俺らでジオウを神作にする!   作:鳴滝の■■

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第3の戦士

453:鳴滝の息子

『どうもー!アギトです!』

『うおっ!え?』

『は?』

 

そろそろバイクを取りに戻ろうかとしていた二人の元に現れる今回の主役である。→その後ろに疲れた様子のツクヨミ。

 

『あ、葦原さんこんなところに居たんですね!もしかして葦原さんも力を託せるかどうか見定めに来たんですか?─そして君が常磐ソウゴ君だね。よろしく!』

『う、うん。アギト……でいいのかな?』

『うーん。そうだな、本当の名前は違うんだけど津上翔一って呼んでくれたら嬉しいな』

 

454:俺らでジオウを神作にする

そのまま出会うんかい

 

455:俺らでジオウを神作にする

てっきりアギトの映画みたいに最終決戦で集結する流れかと……

 

456:俺らでジオウを神作にする

沢木哲也ではないんか。他人の名前なのにどんだけ気に入ってるねん

 

457:俺らでジオウを神作にする

そういや記憶喪失中に津上翔一って名義で免許取ってたけど、あれどうなったんやろ?

 

458:鳴滝の息子

『さっそくだけど、ケーキ食べない?俺、作ってきたんだ』

『作ってきたの?ええ!美味しそう!!』

『……はぁ、私、紅茶淹れるわ』

 

459:俺らでジオウを神作にする

え?あの一瞬で?

 

460:俺らでジオウを神作にする

いくらなんでも早くない?仕込みか?

 

461:俺らでジオウを神作にする

あれじゃない?氷川さん達の話をスキップしてたけど、あそこで二時間ぐらい消費したとか

 

462:俺らでジオウを神作にする

アギト(翔一君のお店)で出してるやつじゃね?

 

463:俺らでジオウを神作にする

ショートケーキかぁ……

 

464:俺らでジオウを神作にする

おかしくね?翔一がやってるのってレストランだよな?なんでショートケーキなんて作れるんだ?

 

465:俺らでジオウを神作にする

>>464いや、本編でショートケーキ作りのお料理教室通ってたから作れなくはないぞ

 

466:俺らでジオウを神作にする

もしかしたらここから後編?

 

467:鳴滝の息子

『え?力取られちゃったの?』

『うん、ごめん!』

 

↑アギト本編のようにツクヨミは人質に取られたわけやない。オルフェノクネキは強いからな。良い感じの死闘を演じてギリ、バーニングになるかという寸前で力を奪ったらしい。

本人曰く、あれ以上パワーアップされたらお遊びの範疇じゃ収まらなくなるそう。まぁバーニング以下ならアギト相手でも余裕があるってことやな!

 

468:俺らでジオウを神作にする

となるとネキの強さはバーニングで同等、シャイニング以下ってこと?

 

469:俺らでジオウを神作にする

最近、ネキが酷使され過ぎている気がする。

 

470:俺らでジオウを神作にする

流石は別世界のファイズ。それも人類が絶滅寸前まで追い詰められてた世界で戦い続けていただけあって強いな

 

471:俺らでジオウを神作にする

フォーゼ編で薄気味だったファイズ成分で一人で稼ごうとでも言うのか?

 

472:鳴滝の息子

『そっか。取り戻さないとだね!』

『さっすが話が早い。じゃあ気が早いかもしれないけど、こっちも聞いていいかな?君はアギトの力を手に入れてどうしたい?』

 

473:俺らでジオウを神作にする

……いまのソウゴに聞くの?

 

474:俺らでジオウを神作にする

ちょっと待って。今のソウゴには

 

475:鳴滝の息子

『俺、王様になることが夢なんだ。その為にライダーの力を集めてる』

『集めてるって大量に?一つだけでも持て余す力だと思うんだけど』

『それは最高最善の魔王になる為だよ』

『最高最善……の魔王?』

『うん。どうやら未来の俺は最低最悪の魔王って言われてるらしいんだ。そうならない為にツクヨミ達が未来から来て……まぁ色々あって、正しい王様になれるように頑張ってる途中なんだ』

『未来……ふぅむ』

『ねぇ、さっきも言ったと思うけど、今のソウゴは記憶喪失なの。確かに昔の……つまりは今のソウゴは危ういところはあると思うけど、ウォッチの持ち主達との交流を通して見違えるほど成長したのよ?』

 

ツクヨミが助け船を出す。

 

『俺としてはその危ういところを確かめたかったんだけど……それだけで判断するのはソウゴ君の今までの努力を踏みにじる行為になるよね。ごめんね早急だった』

『いや……そのことなんだけど、記憶を失ってから考えたんだ。どんなに立派な夢や力を持っていても、個人で出来ることには限界があるんじゃないかって。それこそオーマジオウみたいな絶大な力があったとして、全てを壊すことは出来ても守り通すことは出来ない──なら、翔一みたいなライダーの仲間を募って協力した方がいいんじゃないかな?』

『ソウゴ、王様になる夢を諦めるの?あんなに大切にしていたのに……記憶がなくなってしまったから』

 

476:俺らでジオウを神作にする

これはツクヨミに対する裏切りになるのでは?

 

477:俺らでジオウを神作にする

記憶を大切にするツクヨミには嫌な展開だな

 

478:俺らでジオウを神作にする

あれ?そう言えばアギト編でツクヨミのメンタルケアをしないと不味いのでは?

忘れがちだけどスペックだけならラスボス候補だぞこの子

 

479:俺らでジオウを神作にする

ツクヨミがラスボス?

て思ったけど、スウォルツの力の大半ツクヨミから奪ったものだし、アナザーディケイドもディケイドの力だった。

 

480:俺らでジオウを神作にする

全盛期ツクヨミは時止めを半永久的に使えそう

 

481:俺らでジオウを神作にする

時の王と時の女王に相応しい能力を持った二人の輪に入るゲイツの凄さよ

 

482:鳴滝の息子

『王様になる夢は諦めるつもりはないよ。でもそれより優先すべきことが出来たって話で』

『ウォッチを返すの?これは貴方を信じて託してくれたものなのよ?』

『でも、俺だけじゃ手が足りないよ』

『記憶を失う前の貴方ならそんな弱気なことは絶対に言わなかった。今の貴方は元に戻ったというより……別人みたい。前より現実は見えているようだけど、本気で世界を変えられるような覇気を感じない』

『……そういうなら、ツクヨミならどうするの?』

『私には何も出来ない……でも記憶を取り戻した貴方なら!』

『記憶、記憶ってそんなに大切?俺は俺でしょ?案外、記憶を失う前の俺も同じこと思ってたんじゃない?』

『ッゥ』

 

『ちょっとストップ。二人とも一旦深呼吸して』

 

483:俺らでジオウを神作にする

それはツクヨミには禁句やわ

 

484:俺らでジオウを神作にする

自分が何者かも分からんで揺れてるからなぁ

 

485:俺らでジオウを神作にする

多分、スウォルツがごとき氏(中盤で退場)だったから本編ほど抱え込んではいないんだろうけど、それでも自分の存在はゲイツ達と出会ってからの記憶でしか肯定出来てないから、それを軽く扱うソウゴには思うところもあるよな

 

486:俺らでジオウを神作にする

これで、ソウゴが記憶を失って不安がってるなら寄り添ってたかもだけど、なまじ生まれながらの王だから、そこまで深刻に思ってないからなぁ

 

487:俺らでジオウを神作にする

ツクヨミはソウゴを別人のように見えるって言うけど、ツクヨミの主観が入ってそう

 

488:鳴滝の息子

『私も記憶がないの。レジスタンスに拾われる前は何をしていたのかも、親や兄妹、本当の名前ですら分からない。だから自分を肯定出来る記憶は今日までの一年だけ。それを失ったら……いえ、前の記憶を取り戻してしまったら私は私のままでいられるか分からない』

『……だから記憶は大切』

『私はソウゴやゲイツ、ファムちゃんとの生活が好き。貴方達が夢を追う姿を見るのが好き。記憶の積み重ねが人を作っていくのなら、このまま私もツクヨミとして生きたい』

 

489:俺らでジオウを神作にする

うーん。でもそれは記憶を失う前の自分を殺すことになるのでは?

 

490:俺らでジオウを神作にする

分からんでもない……そしてウォズは無視されてるのね。まぁ本編以上に空気だから当然かもしれんが。

常磐ソウゴ、全肯定マンだったら違ったかもしれんが何考えるのか分からんからなぁ

 

491:鳴滝の息子

『それってさ。両立出来ないのかな?』

 

話を聞いて、ピンっと指を立てる翔一。

 

『二人とも今を全力で生きてるんだろ?ならそのまま走り抜けたらいいじゃないか』

『いや、でも俺だけの力じゃどうにもならないよ』

『だからって今の世の中がこうなっているのは君のせいじゃないんだろ?まだ若いんだし、正解を急ぐよりじっくり歩いてもいいんじゃないかな?』

『でもそれで、また記憶を失ったらそれまでの努力が無駄になる。俺は世界をより良くするために王になりたいんだ。無駄足を踏むつもりはない』

『……個人の記憶だけが全てってわけでもないだろ。現にこの子は今までのお前を見て、お前なら世界を変えられると信じられたから簡単に夢を諦めるなって激励してくれてるんじゃないのか?』

 

今の今まで静観していた葦原涼が口を挟む。

 

『そうそう!葦原さんの言う通り王様になる勉強と並行しながらやればいいじゃない』

『いいのかな?そんなのんびりで』

『普通出来ないと思うよ。アギト……じゃなくてライダーの力を全部集めるだなんて。君は全力でこれまでもこれからも走り抜けたらいい。その先のゴールに何が待っているかなんて誰にも分からないんだから』

『……』

 

ソウゴはもう一度ツクヨミを見て、考え込むように俯く。

 

『ソウゴ、私……』

 

そこでツクヨミは何かを決意したように、拳を握りしめた。

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

『え?……これは』

『これが私の力。私もタイムジャッカーと同じ、時を止める力があるの』

『それってどういうこと?』

『分からない。もしかしたら記憶を失う前の私は彼らと似たようなことをしていたのかもしれないけど、ウールやオーラは知らないみたいだし、スウォルツは話をする前に消されちゃったから。余計な心配をかけたくなくてこの力は明かしてなかったけど、津上さんにいわれて私も吹っ切れたわ。例え私の過去が悪人だったとしてもこれからはこの力を貴方達の為に使う。だから安心して。時が止められるんだもの。数が足りなくなるなんてありえないんだから』

『そっか。うん、これからは一緒に戦おう。俺の王様になる夢はもう俺だけの夢じゃないんだ。俺に力を託してくれたツクヨミや皆の為にも俺は王様になる夢を諦めない!(……あれ?ちょっと前にも誰かに似たようなことを言われたような)』

 

『『!?』』

 

その時である。ソウゴの胸からジクウドライバーとブランクウォッチが飛び出してきた。

 

492:俺らでジオウを神作にする

そういう仕様なの?

 

493:俺らでジオウを神作にする

えっ、そんなガヴみたいな方式だったんだ

 

494:俺らでジオウを神作にする

ベルトまで出すとは

 

495:俺らでジオウを神作にする

もしかしてこれがソウゴのアギトとしての力?

 

496:俺らでジオウを神作にする

流れ的にもしかして今回で仮面ライダーツクヨミでる?

 

497:俺らでジオウを神作にする

今までベルトとウォッチの出所謎やったけど、ソウゴが産み出してたんか

 

498:俺らでジオウを神作にする

唐突すぎる展開で草

そりゃジクウドライバーとオーマジオウのベルトが似てるわけだわ

 

499:俺らでジオウを神作にする

うん?でもこれって卵が先か鶏が先かみたいな問題にならない?

 

500:俺らでジオウを神作にする

ジクウドライバーを作るのが能力なんじゃなくて、ソウゴの夢を現実にする能力にアギト要素が混ざってベルトを産み出せるようになったんじゃね?

ツクヨミにも力を分けてあげたいなって、思って。

 

501:俺らでジオウを神作にする

これ無制限ならレジェンド達を再雇用出来るけど、出来たとしても100%の時みたいにイッチが制限入れてきそう

 

502:俺らでジオウを神作にする

主人公の新能力にパッチ入れるとか、デザイアグランプリでもせぇへんで

 

503:俺らでジオウを神作にする

だがイッチならやる。現実は非情である

 

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