(パレオ視点)
『道中』
「No!今直ぐに止めなさい!」
「あらあら…私の可愛い虫達を蔑ろにしちゃダメでしょう~?虫を蔑ろにする悪い娘は~、お姉さんがタップリと調教しなくちゃね~」
「Nooooooooooooo!!」
「チュチュ様!?」
私、パレオはチュチュ様が倒れたので急いで向かいます。
「チュチュ様、大丈夫ですか!?」
「う~ん…虫、虫怖い………」
チュチュ様が何故こうなったのか…、それは30分程前に遡ります。
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(回想)
「わぁチュチュ様!綺麗なモンシロチョウですよ!」
「パレオ、別に蝶が珍しい訳でも無いでしょ?」
「でもでも、綺麗ですよ?」
私とチュチュ様が、次のライブの段取りを決めながら道中を歩いて居た時でした。綺麗なモンシロチョウを見つけたので、チュチュ様に言ってた所です。
「こんなの、別にどうもしないわよ…」
「あ、でもチュチュ様の頭に止まりましたよ」
「あぁ、もう!勝手に止まらないで頂戴!」
そう言って、チュチュ様は頭に止まったモンシロチョウを払い飛ばした。そこで、今回の事が起こったんです…。
「あら~?」
「な、何よ貴女…?」
随分と大きい胸を持った赤い長髪の女性がやって来た。ニッコリと笑顔なのですが、凄く怖いです…。
「貴女、今何をしたの~?」
「頭に止まったモンシロチョウを払い飛ばしただけよ!」
「………払い飛ばしたの~?」
「「………!?」」
さっきよりも黒い何かが女性から出てました。本当に怖いです………(汗)
「虫を蔑ろにする悪い娘には~、お仕置きね~」
「What!?何言ってんのよ!?」
「さぁ、デュエルなさ~い…」
女性はそう言ってデュエルディスクを構えた。
「じ、上等よ!返り打ちにしてやるわ!」
「チュチュ様、頑張って下さい!!」
こうしてデュエルが始まりました。ですが…
「キャアアア!?」
「チュチュ様!」
「ね?虫を馬鹿にすると、こうなるのよ~?」
チュチュ様は殆ど何も出来ずに返り打ちに遭ったのです。
(回想終了)
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「さぁ、可愛い虫達。あの娘に貴方達の良さを、彼女に知って貰いましょうね~」
「Nooooo!?!?」
「チュチュ様~!?」
蝶々の大群がチュチュ様を埋め尽くした。
「ふふふ、蝶々達も自分を知って欲しいって必死ね~。じゃあ適当な所で帰って来るのよ~」
「Stop!待ちなさい、この蝶々を何とかしなさい………!」
「じゃあね~」
「チュチュ様~!!」
そして暫くはチュチュ様は蝶々の群れに埋もれて居た。
(パレオ視点END)
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(竜騎視点)
『羽丘女子学園:中庭』
「って訳なんだよ!」
「蝶々の大群かぁ…」
「そうなんですよ!!しかも、デパートであんなに沢山も!!」
「止めて、想像するだけで怖いから!?」
今俺はあこやトモ、マリから昨日の話を聞いていた。何とも女性が迷子を探していたらしく、一緒になって探してたらしい。だけど、その迷子と言うのが大量の蝶々らしい。それも話によれば100匹とか…。
「しかし、只者では無いね…その女性」
「そうなんだよ!お兄ちゃんも驚くよ!」
そこまでか…、そんな事を思ってたら………
「「辰巳先輩…!」」
「竜騎様!」
「ロッちゃん、明日香ちゃん…風矢もどうしたの?」
ロッちゃんと明日香ちゃんがやって来た。何かあったのか?
「さっき、レイヤさんから連絡が有って…チュチュさんが襲われたって」
「珠手が襲われた!?」
「今度は何をしたの…?」
「それがパレオの話ですと、チュチュの奴がモンシロチョウを払い除けたら赤い長髪の女性にデュエルを挑まれたそうなのです。そして敗北して体中にモンシロチョウの大群が止まって、大変だったそうです」
「しかも、かなりSだって聞きました…!」
「Sって…(汗)」
明日香ちゃんも苦笑いを浮かべてるなぁ…(汗)まるで嫉妬で暴走したリサ見たいだ…
「竜騎~、何を考えてるのかなぁ?」
「何も…」
「そう?なら良し」
危ない危ない、俺の命が縮む所だった…。
「Sで蝶々…え?…それって…」
「あこ達とは違うけど、女の人は一緒だ!!」
「あ、あの人ってデュエリスト何ですか!?」
どうやら同一人物らしいな…。
「何者何だろう…その女性は………」
「竜騎、会いたいとか思って無いよね~?」
「ちょっ!?そんな事言って無いから…」
「言って無いけど、思ってるよね~?」
「思って無いから、うん………思って無いから」
「2回言わなくても良いからね~?」
「「「「「………………(震)」」」」」
この圧にあこ達も恐怖していた。と言うか、あこ達だけじゃ無くて…この羽丘女子学園の生徒と教員全員が震えているのだから………。
「あらあら、貴方が辰巳竜騎君かしら~?」
「…え?」
「あぁ!?この間の蝶々のお姉さんだ!」
「うえぇ!?この人が!?」
「ひいいいいい!?」
俺を呼んだ赤い長髪の女性。その女性は風矢やあこ達が言ってた、虫を連れていた女性なのだろう…。
それにしても…大きいな………////
「リュウキ………?」
「今度はどうした…?(汗)」
「何処を見てたのかな~?」
「相手の目だけど~?」
「あらあら、お姉さん照れちゃうわ~」
「………リュウキ?」
「す、すみません…」
リサがまたしても光の無い瞳で俺を見てるよ…、頼むからその目は勘弁して…(汗)
「それにしても、譜亜ちゃんと留黄ちゃんが倒されるなんて…竜騎君のお友達も強いのね~」
「譜亜ちゃんと留黄…?まさか、貴女は………」
譜亜ちゃんと留黄の名前を聞いた瞬間、俺は確信した。彼女は………エレメンツの1人だと。
「えぇ~、私は七瀬5人姉妹の次女、七瀬四季よ~。貴方とデュエルをしたくてやって来たの~」
「や、やっぱりエレメンツの…」
「そうよ~。そうそう、昨日のヘッドホンを付けた娘は竜騎君の知り合いの様だから、貴方達は初めて敗北よ~」
「チュチュはこの件と関係無いじゃん!!」
「このデュエルは、私達姉妹と竜騎君とそのお友達の勝負よ~?だから竜騎君の知人と言う事で、昨日の勝敗で決まった事なのよ~」
「…本当にカウントされてる」
しまったな、珠手も顔を知ってるから…。もっと言葉の意味を考えるべきだった。
「私の可愛い虫達の挑戦、受けてくれるわよね~?」
「させない!アタシが相手するよ!」
「リサ…!?」
「リサ姉、リサ姉じゃその人には勝てないよ!」
「あこ、それはどう言う………ん?」
「何か見える…アレは!?」
譜亜ちゃん達の七瀬5人姉妹の次女、七瀬四季とのデュエルにリサが名乗りを上げた。しかし、あこが四季には勝てないと言い始めた。その理由は、空から何かが飛んで来たからだ…。
「アレは…蝶々!?」
「それだけじゃ無いですって!?色んな虫が大量に…!」
「い…」
「リサ…?」
「イヤアアアアアアアアアアア!?」
当然、リサは虫とか幽霊が苦手だ。あんなに大量の虫が飛んで来たら当然こうなる。今のリサは涙目をしながら、俺の腕へ必死にしがみ付いてる。
「ま、まただああああ!?」
「「ひいいいいいい!?」」
マリもトラウマになってるのか叫びだし、ロッちゃんと明日香ちゃんも恐怖していた。
「ん?何か独特の動きをしてる…」
「そんな事どうでも良いから!?」
「アレは…!?」
虫達の独特の動きを見ると、何やら文字になった。えっと………「ガンバレ四季様」と文字になった。
「あらあら~、皆ありがとうね~。私も勝って、真の竜王になってみせるわ~」
「なら…デュエルしか無いか…」
「えぇ~、始めましょう~」
俺が四季とデュエルをしようとした時…
「竜騎様、此処は私にお任せを…」
「風矢…?」
そんな時、風矢がデュエルをすると名乗りを上げた。
「あらあら、竜騎君とデュエルをしに来たのだけど~?」
「貴様等が真の竜王になる?………はっ!俺は竜騎様以外の奴が、真の竜王になる事は認めない。竜騎様の野望を阻むと言うのなら、俺が相手だ…」
「良いわよ~、私の虫に負けても泣かないでね~?」
「誰が泣くか…、構えろ」
「「デュエル!!」」
風矢と四季のデュエルが始まるが、彼女…四季の強さとは………?
(竜騎視点END)
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は龍相剣現!相剣の魔法カード!」
「デッキから相剣カードを1枚手札に加えられるよ!自分の場にSモンスターが居たら、代わりに幻竜族モンスターを加える事も出来るよ!」
「除外された場合、自分の場の相剣か幻竜族モンスター1体のレベルを1上げるか、下げるか可能なんだ!」
「レベルを調整して、S召喚に繋げちゃおうね☆」
「次回、従者の対決!」
「風矢、虫と従者の張り合いしてるの…?(汗)」
ご観覧ありがとうございました!
次回はデュエル回です、お楽しみに!