「一人称がころころ変わる」
やあ、みんな。
今日も元気なノエルちゃんだぞ。
今日はレースも学校もないから実家でゴロゴロし「してる暇あったら家事手伝いな。このチビ助」
「誰がチビ助じゃい!というか、なんで考え読めるのさ!」
「アンタは顔には出ないが雰囲気がわかりやすいのさ。」
「えぇ、そんなに?」
「何年アンタといると思ってんだい。」
解せぬ……。あ、説明まだだった。この人は私のおばあちゃんの早川 稲さん。と言っても、血は繋がってないけどね。
なんか山で捨てられてた私を拾ってくれてここまで育ててくれた命の恩人だよぉ。実際、死にかけてたらしいね。
え?めっちゃ他人事じゃんって?私全然記憶にないんだもん。
「全く、なんでこんなバカ娘になっちまったのかね。」
「目の前で言うのやめない?顔には出ないけどノエルハートに結構来てるよ?」
「そんな超合金で出来たハートなんざわたしゃ知らないよ。その胸も超合金なんじゃないのかい?」
「誰がまな板超えて鉄板娘じゃい!」
ウガァ!このクソババア!絶対触れてはいけぬことにぃ!絶対許さn『ズバンッ!』……んんん???なんか目の前の柱に包丁が突き刺さってるんだけど気のせいかなァ〜?
「……誰がクソババア、だって?」
おばあちゃんの方をチラッとみると般若のお面つけてるんじゃないかって思うくらい凶悪な顔になってた。
「……スゥ、ナンデモナイデス。」
ホントおっかないんですけどぉ(´;ω;`)
どっかの戦闘民族では?包丁を顔面スレスレに投げるて……。
仕方ない、お手伝いするかなぁ〜。
「何すればいいの〜?」
「また薪集めと野菜貰いに行っておくれ。」
「へいへーい、いってきゃーす。」
トレーニング兼ねて頑張るかね〜。
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村人side
俺は半年前くらいにこの村に移り住んできた社畜、いや、元社畜だ。
ブラック企業に散々扱かれた俺は過労で死にかけた。流石にやばいと思った俺は即退職し、静かな田舎で休養しようと思いこの村に来た。
ホントにここはいい村でな。周りの爺さん婆さんは優しいし、自然がキレイで空気が澄んでる。ホントいい所。
今日は野菜を買いに近所のおばちゃんがやってる直売所に来た。いつもお世話になってるから畑作業の手伝いとかしてたら安く売ってくれて助かってる。
「おぉ、松野さん。いらっしゃい。今日も野菜を買いに来たのかい?」
「はい。えぇーと。今日はトマトとキャベツ、後はじゃがいも。それぞれ二袋。」
「はいはい。いつもありがとね。」
「いえいえ。そういえば最近お爺さんの腰は大丈夫ですか?」
「お陰様でね。」
そんな感じで雑談してると何かデカい音が聞こえてきたと思ったら急に空が暗くなった。
後ろを振り向くと山積みになった薪の山が現れた。
「やっほー、おばちゃん!」
え!?薪が喋った!?ナニソレ!?
「あらあら、ノエちゃんいらっしゃい。今日は早いのね。」
「まあね!今日は早起きしたからさ。婆ちゃんに手伝い頼まれちゃって。トレーニングも兼ねて運搬ダッシュ中だよ。」
え?おばちゃん、薪と話して……いや、なんか下の方から声がする……。
「ん?君、見ない顔だね?」
それは黒髪の女の子だった。
長い髪は後ろで束ねており、そこから覗く白い肌が朝日に照らされより透明感が増している。
そして、なにより目立つもの。『ウマ耳』と髪にある『三日月形の流星』である。
それは彼女が『ウマ娘』である事を意味していた。
「あ、どうも。最近引っ越してきた松野です。」
「ども、松野さん。私、ノワールエクレールです。ここから山三つ越えた先に住んでます。よろしく〜。」
なんか軽い感じの子だなとは思ったけど表情が一切動いてないな。
って、え?山三つ?しかも、車とか周りにないってことは走ってきたってこと!?
「よ、よろしくお願いします。ノワールさん。」
「うーん、私、年下ですし。敬語無しでいいですよ。後、長いんでノエルって呼んでくださいな。」
「そ、そうかい。じゃあそうするよ。」
うん、親しみやすいし、いい子だな。ウマ娘だけど普通の女の子と変わらないな。その背中に背負ってる何百キロもある薪の山さえなければね!?
「おばちゃん!野菜全種!それぞれダンボール一箱分頂戴な!」
orz……。
「だ、大丈夫か?こんな量があるのに……。」
「大丈夫ですよ!いつもやってるので!」
「そうよ。ノエちゃんはこれが普通なの。変わってるでしょ?」
「え!?おばちゃん!?それ捉え方によっては私が変人みたいだよ!?」
「そうさね。ノエちゃんはとても変わってるよ。」
「ひどい!?って、もうこんな時間!?婆ちゃんにどつかれる!じゃあね!おばちゃん!松野さん!」
「え?あ、ちょっ!?」
乗せてくよ、って言おうとした瞬間。
黒い雷が通り過ぎていった。
振り返った時にはもう居なくなっていたのだ。
ウマ娘ってあんなに速いんだ……。
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とある小さい学校。
その校長と二人のウマ娘が会話をしていた。
「えぇ、ノワールエクレールさんは確かにここに通っております。」
「そうですか。出来れば彼女とお話したいのですが、どこにいらっしゃるか教えて頂けないだろうか?」
「それはいいのですが……。」
「何か問題があるのですか?」
「いえ、ただ彼女の家がここから」
______片道30キロもあるんですよ。
「なっ!?それを毎日通っているのですか!?」
「え、えぇ。時間はギリギリですが、遅刻は1度もしていません。」
「………………なるほど。」
_____より興味が湧いてきた。
かの『皇帝』が『黒雷』に惹かれていく。
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「へっぷしっ!!!」
「なんだい、風邪かい?」
「ううん?多分、誰かがノエル様の噂をしてる!」
「自意識過剰すぎんだよ。このまな板娘。」
「なんだとゴラァァァ!!!」
読んでくださり、ありがとうございます。
前の話で言っていた。固有スキルの説明しますね。
『黒雷・雷轟雷撃』
黒き雷を纏った豪脚で最後の直線を加速する
発動時のセリフ
「君達じゃ相手にならないよ。私の黒雷の力見せてやる。」
ショートバージョン
「そろそろ本気で行くよ」
『安価』ノエルちゃんどこのチームに入って欲しい
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奇天烈なスピカ
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優秀無敵なリギル
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和み担当カノープス
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カオスたっぷりオリチーム