俺らでジオウを神作にする!   作:鳴滝の■■

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どうして彼はライダーになれたのか?

「なぁ……本当に大丈夫なのか?」

「ふ、何だ?今さら怖じ気づいたのかゲイツ」

「それともあれか?愛しのツクヨミちゃんが恋しくなったか?」

「ゲイツは頼れるお姉ちゃんが居なくて寂しいでちゅね~」

「バッ!?そんな訳あるか!」

 

四人の男達がいる。

一人は大柄で体格の良い恐らくはリーダー格、一人は長身細身な眼鏡で恐らくは頭脳担当、一人は中肉中背だが顔の殆どを隠している、額にかけたゴーグルのようなそれと身軽そうな見た目から恐らくは斥候担当だと予想出来た。

そして彼らの中心でからかわれているのが明光院ゲイツだ。

 


471:俺らでジオウを神作にする

ん?いきなりなんや?この映像……


 

この映像はワイが監修するゲイツマジェスティにて本格的に流す予定やったんやけど、何か今回でちょこっと掠りそうやったんで先に流しておくで。

 

場面を解説すると、これはレジスタンス時代のゲイツの話や。この頃はまだ仮面ライダーにもなっておらず、今と比べて大分大人しめな性格、オーマジオウへの憎しみとかもあんまりない感じ……で、内心どう思っているかは分からんけど、ツクヨミとの仲をダシによくからかれているみたいや。

今回は、オーマジオウが奪ったとされる仮面ライダーの力。その隠し場所を見つけたとか…………まぁ嘘だろうなって情報の真偽を確かめるべく、彼らだけで飛び出したって感じ。

 


472:俺らでジオウを神作にする

成る程……若者によくある度胸試しみたいなもんか

 

473:俺らでジオウを神作にする

三人ともゲイツと同い年ぐらいだな


 

あんまり流すとゲイツマジェスティで流した時に面白くなくなるから、一気に飛ばすで。

 

 

「おい、これ!」

「おいおい……マジか」

「まさか本当にあるとは……」

 

色々あって、3つあるジクウドライバーとブランクウォッチを見つけたゲイツ達。

 

「だが……三つか」

 

落胆の声が上がる。

ここにいるのは四人。持って帰ってレジスタンスの中で力の所有者を決めるという案もあるが、ここに到達するまでの苦難を思えば自分達でその力を使いたいと考えるのは当然であった。

しかし、四人のうち一人は諦めなければならない。

 

四人は顔を見合せ、誰が諦めるかと頭を悩ませる。

 

「俺が降りる」

 

そんな中、ゲイツは手を上げた。

 

「なっ!?」

「そんな簡単にいいのか?」

「おいバカっ!こういうのはだな、勢いで決めるんじゃなくてちゃんとした話し合いを……」

 

「いや、ここに来るまでお前達は自分の持ち味を生かして困難を乗り越えてきた。俺はお前達が切り開いた道を歩いてきただけだ。そんな俺にこのベルトを持つ資格はない」

 

ワイがガッツリカットした旅の中にあった、三人の活躍を思い出して、潔く辞退を申し出るゲイツ。

 

「だけどよ……」

「よせ。ゲイツがこうまで言ってくれたんだ」

「俺たちでやるか……オーマジオウを!」

 

そんでまた場面は飛び……

 

 

「ほぉ……シノビ、クイズ、キカイか」

 

()()()、ワイの本編では未登場のミライダーズへと変身したゲイツの仲間達。彼らは人類にとって希望ある明日を胸に、道中で立ち塞がった雑魚怪人達(ワイ制作)を蹴散らしながらオーマジオウへとたどり着くが…………瞬殺された。

 

「く、ぐぅ……まだだ!」

「いや、終わりだ」

 

最初に()()()()のはキカイであった。

オーマジオウが彼の額に触れると、激しいプラズマが走ったあとでウォッチ化する。オーマジオウのそれは他とは違うのか、変身者ごとウォッチに取り込まれた。

 

「ッゥ!?クイズ!!!」

 

あまりの異様な光景に二人の鳥肌がぶわりと立つ。

そしてシノビはクイズに逃げるように叫んだ。

どれだけクイズが癖のある『問題』を出そうと、魔王は『星の本棚』を初めとしたあらゆるライダーの力を用いて必ず正解を答えてしまうからだ。

 

「……問題。ここで俺たちは全滅するのか。◯か✕か」

「◯だ」

「残念だが解答権は俺にある!」

 

相性は最悪と言っていい。

だがクイズは逃げない。逃げられる訳がなかった。ここで逃げればここまでの苦労やキカイの思いはどうなると言うのか。勝つことが出来なくても、何とか次に……ゲイツに繋げる事が出来ればとその手を伸ばした。

 


473:俺らでジオウを神作にする

クイズぅぅぅ!!!

 

474:俺らでジオウを神作にする

これは原作ジオウでもあった話なのか?

 

475:俺らでジオウを神作にする

いきなり過ぎて……あとクイズかっこよすぎ

 

476:俺らでジオウを神作にする

つまりVシネでは、この復活したミライダーズがゲイツと一悶あるという

 

477:俺らでジオウを神作にする

ライダーとしての歴史ではなくその物まで奪うとか……ヤバすぎる


 

 

「音が止んだ……終わったのか?」 

 

三人の戦いを離れた所で見守っていたゲイツ。

先ほどまで鳴り響いていた爆音が嘘のように静まり、彼は戦いの決着を悟った。

果たしてどちらが勝利したのか。心情的にミライダーズに勝って欲しいと心から願ってはいるが、自分の目で結果を確かめるまでは何も信じないと、彼はメットをかぶってバイクのキーを回した。

 

 

 

 

「……おぉ。ゲイツか」

「----い!!!!」

 

そして戦場に来れば結果は明らかであった。

キカイ、クイズのウォッチがオーマジオウの周囲を浮遊し、力なく倒れたシノビの変身が解かれる。

 

「む、ライダー……ではないようだな」

 

「おい、クソッ!アイツらはどうした!まさか殺されたのか!?」

 

目の前のオーマジオウよりも先に二人の行方が気になったみたい。

シノビを抱き上げ、それを問いかけたゲイツは……「アイツら……?」と、とぼけたような顔をするシノビに「こんな時にふざけるな」と言い放つ。

 

「あの二人だ!お前と俺とあの二人……ふた……り」

 

名前を叫ぼうとして、気付く。あの二人って誰だ?

 

「俺とお前でライダーの力を……いや、ベルトは三つあったから俺が降りてライダーにお前らが……は?一体どうなっているんだ?」

 

どうやらクイズやキカイはその変身者を含めて初めから存在しないことになってしまったみたいや。

 

「さて、貴様の力も頂こうか」

 

「ッゥ!ゲイツ、お前だけでも逃げろ!」

「そんな事出来る訳ないだろ!?」

「お前は俺……の希望だ!こんな所で失う訳にはいかない!」

 

シノビは最後の気力を振り絞って立ち上がる。ベルトを二つ、そしてドライブとゴーストウォッチ、ブランクウォッチをゲイツに押し付けた。

 


478:俺らでジオウを神作にする

これは……クイズが奪ったやつなのかな

 

479:俺らでジオウを神作にする

ベルトが二つ……ウォズが持ってたやつとゲイツが使ってるやつか?

 

480:俺らでジオウを神作にする

この話って……本編のゲイツが覚えてないってことはシノビも……

 

481:俺らでジオウを神作にする

急に鉛玉を胃に流し込まれたレベルの重い話で草も生えない

 

482:俺らでジオウを神作にする

イッチが量産怪人を仕向けたのは……本来なら一切活躍することなくオーマジオウに瞬殺される運命だったミライダーズに見せ場を作って上げる為だった?


 

 

そんで最後。

 

シノビの決死の時間稼ぎに涙を流しながら無事逃げきることが出来たゲイツ。

 

「ゲイツ!」

「ゲイツ君!」

 

そんな彼をツクヨミとウォズが出迎えた。

 

「いま、貴方を探しに行こうって皆で話してたの……言いたいことは色々とあるけど、ともかく無事でよかったわ」

「あぁ……」

「血の気の多い君の事だ。まさかとは思うが単騎でオーマジオウに襲撃をかけたのではないかと、流石の私も肝が冷えたよ……」

()()……か」

 

 

その時ゲイツはシノビの名前を思い出そうとして、出せないことに奥歯を噛み締める。

つまりはそういうことだ。彼らの存在はオーマジオウによって消し去らわれた。

 

「オーマジオウ…………貴様だけは!」

 

きっと俺も、もうすぐ彼らが存在したことすら忘れてしまう。

それは単に死ぬことよりも恐ろしいことだろう。

オーマジオウ……オーマジオウ!やつさえ存在しなければ!とゲイツはブランクウォッチを握りしめ……それはゲイツウォッチへと変化した。

 

 

…………て、ことでザックリとした過去編終了な。と言うわけでドライブ編に戻るで!

 

483:俺らでジオウを神作にする

成る程……まさに仮面ライダーゲイツは生まれながらにオーマジオウを倒さなければならないという宿命を背負っていたという……

 

484:俺らでジオウを神作にする

なんか……いいな。

イッチが仕組んだことなのか、原作でも実際にあったことなのかは知らんけど、原作だとゲイツとはほぼ関わりのなかったミライダーの力で作ったゲイツリバイブの重みが増した

 

485:俺らでジオウを神作にする

加古川飛流より千パーセント、アナザージオウに相応しい過去やん

 

486:俺らでジオウを神作にする

確かにここまでされたら、あそこまでオーマジオウ憎し!のゲイツの行動にも頷ける

 

487:俺らでジオウを神作にする

実際に放映される世界線とかあったら、本当なら本編で使う為に作ったけど、ダブル編、ドライブ編で潰れてしまったから使う機会のなくなったミライダーズのスーツを今回流用したとか裏話がありそう

 

488:俺らでジオウを神作にする

マジェスティで見れるんだろうけど、この三人とゲイツの交流をもっと見てみたいと思った

 

489:俺らでジオウを神作にする

成る程……三人が居ないことになってしまったから記憶の都合合わせで、ゲイツがオーマジオウからドライブウォッチなどを奪ったということになったのか。

 

490:俺らでジオウを神作にする

これ、20話か21話の冒頭で流れる感じなのだろうか?

 

491:俺らでジオウを神作にする

お、重い……これでこそ平成2号ライダーの集大成だ

 

492:俺らでジオウを神作にする

こっから更にファムちゃんというヒロインを失うかもしれないってマ?

 

493:俺らでジオウを神作にする

今まではライダーであった過去がなくなるだけだったけど、存在その物がなかったことになるのは怖すぎる

 

494:俺らでジオウを神作にする

ウォッチごと飲み込まれたからだろうか?

 

495:俺らでジオウを神作にする

オーマジオウ「やべ、久しぶりだから間違って変身者ごと吸収しちゃった」

 

496:俺らでジオウを神作にする

何かイッチ監修ジオウはゲイツ苛めが加速していくような気がする

 

497:俺らでジオウを神作にする

これって仮に本編でもあった話であった場合、最後まで三人のことを思い出さなかったとか……悲しすぎるだろ

 

498:俺らでジオウを神作にする

急にジオウ倒す!ってなってたのは断片的にこの記憶が戻ってたのかな?

 

499:鳴滝の息子

『成る程……アナザーライダーというドライブの偽物……いや、名前からして別の側面を持ったドライブが正体不明のロイミュードを取り込んだ……か』

『アンタを仮面ライダードライブだと見込んで頼みがある。どうか今回の件について協力を仰げないだろうか?』

『う……む。協力することは構わないんだが、訳あって今の俺は変身出来ないんだ。確か剛はベルトを持ち出していた筈なんだが……』

 

どっかの喫茶店。ゲイツと泊進之介はアナザードライブについて話し合っていた。

 

『Buuu!Buuu!Buuu!Buuu!』

 

『電話出なくていいのか?』

『あぁ、どうせ迷惑電話だ』

 

 

500:俺らでジオウを神作にする

泊さん……普通に本編絡んでくる感じなのか

 

501:俺らでジオウを神作にする

やっぱり泊さん何にも知らなかったぽいww

 

502:俺らでジオウを神作にする

あらら……ファムちゃんマナーモードにされちゃったか

 

503:俺らでジオウを神作にする

歴史を証明するファムちゃんがいるせいか泊さんはドライブの記憶を失っていなさそうやね

 

504:俺らでジオウを神作にする

何かここまでガッツリ主人公が関わってくるって久しぶりな気がする……それこそウィザード編ぶりだ

 

505:俺らでジオウを神作にする

あれ?泊さんはベルトさんが地上に出てるって知らないのかな?

 

506:俺らでジオウを神作にする

どうやらファムちゃんは制裁を受けているご様子

 

507:俺らでジオウを神作にする

新檀黎斗より雑な扱いのファムちゃんで草

 

508:鳴滝の息子

『戦力としては大した力になれないかもしれない。けど、こちらが出来ることは最大限やらせてもらうつもりだ。改めて仮面ライダードライブ、泊進之介だ』

『明光院ゲイツだ。こちらこそ宜しく頼む』

 

『Buuu!Buuu!----oyyyy!』

 

『ん?(この着信音はツクヨミから…)』

 

泊さんとの協力を得て、早速動こうとした手前、ツクヨミからの着信にゲイツはスマホを取る。

 

『どうした?』

 

『やっと繋がった……一体どこで何してたのよ!』

『え、いや……色々とあってな』

『まぁいいわ。それより、ベルトのクリムさん?が貴方が109を保護していないか?って尋ねたいらしいんだけど……』

 

どうやら向こう側で接触があったらしい。

ゲイツはスマホを耳から離して画面を見ると、滝のような汗のエフェクトを流したファムが「シー!」というジェスチャーをしている。

 

『……………………あぁ。こっちで捕まえた。場所は何処だ?直ぐに落ち合おう』

『!?』

 

509:俺らでジオウを神作にする

終わったな……

 

510:俺らでジオウを神作にする

可哀想なファムちゃん。ひとえにお前が無能であるせいだが

 

511:俺らでジオウを神作にする

何故黙ってもらえると思った

 

512:俺らでジオウを神作にする

まぁベルトさんなら悪いようにはしないだろう

 

513:俺らでジオウを神作にする

ゲイツの好感度を稼げなかったか

 

514:俺らでジオウを神作にする

これはファムちゃんを研究からのチェイス復活フラグなのでは?

 

515:俺らでジオウを神作にする

本来なら108以降のロイミュードは生み出せない筈だったのに、そこに現れた109……これはもしかして何かあるのか?

 

516:俺らでジオウを神作にする

檀黎斗とイッチが共同開発でサーガ作ったみたいに、実はファムちゃんもベルトさんとの合作なんだろうか

 

517:俺らでジオウを神作にする

これって泊さんもついてくるよな?

 

518:俺らでジオウを神作にする

これは泊さんとクリムが再会した時、お互いに何て言うか気になる

 

519:俺らでジオウを神作にする

こっからファムちゃんは巻き返せるの?

 

520:俺らでジオウを神作にする

>>519

無理そう

 

521:俺らでジオウを神作にする

>>519

ムリやろうな

 

522:俺らでジオウを神作にする

これはアナザードライブ戦、又は道中でどれだけ自分を印象付けられるかに限ってる

 

523:鳴滝の息子

『よし、じゃあ向かうか!』

『おぉぉう……?(何だ。何かは分からないが凄い違和感がある)』

 

『泊進之介がバイクに乗ってる!!!!?』

 

何と泊さんは移動手段にオートバイを取り出した。

 

524:俺らでジオウを神作にする

なん……だと?

 

525:俺らでジオウを神作にする

ウソ……だろ?

 

526:俺らでジオウを神作にする

仮面ライダードライブがバイクに乗る?

……だいぶ歴史が歪み出している

 

527:俺らでジオウを神作にする

しかもしっかりカスタムされてますわ

 

528:俺らでジオウを神作にする

ありえない………だがカラーはレッドだ

 

529:俺らでジオウを神作にする

色からして警察車両じゃねぇよな…………まさか私物か?

 

530:俺らでジオウを神作にする

*仮面ライダードライブは意地でもバイクに乗らないライダーです

 





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