俺らでジオウを神作にする! 作:鳴滝の■■
財団Xの会長、鳴滝が総理大臣になってから暫く。
日本は変わった。
汚職を働いていた政治家達は政界を追放され、省庁は全て再編成させられ、税率は最低限まで引き下げられた。そして発生する怪人による被害はG5の活躍によって限りなくゼロになるまで抑えられた。
支持率驚異の99%。まさに歴代最高の総理大臣となった彼の勢いはとどまることを知らず、今は仲介役となってとある紛争の停戦協定を結ぶ手助けをしているらしい。
一国の首相。それも総理大臣という立場からは大きく逸脱した行動ばかりだが、結果が結果だけに誰も口出し出来ない。
いや、口出しした人間は次の日には人が変わったかのように鳴滝を支持した。
それがよほど不気味だったのだろう。異議など唱えられるわけがなかった。
「ぼく、大きくなったらこの国の王さまになる!」
「あらあら。日本に王様は居ないわよ。天皇様ならいるけど」
「えー!でもでもテレビに出てるじゃん!」
「あれは総理大臣よ。みんなと話し合ってルールとかお金のやり取りとか決めるリーダーみたいな感じの人」
「うっそだー!ぜんぶあの人が決めてるんだよ!だってこの前テレビに映ってたけど他の人たち、何にもしゃべってなかったじゃん!」
国会の映像が物語っていた。
『ええ。防衛費?要らないでしょ。
鳴滝の言葉に単純な機械のように首を降るだけの議員達。
『社会保険料もいらない』『消費税もいらない』『外国への支援もいらない』『武力も資金も権力も何もかも。全ては我々にお任せを』『日本人ファースト、日本人の日本人の為の、日本人が一番幸せになれる国作り。それが私の思いの全て!私は貴方達が幸せになれる国を作りたいのです』
ただ一人。国会で熱弁する鳴滝の表情は実に生き生きとしていた。
まるで王様のようだと子供達は言う。大人たちはなんて素晴らしい人なんだと両手を上げて喝采した。
「……よくない兆候だよね」
高校卒業を機に自身が立ち上げた何でも屋の事務所。
常磐ソウゴはテレビを見ながら、そうぼやく。
生活は豊かになっているかもしれないが、彼のやっていることは人々から生きる力を奪う飼い殺しの策略だ。
数年先はよくても、10年先できっと日本は中身のないスカスカの国となってしまうだろう。
彼らが王として対立するフラグは着実に立てられていた。
72:鳴滝の息子
『んじゃ!当たりを引いた人がゲイツ君担当な~』
『『『おおお!!!!』』』
『な、なぁ。俺だけ不参加でいいか?』
『やだなぁ。フータロス先輩にはあれがあるじゃないですか!』
『あれって、お前……いや、確かにお前が作ってくれたあれはスゲエけど、俺は戦闘タイプじゃないんだよ。グランドジオウ?そんな最強のライダーをポンポン呼び出せるバケモンに勝てるわけがねぇ』
そんな訳で、常磐ソウゴへ良い感じのラスボスフラグが立った所で、クジをやっていこうと思う!!!
73:俺らでジオウを神作にする
クジで決めんの?
74:俺らでジオウを神作にする
フータロス先輩もいんのかい
75:俺らでジオウを神作にする
いや、グランドジオウ並に強いって言われて信じたけどさ。
……そりゃオーロラカーテンで様々な世界を回って仲間集めしたイッチのことや。強いだろうとは思ってたけど、フータロスは無理やろ。
まぁフータロスの能力的に、グランドジオウの下位互換……いや、本人を呼び出すってところは上位互換ではあるんだけれども
76:俺らでジオウを神作にする
婆さんや、軍人さんはともかく、フータロスは一般怪人クラスだろうし、ネキってバーニングアギトと同等か、ちょい下ぐらいじゃなかった?
77:俺らでジオウを神作にする
>>76
あれはシャイニング相手だと本気にならないとアカンって話で勝てないわけやなかった筈
78:俺らでジオウを神作にする
でもラッキークローバーのドラゴンオルフェノクと同等って言ってたような?
79:俺らでジオウを神作にする
あくまでも本人談やからなぁ
80:俺らでジオウを神作にする
あれやない?巨大化とかフォルムチェンジとかすると、戦闘能力がバカ上がりするタイプなんよ
81:鳴滝の息子
『んじゃ!恨みっこなし!因縁だーれだ!』
『あら、残念』
『……ほ。俺じゃなかった』
『私でもないですね』
『ワイでもない!うん!残念!』
『俺か』
と言うわけで、軍人さんに決まりました~パチパチパチ!
82:俺らでジオウを神作にする
軍人さんかぁぁぁ
83:俺らでジオウを神作にする
この人がメイン回って初めとちゃう?
84:俺らでジオウを神作にする
てっきりちょこちょこ出てるネキかと思ったが、ここに来て軍人さんか
85:俺らでジオウを神作にする
不穏でしかない
86:俺らでジオウを神作にする
……絶対強いやん。
87:俺らでジオウを神作にする
財団Xの元会長の婆さんでなかっただけマシか?
88:俺らでジオウを神作にする
まだ情報が不透明すぎるけど、ディケイドが知らない怪人やぞ。絶対何かしらの厄ネタやろ
89:俺らでジオウを神作にする
何かボディにガタがきてるから丁度良いみたいなこと言ってたけど、頼むからゴルドドライブルートだけは勘弁してくれ
90:鳴滝の息子
『はい!という訳で、自己紹介よろしく』
『は?……あー、俺は名無しだ。軍人でも怪人とでも好きに呼んでくれ』
この通り、今回のワイラの主役の軍人さんや!顔の見えない相手と会話することが苦手なネット音痴な人やけど、面倒見の良い兄貴分な人や。みんな仲良くしてな~!
91:俺らでジオウを神作にする
おお、よろしく
92:俺らでジオウを神作にする
よろしくな
93:俺らでジオウを神作にする
ゼッツのコードナンバー3とオーズのアンクを足して割ったような感じのイケメン!
94:俺らでジオウを神作にする
この前はthe財団Xの幹部みたいな感じやったけど、演技やったんか
95:俺らでジオウを神作にする
今回でどこの世界出身か判明するんか?
96:俺らでジオウを神作にする
見た目からして強そう。俺には分かる。その軍服の下は筋肉がぎゅうぎゅうに詰め込まれているんだと
97:俺らでジオウを神作にする
この時代にネット音痴ってことは...下手したら過去の人物とかか?
98:鳴滝の息子
軍人さんはアドリブに弱いのであらかじめワイが用意した台本に沿って動いてもらう。
ハッチャケたキャラは無理だそうなので、本人の元の性格に似たクールなキャラで行こうと思う。
99:俺らでジオウを神作にする
確かにネキとかと違って、こういうアドリブ利かせて即興演技とかは苦手そうな感じ出てる
100:俺らでジオウを神作にする
ノリ悪そう
101:俺らでジオウを神作にする
そもそもイッチのお題が難しすぎるのでは?
神作にするために主人公達を良い感じに煽って成長を促しつつ、それでいて自分達も魅力あるキャラとして魅せるのも意識しないといけないとか、命のやり取りしてる最中にすることやないやろ
レジェンドライダーを煽って、歴代フォームを出させつつ、キャラを確立してたネキが異常なんよ。
102:俺らでジオウを神作にする
逆に今まで台本なかったの!?
103:俺らでジオウを神作にする
ざっくりしたイッチのお題を完遂してたネキの株が上がる
104:俺らでジオウを神作にする
台本って言ってもソウゴ達は思いどおりに動いてくれないだろうし、そこんとこはどうしてるの?
105:俺らでジオウを神作にする
>>104
イッチのことだから、ドリームラーニングとかで事前学習してそう
106:俺らでジオウを神作にする
>>105
確かにそれがあればソウゴ達が何をするか事前に知ることが出きるな
107:俺らでジオウを神作にする
心の味噌汁
108:鳴滝の息子
んじゃ!早速、ゲイツ君たちが何をしているか見てみるぜ!
『ずずずっ……人、多いですね』
『あぁ。まさか、ここまで多いとは予想外だ』
日曜の昼間とは言えどいささか人混みの多すぎる場所。
ドリンクのストローをすするファムとポテトを摘まむゲイツはベンチに腰かけていた。
観覧車やジェットコースターなどが見えることから……ここは、遊園地かな?そういや大分前に年間パス買ってたような気がするけど、気分転換にまた来たんやろうか?
『何にも乗れそうにないですね』
『そうだな、俺が悪い。見通しが甘かった』
『え?平和な証拠じゃないですか?ちょっと前までは気軽に買い物にも行けなかったんですよ?』
『そうかも知れないが、お前も乗りたかったんじゃないのか?』
『えー。私は別にドライブ様とは関係ないところですし、どうでもい……あぁ~!分かった!もうっ!ゲイツ君ったら!自分が乗りたかったのに恥ずかしいから私に擦り付けようとしてるんですねぇ~』
『また口調が変わって……はぁ。いつものことか。確かにここに来たのは俺の意志だ。前にお前がここで楽しんでいた姿を思い出してな。次も行きたいと言っていたし、この機会にと思ったんだが、お前にとってはそこまで思い入れのある想い出ではなかったらしい』
『………………』
『だが、ここまで来て何も乗らずに帰るというものあれだろう』
『あっ』
ファムの手を取り、ゲイツが向かったのは観覧車だった。
109:俺らでジオウを神作にする
なんでこいつらはフラグ立ててるの?
110:俺らでジオウを神作にする
ばかやめろお前。勝手にフラグ立てんじゃねぇ!!!
111:俺らでジオウを神作にする
もうやだこのカップル
112:俺らでジオウを神作にする
まだイッチ干渉してないのに、これから悲劇起こりまーすって100点満点のフラグを立ててる
113:俺らでジオウを神作にする
そういや、そういう話あったな。
114:俺らでジオウを神作にする
あん時は心底楽しんでたみたいやけど、やっぱドライブ関連じゃないから興味なくなった?
一回目は新鮮だっただけで二回目はあんまな感じ?
115:俺らでジオウを神作にする
そういや、俺も修学旅行で行った遊園地は楽しかったけど、そのあと友達で行った時はあんま楽しくなかっな。……雨降ってたからかもだけど
116:俺らでジオウを神作にする
もしかしてファムちゃんにも台本渡されてる感じなのだろうか?
117:俺らでジオウを神作にする
イッチお前。冗談でも次の章で君死ぬから(笑)とか言ってねぇよな?言ってたらお前……その世界にどこまで干渉出来るかわからんけど、東映に就職して、イッチそっくりの人を鳴滝というキャラにキャスティングして、野良怪人にボコられる話を作るぞ
118:俺らでジオウを神作にする
>>117
心ここにあらずな感じなのは、今回で死ぬことを知ってるから?
119:俺らでジオウを神作にする
確かにファムちゃんが、あんなに楽しんでた遊園地でここまでドライなのは違和感がある。
楽しめない理由があるとしか考えられない
120:俺らでジオウを神作にする
やめてくれ……最後の思い出が観覧車になるのは。もっとお前らはライダーや戦い以外のことをいっぱい知って楽しんでいいんだよ!
121:鳴滝の息子
『観覧車ってあんまり人気ないんでしょうか?すぐ乗れちゃいました』
『そ、そうだな。(言えない。カップル席を案内されたから並ばずにいられただなんて)それよりどうだ!良い景色だろ』
『景色……うわぁ……綺麗』
彼らの街を一望出来るその観覧車は遊園地の目玉であった。
『財団Xのお陰で街に活気が戻ったのは間違いない。だがそれまでこの街があったのは俺たちが守ってきたからだ。俺たちが誰かの為に戦った証がこの街の景色というのは……傲慢が過ぎるか?』
『…………』
自分の声が聞こえているのか、いないのか、その光景から目が離せない彼女。そんな瞳からポツリと滴が落ちたのをゲイツは見逃さなかった。
122:俺らでジオウを神作にする
だからさぁ……
123:俺らでジオウを神作にする
絶対知ってるやつやん
124:俺らでジオウを神作にする
も、もぅぅぅぅ!!!!
125:俺らでジオウを神作にする
幸せになれよ!
126:俺らでジオウを神作にする
ゲイツ!おまっ!守れよ!一度男が守りきると宣言したんだ!どんな手を使ってもファムちゃん守れよ!!!
127:俺らでジオウを神作にする
くそっ!ここがデザイアグランプリみたいな感じだったらゲイツに死ぬほど課金して強アイテム提供出来るのに!!!
128:俺らでジオウを神作にする
>>127
これや!
イッチ!破産するまで課金すっからゲイツマジェスティ作って!それかオーマジオウウォッチ!最悪、アナザーオーマジオウトリニティウォッチでもいいから!
129:俺らでジオウを神作にする
>>アナザーオーマジオウトリニティってオーマジオウ並みに強いやつやん
130:俺らでジオウを神作にする
もう神作とか関係ねぇよ。駄作になってもいいから二人だけは幸せにしてくれよ
131:俺らでジオウを神作にする
ゲイツ。男を見せる時だ。ファムちゃんだけを守る仮面ライダーになるんだろ?
そうありたかった……とかファムちゃんの墓石で話すなよ?
ファムは今回で退場することを教えられていません(知りません)。