俺らでジオウを神作にする! 作:鳴滝の■■
402:鳴滝の息子
いつものソウゴなら叔父さんを頼ってクジゴジ堂に向かうところだが、今は記憶がなく、かつ自らの城があることが嬉しかったのだろう。
クジゴジ堂の隣、『何でもジオウに相談事務所』の門を叩いたソウゴは葦原涼と共につかの間の休息を取っていた。
「アギトには連絡取れた?」
「いや、駄目だ。海外だからなのか繋がらん」
「そっか。でもアナザーライダーは倒されてるんだし、オリジナルの力がなくても行ける……よね。問題はどうやって倒すかなんだけど」
ソウゴはライドタワーを持ち上げる。
「これ、じゃない。これでもない……うーん。これは相性は良いかもだけど、多分、違う。どれ何だろう?」
ソウゴはLとの戦闘の際に感じた違和感を思い出していた。
再変身しようとした時、体は何かを掴み取ろうとして空をきった。
今は記憶喪失中だが、この数のウォッチから分かる通り、自分はあれから様々な経験を積んできたようだ。
きっとあの時、空を切ったのは適したウォッチを忘れてきたからに違いないと先ほどから探しているのだがそれが一向に見つからない。
「何か探し物か?」
「うん。でもここにはないみたい」
もしかして他に置場所でもあるのだろうか。
見れば分かる筈なのだと、勘だけを頼りに店のタンスや引き出しの中身を確かめていく。
葦原涼はそれを何となく眺めていたが、小さなボトルやら聴診器、服の切れ端に、ドーナツの空箱、カラフルなパンツと、おおよそ引き出しの中身から出てくるとは思えないラインナップの数々に、もしかしてこいつ結構ヤバいやつなのではないかと内心少しひいていた。
403:俺らでジオウを神作にする
100%用に借りたレジェンドの私物かww
404:俺らでジオウを神作にする
ボトルと聴診器はいいとして、ゴミが混ざってるんだが
405:俺らでジオウを神作にする
ドーナツの空箱はゴミだろ
406:俺らでジオウを神作にする
もしかしたらドーナツの空箱は貰った当初は中身があったのかもしれん。普通に食べたので失くなったんじゃない?
407:俺らでジオウを神作にする
映司はパンツ渡したのか……流石に買ってきた新品だとは思うが、もっと他にあっただろ
408:鳴滝の息子
『お前の力は他者から分け与えられたものなのか?』
『え?……うん、まぁ、そうなるかな。ベルトもこのジオウのウォッチもウォズから貰ったものだし。葦原はベルトとかもないし、叫んで変身してたけど自前なの?』
『俺の力は半分、貰い物だ。最初はまともに戦うのもやっとで、全身が腐るような痛みに悶え苦しんだ。世話になった人も、好きになった人も、この力を恐れて離れていくし散々だった』
冗談抜きで一回死んだと笑い、それでも消えそうな火に薪をくべるが如く、人々に助けられて今があるという。
『
『戦兎達、俺にウォッチを預けてくれた人たちみたいだね』
『俺の場合はお前のようになろうとして成ったわけじゃない。成ってしまって、後から理由が着いてきたんだ。それでも守りたいものを全部守り通すことは出来なかった。だからこんな力欲しくなかったと聞かれたら否定は出来ないが、今は力を預けてくれたアイツらに胸を張って歩けるように生きていきたいと思ってる』
『……もし全部なかったことに出来るとしたらどうする?怪人も消えて、ライダーにならない人生を歩めるとしたらアンタはその選択を選ぶ?』
死んだ人も生き返ると、ソウゴは自分でも大げさだと思うくらい身振り手振りで問い掛ける。
『そうだな。そんな都合の良い話があるならあやかりたいもんだ』
『っなら!』
『でもそれを俺は選べない。……選んじゃいけないんだ。アイツらの生き様を、想いを、俺なんかの後悔を理由になかったことにしていいわけがない』
409:俺らでジオウを神作にする
……おお
410:俺らでジオウを神作にする
そうか。いや、そうだよな。
411:俺らでジオウを神作にする
本編のソウゴの選択を否定するわけじゃないけど、満足いくまでやり直すって選択も結局はソウゴの選んだ未来を応援して力を託してくれたレジェンド達に対する裏切りともとれるわけか
412:俺らでジオウを神作にする
スコーピオンの彼女とかが生き返るとしても葦原はやり直しを選ばないんだろうなぁ
413:俺らでジオウを神作にする
ハードボイルド過ぎるぜ
414:俺らでジオウを神作にする
流石は仮面ライダーになってしまった男。アギト本編を終えて、心身共に仮面ライダーへと成ったか
415:鳴滝の息子
ここで視点は変わり警察組。
冒頭でも行った通り、こっちも活躍させたいってことで、登場させるで~氷川さん!!!
『あなたが、氷川誠……悪いですけど、今のGユニットでは俺の方が先輩なんで、いくら先達者といえど10年以上のブランクもあるし、そこんとこはハッキリさせてもらいますよ』
『ええ。自分も初心に帰って一からやり直すつもりです』
416:俺らでジオウを神作にする
氷川さんだ!
417:俺らでジオウを神作にする
刑事課に戻ってたみたいだけど、例の事件を解決したのかな?
418:俺らでジオウを神作にする
隣のは、さっきソウゴを助けてたG5の装着者か
419:俺らでジオウを神作にする
北條ぽい人
420:鳴滝の息子
『ところで貴方が北條さんの推薦でGユニットに入ったというのは本当ですか?』
『ッ……ええ、何か不満でも?』
『いえ、その年でGユニットのリーダーを任されるほどです。ご自身の弛まぬ努力もあったのでしょうが、やはり北條さんの目利きは確かだなって』
『……あの人は私の憧れです。私がGユニットを統括する立場になればお招きしようと思っていたのですが』
『……いやな事件でしたね』
『超能力者の力の暴走。覚醒したアギトならまだしも、見た目が同じ人間のそれを現場で判断するのは困難だ。本人は命が助かっただけで満足だとおっしゃっていましたが、あの時、Gシリーズを纏っていれば足を失うこともなかったのに』←欠損やないで。
『貴方と北條さんが目指していたのは全ての警察官がGユニットを纏い、そして超能力を管理する社会でしたっけ?』
『そこまで暴論ではありません。ですが、超能力には覚醒した時点で国への報告義務とカウンセリングを徹底させ、その問題の対処にGユニットが当たれるよう全国各地への配備を推し進めていただけです』
421:俺らでジオウを神作にする
そっか。映画でも警察を辞めてたみたいだったけどこっちは超能力の暴走による怪我かぁ
422:俺らでジオウを神作にする
アギト本編では止めろ止めろと思ってたアギト捕獲作戦だったけど北條さんの先見の明は正しかったんだなぁ
423:俺らでジオウを神作にする
あれはやり方が極端過ぎた。もっとこう、穏便にやればよかったのに
424:俺らでジオウを神作にする
>>423
北條「だって逃げるし。国のためを思うなら自分から志願してくる筈だし。そもそもアンノウンと何が違うのか分からない」
425:俺らでジオウを神作にする
なんか嫌だなぁ。これって結局、アギトのラスボスがやってたことは正しかったっていう証明みたいやん。
超能力=アギトは人間ではない。危ないから殺した方がいいって、答えやん
426:俺らでジオウを神作にする
これも全て光の力ってやつが悪いんだ
427:鳴滝の息子
『──です』
『氷川です』
『入れ』
↑↑↑
ここでワイが先ほど乗っ取った警察上層部に氷川さん達を会わせるで。
面倒な前置きはスキップ。
『そして部隊長である君にはG5-Xを』
完成した新システムの装着者に選ばれて満足そうな部隊長君。
『そして氷川君。君にはこのG3-Ωを受け取って欲しい』
『『G3-Ω?』』
ここでG7とか言うなら、部隊長君は何故それが自分ではないのです!と叫ぶところやろうが、聞き馴染みのない単語に二人して首を傾げる。
『これはG3-Xのデータを元に財団Xが作成した全く新しいライダーシステムだ。とはいっても中身はともかくガワや外装はG3-Xをリニューアルしたようなものだがね。いきなりG5に触れるよりも多少馴染みのある物の方がリハビリとしてはちょうど良いだろう』
『それなら自分はG3-Xの方がありがたいのですが』
『ハハハハ!!!まぁそういうな!折角財団X様がご好意で用意してくれたのだ。それにあんなもの、今の戦場では何の役にも立ちはしない』
『……氷川さん。貴方は知らないかもしれませんが、一月ほど前、G3-Xの装着者が胸部のアーマーを貫かれ、殉職しています。その方は私の上官でした』
『なんですって?』
428:俺らでジオウを神作にする
うわー。仕方ないにしろ、この魔境ではG3-Xが型落ちも型落ちなんか
429:俺らでジオウを神作にする
インフレに置いていかれてしまったかぁ
430:俺らでジオウを神作にする
イッチのマッチポンプ、普通に人殺してた
431:俺らでジオウを神作にする
そりゃみんなビビって外出歩けんわ
432:鳴滝の息子
『どうやら都市部は僕の思っていたより深刻な状況になっているようですね』
『そう言えば地方の調査に追われていたんでしたね。まだ都市部を除いた日本全国で確認される
まぁ目立たんとこに怪人出しても資源の無駄やからな。ジオウの舞台となるここ以外はグールとかインベスとか弱いやつを適当に投げてるだけや
433:俺らでジオウを神作にする
イッチ……
434:俺らでジオウを神作にする
光のオタクだったイッチはどこへ……
435:俺らでジオウを神作にする
命が!
436:俺らでジオウを神作にする
まぁ配慮はしてるのか?
437:俺らでジオウを神作にする
うーん。吐き気を催す邪悪ムーヴのように見えるけど正直、ジオウ時空は都合が悪くなったら(取り返しがつかなくなったら)ソウゴが時を戻してやり直すからあんま、邪悪感はない。
それにイッチは生き返らそうと思ったら出来る人やし。せいぜい表舞台から退場するぐらいの感じが……
438:鳴滝の息子
そしてツクヨミ視点
『本当に大丈夫なの?』
『うん。力を取られたのもこれで二度目だし』
『前にも取られたことあったの!?え、どういう……まさか!過去でタイムジャッカーが!?』
『たいむじゃっかー?ていうのは分からないけど、どちらかと言うと神様みたいな存在かな?』
『神様!?』
『うん。その時も色々あったけど取り戻せたし、今回は人でしょ?何とかなるって』
『ずいぶん、軽いわね。流石はレジェンドの風格なのかしら』
『それより、そのソウゴって子に会ってみたいな。力は奪われちゃったけど、取り戻した後、アギトの力を預けるにたる人物かこの俺が見定めてやらないと!』
『駄目だこの人……ソウゴみたいだわ』
439:俺らでジオウを神作にする
いや、翔一君もこれで結構考えてるんやで?
440:俺らでジオウを神作にする
まぁソウゴもあれでめちゃくちゃ考えてるんだが
441:俺らでジオウを神作にする
>>440
ならどっちも同じやん
442:俺らでジオウを神作にする
似た者同士ではあると思う
443:俺らでジオウを神作にする
そうだ……これこそが翔一君だよ。ジオウ本編ではここで描写する尺はたりなかったみたいだけど、マジで周囲の人からしたら、こいつ大丈夫か?みたいな絶妙な不信感を感じさせるキャラなんよ
444:俺らでジオウを神作にする
だから自分がアギトだって言ってるのに氷川さんに信じられないんだぜ
445:俺らでジオウを神作にする
翔一君もソウゴも決める時は決めるからマジで似た者同士だな
446:俺らでジオウを神作にする
これ二話で尺収まりきるか?
447:俺らでジオウを神作にする
おかしいな……なんか一年ぐらい経ってる気がする
448:俺らでジオウを神作にする
まぁイッチなら編集で上手いこと調整するでしょ
449:鳴滝の息子
一方、L君は……。
『あ、あなた様はまさか!!?』
『君は……成る程。彼の模倣品ですか。よく出来ている。しかし再現性が高すぎるようですね。これではその気がなくとも近づいただけで私の支配下におかれてしまう』
『…………』
『……まぁいいでしょう。オーマジオウ。かの力は理を破壊する力。人には過ぎたる物です。常磐ソウゴがそれを御する存在か私が見定めてあげましょう』
450:俺らでジオウを神作にする
あかん
451:俺らでジオウを神作にする
悲報、闇の力。参戦!そして見た目はまかさの神木r
452:俺らでジオウを神作にする
約束はどうなってんだよ!人類作った神が出てくるのはちょっと不味いって!