ブラック・ブレット―仮面使い―   作:島夢

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原作一巻を読み、現在二巻を読んでいるのですが、面白くて、書きたい!
と思って書いた作品です

楽しんでくれると幸いです!




第1話

この世界はかわった。

 10年くらい前まで平和で、普通の日常だったのにな…俺には関係ないし、どうでもいいことだけれど…。

 

 まだあの戦争から十年。そして…俺が『転生特典』を手に入れて十年だ。どうせなら…もっとはやくほしかったもんだな。

 

 フッと自嘲気味に笑う

 

 

「まったく…面白くないな」

 

 

 この転生特典でできること、使い方は今でも日々練習中だ。そこそこ使えるようにはなってるけどな。

 あ、ここまで言えばわかると思うが、転生者だ。前世については…めんどいから割愛することにする。

 

 

「することがない、その前にだな、今日は仕事の日か…することがあったな…」

 

 

 携帯に来たメールを見ながら言う

 俺はとある闇金事務所で働いている

 ん~働いているというか…今は雇われてる感じかなぁ…

 まあ、はじめのほうこそ、生きるために必死だった俺は、能力使って脅していたが、今では元仕事仲間と仲良くやっている。

 

 実はみんないい人ばかりだ

 本当、なんであんな人たちが闇金なんてやってんだ?

 まあ、見た目はばっちり合ってるけど…超いかついけど…

 

 

「ふむ…」

 

 

 そういえば…今の仕事場の下の階って民警だったな…。

 もしものときは依頼しようかな。

 

 この世界はブラックブレットという世界らしい…

 うん、正直まったくわからん、ブラックブレットってなに?って感じだ

今は原作開始2、3か月前といったところらしい…転生する前神様に教えてもらった

 

 右手に持った銃状の道具を見る

 べつにこれから弾丸が出るわけじゃない

相手に向けるための武器でもない

 

『自分に向ける武器だ』

 

 

「さて…護衛に行きますか」

 

 

俺は銃を袖にしまい、歩き出す

俺の仕事は簡単

ガストレアから闇金事務所の方たちを守ること

 

お金を借りて、そのまま返さない人たちには容赦ないが、根はいい人たちな仕事仲間を守る簡単なお仕事です

 

事務所に向けて歩き始める

 

 

 

 

 

しばらく歩いたところ…川沿いを歩いていたとき…

 

後ろから低いうなり声が聞こえる

 

うん、まぁ…大体予想はつくけど…

 

 

「ガストレア…か…」

 

 

(こんなにばったり会うのはすげぇ珍しいと思うのだが…どう思う?)

そう『もう一人の自分』に問いかけるが返事はない

 

寝ているのだろうか

 

俺の場合はもう一人どころか、十二人ほどいるのだが…

 

俺は右手を少し振る

すると袖から剣が出てくる

バラニウムで加工された剣

どこで手に入れたか?企業秘密だ

闇金にかかわってりゃ結構色々できるからな

 

一応左手も振って左手の袖から銃を出す

 

『召喚機』

 

俺の転生特典を使うために必要な、特殊な銃

相手にむけるのではなく、自分に向ける銃

 

 

「まあ、ステージⅠの雑魚に使うつもりはないけどな」

 

 

この世界は危険に満ちている

俺が六歳のとき、この世界の俺の両親は俺の目の前で食われた

 

その前から、この世界が危険だとわかっていた俺は体を鍛えていたが…七歳児の体などガストレアの前では無意味だった

 

良い両親だった、優しく、少し悪戯っぽいところもあったが、大事な話のときにはちゃんと本当のことを言って…

 

とても…いい親だった、人として尊敬できる…な

 

 

話がそれたな、まあ、今言いたいことは…体も鍛えてるってことだ

 

 

「ふっ!」

 

 

距離を詰め、右手に持った剣で左斜めから右斜めへの軌道でぶった切る

何の動物なのか?

そんなことはわからない

正直、生物には興味はない

 

まあ、とりあえず…気持ち悪い生物だった

ガストレアは基本気持ち悪い見た目の気がする…

 

振り抜いた剣をそのまま返してもう一度斬る

 

そのまま連続で斬っていく

 

 

「敵に数がいないときは完全に死んだと思えるまで斬りまくる…まぁ、常識だな」

 

 

もう体の原型がないほど切り刻んだあと剣を一回振って血を落とし、袖に戻す

ちなみにこの剣、折り畳み式で袖に入るようになっている

袖の中にはさやが入っている

 

なんで民警でもない俺がガストレアの駆除なんてしなきゃいけないんだ

 

まあ、襲われたらやばいしなぁ…

正当防衛ってことで…

 

誰かに見られる前に逃げるか…

 

 

「!」

 

 

後ろから視線を感じた

後ろを振り向くと、黒髪の俺と同い年くらいの青年と少女がたっていた

ふむ…実に犯罪っぽいな

 

今の時代では結構規制きつくなってるから、彼らは気をつけなきゃな…

 

とかどうでもいいことを考える

それともう一つ気づいたのは…彼らは俺の働いてる事務所の下のかいにある民警の会社の二人じゃないか…

向こうもそれに気づいたようだ…

 

 

「あんた…」

 

 

黒髪の青年が話しかけてくるが…

こっちも仕事がある

 

少女と青年は多分民警なんだろう

ガストレアの死骸を見ても驚いていないからな

 

 

「この死骸…あんたがやったことにしてくれないか?」

 

 

何か言おうとしていた青年にそういう

それだけ告げてダッシュで逃げる

 

そこそこ鍛えてるから追いつかれないと思うし、何よりガストレアの死骸があるからな…

 

まあ、あの少女には多分追いつかれるが…

 

彼らが民警だとすれば、彼女がイニシエーターだろう…

 

だがそんな心配も杞憂だった

青年の方がガストレアの死骸のほうを見て、電話をかけている

 

 

(面白そうな二人だったね)

 

頭の中で声がする

アリス…もう一人の自分

 

 

俺はそのまま、彼らが見えなくなるまで走り、そのあと歩いて事務所に向かった




主人公の武器は袖に隠してあります
主人公はペルソナ使いですが、元々の身体能力も高いです

ずっと昔から鍛えて、剣の腕も鍛えたのと、元々天才並の才能があったから強いですね



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