となりのゴルシさん   作:天むすちゃん

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更新ちょっと間隔空いてた割に前より短い。あとデジたんと弊社オリモブウマ娘が喋るだけ。


となりのゴルシさん19

タピオカミルクティーって美味しいけど、あれって1個飲みきるとお腹に溜まりませんか?

 

なんて言うことをトレーニングの休憩中、考えてます。モブコです。

先日驚きのカミングアウトを受けめでたく?ゴルシさんとカップル的な感じになりました。いやね、元々スキンシップ過多な子ではあると思いますが最近は意識し出すと余計アレですね。頭割れそうになります。だって急に手繋いでくるからあの子。しかも恋人繋ぎ。いや教室だよここって。もうろくに目見れない。…強制的にあっちから目を合わせてくるけど。それは前からか。

 

思い返してみると元々私に対してやたら距離近かったのって…もしかして割と前からそういう気はあったの?

え、私とんでもない鈍感ヒロインムーブしちゃってました?いやだってゴルシさん色んな子に距離近かったし…でも改めて冷静に考えるとあんな真夜中に部屋来てベッドに潜り込んだり、実家に泊まりに来てべたべたしながら同じベッドで寝るのはなかなか…私もしかして大概待たせてたというか、やばい鈍さだった?

…とまあ懸念は山ほどはありますが、なんやかんや優しくもおかしなゴルシさんと一緒にいます。

「でもなあ…。」

なんで私なんだろ…いや確かに色々あの奇行を真顔で受け止め続けてる私も傍から見たら大概なのかもしれないけどさあ、このギャルゲーに負けず劣らずの性格激良美少女揃いの学校で私にいく?普通?いやそういうことじゃないのかもしれないって話なんだろうけどゴルシさんからしたら。釣り合うとかそういう概念は対人関係にまずないんだろうけど…

 

なんだか変な感じだ。この学園に来るまでボロボロだった何かが、少しづつ綺麗になっているような心地がする。こんなに貰っていいんだろうか。恵まれ過ぎていないだろうか。いやまた卑屈じゃん私。やめなってほんと。いやでも…

 

「あ、あの!モブコさん!」

「…え?あ、はい?」

そんな事をぼんやり考えていると、見えたのは揺れる桃色の髪を携えた小柄なシルエットに、水色の可愛らしいくりくりした目。デジタルさんだ。そういえば、この後同じコース使うって言ってたな。

…水色の目って可愛いな。私の黒い目はなんか可愛くない感じだから尚更そう感じる。瞳が黒くても可愛い子は可愛いけど、私の目はなんだか暗くてやな感じがする。

いけない、こういうこといちいち考えちゃうのは良くないって頭では理解してるけどきっぱりとは辞められない。ごめんなさい各方面のみなさん。つい最近自虐ちょっと減らさなきゃと思っていた矢先にこれは…

 

「あ、あちらにタオルを落とされておりましたよ!」

そう言った彼女から差し出されたのは、紺色の無地のタオル。バッグからうっかり落としてしまっていたのだろうか。

「え、あ、確かに、私のです…すいません、うっかりしてました…。」

「いえ、お気になさらず!…あの、先程ぼんやりしておりましたが…もしやまたお体の調子が「あ、や、だ、大丈夫です!ちょっとぼーっとしてただけで、すいませんボケっとしてて…」

ああ、また気を遣わせちゃったよ…

 

「あ、あのモブコさん!」

思い立ったようにデジタルさんがそう言う。

「えっ、と、なんでしょう…?」

「その、あたしは本当にモブコさんのことはマジリスペクトしてるオタクちゃんなんで!!!

幸せを願ってるんで、その…いつでも何かあればデジたんも頼っていただけたら嬉しいです!迷惑とか全然ないんで!むしろご褒美、バッチコイなんで!」

アクアマリンみたいな瞳でまっすぐ私を見て、デジタルさんは私の問いかけにそんな澄んだ言葉を返した。

…やっぱりゴルシさんの言う通り、私は他者に頼るのがいまいち下手みたいだ。そこももう少しどうにかしたいな。

 

「…あ、あの。すいません、じゃないな、えっと、その…ありがとう、ございます。デジタルさん。」

…親切はちゃんと受け取ろう。気恥ずかしさと、申し訳なさはまだ消えないけど、不器用なりの生き方も探っていきたい。周りの手をまた煩わせてしまうかもしれない罪悪の予感はするけれど、昔よりかは日当たりのいい場所に私は来たのだから。

 

「……あ。」

「…ど、どうされたんですか?デジタルさん…。」

そんな事考えていたらなんか、今度はデジタルさんが遠くを…

「………感謝を辿々しくも、頑張って口頭で話して伝えるモブコさん…しゅき…。」

「え、ちょ、デジタルさん?デジタルさん!?」

意識はあるんだろうかこれ…。

 

「全く…相変わらずなのね、デジタルさん。」

「……へ?」

突然耳に入った、落ち着いた凛とした声。視線をデジタルさんからずらすとそこには、綺麗なチョコレート色の髪をたなびかせたウマ娘。スタイルも良くて、脚はすらっと長く、姿勢も綺麗……え、ちょっと。待って。嘘?夢か?

 

 

めちゃめちゃ見覚えある方来た。なんで私の周り最近こんな著名ウマ娘集まってくるの?

…そこまで最近始まったことでもないか。




※デジたんは告白イベを目撃した上でこの会話をしています。

さて最後のウマ娘は何ングヘイローさんなのか。

併走トレーニング回でモブコと併走して絡んで欲しいウマ娘は?

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