魚人でいく!プリベル探訪!   作:ラッスンゴレライ

7 / 8
原作にない点は作者捏造が生じます。
ってか、プリベルとはいえ、民間の職業的な法律とか書かれてるわけないんですよね。

というわけで、どうぞ


目標を見つけます。(引き続いて戦闘回)

「おじさん、串焼き一本ちょうだい。」

 

ロリコン変質者からの慰謝料をもらった私は屋台で買い物をしていた。やはり、こういったジャンク品は雑な食べ歩きをしてこそ美味しさを感じられる。

 

ちなみに、多少多少教養のある魔族たちは海魔族だなんだと差別したりしない。やばいのはルルイエ出会って、他の地方の海魔族はまともな暮らしをしている。フェミニストやヴィーガンと同じだね。

そういうわけで、金を盗んだだとかということを指摘されたりはしないのだ。もちろん、この姿(幼女)であるというのも理由なのだろうけれど。

 

とはいえ、とがめられないからといってずっと優しい人たちにお金をもらう(カツアゲ)というわけにもいかないたろう。

というわけで串焼きのおじさんに世間話がてらアルバイト探しを伝えてみると、

 

「最近は海魔族はどうにも煙たがられるぜ、嬢ちゃん。肉体労働ならあるかも知れねぇが、キツい、汚い、危険が揃ってやがる。一応、漁ができるなら役所にいってみりゃどうだ?」

 

「なるほど、これでも故郷では多少漁を手伝っていたので、聞いてみようと思います。」

 

「あぁ、そうするといいさ。役所の場所は、、、」

 

と、そんな話を聞かせてもらい、優しい強面のお兄さん(なんでも、年は18らしい)という、ラノベに出てきそうな人物を流しながら、役所へと向かった。

 

 

______________

 

結論から言えば、漁をすること自体は構わないそうだ。とはいえ、職業人口もそれなりにいる現状、所詮個人となる私では、小遣い稼ぎになるかどうかといったところだそうな。

 

しかし、人間界の海はともかく、魔界の海は危険度が比ではないそうだ。そもそも、海にはルルイエ産の深き者共(ディープワンズ)と呼ばれるいわば生物兵器(共食いを全く気にせず、まともに命令もこなせないものを兵器と呼んでいいのかは別として)が存在するため、いってしまえば割に合わないのである。

それは私にとっては福音と言えた。なんといっても海魔族、ただの雑魚ならばなんの問題もないのである。ライバルの少ない海というのは、なかなかよいものなのではないだろうか。

 

役所でそういった基本事項や注意事項を聞いたのち、ひとまず金銭の目処がたったか、とも、せっかくの転生、あきらかな不遇の生まれでも、漁だけをして生きていくのもいかがなものか、原作追いくらいはしてみるべきだろうか?、とも考えて歩いていると先程見た懐の寒そうな顔の輩がふたり、

「おい、クソガキ、面貸せや。」

そう私に言葉を投げてきた。

 

何か言い返そうと口を開こうとするが、なにも言わぬうちに踵を返して、男たちは歩き出す。当然、私がいく必要性はまったくないし、連れていかれたとして向かった先にいるのは大方報復のための大人数だろう。

反対を向いて去ろうとしたとき、私は除け者魔族たちの集会を思い出した。

 

______魔族自由同盟、

 

おそらく、いまだ存在していないだろうこの集団はいずれ人間と同じく社会的になっていく魔族らの爪弾きものたちが集まった集団、腕っぷしの強さがものを言うあそこは物語の最序盤にしか出てこないものの、そこに所属するのは悪くないのではないだろうか?

 

男たちについていけばアウトローは多くいるだろうし、喧嘩ならば最悪パワードスーツを身に付ければ敗けはしないだろう。

頭の中で採算をつけた私は男たちの後ろをついていく。裏路地にでて少し進めば、工業団地の空き地に出た。そこには大勢の仲間たちが、、、いなかった。

いるのはわずかに一人だけ、それも女性であるようだ。

 

「あんたら、こんなガキに負けたの?」

女は言う。

 

「「は、はい。」」ずいぶんと弱気な様子の男たち

 

「見たところ、大した魔力も無さそうだし、あんたらずいぶんと嘗めてかかったみたいね?」

「いえ、そんなことはないんですが、、、」

「いいわけはしなくてはいいわ、ちょっと!そこのガキ!」

 

コントを始めたかと思えばいきなりに怒鳴り付けてくる。

「このバカどもが吹っ掛けたんだろうけど、いちおうこれでもアタシの連れだ。ケジメつけさせてもらうよ!」

そう言うや否や女は殴りかかってくる。とはいえ、素早いわけでもなければ魔力が多いわけでもない。なにがしたいのかわからないまでも迎撃の構えをとった瞬間、女が()()()()()()

 

その瞬間、後ろからの打撃、あきらかな不意打ちをくらい体制を崩すと、そのまま蹴飛ばされた。

 

「あはは!亜空間能力者は始めてみるのかい?ガキ!」

 

亜空間能力者____つまるところ瞬間移動のようなもので別の空間に入り込み高速移動を行うことができるという能力を持つものの総称である。出てきた瞬間にカウンターを行うか亜空間ごと探知を行うしか察知し、攻撃する方法がないため、喧嘩すべきでないものとして挙げられるかなり強力な能力だ。

 

その利便性は果てしなく、スラムや裏路地で燻るような人材ではないのだが、問題はそんなことにはない。

 

つまるところ、この試合は不毛につきることが確定したのだ。

 

今の打撃の感覚だと、()()()()()()()()()()()のである。そもそも、魔力に差がないと言うことは、私にとっては実質格下といって差し支えないのだ。魔力が同じなら、消費を気にせず使える私の方が火力、防御力、回復力において上回り、ゾンビ戦法が容易に行える。しかし、亜空間能力に対して、私は攻撃を当てられない。パワードスーツの魔力で全方位に攻撃を行えば可能かもしれないが、さすがに割に合っていない。

 

2時間ほどサンドバックになったあと、私の前には魔力も体力も底をついた女が地面を這っていた。

 




ちょっと中途半端かもしれませんが、ひとまずこれまでで。あ、感想読ませてもらってます。大変励みになりますのでじゃんじゃんくださいw返信につきましては、気が向いたときに書くかもしれません。
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