俺らでジオウを神作にする!   作:鳴滝の■■

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光と只人

504:鳴滝の息子

そんじゃあここいらでアギト編の最終バトルやな。

あっちこっちでアギトや超能力者を狩りまくってたL君は、神様にお願い?されて、ゲイツ君に襲撃をかけるみたいや。

 

『そっちから出向いてくれるとはありがたい。しかし後ろにいるのは誰だ?財団Xの関係者には見えないが、まさか本当にアナザーファントムを盗み出した存在が居たとでも?』

『はわわわわ!!!!』

 

どうやらゲイツ君はワイがアナザーファントムを盗まれたってウソに勘づいているみたいや。

こっちも本気で騙すつもりはないし、もう少ししたらネタばらしするつもりやからええんやけど、予想外の存在である神様に不審な目をむけとる。

 

『……貴方は、時の王ではないようですが何故同じ力を宿しているのです?……あぁ成る程、そのベルトと時計が元凶のようですね。非才の身でありながら大きな運命……いえ、覚悟を背負っているようだ。実に素晴らしい。ですがそれは貴方の身を滅ぼす、ここで回収させて貰います』

『アナザーファントムを使って何をするつもりかは知らないが、立ち塞がるというなら打ち破らせてもらう!』

 

505:俺らでジオウを神作にする

ここでL君VSゲイツリバイブか

 

506:俺らでジオウを神作にする

闇の力こと神様の発言からして、ゲイツ君は氷川さんタイプのアギトになりえない存在なんか

 

507:俺らでジオウを神作にする

身を滅ぼすって……イッチ、リバイブウォッチに変な機能搭載してないよな?

 

508:俺らでジオウを神作にする

相変わらずの人間には甘々の神様で安心した

 

509:鳴滝の息子

『『ッゥ!?』』

 

同時刻。津上翔一と葦原涼が顔を上げる。

 

『葦原さん、これって』

『俺たちを襲ったやつだ』

 

アギト達の持つスパイダーセンスみたいなやつで、L君達の気配を感じ取ったようや。

 

『じゃあ俺たちも』

『ええ』

 

派手にやっとるからな。市民の通報からGユニットも出てくるやろう。

Gユニットにアギトにギルス、それにジオウ組は流石のL君でも荷が重い。

てことで、ここからはワイらも干渉していく。

 

510:俺らでジオウを神作にする

確かにL君だけじゃ荷が重いか

 

511:俺らでジオウを神作にする

神様パワーで巨大化すれば……

 

512:俺らでジオウを神作にする

この面子に巨大化は好きに殴って下さいって言ってるもんやで

 

513:俺らでジオウを神作にする

またネキが酷使されるんか

 

514:俺らでジオウを神作にする

ネキで思い出したけど、超能力戦争でも似たようなキャラが出てくるのよな

 

515:俺らでジオウを神作にする

>>514

あんなナチュラルサイコパスをネキと比べたら失礼やろ

 

516:俺らでジオウを神作にする

まぁ今時オカマキャラは珍しいよな

 

517:鳴滝の息子

『ふふっふ~んふふっ~ん』

 

先ずは数分前のワイや。

警察が押収したアナザーアギトウォッチを回収し、知り合いからの連絡を取ってるところ。

 

『あぁ、そういう感じで。うん、あとは宜しく頼むよ』

『誰だ、お前!何故そんなところに……失礼しました!』

 

運悪く、G5の子と出会わせてしまったが、ワイは顔が広いからな。顔パスでスルーされたわ。

 

 

今から並行世界の木野薫を召喚してこのウォッチをぶち込むで。

 

518:俺らでジオウを神作にする

なんと言うことを……

 

519:俺らでジオウを神作にする

やってることはディケイドとダブルの映画だけれども

 

520:俺らでジオウを神作にする

そんなことをしたらお前、映画みたいに……いや、この場合どうなるん?

 

521:俺らでジオウを神作にする

性根は仮面ライダーな人だから、ひどいことにはならない筈。

だけど、ムービー大戦フルスロットルの仮面ライダーバロンみたいな共闘は難しそうかも

 

522:俺らでジオウを神作にする

冬の登山さえなければ……

 

523:俺らでジオウを神作にする

つまりオーロラカーテンで呼び出すのか

 

524:俺らでジオウを神作にする

俺、エグゼイドのゴライダーがアギトという作品に触れた初めての作品だから、アナザーアギトの扱いが悪いのはちょっと耐えられないかも

 

525:俺らでジオウを神作にする

でぇじょうぶだ。イッチは仮面ライダーに対するリスペクトだけはずば抜けとるから……なお、本人の意思は尊重する模様

 

526:鳴滝の息子

と言うわけでゲイツ君達。

 

『ゲイツ君。これを使って下さい』

マッテローヨ!

 

ゲイツREVIVEにはジカンジャックローっていう専用武器があるんやけど、毎回決める時は信号アックスを使ってるのよなぁ。

まぁスピードにパワーが乗ってるなら片手斧より、バトルアックスの方が火力あるのは分かるんやけど、いくらなんでもドライブを優遇し過ぎなので、要修正かな。

 

イッテイイヨ!

 

『ハァァァァァ!!!!』

 

信号アックスがL君の胸部を大きく抉る。

杖を握りしめて何とか耐えたL君だが、どちらに軍配が上がるかは明らかだった。

 

『……貴方はその力で何を成すつもりですか?』

 

神様はそれを見て、ゲイツに問いかける。

 

『それは『理を書き換える神を越えた王』には及ばない……けれど、『あのアギト』のようにそれに迫ることは出来るかもしれません。ですがその時、貴方は人間ではなくなっているでしょう。人の道、人の幸せを望むのなら手放すべきだ』

『ふんっ愚問だな。このウォッチを手に入れた時から覚悟は出来ている』

『覚悟……そうですか。やはり私はその覚悟が足りなかったようだ。人の問題は人の間で解決すると、約束した筈だったのに、答えが出る前に動いてしまった』

 

感銘を受けたと頷く神様。

 

『お待たせいたしました主よ、これでまだ戦える』

『いえ、もういいのです。貴方は眠りなさい』

 

回復を終えたL君を諌め、ゲイツに歩み寄る。

 

『何のつもりだ?』

『目を閉じて、頭の中に浮かぶイメージに集中しなさい』

『なんっ』

 

恐らくゲイツにこれから訪れるであろう未来を見せているのだろう。

瞬きの中に流し込まれる情報の量に戸惑い、ゲイツはその場に立ち止まる。

 

『……これは』

『無数にある未来の一つです。時の王が誕生する未来に貴方という可能性を加味したもの。私にはそれがどう見えたのかは分かりません。もしかしたら時の王が誕生するより悪い方向に進んだのかもしれない。けれどそれはまだ確定していない未来。貴方の行動によって変えることが出来る』

『未来を変える……』

片腕の『情報伝達型デバイス(武器とかも召喚出来ますよ!)』に擬態したファムにゲイツが触れる。

『え?どうしました?』

『……何でもない』

 

ゲイツは神様に向き直り、変身を解いた。

 

『ちょっ!?ゲイツ君!とち狂ったんですか!?危ないですよ!あれ、この世界の神様で!一度、というか最近まで人類を滅ぼそうとしてた人ですよ!?』

『こいつに敵意はない。それに()()ということは改心したんだろう?』

『でーすーけーど!アナザーファントムを洗脳してゲイツ君にけしかけたじゃないですか!?』

『力を試したかっただけだろう。お前も一応はアナザーファントムなんだから、あれぐらいで決着がつかないことは分かるだろ?』

『え?私はさっきの一撃を食らったら爆裂四散しますけど?』

『『…………』』

 

527:俺らでジオウを神作にする

弱いよ……弱すぎるよファムちゃん

 

528:俺らでジオウを神作にする

なんて紙耐久なんだ

 

529:俺らでジオウを神作にする

ゲイツが見た未来ってどんな未来?

 

530:俺らでジオウを神作にする

イッチ。ブレイドのアナザーファントムの時は存在しない記憶を見れたけど今回は見れんの?

 

531:鳴滝の息子

>>530

あんときはアナザーファントムだったからなぁ。

今回はゲイツ君やし、無理や。脳にチップでも埋め込んでたら違ったんやが……今度しれっとやるか

 

532:俺らでジオウを神作にする

>>531

やめーや

 

533:俺らでジオウを神作にする

あかん

 

534:俺らでジオウを神作にする

それはあかん

 

535:俺らでジオウを神作にする

イッチにその気がなくてもチップ利用されて、敵に回りそうな展開になりそうだから嫌

 

536:俺らでジオウを神作にする

あー、はいはいチップで記憶の消去とかするんですね→ゼロワンで見た

 

537:鳴滝の息子

『ともかく、これ以上俺たちに干渉するつもりはない。違うか?』

『ええ。時の王にも問いを投げ掛けようと思いましたが、あれはどちらかと言えば私に近い存在。ならばその過ちを問い質すのは貴方が相応しい』

 

ここいらで彼らの戦いは一段落?

 

 

ノンノン。それは面白くない、ってことで

アギト!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場にいる誰もが油断した瞬間だった。

聞き慣れた声、けれど初めて聞く単語。

 

「やぁ、遅くなったね」

 

「お前は……」

 

そのウォッチを起動したのはコートで全身を覆う長身の男であった。

 

「あ、主様……」

「1ヶ月ぶりぐらいかな?元気だったかい?」

「は、はぃ」

 

顔を青くしてゲイツの背に隠れるファム。その怯え方は尋常ではなかった。何せ目の前の神相手ですら調子づいていたのだから。

 

『財団X』その長を退けてトップへと君臨した男、鳴滝。アナザーファントムの産みの親である彼が何故この場に現れたのか誰にも分からなかった。

 

「貴方は、この子の創造主ですか?」

「お初にお目にかかる異世界の神よ。そうです。私がその子を産み出しました。安心してください、貴方の使徒達には特に何もしていませんよ。見て模倣しただけです」

「見ただけ………本来なら裁きを与えるべきなのかもしれませんが、人の身でそこまでたどり着いたとなると、素直に賞賛したくなりますね」

「ありがとうございます」

「ですが、そのウォッチという物。そちらは貴方が産み出したわけではないようですが、あまりに危険過ぎる。出来れば穏便に済ませたいですが……」

 

ゲイツはその場の重力が倍になったように感じた。

二人の気迫だろうか。神と只人。とても並び立つとは思えない両者からオーマジオウと相対した時のようなプレッシャーを感じた。

 

「「行け(行きなさい)」」

 

その中央に立つエルロード(L君)に同時に命令が下される。

 

創造主と元となった怪人の神、どちらに従うのか。

それは意外にも一切の躊躇いなく、鳴滝に杖を突きつけた。

 

「なっ!?」

「主様!?」

 

ゲイツ達が動こうとした時には遅く、その矛は鳴滝の心臓を貫いた。

 

「───私は科学者ではないからね。実戦を見越し道具が自分を傷つけないように対策はしているよ」

 

Lの杖は先端から灰のように消失する。

 

「しかし、裏切るのか。これも心が原因なのかな?ふふっ、実に興味深い」

「ぬぅぅっ!!!!」

「私は人ですが、先ほどアギトのウォッチを起動したのは見えていたね?その脚力は一時的に、アギトと同等の力を得ている!」

 

尚も反抗しようとするLを蹴り飛ばした鳴滝。

勢いよく飛んだLは神にぶつかるかと思って、その中に吸い込まれてしまった。

 

「優しいんですね」

「産みの親が違うとはいえこの子も私の子。無碍には出来ません」

 

吸収したようにも見えるが、受け止めたということだろう。

 

「だが、その優しさが命取りだ」

「グゥッ、ガァッ!?」

 

突如苦しみ出した神。

 

「これは、まさか……アギトの!?」

「正解です。アンノウンには手をつけていないが、それを材料にさせてもらいました」

「驚きましたが、まさかこの程度で私を降したとでも?」

「一瞬でいいんです。貴方にこれを使う一瞬が欲しかった」

 

アギト!

 

再びアギトのウォッチを起動する鳴滝。

するとどうだろう。神がウォッチの中へと吸い込まれていく。

 

「どうにも常磐ソウゴの方法は私達には再現出来そうにないので、邪法ですがアギトに纏わる全てはこれで頂きます」

「く、せめて、この子だけでも」

「あぁ、あげますよそれ。代わりはいくらでもいる」

 

取り込んだL君だけでも逃がそうとしたようだが一緒にウォッチに吸い込まれる神。

 

「……まぁこんなものか」

 

その手には百パーつまりはアギトシャイニングフォームと化したアギトウォッチが収まっていた。

 

538:俺らでジオウを神作にする

ら、ラスボスしてる

 

539:俺らでジオウを神作にする

リアルで放送時空があったら、このレベルの俳優を噛ませだと?正気か?とか言われそう

 

540:俺らでジオウを神作にする

イッチが科学者じゃないって言うのはスタンスの話なんかな?

作れる脳はあるけど、思考が向いてないから有るものを進化や改良させるのは得意でも、0から生み出すのは苦手的な

 

541:俺らでジオウを神作にする

ついにイッチのラスボス力が過去のラスボス(テオスはラスボス扱いしていいか微妙だが)を倒すまでに高まったか

 

542:俺らでジオウを神作にする

百パーの引き出し方が無理やり過ぎる。ようは鍵を開けるんじゃなくて扉ぶち壊せばいいやん、みたいな話だろ?

 

543:俺らでジオウを神作にする

最近、本人も意図してボロを出してるみたいだけど、イッチって人の心があるようで何処かズレてるよな

 

544:俺らでジオウを神作にする

環境なのか素なのか……

 

545:俺らでジオウを神作にする

>>543

イッチのことだから全部分かった上でそういうムーヴをしてる可能性も否定出来ない

 

546:鳴滝の息子

『さて、ゲイツ君』

『な、何だ?』

『近日、新しいウォッチが出来上がる予定だがそのテスターになる気はないかい?』

『テスターだと?』

『君のデータはファムから定期的に送られてくるが、実に素晴らしいものだ。改良を重ねるアナザーファントムの数値を上回る圧倒的な成長速度。それに期待して、私の最高傑作を君に託したい』

『最高傑作?』

『正確にはそのβ版だが、なに、完成品もちゃんと用意するとも』

『その力を手にしてお前は何をするつもりだ?』

『安心してくれ。世界の破壊や支配に興味はない』

鳴滝はゲイツの後ろにいるファムに笑い掛ける。

 

『それまでしっかりと彼を頼んだよ。その為だけに君を作ったのだから』

『ひいっ!』

『やめろ!』

『まぁいい。──君だけサポートしては彼に不公平だ。そうだね、神奈川にでも旅行に行くといい』

 

オーロラカーテンが二人を飲み込む。

 

『待て!』

『駄目ですゲイツ君!あっ』

 

最早、疑うまでもなく鳴滝が一連の事件の首謀者なのは明らかだった。

煙にまかれまいと飛び出したゲイツの肩をファムが掴み、勢いでポケットの中身が落ちる。

 

ジオウ・セカンドウォッチだ。

 

547:俺らでジオウを神作にする

あいや~ここでかぁ~

 

548:俺らでジオウを神作にする

最悪のタイミング

 

549:俺らでジオウを神作にする

こりゃファムちゃんも鳴滝と通じてるとしか見えないわな

 

550:俺らでジオウを神作にする

え?河原でファムちゃんが忍ばせたのってまじでジオウセカンドだったん?

 

551:鳴滝の息子

『お前、これ』

『違っ違うんです!私はただ偶然拾っただけで!』

『もうすぐ、舞台の幕が上がる。悪いが痴話喧嘩は他所でやってくれるかな?』

 

二人はそのまま神奈川にあるドライブ関連のロケ地近くへと飛ばされた。

まぁあそこまでぞっこんなゲイツ君なら、この程度でファムちゃんを見限ることもないやろう。

 

 

『ここか?』

『あれ?いなくなくない?』

 

役者は揃った。見よ!ワイ渾身のラスボスムーヴを!!

 

552:俺らでジオウを神作にする

これってどうなるんだ?

 

553:俺らでジオウを神作にする

イッチも戦う?それともアナザーアギトだけ?

 

 

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