラン予備軍の衝突は日増しに激化し、警察官の目の隈は濃くなるばかりだった。

 

「本当に大丈夫なのか……?」

 

 誰かが言った。

 

「ヒーローは勝てるの?」

 

 誰かが言った。

 

「警察がなんの役に立つんだ?」

 

 誰かが言った。

 

「困った時に助けてもらえるのか?」

 

 誰かが言った。

 

「ヴィランに襲われたらどうすればいいんだ?」

 

 誰かが言った。

 

「もしヒーローが駆けつけてくれても……」

 

 誰かが言った。

 

「相手がもし……()()()()だったら?」

 

 誰かが、誰もが言い続けた。

 

 本当に、ヒーローに任せていいのだろうか?

 

 救う者への幻想は打ち砕かれ、その残照さえ容赦なく焼き尽くされて。

 

 人々の不安は大きく膨れ上がり、逆に今まで社会への不満を溜めていた者は満たされていく。

 

 個性を解き放って暴れ、ヒーローに倒され捕まっても彼等の顔に不安も後悔もない。

 

 口々に零すのだ――――ああ、こんな簡単なことだったんだ――――と。

 

 ただ一歩を踏み出すだけで、こんなにも晴れやかになれるのだと。

 

 それを見た野次馬達の中で、また別の誰かが考える。

 

 自分も、あんな顔をしてみたいと。

 

 自身を縛り付ける全てを捨て去って、欲求の赴くままに……。

 

 そう、()()が言っていたじゃないか。

 

 これは第四の欲求なんだ。仕方ないんだ。

 

 腹が減ったら食べなきゃ。

 

 眠くなったら眠らなきゃ。

 

 誰もがやってる当たり前のことなんだ。

 

 だから、この胸の奥から湧き上がるものも、あって当然のものなんだ。

 

 混乱は広がり続ける。

 

 もはや、一人の特別(オールマイト)だけではどうしようもない程に。

 

 ――――しかし。

 

 変化は一辺倒なものではない。

 

 何かが変われば、別の何かも連鎖的に変化するものだ。

 

 日が沈めば月が浮かぶように。

 

 夜が明けて朝がやって来るように。

 

 その大きな変化もまた、人の目のつかないところから徐々に起こりつつあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 某県某市。

 

 日本の古き屋敷然とした家の、その奥で。

 

 その男――――№2ヒーロー、エンデヴァーは静かに座り込んでいた。

 

 鍛錬用に頑丈に作られた一室の中央で、灯りもつけずに胡坐をかいていた。

 

「…………」

 

 その顔に他者を圧するような覇気はなく、普段から体に纏っている炎も蝋燭のようにか細い。

 

 渦巻く感情は、圧倒的な敗北を喫した事への怒り――――ではなかった。

 

「……あの炎は……俺のものだった」

 

 何度も思い返すのは、つい先日の戦い。

 

 スーパー娘などというふざけた名前で世間を混乱に陥れる少女との初邂逅。

 

 己の個性を会得し、同じ技をぶつけて挑発してきた。

 

 最初こそ、アイデンティティと言っても過言ではない個性を奪われて憤怒に身を焦がした。

 

 例え同じ個性を得ても、研磨した年月が違う事を教えてみせると意気込んでいた。

 

 しかし――――

 

「俺と同じ……しかし……」

 

 炎を高圧縮して撃ち放つ必殺技――――赫灼熱拳。

 

 代償として肉体に熱がこもり、身体能力の低下を招くという欠点がある。

 

 炎系の個性として国内最強と謳われるエンデヴァーだが、その力には明確な限界があった。

 

 どれだけ火力を上げようと、肉体がそれに耐えられないという壁。

 

 もちろん熱耐性も最高峰ではある。ただそれが、彼自身の求める水準に達していないというだけ。

 

 もし熱への絶対的な耐性が備わっていたら、或いはオールマイトと同じ領域にだって行けたかも知れない。

 

 だからこそ歯痒さを覚え、様々なアプローチで強くなろうとした。

 

 いつしかそれにも限界を感じ……許されざる邪道に手を染めたのだ。

 

 だと……いうのに……。

 

「あの炎は……()()()()()()()()

 

 あの場で、エンデヴァーは気付いていた。エンデヴァーだからこそ気付けた。

 

 彼以外の誰にも不可能。オールマイトにさえ無理。

 

 誰よりも炎の扱いに長けた彼だからこそ気付けた、衝撃の事実。

 

「あの女には、()()()()()()()()()()()()()」 

 

 同じ赫灼熱拳を何度も行使しながら、自分とは明確に違っていた。

 

 あの時既に熱がまわり、動きが鈍り始めていたエンデヴァーとは正反対に。

 

 まるで何の支障もなく動き回っていた少女の姿が、彼の脳裏から離れない。

 

「炎……いや、熱の完全操作……か」

 

 炎と体の接触を完全に絶つ。体に伝わろうとする熱すら制御して余さず火力に変える。

 

 貫かれ、今は包帯に包まれた右肩を見やる。

 

 貫かれた瞬間、当然の事として尋常ではない熱を感じた。

 

 しかし思い出せば、貫かれた場所以外は熱が伝わってこなかった。

 

 直に触れずとも、炎に近づけば放射熱によって熱さを感じるものだというのに。

 

 すなわち、炎という現象ではなく、熱そのものを完全な制御下に置くからこそ成し得る。

 

 これを習得すれば、耐性の大小に関係なく火力を上げることが可能となる。

 

「それが出来ると……わかっていれば……」

 

 言い訳にさえならない。

 

 だってそう―――――かつて自分で諦めたのだから。

 

 誰より研鑽を重ねてきたエンデヴァーは、確かに同じ結論に至っていた。

 

 そのために鍛練を積み重ね、何年も費やした頃に不可能だと判断したのだ。

 

 誰よりもオールマイトを超える事に執念を燃やす彼をして、無理だと諦めた領域。

 

 そんな場所に、あの少女の姿をした悪魔は気安く辿り着いてみせた。

 

 何十年もの努力を、あの僅かな時間で超えられた。

 

「――――ハッ。なんだ……それは……っ!」

 

 拮抗された、どころの話ではない。

 

 あの戦いは、()()()()()()()のものだったのだ。

 

 オールマイトとの戦いで、奪った個性の数々を駆使して戦っていた。

 

 誰より巧みに、誰より高みに、まるでこれこそ本来の姿だと言わんばかりに。

 

 オールマイトの個性を無効化せず、ヒーロー達の個性だけで対抗してみせた。

 

 きっとエンデヴァーだけではない。あの場で個性を盗み取られた全てのヒーローが、自身の個性の一つ上の世界を叩きつけられていた。

 

「ならっ――――俺はッ!!」

 

 拳を床に叩きつける。

 

 背中から炎が吹き荒れ、市販の服が燃えるが知った事ではない。

 

 エンデヴァーの心は嵐のように荒れていた。

 

 誰よりひた走ってきたつもりだった。オールマイトを超えるのは自分だと。

 

 限界まで個性を極めたつもりだった。その果てに絶望して次に託そうとした。

 

 正しさだの過ちだのは頭になく、目指す先しか眼中に入れないで。

 

 そうして思い描く最高の次世代を生み出し―――――我が子の一人を失った。

 

 そうまでして歩んできたのに、自身にもまだ可能性があったなどと言われたら。

 

「俺は……なんの、ためにッッ!!?」

 

 なんのための犠牲だったというのか。

 

 女性の人生を道具のように買い上げ、三人の子供に失敗作の烙印を押して。

 

 後継として生んだ子を、作品のように育て上げた。

 

 外道と罵られて然るべき行いを、野望という名の虚飾で飾って見えないようにした。

 

 全ては……そう、全ては――――

 

「………………誰より、強く……なりたかった」

 

 ただ、それだけのため。

 

 小さな男の子が思い描くような、ちっぽけな願いのため。

 

 そう、だったというのに。

 

「どうして……俺は……」

 

 いつの間にか、忘れてしまっていた。

 

 誰より強くなる……それは、自分一人の夢だった。

 

 自らが歩むべき道。手を伸ばし続けた憧憬。

 

 それは決して、誰かを泣かせるためのものなんかじゃなかった。

 

 そんな己の原点(オリジン)を、エンデヴァーは……否、轟炎司は思い出した。

 

「……おい」

 

 背後から声がかかる。

 

 振り返れば、赤と白の髪が左右で分かれた三男坊。

 

 己が後継として。最高傑作として生みだした子……轟焦凍がいた。

 

 炎司を見やる彼の目は、まるでヴィランにでも向けるような苛烈なものだった。

 

 今までならば、それくらいの反骨心があれば丁度いい、くらいにしか思わなかった。

 

 だが今は、その顔の半分を覆う火傷痕も含め、償い様のない罪過の象徴に見えた。

 

 呼びかけこそあったが、それ以降に声は続かない。

 

 気付けばいつもの訓練時間になっており、それに従って赴いただけなのだろう。

 

 来たからさっさと始めろ、という胸の内が表情に現れていた。

 

「…………」

 

 しかし、今は――――

 

 焦凍の傷を、炎司は目に焼き付けた。

 

 己の罪の象徴を。違えてしまった道に刻まれた轍を。

 

 これからすべきことは何なのか。それを数秒の内に考えて――――

 

「焦凍……今、家に冬美と夏雄はいるか?」

 

 思いつく筈もなかった。

 

 当然だ。いったいどれほどの時を間違えて来たのか。

 

 それが気付いた直後に分かれば、苦労などあるものか。

 

 考えなければならない。時間をかけてじっくりと、己が果たすべき償いを。

 

 だから、まずは。

 

「居間に集まってくれ――――話がある」

 

 まずは、頭を下げねばなるまい。

 

 罵られ、殴られることになろうとも。

 

 今までのことを、これからのことを。

 

 独り善がりの時は終わりを告げた。

 

 どのような結末になろうと、ここから始めなければならない。

 

 それこそ、彼の――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふん、ふん、ふふ~ん」

 

 再び某県某市の、とある川沿いの土手にて。

 

 死柄木葬は機嫌よく散歩をしていた。

 

 片手にはスマホ。ニュースサイトの記事を順に見ながらニンマリと表情を歪める。

 

「プレゼントはちゃんと受け取ってくれたかな~?」

 

 先の戦いにおいて、葬は多くのヒーローの個性を習得した。

 

 そのどれもがよく鍛え、磨き上げられた一級品。誰かを助けるために研ぎ澄まされた名刀のごとき力だ。

 

 その力のみならず、熟練度まで一切合切を頂いた――――()()()()()()

 

 葬の個性はあくまで()()()()()()()()()()だけであり、その練度まで奪えるわけではない。

 

 至極当然の話、使い方とはあくまで知識と経験。つまり記憶の蓄積の領域だ。

 

 個性そのものの成長度こそ得られるが、どう使えば良いのかは葬自身に委ねられる。

 

 ならば何故、その場にいた全てのヒーローの個性を使えたのか?

 

 その答えもまた、実に単純だった。

 

「お、ファンサイトに復帰宣言出されてる。こっちは後方にいたから早いね~」

 

 葬のスマホに映されていたのはまさに、先の戦いで打ち負かしたヒーローの一人。その公式ファンサイトだった。

 

 次々に別のサイトにアクセスし、その全てがヒーロー達のファンサイト。

 

 アカウント登録者を示す会員番号が表示され、中には3桁台のものまであった。

 

 そう。何を隠そう死柄木葬は―――――()()()()()()()()

 

 公式ファンサイトに登録していないヒーローなどいないと断言する程の、寝ても覚めてもヒーローの事を考える少女だった。

 

 故に知っていたのだ。戦いに参加していたヒーローの個性も、その使い方、応用性、必殺技に至るまでの何もかもを。

 

 実は個性を無効化された時も、真っ先にイレイザーヘッドだと理解していた。

 

 だから個性に関しても教えてもらう必要などなく、手に入れてしまえば自由自在。

 

 いつか手に入れる事を夢見て、どんな風に使うかを考え続けていたから。

 

 葬でなくとも、多くの人間が一度は経験があるだろう。

 

 自分があの個性を持っていたら、こうやって使うのに、こうすればもっと強くなれるのに。

 

 そんな叶わぬ幻想を、葬は現実として迎えられるのだ。

 

 故に実現した歓喜のまま、思う様に夢想を解放した。

 

 こうすればきっと強い、こんな風にも使えるんじゃないか、こうすればもっともっともっともっと――――

 

 そんな、自分が考えた最強の必殺技もどきの発表会みたいなことをしてしまった。

 

 あれを参考に、少しでもヒーロー達が飛躍してくれることを願って。

 

「いやー……楽しかったなぁ……」

 

 そう、楽しかった。

 

 目を剥くような顔ぶれが揃い、戦場まで用意して己を負かさんと殺到してきた光景が目に焼き付いて消えない。

 

 オールマイトのSMASH、エンデヴァーの赫灼熱拳、他にも様々な、映像の向こうや遠目にしか見てなかった力が自分に向けられた時の高揚といったら……。

 

 こんな最高の体験をしたヒーローファンなんて自分だけだと、胸を張って言える。その事実がたまらなく嬉しかった。

 

 罠を仕掛けられる程度は予測の範囲だったけれど、まさかあそこまで極上の舞台を用意してくれるとは思わなかった。

 

 ささやかなお礼としてヒーローにはヒントを、警察には町の被害の帳消しという形で報いた。

 

 本当はもっと他の形で礼をしても良かったけれど、ヴィランとの内通なんて良からぬ噂でも立ったら本末転倒だ。

 

 それに過剰な施しなどヒーローには不要だろう。

 

 この敗北を期に、是非ともプルスウルトラを見せてもらいたい。

 

 ヒーローとは、限界を超え続けてこそなのだから。

 

「さーて、今度はどうし――――ん?」

 

 不意に、何かを感じて視線を横に流す葬。

 

 川を挟んだ反対側、その河川敷で4人の子供が遊んでいた。

 

 それだけなら微笑ましい日常の風景だったろう。

 

 しかし問題なのは、その構図だった。

 

 1人の子供が尻もちをつき、他の3人がそれを囲んでいる。

 

 助け起こそうとする素振りもなく、まるでこれからリンチでも始めそうな様子が見てとれた。

 

 しかし葬が気にしたのは、そんなどうでも良い状況ではない。

 

 その視線は、尻もちをついた1人に向けられていた。

 

「あの子…………へぇ。希少種がこんな簡単に見つかるなんて、ラッキー」

 

 肩に下げたポーチから、自撮り棒を取り出す。

 

 そこに配信プログラムを起動したスマホを装着し、目的に向かって歩き出した。

 

「さあ――――始めよっかぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが――――

 

 後に世界を変える事になる出会いだったとは、誰も知らなかった。




誰が想像しただろう? 魔王の娘がヒーローオタクだったなんて!?

作者も知らなかった!(執筆中に思いついた)








それは一つの出会い

世界を巻き込む小さな出会い

「ねぇ君、お名前は?」

「緑谷出久……です」

少年は知らなかった それが未曾有の巨悪だと

少女は知らなかった それが未知の狂人だと

「そっちの爆発頭君は?」

「誰が名乗るかカス!」

少年は知らなかった 井の外の大海を

少女は知らなかった 暴虐の底の正義を

「それ行けワンチャンダイブ!」

「クソがァーー!!」

「僕もぉぉお!!?」

交わされた言葉は誓いとなり

生まれた想いは信念となる

「じゃあ勝負だ! 私に勝ったら世界の半分あげよう!」

「いるかクソが! 自分で取るわ!」

「取っちゃだめだよかっちゃん!?」

少年達は今こそ知るだろう

自らの描く憧憬 その果てに待ち受けるものを

しかしそれでも

胸に抱いた光は 絶えず輝き続けるのだから





次回「爆発わかめ!? その辞書に諦めはなし!」
娘「オールマイト千年殺し写真欲しくない?」
爆・緑「「欲しい!」」

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