アニポケ×ポケスペ 時空を超えた絆の物語   作:有頂天皇帝

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まえがき
はい、遅い上に短くてすみません。来年は頑張って続きを書きたいと思いますが、多分投稿遅くなると思うのですみません。


第五話 ポケモンたちの謎

『番組の途中ですがニュースです。本日未明、またも謎の窃盗団による大量のポケモン強奪及び密輸事件が確認されました。アローラ地方のエーテルパラダイスでエーテル財団が保護しているウルトラビーストたちを含めたポケモン強奪事件が起こりました』

 

「ポケモン強奪事件!?」

 

トキワシティに向かうバスを待つために近くのカフェでテレビを見ていたパンダナの少女、コーディネーターのハルカは驚いて思わず声を上げる。

 

『エーテル財団が保護していたウルトラビーストなるポケモンは現在アローラ地方でしか見られない珍しいポケモンで、保護していたウルトラビーストのほぼ全てが盗まれた模様です。また、謎の窃盗団はポケモンコンテストやバトル大会など大規模な大会に突如として現れてはポケモンたちを強奪する事件が相次いでいます。昨日もヤマブキシティジムでポケモン強奪事件があり・・・』

 

「酷い・・・」

 

「ポチャ・・・」

 

隣で同じようにテレビを見ていたニット帽の少女、コーディネーターのヒカリはパートナーポケモンであるポッチャマを抱えながら一緒に顔をしかめる。

 

『このことからポケモン協会も大会やコンテストの開催を控え、犯人逮捕に向けて警備及び調査の強化を行う話が上がっております』

 

「なんとも嫌なテイストの話だよ」

 

緑髪の青年、サンヨウジムジムリーダーのデントもまたニュースを聞いて思わず顔をしかめる。

 

「同じジムリーダーとしてヤマブキシティのジムリーダーの心境を考えると胸が潰れそうだよ」

 

「ナプッナップ!!」

 

「ほんとそうよね!!」

 

デントの言葉にパートナーポケモンであるヤナップと特徴的な髪型をした少女、イッシュ地方チャンピオンのアイリスも同意するように頷く。

ここにいる4人は旅した地方は違えどかつて共にサトシと一緒に旅をした仲間である。現在はそれぞれの夢を叶えるためにサトシと離れたが4人とも今でもサトシと仲間だと思ってる。今日は久しぶりにマサラタウンにサトシが長期滞在すると聞いたのでマサラタウンに向かう途中で出会ったのだが・・・

 

『また、渡りや群れでの移動が確認されているアーボックやマタドガス、フラべべ、ドクケイル、チルットなどの群れの姿も確認できなくなっており安否が気遣われております。他にも確認されていた群れが見られなくなったという話も出ております。何か異変を感じた場合はもよりの町のジュンサーにご連絡をお願いします』

 

「パバたちは大丈夫かな・・・」

 

ハルカは実家であるトウカジムのジムリーダーであるパパのセンリを心配して思わずそう呟く。

 

「そんなに心配しなくてもセンリさん強いんだから大丈夫よ!!」

 

「そうよ!センリさんとっても強いんだから!!」

 

「うん、それはハルカ自身だって分かってることじゃないかい?」

 

「うん、そうね!パパがこんな連中に負けるわけ無いものね!!」

 

ヒカリ、アイリス、デントはハルカを励ますようにそう声をかけるがそれは励ますだけの虚言ではなく実際にセンリの実力をその目で見ているからこその信頼の言葉でありそのことを理解しているハルカも笑顔を浮かべて返事を返す。

 

「むしろこういう時心配なのってサトシじゃないかな・・・」

 

「「「あぁ~・・・」」」

 

デントの言葉にハルカ、ヒカリ、アイリスの3人は旅仲間であるサトシのことが頭に浮かび上がり苦笑いをしてしまう。サトシと一緒に旅していた頃はほぼ毎日何らかの騒動に巻き込まれ、時には世界の命運をかけた伝説のポケモンたちによる騒動も中にはあった。

 

「だ、大丈夫よ。そう何回もサトシが巻き込まれるて決まったわけじゃないんだから・・・」

 

ヒカリはそう言うが4人の頭の中では既にこの事件にサトシが巻き込まれているのではないかという不安がよぎっていた。

 

そしてその不安は正しく、マサラタウンに着いた時、ヒカリたちはサトシが行方不明になっていることを知りその事件にヒカリたちも巻き込まれていくのだった。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「うーむ、傷は治ったようじゃが一体このポケモンたちは誰のポケモンなんじゃ?」

 

マサラタウンのオーキド研究所の庭にて。オーキド博士はレッド、グリーン、ブルー、イエローの4人が保護した傷だらけのポケモンたちの治療を終えた途端、ボールから飛び出たかと思えばオーキド博士とブルーのことを交互にじっと見つめていた。

 

「なぁ博士とブルーは本当にこいつらのこと知らないのか?さっきからずっと2人のこと見てるぜ」

 

「そう言われても本当に分からないのよ」

 

レッドはブルーに確認するように尋ねるがブルーも分からないので肩をすくめることしか出来ない。

 

「ふむ。しかしイエローがこの子たちのイメージを読み取った時にワシとブルーの姿があったということはワシらと何か関係があるのは明白じゃが・・・」

 

「他にもグリーンさんやタケシさん、カスミさん、サファイアさんとかに似た人たちの姿もありました」

 

オーキド博士が言うように、イエローが治療の際に流れてきたイメージからマサラタウンに似た町とオーキド博士たちに似た人たちの姿が浮かび上がったと言うがブルーとオーキド博士の2人は覚えがないため謎は深まるばかりだった。

 

「とりあえず先程ウヅキくんやオダマキくんたち他の地方の博士たちからもこの子たちのような傷ついたポケモンたちをゴールドたち図鑑所有者たちが保護したと連絡があった。もしかしたらこの子たちの仲間かもしれん」

 

オーキド博士はポケモンたちの治療中にあったほかの博士からの連絡をレッドたちに伝えるとこの子たちの仲間かもしれないポケモンたちが見つかったことにも驚いたが、それ以上になにか良くない事が起こるんじゃないかと不安を感じていた。

 

「もしかして最近起こってるポケモン誘拐事件や一部の地域での襲撃事件と何か関係があるのかしら?」

 

「わからん。じゃがポケモン協会の方でもその事件を重要視しとるようで9地方のジムリーダーと代表たちを呼んで対策会議を行うようじゃ」

 

ブルーは最近各地方で上がっているポケモンジムやコンテスト会場などポケモンに関する施設に対する謎の集団にポケモン誘拐事件やアルフの遺跡や双子島など図鑑所有者がロケット団やアクア団たちのような悪党集団と戦ってきた場所への襲撃などがあった。

 

「ってアレ?今、博士9地方のジムリーダーや代表たちって言ってたけど俺が知ってるのってカントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラの7地方だけなんだけどあと2地方ってどこなんだ?」

 

レッドはふと、オーキド博士が言っていた9地方のうち7地方は他の図鑑所有者がいることで知っているが残り2つの地方については全く分からないためつい尋ねてしまった。

 

「おっと、そう言えばお主らにはまだ教えておらんかったな」

 

オーキド博士は忘れてたと言わんばかりに申し訳なさそうな顔をしてからコホン、と一息ついてから 話し始める。

 

「今回ポケモン教会が呼んだのはガラル地方とパルデア地方のジムリーダーと四天王、チャンピオンたちだ。どちらの地方でもそれぞれダイマックスとテラスタルと呼ばれる特殊なバトルシステムを最近導入しておるんじゃ」

 

「へぇ~」

 

オーキド博士の言う特殊なバトルシステムに興味津々なレッドは目を輝かせて詳しい話を聞きたそうにしたがっていたが流石に今そのことを聞ける雰囲気でないのでぐっと堪える。

 

「それじゃあ僕たちが知らない子たちも博士の言う他の地方のポケモンかもしれないってことですよね」

 

「そうね、その可能性が高いわね」

 

イエローとブルーは庭先で時折こちらの様子を伺うように見ているポケモンたちを見てそう結論づける。

 

「いまゴールドたち他の地方の図鑑所有者たちが保護したポケモンたちと共にこちらへと向かっておる。詳しい話はみなが集まってからでもよいじゃろう」

 

オーキド博士がそう結論を出すとレッドたちも文句は無いのか頷く。

 

しかし、この時レッドたちとポケモンたちは気づいていなかった。遠くからレッドたちを────正確に言うならば保護したピカチュウたちを中心に見張っているもの達がいることを。

 

 

◆◆◆◆

 

 

「────見つけたわ。やっぱりジャリボーイのピカチュウとそのお仲間たちね」

 

オーキド研究所から離れた場所の上空で滞空しているニャース型の気球の籠から身を乗り出すようにして双眼鏡でオーキド研究所を見ていた長い赤髪の女性──ムサシは後ろにいる仲間である青の短髪の男性───コジロウとニャースにそう伝える。

 

「ジャリボーイが捕まってることから分かってたがやっぱりピカチュウたちもこっちに来てたみたいだな」

 

「ニャら他の奴らもこの世界にいるはずニャ。アイツらジャリボーイのためなら世界の一つや二つ超えるなんてワケないニャ」

 

コジロウとニャースは何らかの機械を弄りながらムサシにそう答える。彼らもまたとある目的のためにセブンス団をおってこの世界へとやって来ていた。セブンス団の情報を集めている時に偶然ジャリボーイことサトシが誘拐されているのとサトシを使って企んでいることを断片的に知った。

 

「とりあえず今はアイツらの情報を集めてタイミングを見計らってジャリボーイのピカチュウたちとついでにこの世界の図鑑所有者?って奴らと手を組むってことでいいのよね?」

 

「あぁ流石に相手が相手だからな。俺たちとジャリボーイのポケモンたちだけじゃ厳しすぎるぜ」

 

ムサシはコジロウに確認するように聞くとコジロウはその通りだと頷く。

 

「今回の任務は絶対に失敗出来ないからな。そのために本部の俺たちのポケモンたち全員連れてきたし資源も豊富に与えられたからな」

 

コジロウの言う通り、今回の任務の重要性からムサシとコジロウは本部に預けているポケモンたち全てと拠点確保や潜入道具などの資源を与えられていた。

 

「とにかくちゃっちゃっと準備を進めるわよ。そろそろ連中もこっちで本格的に取り掛かるわよ」

 

「「ラジャー(ニャ)!!」」

 

そしてニャース型の気球はマサラタウンから離れムサシたちは現在使っている隠れ拠点へと向かうのだった。

 




あとがき

サトシとピカチュウが引退すると先日聞いてとてもじゃないが信じたくないと思っています。アニポケはやっぱりこの2人がいないとダメだと感じてしまうし、パルデアでのサトシの冒険が見たいと考えてしまいます。
今回、パルデア地方を追加しましたがサトシくんにもパルデアのポケモン手持ちに加えた方がいいでしょうか?加えるなら皆さんどの子がいいと思いますか?個人的にサトシならラウドボーンとエクスレッグ、コジロウにサーフゴー、ムサシにデカヌチャンだと考えてます。
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