上海から来た女   作:新庄雄太郎

5 / 7
第5章 事件の背景

野原の旅行は、石川県警に捜査協力を得ることにした。

 

野原の旅行は次の通りだった。

 

1日目 6時30分発 新幹線「ひかり31号」に乗車

 

 

 

    8時54分 京都着

 

 

 

2日目 京都-金沢までは特急「雷鳥13号」に乗車

 

 

 

    金沢から輪島まで七尾線に乗車

 

 

 

3日目 金沢から米原経由の特急に乗って横浜へ帰宅

 

「アリバイ成立ですか。」

 

「ああ、確認している。」

 

調べた結果、輪島の旅館にはチェックアウトされていたことが確認された。

 

「初日は京都へ行ってたのか。」

 

「ええ。」

 

「三千院と二条城へ行ってたそうです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「それで。」

 

「今、桜井と高山が京都で確認へ行っている。」

 

「そうか。」

 

一方、高山と桜井は新幹線「ひかり207号」に乗って京都へ向かった。

 

二条城

 

「おお、この2人か。」

 

「知ってるんですか。」

 

「ええ、観光されていましたよ。」

 

「そうですか。」

 

京都市内のホテルにて。

 

「ああ、その二人なら昨日泊まられましたよ。」

 

「えっ、本当ですか。」

 

「ええ、昨日でチェックアウトされています。」

 

「そうですか。」

 

そして、高山と桜井は東京に戻り、高杉班長に報告した。

 

「そうか、初日に京都へか。」

 

「はい、確認取りました。」

 

「裏付けありか。」

 

「ええ。」

 

「ホテルと二条城の職員にも確認したが、やはり二条城へ観光した後はホテルで1泊されています。」

 

「そうか、高山、桜井、ご苦労さん。」

 

「はい。」

 

そこへ、高杉がやって来た。

 

「どうだった、南。」

 

「ええ、野原と唐は初日に京都へ来ていたのは確かだ。」

 

「そうか、琵琶湖へは無理か。」

 

「ええ。」

 

次の日、南は横浜で野原に会った。

 

「えっ、クゥクゥが。」

 

「うん、何か話したい事あるって。」

 

「とにかく、公安室に来てか。」

 

「うん。」

 

南は、野原と唐と一緒、東京中央鉄道公安室へやって来た。

 

「えっ、行方不明。」

 

「ええ、一昨日から行方が分からなくなったの。」

 

「それで、警察の方は。」

 

「いいましたよ。」

 

「それで、その人の特徴は。」

 

「はい、これが特徴です。」

 

「なるほど、わかりました、早速、捜査するよう取り計らいます。」

 

南は、高山と小海と一緒に行方不明の捜索をすることにした。

 

「えーと、名前は唐の母の友人で里見 菜穂子さんか。」

 

「なるほど。」

 

「でも、琵琶湖と奥能登の殺人の方は。」

 

「大丈夫だよ、桜井と松本に任せるから。」

 

「そう。」

 

「なら安心ね。」

 

「よし、早速、能登へ行こう。」

 

「ええ。」

 

南は、高山と小海を連れて上野から23時03分発の寝台特急「北陸」に乗り、能登へ向かった。

 




そして、母の知人は見つかるのか?

そして、犯人は誰なのか アリバイは崩れるのか
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。