俺らでジオウを神作にする!   作:鳴滝の■■

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王と医者とゲームマスター

115:俺らでジオウを神作にする

タトバコンボのオーズとアナザーオーズ。

今に思えば慣れた光景だが元祖ライダーとアナザーライダーの対決はやはり目を見張る物があるな。

 

116:鳴滝の息子

『ハァ!』

Uuuuu!!!』

 

117:俺らでジオウを神作にする

互角……いや、若干オーズが優勢?

 

118:俺らでジオウを神作にする

弱体化はしてない感じか

 

119:俺らでジオウを神作にする

コンボ使う必要はなさそう

 

120:俺らでジオウを神作にする

手甲鉤と肉球じゃあねぇ……

 

121:俺らでジオウを神作にする

アナザーオーズってメダルチェンジ出来ない感じだっけ?

 

122:俺らでジオウを神作にする

>>121

出来なかった筈

 

123:俺らでジオウを神作にする

アナザージオウみたいに元から元祖より強いやつもいるが、特に強化フォームのないオーズでメダルを変えられないのは致命的過ぎる

 

124:俺らでジオウを神作にする

イッチ時空でアナザーライダーも進化することは証明されたけど、アナザーオーズの進化先が何のコンボになるかで戦争が起きそう……

 

125:鳴滝の息子

『動きは鈍いがやけに硬いな。――おい映司!このメダルに変えろ!』

『うわっと!ちょっといきなり……てあれ?クワガタのメダルは?』

『あのコンボは止めとけ。今のお前じゃ体の方が持たない』

『そっか。うん分かった!』

 

タカ カマキリ バッタ

 

 

126:俺らでジオウを神作にする

おお!メダルチェンジ!

 

127:俺らでジオウを神作にする

カマキリってことはメダル争奪戦がまだ起きてない最序盤?

 

128:俺らでジオウを神作にする

アンクの発言からガタキリバは揃ってるぽいし六話目ぐらいじゃね?

 

129:俺らでジオウを神作にする

一番最初のフォームチェンジを出すとはアンクも分かってるな

 

130:俺らでジオウを神作にする

>今のお前じゃ体の方が持たない

確か初めてガタキリバ使ったあと映司ぶっ倒れたのよね

 

131:俺らでジオウを神作にする

コンボは負担が大きいとかだっけ?

 

132:俺らでジオウを神作にする

あぁ、だから「あのコンボは止めとけ」って

 

133:俺らでジオウを神作にする

つまり予算ガタガタキリバは見れないのか

 

134:俺らでジオウを神作にする

東映「ふぃ……」

 

135:俺らでジオウを神作にする

>>134

命拾いしたな

 

136:俺らでジオウを神作にする

予算は守られた

 

137:鳴滝の息子

だが俺がいる

 

138:俺らでジオウを神作にする

お!

 

139:俺らでジオウを神作にする

お?

 

140:俺らでジオウを神作にする

なに!?

 

141:俺らでジオウを神作にする

これはガタガタキリバ確出しルート入りました?

 

142:俺らでジオウを神作にする

ガタキリバからの各コンボチェンジも見れるのでは?

 

143:俺らでジオウを神作にする

予算の枷から解き放たれた世界じゃないと実現出来ないカオスの予感!

 

144:俺らでジオウを神作にする

製作陣にとっては間違いなく最低最悪のラスボスですわ

 

145:俺らでジオウを神作にする

神回にしか出られない風間大介ならぬ神回にしかならないイッチ

 

146:鳴滝の息子

『セィヤァァァ!!!』

 

そんでアナザーオーズ撃破や。

 

『……ち、メダルはなしか』

『一応、鴻上さんに連絡したほうがいいかな?』

『ハ、どうせまたどっかで見てんだろ』

 

ヤミ-でもグリードでもない『未知の存在』とも言うべきアナザーオーズだが、セルメダルすら落とさなかった相手ということで既にアンクの中で興味は失せていたみたいやな。

 

『……ん?』

『どうかした?』

『いや、あれを見てみろ』

 

アンクが指差したのはアナザーオーズを倒したところ。

さっきの衝撃でまだ煙が舞っているが、よくよく見ると苦しそうに(うずくま)る男性の姿が確認出来る。

 

『大丈夫ですか!』

 

147:俺らでジオウを神作にする

!?

 

148:俺らでジオウを神作にする

黎斗じゃない?

 

149:俺らでジオウを神作にする

まさかの……

 

150:俺らでジオウを神作にする

スーツ姿にこの髪型といえば

 

151:俺らでジオウを神作にする

この後ろ姿は!

 

152:鳴滝の息子

『止めなければ……私が…黎斗を』

 

うん、檀正宗やね

 

153:俺らでジオウを神作にする

あー、生け贄にされてますわこれは

 

154:俺らでジオウを神作にする

やっぱ黎斗じゃないのね

 

155:俺らでジオウを神作にする

ある意味生存ルート

 

156:俺らでジオウを神作にする

逆に予想してなかった

 

157:俺らでジオウを神作にする

本編内外問わず酷い扱いを受けるラスボス

 

158:俺らでジオウを神作にする

そういやジオウ本編では檀黎斗王に殺されてましたねこの人

 

159:俺らでジオウを神作にする

俺はてっきり鴻上会長かと

 

160:俺らでジオウを神作にする

ワンチャン織田信長かと思ってた

 

161:鳴滝の息子

と、ウール君が来た

 

 

『何だよ。アイツがどうしてもって言うから歴史を変えずにウォッチを一つ無駄にしてやったのに、簡単に倒されちゃったじゃないか』

 

ここで新事実。

どうやらアナザーウォッチによる『歴史の消滅』はタイムジャッカー側でオンオフ出来るらしい。

 

『まぁいいか。元から本命はこっちなんだし……』

 

そしてウール君が懐から取り出したのは『アナザーオーズウォッチ』…………ではなく、よくよく見ると瞳の色が若干違う『アナザーオーズ(1210)ウォッチ』である。

 

どうやら火野映司版のオーズと800年前のオーズの二つのアナザーオーズウォッチを持ってたみたいやね。

 

 

↑↑↑

ま、800年前のオーズの力を奪うように仕向けたのはワイらなんやけど。

 

162:俺らでジオウを神作にする

……これ絶対、火野映司版より強いやつだろ

 

163:俺らでジオウを神作にする

成る程……えっ?(トラウマスイッチ)

 

164:俺らでジオウを神作にする

アナザーオーズは前座になると思いきや、まだあるというのか?

 

165:俺らでジオウを神作にする

スーパーな超合金のアナザーオーズが来そう

 

166:俺らでジオウを神作にする

しかし歴史の消滅ってオンオフ出来る物だったのね

 

167:俺らでジオウを神作にする

これはイッチ時空ならではの物なのか?

 

168:俺らでジオウを神作にする

タイムジャッカーの能力ってよりアナザーウォッチを使う時に切り替え出来る物って解釈でOK?

 

169:鳴滝の息子

>>168

そうやで

 

170:俺らでジオウを神作にする

そうなると後半ジオウでは意図的にライダーの歴史を消さなかったのか

 

171:俺らでジオウを神作にする

>>170

あれかな。タイムジャッカー側はディケイドみたいにライダー同士の内部分裂を狙ってたけど、ソウゴのコミュ力が爆発してたせいで結局空回りだったパターン

 

172:俺らでジオウを神作にする

原作ジオウで急にライダーの歴史が消滅しなくなったというに、タイムジャッカー側が何の取り乱した様子はなかったのはそういう訳だったのか

 

173:俺らでジオウを神作にする

サクッとジオウ未回収の伏線が回収されてらぁ

 

174:俺らでジオウを神作にする

そういやエグゼイド編のゲンム(プロの人)って中身誰だったんだろう?

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

では場面は移り変わり2018年

 

 

「何か騒がしいと思ってたけど、そっか。今日がタドルクラフトの正式サービス開始日なのね」

 

街をぶらぶらと歩いていたツクヨミはポツリと呟く。

どうやら檀黎斗が神の才能を取り戻した影響がツクヨミ達の歴史にまで及んでいるらしい。

 

「そう言えば私もプレイしてみた事があったけ?」

 

ゲーム指定エリアである開けた場所を見れば、何処か奇怪にも見えるプロテクターを纏ったプレイヤー達がホログラムのモンスターを討伐する姿が確認出来る。

 

オーマジオウが世界を破壊した後もこのような光景が見られたとは、にわかに信じられん話だが、恐らく檀黎斗が上手いことやったのだろう。

 

 

「何だこいつ!」

「ボスキャラか!?」

「知らね。こんなの公式サイトにも乗ってねぇぞ」

「でも当たり判定があるってことは"アタリ"ってことじゃね?」

「ってことは隠しキャラ!?」

「なら俺たちで倒して一躍人気者に!」

 

 

「え?」

 

ふと感傷に浸っていたツクヨミだが、あり得ない存在の登場に目を見開くことになる。

 

 

 

「い、た痛たたたた、ちょっとストープ!!!」

 

「……ソウゴ?」

 

それはプレイヤー達からリンチに遭うジオウの姿であった。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

199:鳴滝の息子

『で、どういう訳?』

 

どうにかこうにか、あの現場から脱出したソウゴに問い詰めるツクヨミ。

 

『どうって……言われても』

『ふん!あの程度のレベル帯で手こずるようでは先が思いやられるわい!』

『…やっぱりツクヨミにも"これ"は見えてないみたいだし』

 

ソウゴの隣には何か半透明になってるサーガ・バグスターがいた。

 

200:俺らでジオウを神作にする

え、サーガ・バグスター?

 

201:俺らでジオウを神作にする

なんでいるの?

 

202:俺らでジオウを神作にする

ジオウがタドルクラフトのプレイヤー?にボコられてると思ったらサーガ・バグスターが出てきた

 

203:俺らでジオウを神作にする

ツクヨミには見えてないってどういうこと?

 

204:俺らでジオウを神作にする

ゲンム版に改良されたやつなのか?

 

205:俺らでジオウを神作にする

ゲームプレイヤーにライダーがボコられるのは仮面ライダークロニクルの思わせやな

 

206:俺らでジオウを神作にする

思いがけない再会に特に感動を禁じ得たりはしない

 

207:俺らでジオウを神作にする

見た感じ、ゲンム版って訳でもなさそうやが

 

208:鳴滝の息子

いわゆる、お助けNPC(魔王)ってやつ。

ジオウだけの特別仕様や。

タドルクラフトは通常クリアまでに年単位の期間を要するんやけど、流石にそこまでは待てんから我々からのテコ入れやね。

 

209:俺らでジオウを神作にする

そういや冒頭でおじさんがタドルクラフト当てたんだった

 

210:俺らでジオウを神作にする

つまりソウゴは今タドルクラフトをしてるのか

 

211:俺らでジオウを神作にする

あーなる程。

 

212:俺らでジオウを神作にする

でもソウゴがタドルクラフトをしてる理由ってなんだ?

出だしからこんな調子(PK)でクリアを目指さずに途中で挫折したりしないのかな

 

213:俺らでジオウを神作にする

>>212

知らんけど、サーガバグスターが「クリアしてこそ真の王になれる~」的なことを言ったんじゃね?

 

214:俺らでジオウを神作にする

流石にサーガ・バグスターが登場するゲームが自分に無関係だとは考えられないだろうし、タドルクラフトに何があるのか判明するまではゲームを進めると思う

 

215:俺らでジオウを神作にする

ただ年単位のゲームをいくらお助けキャラで短縮するとはいえ2話で収まり切る物だろうか

 

216:俺らでジオウを神作にする

上部だけ聞いても凄い面白い展開が待っているのは分かる。だがオーズ編がどんどん削られていく不安が拭えない

 

217:鳴滝の息子

『つまりさ、俺もゲームをしてるんだ』

『ならなんでジオウに変身する必要があるのかしら?』

『それはその……(ねぇ、そう言えばなんで変身しないといけないの?)』

『…その力はお前の物なのだろう。ならば何故使わないという選択肢が存在するのだ』

『(いや、だって。皆は同じ装備で始めてるのにそれってズルいんじゃないかな)』

『ズル?妙なことを言うな。王とは王たる己自身にこそ縛られて然るべきだ。お前もそのように生きて来たのではないのか?』

『それは……』

 

218:俺らでジオウを神作にする

これは痛いところを突かれたな

 

219:俺らでジオウを神作にする

言葉に詰まった

 

220:俺らでジオウを神作にする

この頃のソウゴはまだ自分の闇の部分(最低最悪の魔王としての側面)を受け入れてないから、この問い掛けはかなりキツイ物になるんじゃないか?

 

221:俺らでジオウを神作にする

なかなかに嫌味な質問

 

222:鳴滝の息子

『ねぇソウゴ。ゲームっていうのはね。皆が楽しむ為にルールがあるの。別にそれを破ったら捕まったりするわけじゃないけど、それのせいで悲しむ人が出るわ』

『耳を傾ける価値もない戯れ言だ。さぁタイムマジーンとやらで次のクエストに行くぞ。他のプレイヤーを出し抜いて報酬を独り占めするのだ』

 

223:俺らでジオウを神作にする

天使と悪魔かな?

 

224:俺らでジオウを神作にする

捕まるかどうかは程度によると思う

 

225:俺らでジオウを神作にする

サーガバグスターはサポートキャラかもしれないけど、何が何でもソウゴをクリアさせたそうな感じがあるな

 

226:俺らでジオウを神作にする

サーガ・バグスターが良い感じにヘイト買ってくれてる

 

227:俺らでジオウを神作にする

何か最低最悪の魔王ルートって感じ

 

228:俺らでジオウを神作にする

ライダーの力を関係ないことに使ってはいけないのか。

何気に難しいテーマを持ち出してきたな

そもそもライダーに関係あることとは何か、それから議論せんといかん

 

229:俺らでジオウを神作にする

二人の違いは

サーガバグスターはライダーの力をソウゴの手足のような物だと思っていて、反対にツクヨミはライダーの力は特別な物だと思ってることだと思う

 

230:俺らでジオウを神作にする

測る尺度が違うんだろうな

 

231:俺らでジオウを神作にする

>>229

そういう見方もあるのか。

俺はてっきり「使える物は何でも使うのだー!」的な暴君をイメージしてたけど逆にサーガからしたら「何でキーパーなのに手を使わないんだ?」ぐらいの話だったのかも

 

232:鳴滝の息子

『…………そうだね』

 

少し悩んだ末、ソウゴはツクヨミにベルトを預けた。

 

『少し預かっててくれないかな』

『え、あぁ別にいいけど』

 

『ライダーの力なんてなくてもこのゲームをクリアしてみせるよ』

『……理解に苦しむ』

 

233:俺らでジオウを神作にする

あーやっぱりこの時のソウゴならこういう決断になるか

 

234:俺らでジオウを神作にする

何だろう。この喉の奥に引っ掛かった魚の骨みたいな感じは

 

235:俺らでジオウを神作にする

ベルトを預けるとは思わなかったが、やっぱり裏ソウゴを受け入れる前のソウゴだと、臭いものには蓋をするって感じが否めないな

 

236:俺らでジオウを神作にする

これはあれだ。自分なりの答えを見つけたとかじゃなくてサーガ・バグスターの提案が悪であるから退けただけ

 

237:俺らでジオウを神作にする

良い意味でも悪い意味でも極端だな

 

238:俺らでジオウを神作にする

サーガバグスターの話に乗っかった方が断然効率が良いと理解しておきながら自分の最低最悪の側面を容認出来ないが故に必要以上に距離をおいた感じ

 

239:俺らでジオウを神作にする

それだ

 

240:俺らでジオウを神作にする

と言うか変身出来なくなっちゃったんだけどこれで大丈夫か?

 

241:俺らでジオウを神作にする

イッチ的には計画通り?

 

242:俺らでジオウを神作にする

どうなん?

 

243:鳴滝の息子

結構マズマズ。

サーガ・バグスターの意見は求めん状態になるだろうとは予想していたけど、まさかベルトを預けるとは思わんかった。

でも想定の範囲内であるだけまだマシやな

 

244:俺らでジオウを神作にする

確かにベルトを預けるのは意外だった

 

245:俺らでジオウを神作にする

ウィザード編でも思ったけど、この世界のソウゴはジオウの力だけが王様になる方法じゃないと思っているだけにジオウの力にはあんまり固執しないよな

 

246:俺らでジオウを神作にする

もしかしてオーズ編で仮面ライダーツクヨミが誕生したりして

 

247:俺らでジオウを神作にする

……俺らはサーガ・バグスターが友好NPCって分かってるからいいが、嘗ての強敵であり未だ目的の不明瞭な相手の前でよく武装解除出来るなこの魔王

 

248:俺らでジオウを神作にする

>>247

サーガバグスターがソウゴを殺すタイミングならいくらでもあっただろうし(それこそ召喚された瞬間とか)、今さら無防備になったところで問題ないと判断したのでは?

 

249:俺らでジオウを神作にする

>>248

サーガ・バグスターを欺く為の演技(本当のベルトは隠し持ってる)可能性も微スレ

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

《おまけ》

 

さて、あの男も本格的に動き始めたようだ。

此方もゲームマスターとして試練を彼に与えなければならない。

 

「なら俺に行かせてくれ!俺なら上手くやれる!」

 

……ふむ。まぁいいだろう。

 

「本当に大丈夫かしら?」

「ウヴァはもう後がないからね。まさかグリードが只のプレイヤーに負けるとは僕も思わなかったけど」

「ヴぅ、俺。もうアイツとは戦いたくない」

 

どのみち彼がここまでたどり着く為にはここにいる全てのグリードを相手にする必要がある。

『ウヴァ』

『メズール』

『カザリ』

『ガメル』

そして、グリード最強の―――『アンク』

 

「……チッ」

 

彼らはレベル帯で言えば何れも50オーバーだ。

今のタドルクラフトの上位層の平均が2~3であることを鑑みれば異常な強さだが、彼はあの男が太鼓判を押すほどの存在。

……遠からず、私の前に現れるだろう。

 

『社長。デザイナーの泉様が到着いたしました』

 

その時は欲望(グリード)を統べる(オーズ)……いや、神すら超越した私が単なる王の器に収まるとは思えない。

 

そうだ。こう名乗るとしよう。

 

私の名は――――

 

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