俺らでジオウを神作にする! 作:鳴滝の■■
932:鳴滝の息子
そして、やってきたアナザーユートピアとの再戦。
「…………ククク、やっぱ風都はあの風車が目立つなぁ。適当に暴れとけばそっちから来てくれると思ってたぜ」
「ソウゴ。今回は俺に任せてじっくり観察しときな。俺の戦い方ってやつを教えてやる」
ジョーカー!
仮面ライダージョーカー。
「またジョーカーか……どうした?ダブルにはならないのか?」
「お前……やっぱり中身人間だろ?そんなにダブルと戦いたいのか?」
「まぁなれねぇってなら構わねぇさ。左翔太郎もフィリップも照井竜も……仮面ライダーは残らず復讐対象だ。一人一人地道に刈っていくよ」
「お前にどんな事情があるかは知らないが、お前は既にこの街を泣かせている……それに加えてアイツらを狙うっていうなら何としてもここで止めないといけないようだな」
933:俺らでジオウを神作にする
始まった
934:俺らでジオウを神作にする
このバトルで実質、ダブル編は終了か
935:俺らでジオウを神作にする
さっきよりもアナザーユートピアは落ち着いてるようだけど
936:俺らでジオウを神作にする
やっぱりジョーカーで行くのか
937:俺らでジオウを神作にする
まだアナザーダブルの力は使ってないのかな?
938:俺らでジオウを神作にする
う~ん。翔ちゃんは中身が人間だとは気付けたけど、理由を知ったらまともに戦えるだろうか?
939:俺らでジオウを神作にする
理由暴露されて、ハーフボイルドにならないといいけど
940:俺らでジオウを神作にする
ソウゴが傍観者になるのは意外やな
941:俺らでジオウを神作にする
ジョーカーで勝てるのか?
ゴースト編のアナザーファントムと我が魔王の対決を見ると、アナザーファントムと通常フォームでは小手先だけでカバー出来るとは思えないほど隔絶した実力差があるんだと思うが
942:鳴滝の息子
「ライダー……パンチ!」
「またそれか!効かねぇって言ってんだろ!」
「ライダー……パンチ!!」
「バカの一つ覚えか!!!」
「ライダー……」
「やっぱり翔太郎だけだと……」
ジョーカーとアナザーユートピアの戦いが始まってすぐのこと。
当初は翔太郎に任せて静観を決め込むつもりでいたソウゴだが、二人の戦闘を見て苦しそうにそう呟いた。
確かにアナザーユートピアの攻撃は当たらず、ジョーカーの放つ必殺技のような物は百発百中である。
しかし子供が鉄板をいくら殴ったとて貫通することがないように、どれだけ殴っても焼け石に水である。その事はフォーゼとアナザーファントムとの戦いやゴーストの時のアナザーファントムとの戦いで嫌というほど経験していた。
「…俺も出なきゃ」
「待って!いまソウゴは他のライダーの力が使えないのよね?」
「でも、一人よりはずっとマシな筈だよ」
本音を言えば、怖い。
ベルトを持つ手は震えていた。
ソウゴは知ってる。アナザーファントムの強さは異次元だ。次が出れば出るほど強くなり、いずれはオーマジオウすら超えてしまうかもしれないと思わせる。
ジオウと同等程度の性能のジョーカーと今のジオウが協力しても勝てる訳がない。
だからソウゴはもう使えないと分かっているのに、ゴーストウォッチを取り出してしまう。
「スぅ…………」
ジオウウォッチをベルトに装填し、祈るようにゴーストウォッチを片側に装填した。
そして中央のボタンを押して、ベルトを回す。
「…………え?」
ジオウゴーストアーマー
ライダーの力が普通に使えた。
ソウゴは気の抜けた声を漏らす。
943:俺らでジオウを神作にする
ほ……気づいたか
944:俺らでジオウを神作にする
そうや。通常のアーマーは使えるんやで
945:俺らでジオウを神作にする
使えなくなったのは百パーセントだけや
946:俺らでジオウを神作にする
まぁそれでも多少マシになっただけなんだが……
947:俺らでジオウを神作にする
こっから普通にソウゴも参戦する流れか?
948:俺らでジオウを神作にする
……俺は翔太郎が何か狙ってると思うんだよ
949:俺らでジオウを神作にする
アナザーファントムとレジェンドライダーの戦いを毎回見てて思うけど、基本戦闘スキルが高いレジェンドライダーの方が善戦出来るんだけど、アナザーファントムは防御力がくそ固いから通常フォームじゃろくに攻撃通らんのよな……
950:俺らでジオウを神作にする
タケル殿みたいに、いきなり中間フォーム以上で行くのが正解である
951:俺らでジオウを神作にする
今のところ融合してなけりゃレジェンドの最終フォームで何とかなってるが、今回はどうなんだろう?
952:鳴滝の息子
「……よし!行くぞッ」
「ライダー……パンチ!!!」
「ぐぉっ!!?」
ジオウが走り出したその時である。アナザーユートピアが吹き飛んだのは。
953:俺らでジオウを神作にする
きたきたきた
954:俺らでジオウを神作にする
やっぱり何か企んでやがったな
955:俺らでジオウを神作にする
今まで効かなかったのに吹きとんだだと?
956:俺らでジオウを神作にする
同じ箇所を殴り続けていたとかではないと思うけど
957:俺らでジオウを神作にする
どんなカラクリだ?
958:俺らでジオウを神作にする
やっぱり勝算がない訳じゃなかったか
959:鳴滝の息子
「ゴホッ……一体何が起きた!?」
「ようやく肩が暖まってきたようだぜ」
と、ここで解説のイッチや!
どうやらジョーカーは必殺技を何度打っても倒れない相手に、それでも立ち向かう勇気という感情をエネルギーに変え、限界を超えた性能まで高めたんや。←感情をエネルギーにして性能を限界突破する(ジョーカーメモリの特性)って設定が明らかになったのは風都探偵からやな。
960:俺らでジオウを神作にする
お、イッチも来たか
961:俺らでジオウを神作にする
やっぱりこれを狙ってたのね
962:俺らでジオウを神作にする
弱いなりに工夫して戦うのかと思えば、脳筋だった
963:俺らでジオウを神作にする
そんなアナザーユートピアを吹き飛ばせるレベルまで高めれるんかい
964:俺らでジオウを神作にする
確かに俺の戦い方ってやつで戦ってるな
965:俺らでジオウを神作にする
つまり勝手に絶望して、奮い立って、それをエネルギーに変えてたってこと?
966:俺らでジオウを神作にする
無茶苦茶だぁ……
967:俺らでジオウを神作にする
これには我が魔王も言葉を無くしているようだ
968:俺らでジオウを神作にする
でも相手と力が同等以上になったら、危機感がなくなるから弱体化していきそう
969:俺らでジオウを神作にする
これって力は持続するのか?一時的なもの?
970:鳴滝の息子
「な……どういうことだ!?お前、本当にジョーカーなのか!?」
「どうって……見たまんまだろ?」
「威力がおかしいだろ!さっきまで全然食らわなかったのに、何をしやがった!」
「最弱のカードでも状況によっては最強になる。俺のメモリはその名の通り切り札なのさ」
「クソ……クソクソ!ガアァー!!!!ダブルですらないお前に負けてたまるかァ!」
叫ぶアナザーユートピアはジョーカーへと猪突猛進。
ジョーカーはそれを華麗に避けて、「ライダーキック!」を叩き込んだ。
「グボゲッ……!」
「これは……いけるかも」
助けに入ろうとしたジオウだが、今はその必要はないように感じた。
「じゃあ行くぜ」
「止めろ……来るなァ!!!!」
アナザーユートピアはそこで初めて身の危険を感じて取り乱す。
ヤバい。このままだと本当にやられてしまう。
そうだ……こんな動き辛い体だからダメなんだ。アナザーダブルになろうとウォッチを取り出すのだが、つい落としてしまった。
「そいつは……」
「アナザーライダーウォッチ!?」
「ァ……」
慌てて回収する。
「不味い!あのウォッチをいま使われたら!」
それに反応して、動いたのはジオウだ。
ここであれを使われたら、翔太郎がジョーカーの力が使えなくなるかもしれないと手を伸ばす。
「ヒィッ来るなァァァァ!!!!!」
結果、今の変身を解いてからアナザーダブルに変身し直すという暇もなく、彼はウォッチを起動した。
971:俺らでジオウを神作にする
あー不味い
972:俺らでジオウを神作にする
ジョーカーの力は消えないと思うけど、無茶苦茶強くなるやつ
973:俺らでジオウを神作にする
まぁ仕方ないとはいえ、ソウゴはもうちょっとジョーカーを信頼しよう
974:俺らでジオウを神作にする
やっぱり何でもかんでも自分で解決しようする癖は直ってなさそうだな
975:俺らでジオウを神作にする
尊敬はしてるし、信頼もしてる、けど万が一を考えて行動してしまうのが我が魔王って感じ
976:俺らでジオウを神作にする
うぉ……多分無茶苦茶強くなるし、動きも機敏になるからやりづらくなるぞ
977:鳴滝の息子
『『……うァ』』
「おいおい……悪趣味過ぎんだろ」
それは怪人と言うにはあまりにグロテスクだった。
脈動する筋肉が飛び出し、顔のマスクは割れ、眼球が今にも飛び出さんばかりにギラついている。
継ぎ接ぎのような縦線からは、卒塔婆のような物が見え隠れしていた。
……ワイは思った。こんなんブラックサンの世界でもアウトだろ。
編集版はこいつだけ切り取って、それっぽいのを合成しようと。
978:俺らでジオウを神作にする
ぐ、グロい……
979:俺らでジオウを神作にする
おぉう……これには何も言えない
980:俺らでジオウを神作にする
普通に戦意喪失するレベルで草も生えない
981:俺らでジオウを神作にする
まさに改造人間って感じ
982:俺らでジオウを神作にする
この見た目で弱い筈がないだろうという圧倒的存在感よ
983:俺らでジオウを神作にする
足だけ不自然に真っ白なんだが……つまり、それってそういう事だよな。
984:俺らでジオウを神作にする
絶対に強い
985:俺らでジオウを神作にする
あり得ないぐらい強化されてるんだろうが、その分代償もキツそう
986:鳴滝の息子
『仮面ライダー……あぁ見て。兄ちゃん、仮面ライダーだ!』
『そうだ。アイツが俺達が倒すべき仮面ライダーだ』
左右の瞳が赤く光って、会話するように喋り出す。
『兄ちゃん、兄ちゃん!どっちを倒すの!?』
『勿論。お前が大好きなダブルのジョーカーからだ』
『やったー!!!!』
「なっ……やべえ!」
ジョーカーは悟る。
相手が急に強くなった……そんな事は別にいい。ただアナザーユートピアは明らかにガイアメモリ由来の怪人だ。そこにダブルの世界が丸ごと詰まったアナザーウォッチを埋め込まれて……中身の人間が無事でいられる訳がない。
急いで決着をつけなければと駆け出して―――気付けば宙に浮いていた。
「ゴッハ!?」
「翔太郎!!!」
ジオウが叫ぶ。そして今度こそ参戦するべきだと身を乗り出して、アナザーユートピアに斬りかかった。
『あれ?なにこのダサい仮面ライダー……』
『こいつはジオウっていう今の仮面ライダーだ。他のライダーの力を奪って我が物顔で使う、とっても悪いやつなんだ』
『そっか。とっても悪いやつなんだね!』
「なん……ウォッチの全力を出せないと、このままじゃあ!」
あまりの手応えのなさ。
ソウゴは即座にその場から離れて、ゴーストウォッチを外し、タケル愛用のブレスレットを取り出す。
そして二つを融合、ムゲン魂ウォッチと化したそれを、ベルトへと通すのだが……やはり謎の反発を受けて、ウォッチは弾かれてしまった。
「やっぱり、こっちは使えないままなんだ」
それなら、ゴーストの通常の力のまま戦うしかない。
ジオウは落ちたウォッチに手を伸ばし……そしてその手をウォッチごとアナザーユートピアに踏み込まれた。
「痛っっっ!!!」
潰れるかと思った。
でもギリギリ大丈夫みたい。
『あはは!やっぱりさ!仮面ライダーはフォームチェンジする前に叩くべきだとボクは思うんだよね』
『そうだな……本当にお前は賢い』
「くそ、離せ!!!」
このまま踏み抜かれたら、ソウゴは片手と永遠におさらばすることになるだろう。
何とかこの状況を脱しなければと、ムゲン魂ウォッチを掴む手に力が入る。
そしてそんな必死なジオウを見かねてか、不発だったムゲン魂ウォッチが発光した。
「なに………これ」
ソウゴの脳内を駆け巡る存在しない記憶。
――くそ、待ってろ!今兄ちゃんが助けてやるからな!
――痛いよう……痛いよう……助けて、兄ちゃん!
――おいお前!そんな所にいたら巻き込まれちまうぞ!
――は、離せ!まだ弟が家の下にいるんだよ!
――うぅ。兄ちゃん……置いてかないで。助けて、仮面ライダー……
――負けるな!諦めるな!大丈夫だ!仮面ライダーがお前を助けてくれるから!必ず仮面ライダーがお前を助けに来てくれるから!だから……クソ!クソ!離せよぉぉぉ!!!!
――あんなに弟は助けを求めていたのに。どうして、助けてくれなかった?
お願い、お兄ちゃんを助けて!
987:俺らでジオウを神作にする
えぇ……ゴーストウォッチさんよぉ
988:俺らでジオウを神作にする
ムゲン魂ウォッチがアナザーユートピアの過去を読み取ってソウゴに見せた?
989:俺らでジオウを神作にする
うわ……待って。普通に見てて辛い
990:俺らでジオウを神作にする
弟さんの死因は津波じゃなくて家屋の崩落ぽい?
991:俺らでジオウを神作にする
……これはライダーが好きでも嫌いになるわ
992:俺らでジオウを神作にする
ついにソウゴも知ってしまったか
993:俺らでジオウを神作にする
あれ?俺の気のせいか?……「どうして、助けてくれなかった」って後に小さく声がしたような?
994:俺らでジオウを神作にする
これはどうする…………おい待て。残りのスレがねぇ
995:俺らでジオウを神作にする
あれ……え?
996:俺らでジオウを神作にする
ウソ……だろ?
997:俺らでジオウを神作にする
嘘だと言ってくれ
998:俺らでジオウを神作にする
ここで切るのはやめて!後生だから!
999:俺らでジオウを神作にする
イッチ!頼む!急いで次スレ立ててェェェ!!!!
1000:鳴滝の息子
任せろ!
1001:俺らでジオウを神作にする
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