バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第138話です!
烙印融合を手にした竜駆の狂気が、他のガルパにも………!?


狂気の封印

(リサ視点)

 

 

 

 

「ふんふふ~ん♪」

 

「リサ、ご機嫌だね」

 

「久しぶりに竜騎とデートだも~ん♡」

 

 

戸張竜駆の件から数日が経った事。アタシは現在、竜騎とデートしている最中。この間のホラー祭りでの約束してたから、この日が待ち遠しかったんだよね~!

 

 

「………」

 

「ちょっと~!アタシとのデートだって時に、考え事?」

 

「あぁ…大した事じゃ無いんだ…(汗)」

 

「まさか………他の女の子の事かな?(黒)」

 

「違うっ!?」

 

「じゃあ…何を考えてたのかな~?」

 

「カラク君…竜駆の事だよ…」

 

「あ…」

 

 

そうか、竜騎は最初に苦手なカタツムリの件で、カラク君だった頃の戸張竜駆に助けられてたんだったっけ…。

 

 

「大丈夫だよ、アタシ達との思いでだってあるんだし…。それに真美さんも…」

 

「うん…」

 

「と言う訳で、はい!此処からはデートモード☆アタシ以外の名前は出したらダメだよ~!出したら………調教ダカラ…ネ♡」

 

「は…はい(汗)」

 

 

んふふ~♡今日はホラー祭りの事も兼ねて、存分にイチャイチャするんだから♡アタシが満足するまでは逃がさないよ~♡

 

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(竜騎視点)

 

 

 

 

『道中』

 

 

 

 

「さて、今日の練習メニューはと…」

 

『紗夜様達の練習、私も聞けて嬉しいです!』

 

「でも、ムーナが入れないんだけど」

 

『あうぅ…』

 

「にー」

 

 

ドラゾーとムーナを連れて、Circleに練習へ向かう俺。

 

 

『おや、戸山様ですね…』

 

「本当だ、香澄ちゃ~ん」

 

「あ、竜騎先輩」

 

「………ん?」

 

 

あれ?何時もの香澄ちゃんなら、直ぐに飛びついたりするのに…変だな?

 

 

「今日はバンドの練習はしないの?」

 

「バンド…?飽きました!」

 

「『………へ?』」

 

「にー?」

 

 

え…?バンドが飽きた………!?ちょっと待った!?どう言う事!?

 

 

 

「香澄ちゃん…どうしたの?バンドがキラキラドキドキするって言ってるのに…有咲達と喧嘩でもしたの?(汗)」

 

「え?どうもしませんよ。それにキラキラドキドキって…何でしたっけ?」

 

『と、戸山様…?(汗)』

 

「あ、そろそろ帰らないと!失礼しま~す!」

 

 

そう言って、香澄ちゃんは去って行った。

 

 

「あの香澄ちゃんから…キラキラドキドキが、失われてる…?」

 

『コレは一体、どう言う事でしょうか…?』

 

「にー?」

 

「リサ達にも、言った方が良さそうだな…」

 

『そうですね…』

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

『Circle:ロビー』

 

 

 

 

 

「………と言う訳なんだ」

 

「戸山さんがバンドを…?」

 

「そんな事って…」

 

「お姉ちゃん達だけじゃ無かったんだ…?」

 

『どう言う事ですか?』

 

 

俺がリサ達に先程の香澄ちゃんの話をした。その事で皆、何か引っ掛かりが有る様だ。

 

 

「実は、市ヶ谷さんも…変だったんです…」

 

「えぇ。山吹さんと花園さんも…まるで音楽に対する熱意を………失っていたんです…」

 

「香澄ちゃんだけじゃ無かったのか…!?」

 

「ポピパだけでは無いのよ。美竹さんも…」

 

「うえ!?」

 

「うん、お姉ちゃん達もドラムを止めちゃって…」

 

「一体、どうなってるんだ…」

 

 

ポピパだけじゃ無くて、アフグロもか…。そんな時だった…

 

 

「あ、竜騎先輩!」

 

「りーみん?つぐみんも一緒に…?」

 

 

やって来たのは、りーみんとつぐみん…Wみんみんだった(Wみんみんって何ぞ!?)

 

 

「実は、蘭ちゃん達が…」

 

「2人は何とも無いの…?」

 

「はい、でも…香澄ちゃん達が…」

 

「一体、皆に何があったの?」

 

「はい、昨日の昼の事です…」

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(回想)

 

 

 

「絶対ポピパだもん!」

 

「アフグロだって!」

 

「えぇ~、モニカだって!」

 

 

そんな言い合いが聞こえる。

 

 

「まただね…」

 

「最近、何処のバンドが凄いとかの言い争いが多いよな…」

 

「うん、どうしたんろう?」

 

 

香澄達もこの派閥争いに疑問を抱いている。

 

 

「あ、蘭ちゃん達…」

 

「香澄達も…」

 

「と言う事はそっちも…」

 

「そうなのよ!何かそれぞれのバンドが良いって、いがみ合ってるのが増えてて…」

 

「この間、竜騎さん達からの知らせが来てから…ずっとこうだよな」

 

「うん、カラク君が行方不明になったとかで~炎君が探してるとか~」

 

「コッチも琢磨がさがしてる所…」

 

 

そう、竜騎達が伝えたカラク…戸張竜駆の行方の事も探して貰って居る。そんな時だった…

 

 

「俺を呼んだか?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「今の声は…?」

 

「此処だ!」

 

「なっ!?あんな高い所から降りて来た…!?」

 

 

突然降って来た男。そう、戸張竜駆だ。

 

 

「まさか、コイツが…」

 

「リサ先輩の言ってた…」

 

「戸張竜駆…」

 

「あ、アレが本当にカラク君だったの…(汗)」

 

「全然面影無いね」

 

「は!!そのダサい名で呼んでんじゃねぇよ!それに、さっき言ってたよな?何で派閥争いしてるかって?」

 

「だったら…?」

 

「強い奴が生き残る…俺はアチコチでそれを教えただけだ…」

 

「アンタが原因だったって事…?」

 

「俺が言わなくても、どうせ争いは起こるんだ。言おうが言うまいが一緒だって事だ…」

 

「そんな事無いよ!誰だって、楽しく…自分達の音楽をするのがバンドだよ!争う為じゃないよ!キラキラドキドキしないよ!」

 

 

香澄は竜駆にそう訴える。

 

 

「へぇ…ムカつくなぁ」

 

「!?」

 

「な、何だと!?」

 

「今の言葉、取り消して」

 

 

竜駆の言葉に怒りを表す有咲達。すると竜駆は、カードを上に掲げた。

 

 

「だったら、そのキラキラドキドキって奴を…封印してやる」

 

「封印?」

 

「それって、リューさんの言ってた奴~?」

 

「え!?それマズいんじゃ!?」

 

 

とてもマズいと察した香澄達。だが…

 

 

「ーーーーー烙印、その封じと解放が鍵となり………禁忌の力と化す」

 

「「「「!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

一方のつぐみとりみは…

 

 

「すっかり遅くなっちゃった…」

 

「蘭ちゃん達、きっと待ってるよね」

 

「仕方ないよ。香澄ちゃん達だって分かってくれてるよ…」

 

 

りみとつぐみは、それぞれ後で向かうとの事で向かって居た所。偶然にも2人は道中まで一緒に行こうと言う形で、今は目的地まで向かって居た。

 

 

「…あれ?何か光らなかった?」

 

「うん、向こうで光ったよね?」

 

「行って見ようよ!」

 

「うん…」

 

 

2人は光った場所へ向かって走り出した。

 

 

「あ、香澄ちゃん達だ!」

 

「蘭ちゃん達も…!あれ?」

 

 

光っていた場所には、香澄達ポピパと蘭達アフグロが居た。だが…何か変だ。

 

 

「香澄ちゃん?皆も…どうしたの?」

 

「あ、りみりんだ」

 

「どうもしねぇよ。ただ…」

 

「バンド、もう飽きた…」

 

「うん…」

 

「え?何言ってるの?」

 

「別に、何時も通りが飽きた…」

 

「やる気が無くなった~」

 

「ら、蘭ちゃん!?モカちゃん達までどうしたの!?」

 

 

突然のバンドメンバーが、飽きた等と言い始めた事に驚きを隠せない2人。

 

 

「ソイツ等の想いを封印した結果だ」

 

「誰…?」

 

 

そこに現れたのは、張本人である戸張竜駆だった。

 

 

「だ、誰…?」

 

「俺は、絶望を蒔く狂気…戸張竜駆だ」

 

「ま、まさか竜騎先輩達が言ってた…?」

 

「安心しろ、お前等もコイツ等と同じ様にしてやるさ…」

 

「「………」」

 

 

りみとつぐみも、竜駆に目を付けられた。そんな時…

 

 

『トゥルル~♪トゥルットゥルゥ~♪』

 

「あ?何だ…この場違いな歌は?」

 

『フグ…!?』

 

「あ?フグがどうしたヴルガー?」

 

『わ、私の中から何かが………グホ!?」

 

『とうっ!』

 

 

竜駆の側に居たヴルガーから、何かが出て来た。そう…出て来たのは…。

 

 

『今回は紹介を省く!これ以上は好き勝手はさせん!』

 

「「エクスさん…!!」」

 

 

そう、現れたのはエクスだった。

 

 

「な、何だコイツは…?邪魔するなら貴様の記憶も…」

 

『出来ません…』

 

「あ?何でだ?」

 

『その者は人間では無く…AIです…。烙印融合の記憶封じは、あくまで人間のみです…』

 

「コイツがAI?そうか、噂のAI生命体か…。今回は此処までか、行くぞヴルガー!」

 

『承知』

 

 

竜駆はヴルガーを翼に変えて飛んで行った。りみとつぐみだけは、エクスのお陰で助かった。

 

 

「エクスさん、ありがとうございます…!」

 

『気にするな、それにしても…香澄殿達が…』

 

「うん、これからどうしよう…」

 

『我も奴の事をもう少し探るとしよう…。ウヌらはマイロードにこの件を伝えた方が良いかもしれん』

 

「そうですね…」

 

『では我も…とう!』

 

 

エクスも竜駆の行方を調べるべく、近くの端末へ入って行った。

残されたりみとつぐみは、この事を竜騎に伝える事を決めた。

 

 

 

 

 

 

(回想終了)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(リサ視点)

 

 

 

 

 

 

「香澄ちゃん達が…」

 

「竜駆の所為で…」

 

「はい…」

 

 

想像以上にマズい事になった。これ以上放置すれば、他にも被害が起きるって事だよね…。ん?他にも被害…?

 

 

「待った…」

 

「どうしました…?」

 

「他のガルパ達、今はどうしてる?」

 

「そうだ!パスパレやモニカ、ハロハピやRASも狙われてるんじゃ…!?」

 

「私、日菜に連絡してみます!」

 

 

ふと思った。竜駆は次に他のバンドを狙ってるんじゃ無いかと…。紗夜は気付いて直ぐにヒナに連絡をする。

 

 

「繋がりませんね…」

 

「そうか…」

 

「何事も無ければ良いわね…」

 

 

皆が不安になってる。無理も無いか………

 

 

ピロリロリ~♪

 

 

『マイロード、エクスさんから通信が入ってます』

 

「エクスから?繋いでくれ」

 

『了解しました!』

 

 

ドラゾーはモニターを出して、エクスと繋いでくれた。

 

 

『大変だマイロード!』

 

「どうした?」

 

『零一殿達、管賀の生徒会も戸張竜駆にやられた!!』

 

「え!?」

 

 

零一達、管賀の生徒会も竜駆に!?

 

 

『それだけでは無い!ニュースを見てくれ!!』

 

「ニュース?」

 

「私、出して見ます………!?コレって…」

 

「りんりん、どうしたの?」

 

「コレって…パスパレの記事です…」

 

「見せて下さい!………コレは…!?」

 

「えっと、何々………そ、そんな!?」

 

 

アタシも気になってニュースの記事を見た。そこには『パスパレが襲撃!?意欲を無くした経緯とは…』と言う記事だった。

 

 

 

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

 

第138話:完

 

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今度は神炎竜ルベリオンを紹介するよ!」

 

「このカードも、アルバスの融合モンスターなんだ!」

 

「融合召喚に成功した時、制限が付くけど手札を1枚捨てて、フィールドや墓地…除外から素材をデッキに戻して融合召喚出来るんだ!」

 

「除外されてるモンスターも素材に出来るんだ。油断出来ないねぇ…」

 

 

「次回、竜騎の決断!」

 

「竜騎、竜駆と戦うの………?」

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!大変な事になって来ました…、果たして竜駆はまだ…?
次回もお楽しみに!
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