俺らでジオウを神作にする!   作:鳴滝の■■

4 / 122
vsエボル怪人

1:新逢魔降臨暦

2018年9月、普通の高校生『常磐ソウゴ』

彼には魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。

 

2:新逢魔降臨暦

それを未来から阻止しに来るゲイツとツクヨミ、

 

3:新逢魔降臨暦

しかし、常磐ソウゴは仮面ライダージオウの力を得ることを選び、アナザービルドを倒す

 

4:新逢魔降臨暦

そして仮面ライダービルドの力を奪う為、過去へと飛んだジオウとゲイツ、そこに待ち構えていたのは新たな力を得たエボルトだった。

 

5:新逢魔降臨暦

かつて仮面ライダービルドの"ラスボス"として怖れられたエボルトの強力無慈悲な力にジオウとゲイツは苦戦を強いられ、ゲイツはドライブウォッチを砕かれてしまう。

 

6:新逢魔降臨暦

絶対絶命と思われた中、駆けつけた仮面ライダービルド、仮面ライダークローズの協力によってジオウらは戦線を持ち直し、

 

7:新逢魔降臨暦

ジオウはビルドから奪った力によってエボルトを倒し、魔王への第一歩を踏み出すのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

714:鳴滝の息子

 

『あれ?アナザービルドがいない?』

『どういうことだ?』

 

『あれがジオウ……と横にいるのは万丈みたいな物か。

おい観てるかい?今から俺がこの宿主様に代わってアイツらを倒してやる。その代わりと言っては何だが……あのボディ貰ってもいいか?』

 

そう、ばっちりカメラ目線で笑顔のK君。

いやエボルト。

彼が指差してるのは俺が作った怪人やね。

 

715:俺らでジオウを神作にする

つまりあれか?何やかんやK君に寄生したエボルトはイッチの存在を知って、取引を申し出た。

取引の内容はジオウを倒すというシンプルな物で、対価としてエボルトはあのエボルト最終形態みたいな怪人を欲しがってる

 

716:俺らでジオウを神作にする

ただでさえスペック高いのに中身まで強くなるとか

(クソゲー過ぎて草も生えない

 

717:俺らでジオウを神作にする

だからエボルトはチュートリアルで出てくるキャラではないとあれほど

 

718:俺らでジオウを神作にする

え?ジオウ死ぬの?

 

719:俺らでジオウを神作にする

フェーズ1級の怪人を欲しがってるということは、まだエボルドライバーがない感じか

 

720:俺らでジオウを神作にする

もしかしてロストスマッシュを倒したのは怪人のハザードレベルを測る為だったりして

 

721:俺らでジオウを神作にする

寄生したってことは、店長の身体から離れているってことだから、エボルドライバーはあるんじゃね?

単純にスペアのボディが欲しかったとか、そんな感じだと俺は思う

 

722:俺らでジオウを神作にする

おいおいおいおい、素のスペックでフェイズ1級の怪人にエボルトが憑依して、そこから更に『変身』したらとんでもないことになるんじゃないか?

 

723:俺らでジオウを神作にする

これでジオウ組死んだらどうするん?

"倒す"って言ってるから命まで奪う気があるかは分からないけど

 

724:俺らでジオウを神作にする

ま、まだ、戦兎達がどこまで強化アイテムを持ってるか分からないから可能性はある!

 

725:俺らでジオウを神作にする

>>724

下手したら原作より強くなる可能性のあるエボルトがいる件

 

726:俺らでジオウを神作にする

『エボルト怪人』×『仮面ライダーエボル』

ベストマッチ!

 

727:俺らでジオウを神作にする

せめてブラッドスターク単品ならジオウ組にも勝ち目があるんだが……

 

728:鳴滝の息子

こういう時こそ安価やろ

 

>>735

>>737

 

729:俺らでジオウを神作にする

>>728

いや、何故ここで安価!?

 

730:俺らでジオウを神作にする

二つ、だと……死ぬ気か貴様!?

 

731:俺らでジオウを神作にする

イッチが安価で突っ走る羽目になるかもしれんのやぞ!?

 

732:俺らでジオウを神作にする

……狂人じゃったか

 

733:俺らでジオウを神作にする

修羅じゃ、イッチは修羅にいるのじゃ!

 

734:俺らでジオウを神作にする

このイッチ、安価の何足るかをまだ分かってねぇ!

 

735:俺らでジオウを神作にする

許可する。もしもの時に備えてイッチは現場裏にスタンバり、シャドーボクシングでアップする

 

736:俺らでジオウを神作にする

許可しない、エボルトに喧嘩を売る

 

737:俺らでジオウを神作にする

クアドラプルライダーキックで倒す。エボルトを仲間に引き入れる

 

738:俺らでジオウを神作にする

あっ

 

739:俺らでジオウを神作にする

あ、

 

740:俺らでジオウを神作にする

マジかww

 

741:鳴滝の息子

『……OKや』

『そうかい!アンタは話が分かるやつで助かったぜ!』

 

742:俺らでジオウを神作にする

だってよ、ウォズ(丸投げ

 

743:俺らでジオウを神作にする

クアドラプルってなんや?

 

744:俺らでジオウを神作にする

クアドラプルライダーキックとかレア演出過ぎて草

 

745:俺らでジオウを神作にする

安価は絶対…とはいえ、中々に厳しい条件

 

746:俺らでジオウを神作にする

つまりジオウとゲイツ、ビルドとクローズの四人同時ライダーキックという訳か。

 

747:俺らでジオウを神作にする

これで成功すれば神回確定やな

 

748:俺らでジオウを神作にする

フェイズ4のエボルトを倒したんじゃなくて、フェイズ4の姿をしたエボル怪人(中身エボルト)を倒したんですって言い訳も出来るしな

 

749:俺らでジオウを神作にする

元々の怪人のスペックがもう少し弱ければ、こっちも安心して観れたんやが、イッチが張り切るから………とりまアップ頑張って

 

750:俺らでジオウを神作にする

今ここにイッチの秘められた黄金の左手が唸る!

 

751:俺らでジオウを神作にする

エボルトを勧誘とかイッチやばない?

 

752:俺らでジオウを神作にする

こればかりは始まってみないことには本当に分からん

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

この星の言葉で『棚からぼた餅』という物がある。

 

(この気配、先ず人間じゃねえ。まさかブラッド族か?)

 

エボルトが見つけた同種の存在。

あの爆発の時、偶然星を離れていたのかそれとも運良く生き残ったのか。

どちらにしろ、あの三人よりもハザードレベルの低い、恐らくはブラッド族の中でも底辺のやつ。

最初は単に珍しいこともあるものだと思ったが、

エボルトは魔が差して「同郷のよしみだ、少しからかってやろう」と、取り憑くついでにそいつの頭の中を覗いて驚いた。

 

(……へぇ)

 

 

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

「アンタは?」

「俺はミスターK。悪いが雇い主の意向でね、お前を倒さなくちゃいけない」

 

という訳で諸君、イッチや。

安価に従って現場裏にてシャドーボクシングでアップをしつつ、今にもドンパチ始めそうな三人の様子を固唾を飲んで見守っとる。

 


772:俺らでジオウを神作にする

イッチの顔が見えないんだが?


 

別に顔ばれが怖い訳やないけど、どうやらカメラの死角になって丁度見えなくなってるみたいや。

 

「…敵ってことだね。どうするゲイツ?」

「ヤツが俺の邪魔をするというなら実力で押し通るまでだ!」

 

ゲイツが仮面ライダーに変身した。

ミスターKも対抗するようにトランススチーム銃を構えて乱射。ゲイツは一瞬怯んだようだけど、直ぐに持ち直してミスターKの元へと走り出した。

 

「乱暴だねぇ」

 

ゲイツの大振りの拳を華麗に避けながらミスターKが呟く。

そしてがら空きとなったゲイツの腹部に銃口が押し当て「この距離ではバリアも張れないな!」とばかりに容赦なく銃を連射する。

 

「ぐっ!」

 

流石に変身解除までいかなかったようだが、かなりのダメージを与えたようで腹を抑えながらゲイツは大きく後退した。

 

「ハザードレベルに換算したら3.4って所だな」

 

シャカシャカとボトルを振るミスターKはそのままブラッドスタークへと変身して、今度はソウゴに狙いを定めたようだ。

 

「変身!」

 

ソウゴもその事を察したのかジオウになると剣を構えて様子を伺う。

 

「隙だらけ」

 

が、気づいた時にはスタークはジオウの眼前まで迫っており、スタークの手のひらから放出された謎のパワーでジオウは大きく吹き飛ばされてしまった。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

吹き飛んで、吹き飛んで……いや、吹き飛ばされすぎじゃね?

どんどん空高く舞い上がっていくジオウにはスタークも「あら?」て感じで首を傾げていた。

 

まるで昔のアニメにある殴り飛ばされて星になるやつみたいだ。

ギリギリ視野に収められるぐらいまで撃ち上がったジオウは、今度は重力に従ってもの凄い速度で落ちている。

 

「うわぁぁぁぁ!!!!」

 

このまま落下死なんてされたら洒落にならないから灰色カーテンの連続ワープで助けにいこうかと考えた最中、

白いタイムマジーンがジオウの下へと急加速して……激しい音が響き渡る。

 

「「…………」」

 

ゲイツとスタークの間に一時の微妙な空気が流れた。

 

 

「…取り敢えず、お前を倒してあれがどうなったか確認しに行くか」

「そう簡単にやられてたまるか!」

 

【ドライブ!】

 

 

結論から言うと、ゲイツはボコされてドライブウォッチは破壊されましたとさ。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

786:俺らでジオウを神作にする

エボルトはエボル怪人に憑依しないのか

 

787:俺らでジオウを神作にする

する必要がないからか?それとも出来ない?

 

788:俺らでジオウを神作にする

スタークなのも小手調べ的な意味合いなのか、時系列的にエボルに変身出来ない問題なのか分からないな

 

789:俺らでジオウを神作にする

まぁエボル怪人はジオウを倒した報酬だし、勝手に使ったらダメだと自制してるのかも

 

790:俺らでジオウを神作にする

スタークで余裕だから使うまでもないと判断したんじゃね?

 

791:俺らでジオウを神作にする

スターク時代のエボルトはパワー馬鹿じゃない分、巧みな戦術で敵を翻弄するから厄介よな

 

792:俺らでジオウを神作にする

ジオウは助かったぽいけど、大丈夫やろうか。

ゲイツが潰される前に戻ってこれたらいいけど

 

793:俺らでジオウを神作にする

それにしてもゲイツは選択ミスったな。ドライブウォッチじゃなくてゴーストウォッチ使っとけばまだ有利に戦えただろうに…

 

794:俺らでジオウを神作にする

スターク相手にスピード戦は分が悪いわな。

 

795:俺らでジオウを神作にする

せめてクロックアップみたいな加速空間に入り込むならまだしも、思考まで加速した訳じゃないから、動きが単調になって、予備動作で何処に来るかまる分かりだもん

 

796:俺らでジオウを神作にする

ドライブウォッチが破壊されたということは劇場版かドライブ編が間に挟まるのかね

 

797:俺らでジオウを神作にする

また仮面ライダー界の織田信長が増えるんか

 

798:鳴滝の息子

『痛た……て、あれ?戦兎と龍我が何でここに?』

『いきなり空から降ってきたかと思えばお前、この間の……』

『未来小僧じゃねえか!』

 

心配だからジオウの方に来た。どうやらアナザービルドを倒して帰宅途中だったビルド組の近くに落ちたみたいや

 

799:俺らでジオウを神作にする

 

800:俺らでジオウを神作にする

どんな幸運だよww

 

801:俺らでジオウを神作にする

意図せずして安価を達成しようとしてる、だと?

 

802:俺らでジオウを神作にする

これはクアドラプルライダーキック出来る流れじゃないか?

 

803:俺らでジオウを神作にする

あとはイッチがエボルトを勧誘出来たら完璧やな

 

804:俺らでジオウを神作にする

エボルトを勧誘とか裏切られそうで草

 

805:俺らでジオウを神作にする

エボルトは倒されたとしても、取り敢えず万丈さえいれば無限に復活出来るから気兼ねなく倒せるな

 

806:俺らでジオウを神作にする

>>805

その場合、K君は死ぬ

 

807:俺らでジオウを神作にする

>>806

そういや、K君が乗っ取られてるんだった!

 

808:俺らでジオウを神作にする

イッチ、K君はどうするつもりなんだ?

 

809:鳴滝の息子

助けるで勿論。俺の力だけじゃ無理だからメンバーの力を借りることになるやろうけど

 

810:俺らでジオウを神作にする

それなら安心やな

 

811:俺らでジオウを神作にする

これで憂いもなし、スターク相手ならビルド組が加われば倒せるやろう

 

812:鳴滝の息子

『……なんかいける気がする!戦兎、龍我!ちょっと俺について来て!』

『わちょ!?』

『いきなり何処連れて行こうって言うんだよ!』

 

813:俺らでジオウを神作にする

これはcm挟んで四人並びの流れですね(分かりマス

 

814:俺らでジオウを神作にする

勝ったな、風呂入ってくる

 

815:俺らでジオウを神作にする

当初はどうなることかと思ったけど

 

816:俺らでジオウを神作にする

ここからはお前らのステージだ!

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

戦兎達を引き連れたソウゴが急いで戻ると、スタークの攻撃で変身解除まで追い詰められたゲイツが、気力を振り絞って再び変身しようとしている所だった。

 

「ゲイツ!」

「…は、どうやら死にぞこなったようだな」

 

何処か感情の読めない瞳でソウゴを見上げるゲイツ。彼は辛辣にそう言葉を吐き捨てると、何も言わずにソウゴの横へと下がり、そして二人を挟むように戦兎と万丈が並び立つ。

 

「何だよ、結局お前らも来たのか」

「スターク……」

「どうやらお前とはここで決着をつける運命みたいだ」

 

シャカシャカとボトルを振る戦兎と万丈

ガチャリとライドウォッチを回転させ、ベルトに装填するソウゴとゲイツ

 

ラビット!タンク!

クローズドラゴン!

 

ジオウ

ゲイツ

 

「「「「変身!!!!」」」」

 

仮面ライダービルド

仮面ライダークローズ

仮面ライダージオウ

仮面ライダーゲイツ

 

時空を越え、過去と未来の融合が生んだ夢のドリームマッチ。それが今、誕生した。

 

 

「いいねぇ!そんなら俺も本気を出すとしますか!」

 

スタークは「来い!」とだけ叫び、すると青年の命令には従順であるように創られたエボル怪人が堂々と姿を現す。

『…………』

次なる命令を待って沈黙するエボル怪人にスタークは変身をといて青年の姿のまま怪人に触れると――青年は倒れ、意思を持たないはずのエボル怪人がいきなり笑い出した。

 

「フハハハ!本来の姿には到底及ばないが、お前らを蹂躙するなら十分すぎるぐらいだ!」

 

スタークと因縁のある戦兎は察した。

あれの中身はヤツであると。そしてその場にいる全員はあれが如何に強大な存在であるか肌で理解する。

――だが、それに臆する者は誰もいなかった。

 

 

 

「万丈!」

「おぉ!」

 

先ず先陣を切ったのはビルド組。

ドリルクラッシュを上から下に振り下げたビルドに対して、ハンドルを回し、拳に蒼い閃光を宿らせたクローズが愚直にぶん殴る。

 

「くっ…」

「グソっ無茶苦茶固てぇ!」

「効かねぇな!」

 

それはエボル怪人の四つある腕で抑え込まれてしまう。

 

「なら俺が!」

 

上から飛び出したジオウがジカンギレードをジュウモードへと切り替えて、更にただの銃撃では効果がないことをジオウは直感的に悟り、ライドウォッチを填めた超必殺技を放つ。

 

「ぐおっ!?」

 

「今だ!」

 

予想外だったのか片足を滑らせて、よろめいたエボルト。

そこにゲイツはジカンザックスで斬りかかり、ビルドはエボルトに押し付けたドリルクラッシュに『ロックフルボトル』を装填。

―――フルボトルの効果により飛び出した鎖と南京錠がグルグルとエボルトに巻き付いて締め上げる。

 

「なんだとぉ!?」

 

これはビルド世界で後に知られることだが、スタークもといエボルトは初見の攻撃にはとことん弱い。そしてビルドがドリルクラッシュにロックフルボトルを使った試みは初めてのことであり、エボルトは露骨に狼狽えて見せた。

 

「一気に畳み掛ける!」

「うぉぉぉ!!!」

 

タイムバースト!

ドラゴニックフィニッシュ!

 

そのエボルトの胸部にゲイツとクローズの必殺技が炸裂する。

並みの、いや大抵の怪人ならこれだけで決まっていてもおかしくなかった。

 

「舐めるなぁ!!!」

 

だがエボルトは地面にヒビが入るほど強く踏み締めて、その威力を正面から殺してみせた。そして雄叫びと共に拘束を破壊し、二人を軽く弾き飛ばす。

 

ゴリラ!ダイヤモンド!

 

「スタークぅぅぅぅ!!!!!」

「戦兎ぉぉぉぉ!!!」

 

そしてビルドチェンジを終えて大きく肥大化したビルドの拳とエボル怪人の拳がぶつかり合い、均衡したのは一瞬。ビルドはパワー負けして吹き飛ばされた。

 

「このボトルで力負けするのかッ!」

「クソっ!」

「はぁ、はぁ……ッ、何か液体になってるし、変な怪物に乗り移って、無茶苦茶強ぇッ!訳が分かんねぇぞ!」

 

『だったらコイツでどうだ!』

 

その三人の頭上を通り過ぎたのは白いタイムマジーン。操縦者は勿論ジオウであり、機人の足蹴りがエボル怪人へと迫る。

 

「……無駄だぁぜ?」

『うっそぉ!?』

 

タイムマジーンの一撃はなんと片手で封じられてしまった。

驚愕するジオウを嘲笑うようにエボル怪人はタイムマジーンをグルグルと回してビルド達の方へと放り投げる。

 

『ちょ、ちょっと!避けてぇぇぇ!!!』

 

 

 

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

851:俺らでジオウを神作にする

やはりエボルトが強すぎる件

 

852:俺らでジオウを神作にする

流石にこれは無理だから

 

853:俺らでジオウを神作にする

仮面ライダーエボルに重ね着しないならワンチャンあると思っていたけど、これはムリだねー

 

854:俺らでジオウを神作にする

ジオウとか割りとガチ目の戦法で殺しにかかってるのに、それを物ともしないエボルトさんよ

 

855:俺らでジオウを神作にする

これはあれだな。イッチが動く時や

 

856:俺らでジオウを神作にする

シャドーボクシングで温めた体を動かす時か

 

857:俺らでジオウを神作にする

でもライダー四人がかり、それも怒涛の必殺技連射でものともしないエボル怪人を倒すとしたら、それはもう強化アイテム以外にないのでは?

 

858:俺らでジオウを神作にする

そう言えばジオウはビルドウォッチ持ってなかったな

 

859:俺らでジオウを神作にする

>>857

流れが変わったせいで歴史が変わったか……

 

860:俺らでジオウを神作にする

でも本編終了間際の万丈の『葛城巧』呼びは心を抉ったから、それがなくなると思えばOKかな

 

861:俺らでジオウを神作にする

どのみちビルドウォッチではどうしようもないやろ

 

862:俺らでジオウを神作にする

最低でもディケイドウォッチがないと話にならない

 

863:鳴滝の息子

『そろそろ終わりにするか?』

 

『どうしよう、こっちの攻撃がまるで効いた様子がない』

『……いや、一つだけ手がある』

『戦兎?』

 

864:俺らでジオウを神作にする

…時系列的にスパークリングか?

 

865:俺らでジオウを神作にする

スパークリングじゃあ、フェイズ1には対抗出来ない

 

866:俺らでジオウを神作にする

何だ?

 

867:俺らでジオウを神作にする

せめてハザードトリガーでもないと

 

868:俺らでジオウを神作にする

その場合は敵味方問わず殺されるけどな

 

869:俺らでジオウを神作にする

ラビラビタンタンでもあればなぁ

 

870:俺らでジオウを神作にする

やはりイッチが身を挺して活路を開くしか……

 

871:俺らでジオウを神作にする

灰色カーテンで何とかならん?

 

872:鳴滝の息子

『パンドラパネルのエネルギーを抽出して作ったこのボトル……まだ完成した訳じゃないが、これならやつを』

 

873:俺らでジオウを神作にする

あぁ、やっぱりスパークリングか

 

874:俺らでジオウを神作にする

だからスパークリングじゃムリなのよ

 

875:俺らでジオウを神作にする

ジーニアスだったからいいんやけどね

 

876:俺らでジオウを神作にする

スパークリングは中途半端や

 

877:俺らでジオウを神作にする

この世界だと初登場だけど、流石に相手が悪すぎよ

 

878:俺らでジオウを神作にする

只でさえスパークリングは不遇フォームだというのに

 

879:鳴滝の息子

『無理だよ、戦兎。これだとアイツは倒せない』

『ん?実はお前も科学者なのか?』

『そうじゃないけど……戦兎の顔がそう言ってる気がするんだ』

 

『そう……だな。例えこのボトルが完成していたとしても今のやつを倒すにはまだ足りない。最低でも俺達全員がこのボトルの一つ上の段階に上がる必要がある』

 

880:俺らでジオウを神作にする

お、何かソウゴが王様っぽいこと言ってる

 

881:俺らでジオウを神作にする

仮面越しに表情を見抜くとは、いったい

 

882:俺らでジオウを神作にする

と、言うか。勝てないこと分かってて手があるとか言ったんか

 

883:俺らでジオウを神作にする

>>882

藁にもすがりたい気持ちだったんだろ

 

884:俺らでジオウを神作にする

ここまで状況がヒドイと博打も打ちたくなるか

 

885:俺らでジオウを神作にする

このままだと戦兎自滅していたかも。ソウゴナイス!

 

886:俺らでジオウを神作にする

ソウゴに諭されて冷静さを取り戻したんやね

 

887:俺らでジオウを神作にする

これは王の器ですわ

 

888:鳴滝の息子

『そのボトル、少し貸して貰ってもいいかな』

『構わないが……何か考えがあるのか?』

 

ソウゴがボトルに触れるとビルドとクローズのベルトが目映く発光して、変身が解除されてしまった。

 

『はぁ!?俺達のボトルが吸い込まれて、クローズとビルドの顔みてぇなのが浮かんでるボトルになりやがった!!?』

 

889:俺らでジオウを神作にする

なんやてっ!?

 

890:俺らでジオウを神作にする

ッゥ!?

 

891:俺らでジオウを神作にする

はぁ!?

 

892:俺らでジオウを神作にする

まさかここで!?

 

893:俺らでジオウを神作にする

クローズビルド缶やと!!!?

 

894:鳴滝の息子

『何かいける気がしたんだ。どう戦兎、これならいけそうじゃない?』

 

『どういう原理か大変興味深いが……このボトルから感じるエネルギーは今までの物とは桁違いだ。これならいけるかもしれない!』

『ん?何かボトルの下にお前の使ってる時計みたいなのもあるぞ』

 

『これは、』

『ビルドジーニアスフォームウォッチだね、我が魔王。まさにこの絶望的状況から起死回生の一手となる強力なウォッチだ』

『うおっ、何でウォズがここにいるの?2017年だよ』

 

895:俺らでジオウを神作にする

ンが魔王!?

 

896:俺らでジオウを神作にする

ンが魔王!?

 

897:俺らでジオウを神作にする

ンが魔王!?

 

898:俺らでジオウを神作にする

魔王なら何でもありと言う気か!?

 

899:俺らでジオウを神作にする

いきなり『ジーニアスウォッチ』だとぉ!?

ふう!ジオウのチートが止まらねぇぜ!

 

900:俺らでジオウを神作にする

こんなの放送二話目にしてやっていい内容やないやろ!いい加減にしろ!

 

◇◇◇◇ ◇◇◇◇

 

 

そして壊れたタイムマジーンの影から出たソウゴ達。

 

「なんだ?変身を解除したってことは降参でもしに来たのか?」

 

ソウゴはタイムマジーンから飛び出した瞬間に、ビルド組はソウゴが生み出したアイテムに持ち前のボトルは吸収されてしまった為、一旦変身が解除された状態であった。

 

「残念だけど、そういう訳じゃない」

 

ニヤリと笑うソウゴ。

 

「アンタを倒す、その準備が済んだだけさ」

 

「ほぉ、そりぁよかった……な!」

 

でも変身する前に死んだらその秘策とやらも台無しだろう。

エボルトは黒いエネルギー弾を四人へと打ち出した。しかも変身した状態でもまともに食らえばそれなりにダメージの負うガチのやつだ。

 

生身なら肉片が残ればいい方で、エボルトからすればもう十分以上に遊び終わった玩具をゴミ箱に捨てるような感覚だった。

 

クローズビルド!

 

ビルドジーニアス!

 

「おわっ、ちょ!?」

「挟まれる、挟まれる!?」

 

「祝え!」以下略

 

 

 

だからまさか。特にダメージを受けた様子もなく、そればかりか()()()()()になって現れた時には内心驚いたものだが、そんな感情も次の瞬間には吹き飛んだ。

 

 

「「さぁ、勝利の法則は決まった!」」

 

 

……早いッ!!!

エボルトが目で追えるギリギリの速度で飛び込んで来たのは、ビルドとクローズが合体したと思わしきクローズビルドなる戦士。エボルトが咄嗟にガードの構えを取ると、踏ん張りも許されずに蹴り飛ばされた。

 

(何ぃ!?)

 

驚いたのは単純な力比べに負けたからではない。エボルトにクローズビルドが触れた一瞬、エボルトは彼のハザードレベルを測り、(ハザードレベル、7.0だとぉ!?)

現状のクローズとビルドを足し算したとしても届かぬ数値に衝撃を受けていたのだ。

 

「こんな事が、こんな事があっていい筈がない!」

 

エボルトは黒いエネルギー弾をデタラメに射出すると、辺りは盛大に爆発音を轟かせて、クローズビルドは反射的に片腕で顔をガードする。

 

「消えろ!!!」

 

先ほどはボトル一の怪力を誇るゴリラフルボトルすら圧倒したエボルトの拳がその前腕にヒット。

いくらアーマごしとはいえ、肉は削げ落ち骨は粉々に砕ける――その筈がエボルトの拳は横から伸びた仮面ライダージオウ『ジーニアスフォーム』によって受け止められていた。

 

「今の俺は負ける気がしない!……なんちゃって」

「ぐぉぉぉぉ、この俺がこんなヒヨっ子何かに!」

 

そのまま押し切ろうとするも、ピクリとも拳は動きやしない。

ならば離れようと腰に力を入れるエボルトだったが、

 

「ハァァ!!!」

「ぐはぁ!?」

 

今度はクローズビルドの攻撃をまともに受けてしまった。

 

打ち上がったエボルトは赤いタイムマジーンに乗り込んだゲイツによる追撃のアッパーを食らって更に打ち上がる。

防げた筈の攻撃も先のダメージが深いあまり、判断が遅れてしまっていた。

 

「……ハァ、ハァ。いったいお前らに何が起きた?

俺はさっきまで勝っていた筈だ。一体何がお前らにそこまでの力を与えた!」

 

形勢は逆転。

膝をついて、辛そうに叫ぶエボルト。

 

「う~ん、分かんない!」

「…わからない?」

「だって俺は戦兎みたいに頭もよくないし、何かいける気がして……そしたらこの力を手に入れたんだ」

 

何かいける気がしたから。

なんて抽象的な答えにエボルトは怒りを飛び越していっそ笑いが込み上げてきた。

 

「…ハハハハ!成る程な。確かによく分からない力を説明しろだなんて言われても無理な話だ!」

 

そしてエボルトはあちこちがギシギシと音を発てる身体に、もうこれ以上のダメージは許容出来ないだろうと悟る。

だから今に出来る飛びっきりの――星を破壊できるまではなくとも、日本という島国を消し飛ばすぐらいなら訳のない全身全霊を片足に籠めた。

 

「……いくよ、ゲイツ、戦兎、龍我」

「あぁ!」

「「おう!」」

 

「これで終わりだジオウ!」

 

三人はほぼ同時に必殺技を発動。

大きく飛び上がった両者はクロスするように中央で交わって、激しい火花とスパークが彼らの間を走り抜ける。

 

「うぉぉぉぉぉ!!!」

「「「「ハァァァァ!!!!」」」」

 

現在のスペック差で言えばジオウ達に分があるが、エボルトとてこの身体を使い潰すつもりで蹴り込んできた。

 

よってどちらも譲らない高エネルギー同士の衝突になる。

 

「……チッ時間切れか!」

 

その勝敗を分けたのは、ついにダメージの許容限界を迎えてボロボロと崩れ出したエボル怪人であり、

 

「中々楽しかったぜ…………チャオ」

 

爆発。エボル怪人は跡形もなく砕け散った。




*エボルトは死んでません。エボル怪人というボディが破壊されたので潔く撤退しました。
*戦いの最中、K君はイッチにより回収済み
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。