怪獣娘×令和ウルトラマン クロスオーバーユニバース スピンオフ集   作:特撮恐竜

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今回はゼットンさんメインです。他の怪獣娘は出てきません。


ヒロキのGIRLS慰安旅行(ゼットンさんとの夜編)

「はぁ・・・疲れたぁ・・・。」

 

皆とのゲームが終わり深夜に近付きつつある時刻、ヒロキは宿泊部屋のベッドに腰掛けながら一息ついていた。一息ついたヒロキは冷蔵庫に入れたサイダーを手に取りTVを点けて部屋で寛ぎ始める。その頃、TVでは怪獣娘をゲストに加えた番組をやっているようで司会が白い翼を備えた怪獣娘に話を振る。

 

『今回のゲスト、ローランさんもウルトラマンのファンであるようですね?』

『はい、私の元の怪獣もウルトラマンさんに助けられた事があるらしいんです。だから、地球のために戦ってくれている皆さんを見ると胸が熱くなるんです‼︎』

「だってさ、3人とも。」

 

TVに映る怪獣娘『ローラン』の言葉にヒロキは後ろにいるタイガ達に呼び掛ける。タイガ達も嬉しそうな様子をしていた。

 

『へへっ、そりゃどうも!』

『嬉しい事言ってくれんじゃねえか。』

『NISHINAブランドのお2人もウルトラマンのファンだとお聞きしましたが・・・?』

『ファンというより妹が何故か気になるものを感じるそうです。この子、特にウルトラマンタイガを見ると何故かカイジューソウルが疼く感覚を覚えるそうですよ。』

『タイガから・・・何故ですか?』

『それが・・・アタシにもよく分からなくて・・・ただウルトラマンタイガを見ると何故か自分のカイジューソウルが疼く感じがするんですよ。』

『俺を見て・・・?なぁ、ヒロキ、この人達は何の怪獣娘なんだ?』

 

タイガの問いにヒロキは頭を振り絞り、記憶を辿りながら答える。

 

「あ〜、確か・・・・・・2人ともメフィラス星人の怪獣娘らしいよ。」

『メフィラス星人の怪獣娘か・・・そりゃガッツ星人の怪獣娘がいるならメフィラス星人がいても不思議じゃないな。』

『けどよ、何でメフィラス星人の怪獣娘がタイガに反応するんだよ?』

「確か妹の方はタロウさんが戦った方の魂を継いでいるんだって。」

『タロウが戦ったメフィラス星人だと⁉︎』

『そういえば聞いた事があるな。マンダリン草とかいう猛毒植物を利用して地球を攻撃してきた奴と戦った事があるって・・・。マジか・・・彼女が父さんが戦ったあの・・・。』

「うん・・・あのメフィラス星人の生まれ変わりらしいよ。」

 

タイガは画面に写るエミリを見てその姿にかつて父が戦ったメフィラス星人を重ね合わせる。

 

『いつか・・・俺も会う事になるのかな・・・。』

「いつかは会うと思うよ。・・・そろそろ寝ようぜ。」

『そうだな・・・ヒロキ、お休み。』

「お休み。」

 

 

 

 

 

数時間後、ヒロキはふと目を覚ます。辺りを見渡すがまだ暗く今の時間が深夜である事を物語っている。ヒロキは寝付けなくなり、ベランダに繋がるドアを開けた。サンダルを吐いてベランダに出て、そこに据えられた椅子に腰掛け、夜空を見つめる。すると後ろから誰かが話しかけてきた。

 

「ヒロキ・・・こんな時間に・・・どうしたの?」

「うわぁ⁉︎・・・ゼットンさん、何でここに⁉︎」

 

ヒロキの後ろにはいつの間にかゼットンが回り込んでいた。ここに来るまで姿を見なかった彼女の姿に思わずヒロキは驚く。ゼットンはヒロキの隣に来ると据えられた彼の隣の椅子に腰掛ける。

 

「もしかしたらって・・・思って・・・。ヒロキ・・・今、大丈夫?」

「ええ・・・まぁ、暫くは寝つけなさそうです。」

「だったら・・・一緒に来て。」

「へっ⁉︎」

 

ヒロキが疑問を口にする前にゼットンはその手を繋ぐとあっという間にその場から消えてしまう。そしてヒロキはゼットンのテレポーテーションであっという間に宿泊部屋のベランダから離れた場所に連れて来られる。

 

「ゼットンさん、一体何を⁉︎」

「見て・・・。」

 

ゼットンが指を指した先を見るとそこは夜空の星がよく見える景色だった。湖面にもその夜空が写っており、湖と星空がマッチしたその光景は湖全体がプラネタリウムみたいになっていた。

 

「うわぁ・・・凄く綺麗ですね。もしかしてゼットンさん・・・これを見せるために?」

 

ゼットンは少し頬を赤らめながら頷く。彼女の意図を理解したヒロキはゼットンに向かって笑顔でお礼を述べた。

 

「ありがとうございます、ゼットンさん!」

「⁉︎・・・ヒロキ・・・⁉︎」

 

ゼットンはヒロキの満面の笑みを見て思わずその笑顔に見惚れる。そして暫くして自身がヒロキに見惚れていた事に気付くと彼女は恥ずかしそうにヒロキの顔から目を逸らした。

 

「ゼットンさん、どうしました?顔が赤いですけど・・・体調でも」

「大丈夫・・・貴方の思うような事は・・・何もない。」

 

ゼットンは首を振ってヒロキの言葉を否定する。ヒロキはゼットンの言葉に疑問を浮かべるが今の彼女の様子を見て大丈夫だと判断して再び星空に目を向ける。

 

「・・・そうですか・・・それにしても珍しいですね。ゼットンさんから誘ってくれるなんて・・・。」

「この間の・・・本物のゼットンとの戦いで貴方に命を救われたから・・・何かお礼をしたいと思ってて・・・。」

「そんな・・・僕は何も・・・タイガ達がいたから出来たんです・・・だから。」

「いえ・・・貴方が来てなかったら・・・私は間違いなく焼き殺されていた・・・ありがとう・・・ヒロキ。貴方には・・・感謝してるわ。」

「ゼットンさん・・・でもその後に・・・。」

 

ヒロキは霧崎に彼女が襲撃された時の事を思い出して顔を歪める。その顔を見たゼットンはヒロキの手を取り、優しく語りかけた。

 

「ヒロキ・・・決して貴方は悪くない・・・。あの時、トレギアがあそこにいて・・・私を狙ってくるなんて・・・誰も想像していなかった。」

「ゼットンさん・・・でも‼︎」

「あの時、病室で言った筈・・・油断していた私も悪いって・・・。」

「ゼットンさん・・・。」

「私が意識を取り戻した日・・・ちゃんとお見舞いに来てくれた・・・それだけで十分・・・あの時も言った筈・・・。」

「ありがとうございます・・・。」

 

ヒロキがゼットンの本名を口に出そうとした時、ゼットンは顔を赤くしてヒロキの指に人差し指を立てる。

 

「待って・・・まだそっちの方では呼ばないで・・・。」

「えっ?何でですか⁉︎」

「その・・・まだ・・・・・・恥ずかしい・・・。」

「わ、分かりました・・・。」

 

ヒロキはゼットンの意思を汲み取ると再び星空に目を向ける。隣でゼットンも同じように星空を見上げていた。

 

「・・・ヒロキ。」

「どうしました?」

「宇宙って・・・広いわね。」

「ええ・・・タイガはこんな広い宇宙を冒険している中でタイタスやフーマと出会ったそうですよ。」

「確か・・・3人とも・・・別の星で・・・。」

「出会ったと聞いています。3人がトライスクワッドを組んだ後も広い宇宙を旅して平和を乱す敵と戦ってきたそうです。」

「私達には・・・到底無理ね・・・。」

「ええ・・・今はまだ無理ですね。」

 

『まだ』の部分を強調したヒロキの言葉を聞いてゼットンは思わずヒロキの方を振り向く。ヒロキは星空を見上げながら言葉を続けた。

 

「今はまだ無理でも・・・人間の技術は日々発達しています。いつか怪獣娘もウルトラマン達みたいに宇宙に出て活動出来る様になる日が来る・・・そしてウルトラマン達と共に宇宙を飛ぶ事も出来る・・・僕はそんな日が来るって信じてます‼︎」

「ヒロキ・・・そうね。・・・私達もいつか宇宙に進出出来る日は来るわ・・・。」

「いつか来ますよ・・・宇宙恐竜や宇宙ロボット等の怪獣娘達が宇宙に進出して・・・宇宙中にファンが出来る日が・・・。」

 

ゼットンはヒロキの言葉で口元に笑みを浮かべる。しかし、今のヒロキの言葉の一部に耳を立てるとヒロキの方を向いて彼に詰め寄ってきた。

 

「そういえば・・・宇宙ロボットで思い出したけど・・・キングジョーとは何処までいったの?」

「へっ!く、クララちゃんと⁉︎何の話ですか?」

「今日、キングジョー達と沢山楽しんだ筈・・・何をしたの?」

 

ゼットンの問いかけにヒロキは昼間から夜までの出来事を思い出す。すると顔を赤くしていく。ヒロキの様子にゼットンは何かあったと悟りヒロキの顔に近付く。

 

「ヒロキ・・・やっぱり何か・・・。」

「いや、別にない!何もない‼︎クララちゃんとは何もないから‼︎」

「嘘・・・顔を赤くしてる・・・絶対何かあった・・・。」

 

ゼットンはジト目でヒロキに詰め寄ってくる。ヒロキはゼットンの様子にどう答えればいいか悩んでいた。

 

「ヒロキ・・・一体何があったの・・・。」

「いや・・・その・・・(ヤバい・・・何て答えたらいいんだ・・・。)。」

「もしかして・・・キングジョーのあの胸を味わったとか・・・。」

「⁉︎」

 

ゼットンの言葉にヒロキはプールや温泉、ツイスターゲームでクララの胸に接触した時の事を思い出して真っ赤になる。その様子にゼットンは軽くヒロキを睨んだ。

 

「ヒロキのH・・・いくらキングジョーが・・・GIRLSで 1、2を争うくらいに・・・・・・おっぱいが大きいからって・・・。」

「いや、違います‼︎別に僕はクララちゃんの胸の事を思い出していた訳では‼︎」

「・・・ヒロキの・・・スケベ。」

「だから‼︎・・・それは誤解です‼︎」

 

ゼットンはヒロキの様子から何があったのかを確信する。そして自身の胸にも目を向けた。そしてヒロキに更に詰め寄って顔を赤くしながら自身のクララにも負けない大きさの巨乳をヒロキの胸に押し付けた。

 

(胸なら・・・おっぱいなら・・・私だって・・・キングジョーにも・・・負けてない筈・・・‼︎)

「ゼットンさん⁉︎」

 

ヒロキはゼットンの胸の感触に更に顔を赤くする。彼女はヒロキの顔が更に赤くなった事を確信して更に胸を押し付ける。彼女の豊満な巨乳がヒロキの胸で形を変えて潰れていた。

 

「ぜ、ゼットンさん・・・。」

 

ゼットンはヒロキの声を聞くと我に帰り、顔を赤くしながらヒロキから離れる。

 

「御免なさい・・・色々と・・・。」

「い、いや・・・大丈夫です‼︎気にしてませんから‼︎」

「そう・・・ヒロキ。」

 

ヒロキは俯きながら彼女の巨乳の感触があった自身の胸に手を当てるがゼットンの声で彼女の方を向く。するとゼットンはヒロキの頬にキスをした。

 

「ゼットンさん・・・。」

「今夜は・・・付き合ってくれて・・・ありがとう。部屋まで送るわ。」

 

そう言ったゼットンはヒロキの手を取るとあっという間にテレポートし、ヒロキの部屋のベランダまで来る。ヒロキが自身が泊まっている部屋だと確認するように辺りを見回しているとゼットンが呼び掛けた。

 

「ヒロキ。」

「はい?」

「おやすみなさい。」

 

あっという間にゼットンは部屋から消えていった。ヒロキは落ち着いてサンダルを脱ぎ、ベッドに横たわると先程、ゼットンの巨乳が押し付けられた胸に手を置く。

 

(ゼットンさん・・・滅茶苦茶胸大きかった・・・クララちゃんと同じくくらい・・・大きくて・・・柔らかくて・・・って何考えてんだ‼︎これじゃゼットンさんの言う通り・・・いやそれ以上に変態じゃないか、僕は‼︎)

 

ヒロキはゼットンの豊乳の感触の感想から我に帰るとゼットンの言葉を思い出す。ヒロキは今日起こった出来事を思い出す中、自身を否定する。

 

(でも・・・クララちゃん、本当に胸大きいよな・・・見た目ではっきりと分かるけど・・・実際に触れたらもう・・・その大きさが・・・・・・ってなんかじゃ考えてんだぁぁぁぁ‼︎違う違う‼︎僕は変態じゃない‼︎絶対にスケベなんかじゃない‼︎だってそうだろ‼︎クララちゃんのあの胸に触れてしまったら・・・僕じゃなくとも男なら誰だってああなるって‼︎)

 

ヒロキは悶々とした様子でベッドで転がる。転がりながら自身に湧いた疑惑を強く否定した。

 

「絶対違う‼︎僕は・・・断じて違う‼︎絶対に変態なんかじゃ」

『んあ・・・どうした?ヒロキ。』

「ああああああ⁉︎・・・タイガ⁉︎」

 

ヒロキが声を出すせいでタイガが起きてしまった。まだ半分寝ぼけている様子のタイガを見てヒロキは慌てるように声を出す。

 

「い、いや‼︎何でも‼︎何でもないんだ‼︎」

『けどお前・・・さっき何か言ってなかったか?』

「大丈夫‼︎本当に何でもないから心配しないで‼︎」

「そうか・・・まだ暗いから俺は寝るぜ。」

「うん‼︎おやすみ、タイガ‼︎」

 

寝静まったタイガにヒロキは安堵の溜息を吐く。そして再びベッドに横たわると再び考え始めた。

 

「(僕は・・・変態なのか・・・スケベなのか・・・いや、違う‼︎絶対に違う‼︎僕はスケベなんかじゃない‼︎絶対にだ‼︎)・・・ああ・・・そろそろ眠気が・・・寝よ。」

 

ヒロキは考えている中、再び訪れる眠気に襲われ、そのまま眠ってしまった。




デッカー、漸く始まりましたね‼︎
色々と様々な妄想や構想が出来そうです‼︎
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