上海から来た女   作:新庄雄太郎

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遂に、アリバイは崩れた


第6章 行方不明

6時31分、寝台特急「北陸」は金沢に到着した。

 

「金沢で七尾線に乗ったのは確かですね。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、捜索するぞ。」

 

「はい。」

 

そして、七尾線に乗って穴水へやって来た。

 

「この辺で降りたんじゃないかな。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、聞いてみましょうか。」

 

「小海、頼む。」

 

「はい。」

 

小海は、タクシードライバーに聞き込みをした。

 

「ああ、この女性なら知ってますよ。」

 

「本当ですか。」

 

「ええ、この駅でスポーツカーに乗った男と一緒だったよ。」

 

「あのー、何歳位の人でした。」

 

小海はタクシードライバーに聞いた。

 

「さぁてね、42歳ぐらいの男だったよ。」

 

「そうですか、それでスポーツカーの特徴は。」

 

「ああ、確かシボレーのカマロで色は赤だったな。」

 

「うん、赤のシボレー。」

 

聞き込みの結果、失踪した里見は赤いシボレーに乗って走り去ったことが判明された。

 

「えっ、赤のシボレーに乗った男が里見を乗せたって。」

 

「うん、タクシーの運転手が言ってたわ。」

 

「そうか、その男を調べないとね。」

 

南は、すぐに高杉班長に報告し、桜井達にその男の捜査してくれと頼んだ。

 

「何、南が能登へ。」

 

「うん、とにかく調べて見てくれ。」

 

「わかったわ。」

 

「よし、わしも手伝うぞ。」

 

と、菅原は言った。

 

早速、時刻表で菅原は調べることにした。

 

一方、桜井は松本と一緒にシボレーの男を追う事になった。

 

「えっ、またあんたか。」

 

「すいませんが、この女性をご存知ですか。」

 

「あの女は、輪島で降りた後はその後は知らんな、又俺を疑ってるのか。」

 

「あ、いや、そう言うわげじゃなくて。」

 

「又しつこく来たら、プライバシーの侵害で訴えるぞ。」

 

と、言って男はドアを閉めた。

 

「何て、人なんだ。」

 

「ああ、この人怪しいな。」

 

「ええ、何か隠しているかもね。」

 

一方、菅原は。

 

「よーし、わしの出番だな。」

 

「えーと、男は。」

 

時刻表を見て見ると。

 

7時44分 新横浜で新幹線「ひかり205号」に乗車

 

9時54分 米原で下車

 

9時57分 特急「しらさぎ3号」に乗車

 

11時53分 金沢で下車

 

「ん、待てよ、奴が琵琶湖へ行ったとしたら米原からだったら新快速があるじゃないか。」

 

9時58分 琵琶湖線に乗車

 

10時09分 長浜着

 

11時12分 長浜発

 

11時50分 敦賀着

 

「敦賀から北陸本線に乗った。」

 

12時02分 敦賀発特急「スーパー雷鳥19号」に乗車

 

14時34分 和倉温泉着

 

「そこから、七尾線に乗りかえた。」

 

と、菅原は時刻表で等を解いた。

 

「わかったよ、桜井、松本。」

 

「本当か、それ。」

 

「ああ。」

 




そして、発見は出来るのか。
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