モデルが隣にいるとか羨ましすぎだと?馬鹿め!! ~モブだと自覚している俺は自重して学園生活を送る予定です~   作:マシュマロ0828

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第5話

「何で俺んち、知ってるんだよ」

 

「昨日、私と別れた後、すぐここに入っていったじゃん」

 

どうやら、彼女は俺が家の中に入っていくをの見たようだ。

 

 

「名札の苗字もあなたと一緒だったし・・・」

 

「・・・」

 

(今度から、誰かと別れるとき、フェイクを入れるか・・・)

 

彼女の行動に、俺は頭を悩まされる。

 

ーーーーーーーーーー

 

「というか、なんでウチに来たの?」

 

自転車を漕ぎながら、彼女に聞く。

 

玄関で待っていたから、一緒に登校せざるを得ない。

 

 

「別に~」

 

 

「別にって・・・」

 

(おいおい、最近の女子高生は意味もなく、ひとんち来るのかよ・・・)

 

 

他愛もない話をしながら、俺達は登校した。

 

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学校

 

「ちょっと、こっちに来てくれるかな」

 

昼休み、俺は廊下を歩いていると、とある集団に声をかけられた。

 

彼は尋常じゃない圧を俺にかけてきた。

 

 

「は、はい・・・」

 

俺はその圧に屈する。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「一体、何の用でしょうか・・・?」

 

屋上に連れて来られた俺は聞く。

 

 

「ちょっと最近、君は調子に乗ってないか?」

 

集団にいた、1人の男が言う。

 

 

「といいますと・・・?」

 

「とぼけるじゃない。

 

 君はあの子と、かなり仲良くしているじゃないか?」

 

「あの子・・・。

 

 あっ、モデルの子のことですか?」

 

俺はやっと、事態を理解をする。

 

 

「そうだよ!!

 

 それ以外、何があると思っているんだ!!」

 

男は憤怒する。

 

 

「なにやら君は、放課後彼女と一緒にいるらしいじゃないか?」

 

「それは担任に言われて、勉強を教えているだけです」

 

「なんだと!?

 

 それだったら、我々と交代するがいい!!

 

 君なんかより、素晴らしい教えをすることができる。

 

 なぜなら・・・」

 

 

男をはじめとする、集団は急に制服を脱いだ。

 

 

「我ら、親衛隊は彼女の学園生活をサポートする!!」

 

男たちは、彼女がドアップされたTシャツを着て、俺にみせつけてきた。

 

 

「そうですか・・・」

 

 

「な、なんだ、その反応・・・

 

 結構、ポーズを考えてきたのに・・・」

 

男たちはショックを受けていた。

 

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放課後

 

親衛隊とやらが、どうしても彼女の勉強を教えたいというので、俺は彼女に会わせた。

 

すると

 

 

「お気持ちだけ、お受け取りしますね」

 

「で、ですが・・・」

 

 

親衛隊たちは、いかに自分たちが俺より優れているかを必死にアピールした。

 

しかし

 

 

「お気持ちだけお受け取りします」

 

そういって、彼女は彼らを追い返してしまった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ちょっと、何考えているのよ!!」

 

俺と彼女の2人だけになった部屋で、彼女はそう言う。

 

 

「いや、あの人達、めっちゃ気合入れてたよ。

 

 俺よりいいんじゃないかと思って」

 

 

(それもあるし、彼らが言った通り、俺は彼女と最近距離が近づきすぎている。

 

 中学デビューで失敗した俺の本能が、危険信号を発している最中だ)

 

 

「はぁ・・・。分かりやすいだけじゃ駄目なのよ。

 

 アンタみたいに、積極的に近づいて来ない人がいいの。

 

 この学校でそんな人、めったにいないし」

 

 

彼女の顔がグイグイ俺に近づいてくる。

 

 

「はぁ・・・分かりました・・・」

 

腕を上げて降参の姿勢をする俺。

 

 

彼女は席に座り、教科書を開いた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「私、明日から、しばらく学校に来れないから」

 

今日の分を教え終わった後、彼女はそう言って来た。

 

 

「そうか、お仕事か」

 

「そう」

 

 

「じゃあ、俺は明日からしばらく暇だな~」

 

 

ゲシッ

 

俺は、軽く彼女に小突かれる。

 

 

「寂しい気持ちとかあるんじゃないの?」

 

「いや、そろそろ休憩とかしたいな~って・・・ぐふっ」

 

 

俺は再び、彼女に小突かれた。

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