俺らでジオウを神作にする! 作:鳴滝の■■
334:鳴滝の息子
『俺の守りたかった人はもう死んでいたのだ』
335:俺らでジオウを神作にする
は?
336:俺らでジオウを神作にする
え?
337:俺らでジオウを神作にする
は?は?は?は?
338:俺らでジオウを神作にする
意味分からない……は?
339:俺らでジオウを神作にする
待って……吐く
340:俺らでジオウを神作にする
王蛇の、それもサバイブ状態のファイナルベルトを食らった後にしては妙にあっさりしてると思ったけど……がっつり致命傷だったのか
341:俺らでジオウを神作にする
心が軋み上げているが、ギリ耐えられた。
これでファムちゃん一号が爆散して、イッチがバレないようにファムちゃん二号をしれっと現場に置いてきたとかだったら脳が破壊されてたわ。
342:俺らでジオウを神作にする
俺もゼロワンのイズとは違って、あくまで同じボディだから耐えられた。まだ可能性はある。
343:俺らでジオウを神作にする
今のファムちゃんが一号のふりをしているとは思えないし、データをリセットして二号としてニューゲームした結果、新しい自我を獲得しているとしたら、どうしようもないんだが
344:鳴滝の息子
ブー。ブー。ブー。
『……あっ』
鳴り響くブザー音。おもむろにゲイツのポケットからスマホが溢れ出る。
そしてポコっと彼女が画面から飛び出してきた。
『起きたなら返事ぐらいして下さいよ!ゲイツ君!』
『…………』
『あれ?ゲイツ君?』
『……お前、お前は……何なんだ?』
345:俺らでジオウを神作にする
……辛い展開の予感
346:俺らでジオウを神作にする
このファムちゃんは演技とかじゃないよな?素だよな?
347:鳴滝の息子
『何故、アイツのふりをした?……お前はアイツじゃない。『仮面ライダードライブ』に関係のない俺はお前らにとってよく知るだけの他人でしかない筈だ。鳴滝からの命令か?アイツのふりをして俺に取り入れとでも命令されてたのか?』
『な、何を言ってるんでか?アイツ?ふり?私は最初から最後まで私ですよ?ファム・アクタールです』
『ファム・アクタール……あぁ、
『ゲイツ君……?』
『触るな!!!!』
348:俺らでジオウを神作にする
おぅ
349:俺らでジオウを神作にする
ゲイツがファムの手を払いのけるのか
350:俺らでジオウを神作にする
ファム・ファタール……運命の女。それに魅入られたら最後破滅をもたらす女。
ファムちゃんらしくない由来だと思っていたが、イッチが名付けたのか?
351:俺らでジオウを神作にする
一度掴んだ手を自分から離すか。
状況的に仕方ねぇかもしれないが、悪手じゃろ
352:鳴滝の息子
『『あっ』』
振り払ったゲイツの腕がファムを通り抜ける。
『す、すいません。まだボディの復元までは出来なくて……これは、そのホログラムで』
『…………そう言えば、前にも同じことがあったな』
『前?』
『チィッ……もういい。暫く出てくるな!』
『待ってください!さっきから意味が分かりません!!!』
『意味が分からないだと?それはこっちのセリフだ!!!!お前は俺が初めて!守りたいと想った人と同じ顔と!同じ声と!同じ表情をして俺を欺いてきたんだぞ!!!悪趣味にもほどがある!!!』
『そんなの知りませんよ!私にとってゲイツ君は大好きな仮面ライダーで!』
『俺が仮面ライダーになったのはお前の為じゃない!!!守りたかったのはアイツなんだ……!お前は偽物だ!!!!』
353:俺らでジオウを神作にする
言った
354:俺らでジオウを神作にする
言いやがった
355:俺らでジオウを神作にする
……言っちゃったなぁ
356:俺らでジオウを神作にする
それはアカン
357:俺らでジオウを神作にする
ムリ。ファムちゃんの顔がマジで泣きそうで辛い
358:俺らでジオウを神作にする
でも今のゲイツからしたらファムちゃん……いや、ゲイツが初めて守りたいと想った『あの子』のフリをしているようで神経を逆撫でするんだろうか
359:鳴滝の息子
『違い、ます……わた、……にせもの?……ちが、い……、わたしは、なにも、』
激しく取り乱したファムのホログラムが消える。
スマホの画面はチカチカと点灯していた。
『このっ…………クソッ!』
ゲイツはそれを地面に叩きつけようとして、止める。
それをするには共に過ごす時間が長すぎたのだ。
アイツの偽物だとは分かっていても、そう簡単には割り切れないし、殺そうと思うほど恨みが湧いてこない。
【追跡、撲滅、いずれも~】
【【マッハー!】】
そして無情にも映像は流れ続けた。
【お姉ちゃん!また仮面ライダー教えてね!】
【ええいいですとも、ドライブ様のみならず平成ライダー全て教えちゃいますよ~!】
常磐ソウゴの経営する何でも屋の手伝いをしていた時の話だった。
ゲイツ達未来人は当然ながら現代の通貨は持ち得ない。これまでは金銭になりそうなものを売ったり、日雇いのバイトをしたりと騙しだましでやってきたが、それならと正式に雇われて、保育園のオリエンテーションに参加していたのだ。
俺はどうにも子供には好かれない性格のようで、裏方に回されていたが、アイツは園児達の中心に立って笑い合っていた。
【…………お前、子供に好かれるんだな】
【あぁれぇ~?もしかして、嫉妬しちゃいましたぁ?】
【違う。ただ、そんな一面もあるんだと気づいただけだ】
それを見て俺はどう思ったのか。
仮面ライダードライブのこと以外は眼中にないアイツらしからないと違和感を覚えた……否定はしない。
だがそれ以上に、自分には出来ないことをさらりとやり遂げたファムに、感心していた。
そうだ。思えばこいつ
【こいつら。まさか、中身は生身の人間か。クソッ!】
【それも無理やり素体にされてる系ですね。私が弱点を割り出します!それまでは時間稼ぎを!】
【分かった!】
戦闘では数えきれないほどのサポートをしてもらった。
元々はそれように自分は開発されたのだと鼻を高くしていたが、俺一人ならどうしようもなかった場面など数えるのも億劫になるほどだった。
【ふふふっふ~。ジオウは好き嫌いなしの一番つまらないタイプ~、ツクヨミは出されたものはなんでも食べるけど、辛いものが好きなタイプ~、ゲイツ君は甘党。シイタケ食べれない~】
【おまっ!!またシイタケ入れたな!!?】
……いっそのこと。
こいつが分かりやすい悪党であったのなら、こんな想いはしなくて済んだ。
俺はこいつの料理の味を知っている。俺はこいつが、たまに口調を変えて人をからかう癖を知っている。
俺はこいつが子供好きで、世話焼きで、アイツと同じ顔なのに、戦いや傷つくことが嫌いだと……まるで違う性格なのを知っている。
悪いやつではない。それは取り入る為の演技なのかもしれないが、俺には見破ることは出来ない。
記憶にある限りこいつは俺の……いや、俺たちの仲間だった。
360:俺らでジオウを神作にする
……仲間だと?いや、お前。どう見てもファムちゃんはお前にぞっこんやろ。
361:俺らでジオウを神作にする
きっとゲイツが好きだったのは、ファンちゃんではない、『あの子』だったんだろうな。でもそれはそれとしてファムちゃんのことも大切に思ってたんだ
362:俺らでジオウを神作にする
そうだ!この子はあの子じゃない。
でもこの子のことも憎からず思ってるんやろ?
だから「お前は俺が護ると決めた!」とか、前のあの子とファムちゃんを同一視して覚醒展開とかやめろよ
363:俺らでジオウを神作にする
>>362
複製や模倣が容易な機械だからこそ。個人を尊重して欲しいわ
364:俺らでジオウを神作にする
どうなるんだこれ?龍騎編みたいにIIの力で過去改変する流れかと思ったけど、過去を変えるとこのファムちゃんは存在が消えるし、過去を受け入れて現実を受け入れるのか?
365:鳴滝の息子
そして、ゲイツとファムの物語は今に追い付き、白い空間にゲイツは取り残される。
『これで、終わり……違うか』
ゲイツの目の前。ブランクウォッチが佇んでいた。
それを握ると、龍騎編のあの時。王蛇が彼女を手に掛けようとした瞬間がフラッシュバックする。
そしてスウォルツにアイツが飲み込まれた時。
俺がジオウに挑んで返り討ちにされた時。
力を手にして、オーマジオウへ挑むも鼻で一笑された時。
■■を失い、オーマジオウから逃げるしかなかったあの時。
ずっと昔。もう朧気にしか顔を思い出せなくなった両親が亡くなった時。
辛い時の思い出が脳裏を駆け巡る。
『ぐっ……だが、この程度!』
少し前の自分なら絶望してしまったかもしれない記憶の数々。しかし彼女から始まった縁がここまで彼を仮面ライダーとして導いてくれた。
ゲイツは仮面ライダーゲイツREVIVEに変身。
そして共鳴の力でウォッチを手に入れようと手を伸ばした。
366:俺らでジオウを神作にする
……ん?ここはファムちゃんに謝罪が先ちゃう?
367:俺らでジオウを神作にする
>>366
流石にウォッチが優先だろ。終わったあとに額が擦りきれるまで土下座はするべきだと思うが
368:俺らでジオウを神作にする
でもこの時点だとファムちゃんがマジでゲイツを監視する為に鳴滝が遣わしたスパイ説が拭えないんだよな
369:俺らでジオウを神作にする
ファムちゃんがスパイなら俺はもう何も信じられないよ
370:俺らでジオウを神作にする
でもファムちゃん、記憶が消える前と後とで明らかに性格変わってるし、同個体としては異常ではあると思う
371:俺らでジオウを神作にする
環境が変われば人も変わる的な話じゃね?
それにボディも進化前と後とで違うんだし
372:俺らでジオウを神作にする
ゲイツのやろうとしてることって共鳴による対話で、抵抗するウォッチを手懐けようってことだよな
373:鳴滝の息子
『……なん、だと?』
しかし、共鳴は起きなかった。REVIVEの力は働いているのだが、ウォッチには何ら変化が起きない。
『歴史がない、空っぽという訳か』
そういうことである。
持ち主を自らが選らぶという意思はあれど、歴史のないブランクウォッチに効果はない。
『ならば!』
REVIVEのウォッチを外し、それを装着する。
バチリ、バチリとまるでジオウがアナザーウォッチを使用した時のように激しくスパークを散らすそれに構わず、ゲイツはベルトを回転させた。
『うおおおおお!!!!!』
───────
そこはただ一人。この世の行く末を見守る者が腰掛ける為だけに用意された玉座。
星が城で天井のない荒野の中、オーマジオウはそれを見ていた。
「……そうか。お前は力を選ぶか」
一言。
確認するようにそう呟く。
「残念だ」
─────────
現実に戻る。
『ここは?……ウォッチは!?』
ゲイツが腰に装着されたウォッチを見ると、それは何処かに転移するように姿を消した。
『……駄目だった。何が足りなかった?』
自問自答する。
それは打倒オーマジオウに必要な力であった。次にチャンスがあるかも分からい。
逃がした魚は大き過ぎた。
『いや、いいんだ。資格がないのなら、それでも』
だが、長年求めていたものというわけでもない。それよりも今は向き合うべきことがあると、彼は再び、REVIVEになるとスマホを取り出し、修繕の力でファムのボディを復元させた。
『ゲイツ君……』
『……すまない。先ほどは言いすぎた。お前は俺の知るアイツではないのかもしれないが、ずっと自分を偽らずに俺たちの仲間で……』
『ゲイツ君……ゲイツ君……ゲイツ君……』
『ファム?』
何か様子が変だ。思わず手を取ろうとしたゲイツ。
その手を彼女は払い除ける。
『ど、どうした!?』
明確な拒絶。
先ほどゲイツが言ったことは普通に最低であった。だからこそ怒らせてしまったのかと狼狽するゲイツだが、ファムは壊れたように「ゲイツ君」と反芻するだけで目の焦点も合っている様子はない。
『修繕のせい、か?』
まるで壊れたロボットのようた。ゲイツは直したつもりだったが、修繕のせいでおかしくなっているのだろうか。
『どうすれば……』
『どうもこうもあるまい』
『ッゥ!?』
ゲイツは反射的に回し蹴りを放つ。鈍い手応えがして、振り返ったそこに立っていたのは軍人さんであった。
374:俺らでジオウを神作にする
え、壊れた?
375:俺らでジオウを神作にする
これって機械として壊れた?それとも心壊れた?
376:俺らでジオウを神作にする
一体どうして……?
377:俺らでジオウを神作にする
直るよね?
378:俺らでジオウを神作にする
大好きなゲイツに偽物って言われて、心ぶっ壊れたとかじゃねぇよな?
379:鳴滝の息子
『どうやら超進化態への条件を満たしたようだな。都合が良い!このまま貴様を倒し、それを手に入れよう!』
『超進化態だと!?何のことだ!?』
『ロイミュードの特性だ。アナザーファントムは混ざりものだが、その特色は殺さず伸ばしている。超進化とは人間からコピーした感情を最大限に高めることで至るロイミュードの到達点』
『感情を高める?何の……』
『知らん。今来たところだからな。だが顔を見れば分かる、ほら絶望しているだろ?』
そこでファムの顔を直視したゲイツは息を飲んだ。
アイツのように彼女は今、泣いていたのだ。
380:俺らでジオウを神作にする
……ゲイツよ
381:俺らでジオウを神作にする
もー知らん!!!!
382:俺らでジオウを神作にする
バカ!ほんとお前バカ!!!
383:俺らでジオウを神作にする
はぁぁ!?ファムちゃんの超進化はゲイツとのラブラブパワーが臨界点に達した時しか認めねぇぞ!!!
384:俺らでジオウを神作にする
お前……どんだけ女を泣かせば気が済むんや
385:鳴滝の息子
また、彼女を悲しませてしまった。
その戸惑いに軍人さんは付け入り、一気に畳み掛ける。
『ぐはっ!待て!!!』
ゲイツは二の次で、ファムの回収を優先しているようであった。そうはさせまいとゲイツは抵抗するが、元々の力量差は歴然。それでいてこちらは万全とは言い難いコンディションだ。
このままでは、また失ってしまう。
とてつもない恐怖が彼をかきたてる。
『『ゲイツ!!!』』
そんな時。ジオウとツクヨミが合流してくれた。
『頼む!』
『うん!』
ジオウは迷いなく現状、最強の手札を切る。
ジオウ・トリニティフォーム。
『ほぅ。新たな力か』
386:俺らでジオウを神作にする
トリニティ、これで軍人さんに勝てるかどうか
387:俺らでジオウを神作にする
良かった、ソウゴ達意外と近くにいたんだ
388:俺らでジオウを神作にする
……待って。これってウォズの予言通りじゃね?
389:俺らでジオウを神作にする
と言うかウォズどこ行った?G5はいなくなってるから、それだけ倒して満足した?
390:俺らでジオウを神作にする
オーマジオウにすら膝をつかせる力……これで軍人さんにも勝てると信じたい
391:鳴滝の息子
『これは中々……ほぅ。並列思考のようなものか、動きが複雑で読みにくい』
『三人寄れば文殊の知恵ってね!』
軍人さんとトリニティ。その差は驚くほど少なかった。確かにこちらが劣ってはいる。だが先ほどのように良いようにやられているわけではなく、攻撃は入り、ダメージを与えていた。
『アンタって人の思考が読めたりするんじゃないかな?でも三人同時に、しかも同じ身体ってのは何をするか分からないんじゃない?』
『正解だ。だが手数を減らして良かったのか?こちらは一人というわけじゃないぞ』
軍人さんの合図でジリジリと歩み寄るG5たち。
『あれ?こっちも三人だけなんて言ったっけ?』
銀色の閃光が走り抜ける。
『久しぶりだな。どうした?アイツとは仲良さそうにしていると思ったが』
瞬く間にG5を斬り伏せたのは、ジオウに良く似たアナザー戦士であった。
『加古川飛流!』
392:俺らでジオウを神作にする
これはソウゴが有能!!!
393:俺らでジオウを神作にする
飛流呼びにいってたんや!
394:俺らでジオウを神作にする
予言の内容に飛流は居なかった!つまり!これはソウゴ達の完全勝利ルートだ!!!
395:俺らでジオウを神作にする
変身した状態ということはもしかして電話受けてからそのまま走ってきたんかな?
396:俺らでジオウを神作にする
飛流ぅぅぅぅぅ!!!!!お前ならきてくれると思ってたぜ!!!!!
397:鳴滝の息子
『飛流、貴方。こいつを知ってるの?』
『あぁ。俺の戦闘教官だ。戦いのイロハを叩き込まれた。安心しろ。そいつは他のやつらと違って、訳の分からない力を使ったりはしない。そのままお前達で押し込め!』
『了解だ!』
飛流からの激励を受けて熱を上げるトリニティ。
編集版なら挿入歌流して盛り上がるところやな。
『さて、と……俺が見逃すと思うか?』
『チイッ!!』
隠れてファムちゃんを回収しようとしていた軍人さんをコピーしたアナザーファントム。それにアナザージオウは剣を向けた。
398:俺らでジオウを神作にする
マジで飛流が有能過ぎる
399:俺らでジオウを神作にする
信じられるか?こいつ、本編だと腫れ物扱いだったんだぞ?
400:俺らでジオウを神作にする
ゲイツ。この運命を乗り越えるんだ!
401:鳴滝の息子
『『『ハァぁぁぁ!!!!』』』
技量は劣る。スペックも劣る。積み重ねてきた年月も戦いの数も違う。
だが覚悟だけは負けない。
トリニティの防御を捨てた攻撃の数々に軍人さんは圧されぎみとなっていた。
『こんな、バカな!この俺がお前らなんかに!』
『俺はもう二度と!仲間を失わせない!』
『私が誰も傷つけさせない!』
『アイツに謝るまでは!俺は死ぬわけにはいかない!』
【トリニティタイム!】
──────
トリニティの超必殺技は軍人さんを捉えた。
「ハァ……ハァ……これは、中々に効くな」
「これでも倒しきれないか!──ぐぅっ!?」
それでも尚、立ち上がる軍人さん。応戦しようにもトリニティは膝をついてしまった。
「よくやった方だ。お前達の方が蓄積したダメージは大きい。では」
「次は俺の相手をしてくれよ、師匠」
「悪いが、お前の相手をする気はない。……仕方ない。お前がここに現れた時点で、我々の計画が露呈するのも時間の問題だろう」
立ちふさがるアナザージオウ。
軍人さんはなにかを諦めたように手を振るう。
「やぁ!」
そして現れたのはワイである。
メットオン状態やぞ。
402:俺らでジオウを神作にする
うわ、出たよ
403:俺らでジオウを神作にする
イッチだ
404:俺らでジオウを神作にする
メットオンってフード脱いだだけやん
405:俺らでジオウを神作にする
ついに正体を現したね
406:俺らでジオウを神作にする
もう顔隠さない感じか
407:鳴滝の息子
『やっぱり、グルだったか』
『どうだい今回の余興は?少々地味だったかと心配だったんだが』
『余興?どういうこと?』
『見ての通りだ。あれが財団を裏切ったのも、アナザーファントムが勝手に暴れてるのも全部アイツらの嘘だ』
『なんでそんなことを……』
『アンタは総理大臣なんでしょ?なんの意図があって』
『それは左翔太郎から聞かされている筈だが……まぁ私の口から言わせて貰うと、究極の怪人を作って、それで倒したい存在がいるんだよ。その為なら国家も民衆も利用出来るものは全て利用させてもらう』
『究極の怪人……まさか、オーマジオウか?』
ゲイツからの問い掛けに鳴滝は笑う。
『もしかして急に街で怪人が発生するようになったのもこれまでの事件も全部アンタの仕業なの?』
『さぁどうだろうね』
『自分の目的の為だけに皆を巻き込むなんて許せない。ましてや王様がそんなことをするんだなんて!』
立ち上がるトリニティ。だがその足は弱々しかった。
『やめよう。今、私たちが争うことは望ましくない。残りのライダーの力はあと四つだろ?それを集めてからでも遅くはない』
悔しいがそうかもしれない。苦渋の判断で受け入れようとするジオウ達であったが、鳴滝はファムに視線を向けた。
『そして、バレてしまったのなら仕方ない。彼女はこちらで回収しておこう』
『ッゥ!?ふざけるな!!!!』
『ふざける?彼女を拒絶したのは他ならぬ君じゃないか』
『それは……』
やれやれとオーロラカーテンを展開する。このままファムちゃんごと撤退しようと言うのだろう。
『待て!』
トリニティウォッチを外し、強制分離したゲイツは走り出す。
それを見てアナザージオウも追うように駆けるが、REVIVEの方が格段に速い。
『ファム!!!!』
ゲイツの伸ばされた手。それがファムの瞳に映る。
『ゲイツ、君……』
『おっと』
まるでそれを掴もうとするように伸ばされた腕。あと少しで触れ合う。そのコンマ一秒で、鳴滝はゲイツの頭を掴んで地面に押し付けた。
『ガハッ!?』
その頭上をエネルギー弾が通り抜ける。
狙ったのは他でもないファムであった。
『(……まさか俺は庇われたのか?いや、それ以前に俺はアイツに今、殺されそうになっていたのか?)』
『君には期待していたんだが、今の君には何の興味も湧かない。やはり本命は常磐ソウゴか』
オーロラカーテンがファムを包み隠す。
『それじゃあ、又今度。チャオ~!』
軍人さんと横並びとなってオーロラカーテンの中に消えていく鳴滝。
『くそっ!!!!』
ゲイツは地面に拳を叩きつけた。
と言うわけで今回の話。ファイナルシーズンへの繋ぎの回はこれにて終了や。
一話構成を想定してたからいつもより短く感じたやろか?
編集版はまた来週ってことで乙!
408:俺らでジオウを神作にする
……うーん。これはゲイツが悪い
409:俺らでジオウを神作にする
こればっかりは擁護出来ん
410:俺らでジオウを神作にする
ゲイツ回にしては珍しくイッチの想定通りの展開となってしまった
411:俺らでジオウを神作にする
軍人さんに破壊はされなかったけど、絶対次二人が会う時は敵同士だろうし……何なら当初の想定より最悪かも
412:俺らでジオウを神作にする
まさか軍人さんではなくゲイツとの因縁の相手がファムちゃんになる感じか?
413:俺らでジオウを神作にする
これでオリジナルヒロインのファムちゃんが消えて奇しくもメイン組は原作遵守になったわけか(ウォズはいない)
忘れていた……私たちアナザーファントムは仮面ライダーに倒される。ただそれだけの為に産み出されたのだ
私……何を勘違いしてたんだろう……怪人なんかが人間と幸せになれるわけがないのに
私は仮面ライダーゲイツに倒される。その為だけに産み出され、それ以外の価値なんて始めから存在しなかったんだ
……今日の夕飯の材料。もう買ってたんだけどなぁ……