モデルが隣にいるとか羨ましすぎだと?馬鹿め!! ~モブだと自覚している俺は自重して学園生活を送る予定です~   作:マシュマロ0828

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第4話

「~♪」

 

隣で彼女が陽気に歌っている。

 

俺は彼女にカラオケに連れて来られた。

 

______________

 

「ねえ、私達2人だけだね」

 

「ああ」

 

当たり前のことを言う彼女に、俺は何言ってんだコイツと思う。

 

 

「・・・」

 

彼女は俺に無言で近づいてくる。

 

 

(何考えてるんだ、コイツ)

 

俺はそれに合わせて、彼女から遠ざかった。

 

 

________________

 

「「 ハァハァ・・・ 」」

 

なぜか、俺と彼女は息を切らしていた。

 

 

「ちょっと、何で逃げるのさ」

 

「お前が無意味に近づいてくるからだろ・・・」

 

 

「・・・もう、つまんないの~」

 

そんことを彼女が言っていると

 

 

プルルッ

 

 

カラオケルームの電話が鳴る。

 

___________________________________

 

 

俺達はどうでもいいことに時間を使ったせいで、カラオケは終了となった。

 

それで帰宅するという流れになったのだが・・・

 

 

 

「なに、ストーカーさんになったのですか?」

 

同じ電車に乗っている、彼女はそう言ってくる。

 

 

「いや、お前が後から乗って来ただろ!」

 

「そんなこと知らないし」

 

 

_________________________________________

 

 

何ということであろうか。

 

せいぜい電車が一緒なだけだと思っていた。

 

だが、

 

降りる駅も一緒。

 

出口も一緒。

 

駐輪場も一緒。

 

帰る道も一緒だった。

 

 

「真似するんじゃないよ!!」

 

「しらないし・・・

 

 じゃあ、1分待ってるから、先にいけよ」

 

「私を女だと思ってなめるな。

 

 そんな気遣い、いらないから」

 

訳の分からない返答をする彼女。

 

俺はそのまま、自転車を漕いだ。

 

 

(って、考えてみれば、

 

 ウチの近くでアイツの自転車を直したんだよな。

 

 そりゃ、この辺に住んでいるわけだ。

 

 ってことは・・・)

 

 

俺は気になって彼女に質問する。

 

「お前、最近引っ越してきたの?」

 

「まぁ、そうだけど・・・。

 

 なに、私の家がどこにあるか知りたくなっちゃった?」

 

「いや、そういうわけじゃなくて・・・」

 

俺の中学デビューを彼女が知っているどうか、気になっていたのだ。

 

________________________________________

 

くだらん話をしながら、俺達は別れた。

 

そして、今湯舟につかる。

 

 

「あ~気持ちいい・・・」

 

今日はいろいろ、アイツに振り回された。

 

おかげでお風呂が快適だ。

 

 

「・・・って、これじゃいかんって!!」

 

パチンッ!!

 

俺は両手を顔にぶつける。

 

 

あまりにも彼女に接近しすぎている。

 

俺はクラスの真ん中にいるのは、ふさわしくない。

 

端っここそ、お似合いなのだ。

 

 

なのに、クラスどころか、学年単位でキラキラしている彼女と今一緒にいることが多い。

 

(分不相応だ・・・)

 

俺は明日から、彼女との距離を少し開こうと決意する。

 

________________________________________

 

翌日 朝

 

「アンタのお友達が外で待ってるよ」

 

「えっ!?」

 

朝食を食べていると、母親から急に言われた。

 

 

(友達・・・?

 

 俺にはそんなもん、いないんだが・・・。

 

 まさか、中学校時代のヤツが押し掛けてきたとか・・・?)

 

ビクビクしながら、玄関から出る。

 

 

「おっはー」

 

なんと、モデルの子がそこにはいた。

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