バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第121話です!
おとぎ話『ヴァレル』とは…?


おとぎ話『ヴァレル』

(カラク視点)

 

 

 

 

 

『図書館』

 

 

 

 

「今日は何の本を読もうかな…」

 

 

ボク、カラクは図書館に来てます。記憶喪失のボクにとっては、新鮮な気持ちで本を読めると言うのがコレはコレで楽しいです。

 

 

「お、カラクじゃん!」

 

「あ、琢磨さん…」

 

 

そんな時、琢磨さんに会いました。

 

 

「何か探してるのか?」

 

「いえ、これから何を読もうか探してたんです…」

 

「そっか、どうせなら一緒に探すか?」

 

「はい…」

 

 

と言う訳で、ボクは琢磨さんと2人で本を探しました。

 

 

「ん?何だろう…?」

 

 

ボクは何やら黒くて分厚い本を見つけた。

 

 

「………」

 

「カラク、何か見つけたのか?」

 

「はい…コレです…」

 

「ん…?『ヴァレル』?」

 

 

その本のタイトルには『ヴァレル』と記されてて、中央にはドラゴンのシルエットが描かれて居た。

 

 

「何だろう?兄貴の持ってる『ヴァレルロード』に関係してるとか…何てな」

 

「あら、琢磨…」

 

『如何なされましたか?」

 

「姉御!ドラの助も!」

 

 

琢磨さんの知り合いと思われる人と、大きなロボットがやって来た。

 

 

「その子は、新しい友達?」

 

「あぁ、カラクって言うんすよ。兄貴の知人で…」

 

『もしや、例の記憶喪失の方ですか?』

 

「はい…カラクと言います」

 

 

竜騎さんの友人の方々見たいだ。それにしてもカッコイイし美人な人だなぁ…。大きなロボットさんもカッコイイ。

 

 

「私は葉山アミ、宜しくね」

 

『私はアミ様の執事、ドラの助と申します!因みに竜騎様と共に居るドラゾーは、私のバカ息子です」

 

「ドラゾーさんの…お父さん?」

 

「まぁ、驚くよな…」

 

 

ドラゾーさんのお父さんだったんだ、知らなかった。

 

 

「所で、何か本を探してたのかしら?」

 

「あぁ、カラクが見つけた本を…」

 

「コレです…」

 

 

僕はそう言って、『ヴァレル』の本を出した。

 

 

「『ヴァレル』…?」

 

「何か、兄貴が持ってる『ヴァレルロード』と同じ『ヴァレル』って文字が同じだなって思ったんすよ」

 

「何故かしら?読んで見たいわね…」

 

『私もです…』

 

「ボクも…」

 

「姉御達も気になりますか?」

 

「えぇ…何かの意味があったりして」

 

『では、読んで見ましょう』

 

「はい…」

 

 

ボク達はこの本『ヴァレル』を読む為に、席に着いた。

 

 

「じゃあ、俺が捲るっす。お、絵と文字だ…歴史本見たいっすね」

 

 

文字と絵が記されたページ、そこから読み始めた。

 

 

 

 

 

(カラク視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

昔、ある所に文明とドラゴンが栄えた国がありました。国の民達はドラゴンと共に生き、共に暮らしていた。

そんなある日、誰かが言った。「誰がこの国を統べる者か」と…。その一言が、平和を愛していた人々とドラゴン達の間で、“争いの火種”となった………。

人々とドラゴンは、自身がそうだと言わんばかりに争い続ける。やがて混沌を極め、もはや世界の終わりが近づいて居た。

 

 

そんなある日、1人の少年『ヴァレル』はローブを纏った自身の師に呼ばれた。そしてローブを纏った師に“ある事”を告げられる。

 

 

『ヴァレルよ、この世界には“ヴァレット”と呼ばれるお前の従者となる仲間達が居る。そのヴァレット達を見つけ出して探し出すのだ。そしてこの混沌を治め、お前が“真の竜王”となるのだ…!』

 

 

自らの師にそう告げられたヴァレルは、その翌日に自身の従者であるヴァレット達を探しに旅に出た。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「………」

 

「姉御、この本の内容って…」

 

「まさか、ヴァレルにヴァレット…真の竜王って…」

 

『亮斗様の言ってた言葉ですな…』

 

 

亮斗さんって言ったら、以前ボクがデュエルしたあの人の事…?確か竜騎さんも真の竜王って言ってた…。

 

 

「それで…次のページは?」

 

「あ、あぁ…次のページって、………何だコリャ!?」

 

「ページの大半が、破られてる………!?」

 

『コレは一体…、残ってるページが最後の様ですが…』

 

「ひ、開いて見るっす。………んな!?」

 

「コレって…」

 

 

最後のページには、仲間達が倒れて1体のドラゴンだけが残って、飛び立つ姿の絵だけが残って居た。

 

 

「あ、間に何が有ったんだ…!?」

 

『う~む、絵だけでは何を伝えたいのか分かりませんな…』

 

「あ、あの…この本、竜騎さんに伝えた方が…」

 

「そうね、この本を借りて竜騎の所に向かいましょう」

 

 

あの本の破かれたページも気になるけど、竜騎さんに伝える為にも本を借りた。

 

 

 

 

 

(カラク視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(リサ視点)

 

 

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

 

「と言う訳で、曲の順番はコレで行くわ」

 

「OK!竜騎は最初に漆黒の魔竜としてソロで出るんだよね?」

 

「まぁね、心配は無いさ」

 

「流石は竜騎さんですね」

 

「おにーちゃん、あこも応援するね!」

 

「私もです…」

 

「ありがとう」

 

 

今度のライブでの打ち合わせをしているアタシ達。さて、この後は空いてるからどうしようかな?

 

 

「竜騎、この後さ…2人で何処かに行かない?」

 

「良いけど…」

 

「ちょっと、抜け駆け禁止よリサ?」

 

「全くです、堂々と2人きりになろうと…」

 

「そうだよリサ姉!!」

 

「私も、竜騎さんと2人きりで…」

 

「ちょっとぉ~、そろそろ空気読んでよ~?」

 

 

折角この後、竜騎と楽しもうと思ってたのに~!

 

 

『マイロード、アミ様や親父達が来てます』

 

「アミ達が?」

 

「…え?」

 

 

こんな時に葉山アミが…!?んもう~、何でタイミングが悪い時に~?

 

 

『どうやら本を見つけた模様で、それもマイロードにも関する本だとか…?カラクさんや琢磨も一緒です』

 

「本?」

 

「竜騎にも関する…?」

 

「なら、入って貰って」

 

『了解しました』

 

 

ドラゾーはそう言って、玄関へ向かった。竜騎に関する本って何だろう?

 

 

「お邪魔するわね、竜騎」

 

「「『お邪魔します』」」

 

「葉山アミ…」

 

 

葉山アミを筆頭に、ドラの助と琢磨にカラク君が本を持ってやって来た。随分と珍しい組み合わせだね…。

 

 

「光君も一緒とは珍しいですね」

 

「どもっす…」

 

「それで、本ってどんなの?」

 

「コレです…」

 

 

アタシが尋ねると、カラク君が持って居た分厚い本を竜騎に渡して来た。

 

 

「………『ヴァレル』?」

 

『はい、竜騎様にも是非見て頂きたくて…』

 

「竜騎、取り合えず開いて見てよ」

 

「うん…」

 

 

アタシが竜騎に開く様に言うと、竜騎はページを開いた。

 

 

「コレは…」

 

「“ヴァレル”に“ヴァレット”…それに“真の竜王”って…」

 

「恐らくはね…」

 

 

ページを開くと人間と竜が共存する平和な国に、ある時に「誰がこの国を統べる者か」と言う一言から、争いが始まった見たい。そして主人公の少年『ヴァレル』が自分の師匠から、『ヴァレット』と言う従者となる仲間達を探し出し、国の治めて“真の竜王”になる為の冒険らしい。

 

 

『あくまで私とアミ様の仮説ですが…亮斗様はこの本を元に、竜騎様の持つ『ヴァレル』や『ヴァレット』を生み出したのでは無いかと…』

 

「確かに偶然では片付けられないなぁ…」

 

「アタシも…」

 

「ただ…この先のページですが…」

 

 

そう言ってカラク君は次を開いた。

 

 

「って、殆ど破かれてるじゃない」

 

「本当ですね…」

 

「しかもこんなに大量に…」

 

「図書館の人は知ってたの?」

 

『見るまでは知らなかった様です…』

 

「次は残ってるのか?」

 

「最後のページはこうなってるわ…」

 

 

葉山アミがそう言ってページを開くと………

 

 

「何コレ!?」

 

「コレは…」

 

 

最後のページには、倒れた仲間と思われる人物達と1体のドラゴンが飛び去ろうとしていた絵だった。

 

 

「このページ、間には一体何があったのでしょうか…?」

 

「それが、全然分からないんすよ…(汗)」

 

「気になるのは、このドラゴンだな。涙を流してる…」

 

「あ、あこも気になってた!」

 

 

確かに倒れてる人達もそうだけど、ドラゴンが涙を流しながら飛んで行く姿がある。

 

 

ピコン!ピコン!

 

 

「この音は…、確か七瀬5人姉妹とのデュエルの勝敗が付いた時のカウント音でしたよね?」

 

「そうだけど…んな!?」

 

「どうしたの竜騎…?って、2敗してる!?」

 

 

竜騎のソウルヘイロンを見ると、この間に2敗もカウントされてた。一体誰が…?それに後がもう無い状態だった。

 

 

プルルルル…!

 

 

『マイロード、ましろ様から電話が来てます』

 

「ましろから?…もしもし、ましろ?」

 

 

そんな時、竜騎の電話にましろから電話が入った。一体何だろう?

 

 

『もしもし兄様…?大変なの…』

 

「どうしたんだ?」

 

『えっと…エクスさんと勇さんが………七瀬真紀って人に敗れたの…』

 

「勇とエクスが敗れた!?」

 

「うえぇ!?」

 

『何と!?』

 

 

ましろの電話から信じられない話だった。竜騎と決勝トーナメントで戦った勇と、竜騎が生み出したAI生命体のエクスが負けたと言う。

竜騎に匹敵する2人が負けるなんて有るの…!?

 

 

『と、兎に角Circleまで来て欲しいの…』

 

「分かった、直ぐ行く!」

 

 

そう言って、ましろは電話を切った。

 

 

『勇様とエクス殿が敗れるとは…』

 

「最後の相手、相当なのかしら?」

 

「竜騎、早く行こうよ!」

 

「うん…」

 

 

アタシ達は全員、Circleまで向かう事にした。

 

 

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

第121話:完

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今回はサイバー・ドラゴン・ノヴァを紹介!」

 

「サイバー・ドラゴンのXモンスターだね!OUを取り除いて、墓地のサイバー・ドラゴンを復活!」

 

「手札か自分のフィールドからサーバー・ドラゴンを除外する事で、自身の攻撃力を2100アップ!相手ターンでも発動出来るんだ!」

 

「更に相手に効果によって墓地に送られたら、EXデッキから機械族融合モンスターを特殊召喚!除去が難しそうだね…!」

 

 

「次回、ラスト長女、七瀬真紀!」

 

「ラスト侍みたいに言ってる…(汗)」

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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