俺らでジオウを神作にする! 作:鳴滝の■■
263:鳴滝の息子
てな訳で。
ゲイツと戒斗が鎧武怪人に立ち向かう所や。
◇◇◇◇ ◇◇◇◇
「ほお、非常に面白い組み合わせだ」
「貴様……喋れたのか」
バナナロックシードを構える戒斗は少なくない驚きに目を見開いていた。
なにせ伊達に五年もこの森で暮らしていた訳ではないのだ。
かれこれ数百、いや千にも及ぼうか、戒斗は目の前の怪物が守護するクラックを目指して挑み、そして敗北してきた。
しかしこいつが声を上げたのはこれが初めてのことである。
「然り。故に私はこの時を心待ちにしていたぞ」
「楽しみとは?」
「知れたこと。私はこの門を守護する天命が故、その他一切の自由を封じられていた。だがその役目もそこな愚者によって終わりを告げる……」
そこでジロリと視線が横に移る。
この時ゲイツは形容しがたい不快感に襲われ、無意識にセットしていたウォッチを起動し、ベルトを回した。
ゲイツ!
――その機転故、即死を免れた。
「ぐぁあ!!」
その巨体からは信じられないようなスピードでランスを突きだした怪人の一撃である。
変身するのがやっとで、とても防御する暇などない。
展開した胸の装甲がメキリと嫌な音を立ててへこみ、ゲイツは近場の木に強く叩き付けられた。
そしてゲイツの胸ポケットから落ちた鎧武ウォッチが怪人の足下に転がる。
「貴様ァ!」
まさかの不意打ち。
戒斗は怒りに顔を染め、変身しようとするが、
「―――待て」
怪人が制止するように手を上げる。しかしたった今ゲイツに仕出かしたことを考えれば待つことなど出来る訳もない。
ロックシードのキーを解除し、ベルトに装填しようとする戒斗。
「致し方あるまい……………」
怪人は鎧武ウォッチを拾い上げると、名残惜しそうに一度こちらを振り返って、クラックの中に飛び込んだ。
「な…………クソ。おい、しっかりしろ!」
キリもいいし編集版ならここで前編終了かもな。
264:俺らでジオウを神作にする
つまり、どういうこと???
265:俺らでジオウを神作にする
鎧武怪人のこの戒斗に対する好感度の高さはなんや?
五年も戦う内に情でも湧いたんか?
266:俺らでジオウを神作にする
この鎧武怪人は中身サガラとかじゃないよな
267:俺らでジオウを神作にする
あらら……サガラの目的達成しちゃってるわ
268:俺らでジオウを神作にする
スペック差を見れば致し方ないとはいえ、ゲイツにはもうちょい粘って欲しかった感はある
269:俺らでジオウを神作にする
鎧武怪人は戒斗が自分のオリジナルだって気づいているのかな
270:俺らでジオウを神作にする
なんかゲイツはどうでも良さそうで、戒斗だけに執着する様が違和感
271:俺らでジオウを神作にする
何故戦うのを避けた?
272:俺らでジオウを神作にする
あれ?もしかしてこれ……オリジナルの戒斗を取り込んで進化しようとしてるとかいうパターンか?
273:俺らでジオウを神作にする
怪人はどこに向かってるんやろう。
274:俺らでジオウを神作にする
もしかしてこのままアナザー鎧武ぶっ倒したりして
275:俺らでジオウを神作にする
なんか引っ掛かるんやが……ダメだ。分からん
276:俺らでジオウを神作にする
鎧武怪人といい、サガラといい、今回はジオウ組に厳しいな~
277:鳴滝の息子
ほんで、カメラを追うわ。
『――ご苦労様。これでお前との契約も終了間際だ』
場所は……どこやろう。
ま、どっかの裏路地ということで、怪人から渡された鎧武ウォッチを手の上で転がすサガラ。
『しっかし、五年も待たせた挙げ句、
『あぁ、少なくとも私にとっては重要な事だ』
『そうかそうか。俺には理解出来ない感情だが………だからこそ面白い!さぁ持って行くといい!』
サガラが怪人に渡した物。それはゲネシスドライバーとエナジーロックシード。
面接触した怪人の成分分析データから検分するに戦極凌馬が使っていた物より少しスペックは高めに設定されているらしい。
『………………』
無言で受け取った怪人が姿を消すと、サガラは空を見上げてふと呟いた。
『過去を変えた結果、一匹の獣が山から降りた。
腹を空かせたそいつは神にすら牙を向ける神代の怪物だ。
放っておけば全てを喰らい尽くすまで止まりはしないだろう』
『果たして、この飢えを満たすのは気高き戦士か勇者か魔王か。
どうする常磐ソウゴ。これはお前が選んだ未来だ』
さっきので前編終了とか言ったけど訂正するわ。
ここまでで前編終了だわ。
278:俺らでジオウを神作にする
待って……鳥肌が凄い
279:俺らでジオウを神作にする
こうきたか~
280:俺らでジオウを神作にする
な、何かテンション上がってきましたー!!!
281:俺らでジオウを神作にする
もしかしてゲネシスドライバーはバロン用?
スペック差でどうしようもなかった戒斗と真の意味で決着をつける為とか……そういう熱い展開すかっ!
282:俺らでジオウを神作にする
こういうのなんか……いや、今は語るまい
283:俺らでジオウを神作にする
好きです!!!(直球)
284:俺らでジオウを神作にする
鎧武でも舞が過去を改変しようとして、結局変えられず、挙げ句の果てに元の世界に戻れなくなったりとか過去を変える事には厳しいイメージだったけど、ジオウでもそのテーマが持ち出されて歓喜のワイ。
285:俺らでジオウを神作にする
やらかしたり、選択ミスっても過去変えればいいじゃん……なんていう甘えた考えを持つジオウには飛びっきりのカウンターですね
286:俺らでジオウを神作にする
過去を変えた結果、より悪い未来になるのはよくあること
287:俺らでジオウを神作にする
すっかり脇役として処理されると思っていた鎧武怪人がここにきて鎧武編のラスボスに妥当してきた
288:俺らでジオウを神作にする
もう鎧武怪人とバロン&ゲイツ
そしてアナザー鎧武とジオウの戦いで終わりかと思ったけど、こうなると今後の展開が読めなくなってきたな……
289:俺らでジオウを神作にする
ただサガラの口振りからして紘汰が参戦してくる様子がないのは少し残念かな
290:俺らでジオウを神作にする
まさか……この展開全て、イッチの読み通りだというのか?
291:鳴滝の息子
……フッ
も、もちの、ろんよ。
292:俺らでジオウを神作にする
あ、はい(把握)
293:俺らでジオウを神作にする
そうだな!
294:俺らでジオウを神作にする
だな
295:俺らでジオウを神作にする
流石はイッチだ……つまり全部無意識下でやっていたんだな!
296:俺らでジオウを神作にする
分かるよ~イッチ君。最近ただでさえ状況に流されがちな手前、素直に言い出せないんだろう?
297:俺らでジオウを神作にする
まぁこの展開を引き起こしたのはイッチだ
298:俺らでジオウを神作にする
ある意味、イッチの幸運が呼び寄せたと言えなくも、ない?
299:俺らでジオウを神作にする
なんか話数が進むごとにイッチの黒幕ロールが薄れていってる気がする……
300:鳴滝の息子
>>299
いやいやいや……言って今回は鎧武編の始まりでそれっぽい雰囲気出しとりましたし?
オーズ編だって……ねぇ?
301:俺らでジオウを神作にする
そうやな。顔出ししてからが本番や
302:俺らでジオウを神作にする
ゆうてまだ組織名すら公開されてないもんな
303:俺らでジオウを神作にする
まだ焦る時期ではない……たぶん
304:俺らでジオウを神作にする
少なくともネタキャラ化し始めてるごとき氏よりはマシよ
305:俺らでジオウを神作にする
同じ計算外の事でも
余裕の笑みを浮かべるイッチと
余裕の笑みを浮かべ……て、モタモタしたせいでしくじったスウォルツとでは土俵が違う
306:俺らでジオウを神作にする
このジオウが放送されてる世界線だとごとき氏とイッチのどっちがラスボスになるか考察スレとか立ってそうだな
307:俺らでジオウを神作にする
>>306
9:1(1は大穴狙い)でイッチがラスボスという結論になりそう
308:俺らでジオウを神作にする
そりぁ子供連れと各々の世界のラスボスや元凶と交流を持つような男とじゃあ、まさか前者の方が本来のラスボスだと思う方がおかしい
309:俺らでジオウを神作にする
まぁ実際のジオウでも、まさかスウォルツがラスボスになると思ってた人は少なそう
310:俺らでジオウを神作にする
俺はスウォルツがラスボスになると思ってたけど、アナザーオーマジオウになると思ってたタイプだわ
311:俺らでジオウを神作にする
>>310
俺もそのパターンだわ
加古川飛流にアナザージオウウォッチを進化させて、最後にぶん取るんだと思ってた
312:俺らでジオウを神作にする
実際なんで本編のスウォルツがアナザーオーマジオウじゃなくてアナザーディケイドを選んだのか謎なのよな。
強力な召喚能力こそあれど、素のスペックならグランドジオウでもごり押せそうだったし
313:俺らでジオウを神作にする
しかもアナザーオーマジオウを作っちゃえば元となったライダーが存在しなくなる……つまりオーマジオウがいなくなるっていう一石二鳥の手だと思うんだが
314:俺らでジオウを神作にする
アナザーライダーの誕生による元となったライダーの歴史が消滅する云々は途中から失くなった設定だし、もしかしたらアナザーオーマジオウがラスボスなのが本来のシナリオだったけどアナザーディケイドをラスボスとして修正したのかもな
315:俺らでジオウを神作にする
>>314
となるとディケイド組のキャラを立てる為か?
316:俺らでジオウを神作にする
それが自然だな
317:俺らでジオウを神作にする
それが一番有力ぽい?
318:俺らでジオウを神作にする
ディケイドより世界の破壊者してるのは腑に落ちなかったが、まぁ仕方ないか
319:俺らでジオウを神作にする
しっかし、ジオウの物語が進むにつれ原作からの解離が著しくなってるが、こうなるとジオウ組が本編通りの強化アイテムを手に入れられるか心配になってきたな……
320:俺らでジオウを神作にする
>>319
今のところ、ジオウⅡやゲイツリバイブ辺りは大丈夫だろうけど、ギンガフォームが無茶苦茶怪しい……
321:俺らでジオウを神作にする
イッチプロデュースジオウはレジェンド優遇傾向にあるから、キバ編にとっての癌にしかならないギンガを一足先に討伐してしまいそうな感じがあるな
322:俺らでジオウを神作にする
いや、ジオウⅡもウォズが『ジオウⅡウォッチ』をいつ渡すかで、また話が変わってくるんじゃないか?
◇◇◇◇ ◇◇◇◇
「…………ハッ!?」
ゲイツが目を覚ますと、そこは洞窟の中だった。
「目が覚めたか」
「お前は……そうか、俺は負けたのか」
直前の記憶を遡るあまり、どうにも自分はあの怪人の攻撃を避けられずに喰らってしまい、そのまま気を失ってしまったらしい。
「お前一人なのか?」
「ザック達は穴の調査中だ。問題がなければ明日にでも帰る事が出来るだろう」
「そうか……」
どっと肩の力が抜けた。
あの怪人はこの男に倒されたのか、それとも勝手に何処かに行ってしまったのか……外傷の見られない事から恐らくは後者だと思うが、何も出来ずに気絶した自分がそれを尋ねるべきはないだろうと口を閉じる。
藁のベッドに背中を預けたゲイツは深く息を溢した。
「はぁ……」
「無様な物だな」
「……返す言葉もない」
これがジオウかウォズに言われた物なら無理にでも食い下がったかもしれないが、不思議とこの男に言われると怒りは沸かなかった。
「……お前が気絶したあと、俺達の拠点にこいつが落ちていた」
「それはッ……ぐっ!」
「無茶をするな。骨は折れていないだろうが、外に出たあと、医者に見せた方がいい」
「だが、そいつが何故お前らの拠点に!」
あるのか。
絞り出すように言葉を紡ぐ。
戒斗が持つ鎧武ウォッチ。それはジオウに託されて自分が持っていた物だ。
怪人に吹き飛ばされた時、胸ポケットから飛び出たような気がしたが、それが拠点に落ちていたというならおかしな話だ。
「もしかしなくても、俺達の居場所は割れていたのだろう。お前が来てからか、それともずっと前からか…………ここはそこから数キロ離れた場所だが、気を張るに越したことはない」
投げ渡されたウォッチを掴み取る。
一瞬、前より軽くなったような気がしたが間違いなく本物だ。
「それはなんだ?」
「?」
「あの怪物は一度それを持ち去った。結局は返しに来たようだが、俺には只の玩具にしか見えん」
「……詳しくは俺も知らない。知っているのは使える人間には限りがあることと、ライダーの力を吸収して完成するということ。そして、最低最悪の魔王オーマジオウの誕生に不可欠であることだけだ」
「ライダー、オーマジオウ。知らない単語だ」
「ん?お前も"仮面ライダー"ではないのか?」
「……知らんな」
てっきりこの男もライダーだと思っていたが、どうにも違うらしい。
「…まぁいい。ならオーマジオウについての説明はいるか?」
「どうせザック達が戻るまで暇なだけだ」
別に隠すことでもなかった為、ゲイツは自身が未来から来たこと、その目的が近い未来、最低最悪の魔王として君臨するジオウによって世界を滅茶苦茶にされることを防ぐ為だと、時間のある限り話尽くした。
ゲイツは自身があまり喋るタイプではないと思っていたが、戒斗は所謂聞き上手な人間のようで、黙々と、気付けば辺りはすっかり暗くなっていた。
「成る程、おおよその事情は把握した」
「そうか!」
「………………そろそろ、ザック達が戻ってくる頃だ。少し席を外す」
「は?……いや、分かった」
ゲイツの話を全て聞いて、戒斗からの返答はなかった。
(何を期待したんだ俺は……会って間もないこの男にとっては時間逆行など、それこそ突拍子もない話だろうに)
一人になったゲイツは途端に熱が冷めたように額に手を置く。
自然と戒斗の口から同情や称賛の言葉が溢れるだろうと想像していた自分自身がこそばゆく感じる。
(所詮は暇潰しの雑談のような物だ。アイツの淡白な反応を見るに大方、作り話の類だと思っているのだろう)
それだけのことに少しの間でも気付けなかったのは……この腑抜けた時代に来て耄碌したという事なのか。
レジスタンスで他のチームリーダーと腹の探り合いをしていた頃には考えられないような失態にゲイツは一人、失笑する。
俺らでジオウを神作にする!で好きな編
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