第6章のラストとなりますが、果たして…?
(竜騎視点)
『七色星:医務室』
「ん………」
『あ、マイロード!』
「にー」
「ドラゾー?ムーナも…俺は?」
『此処は七色星の医務室です。マイロードは途中で倒れてしまったのです…』
「デュエルは…?まさか俺の…」
『いえ、今井様がマイロードの代わりにそのままデュエルを引き継いで…、勝ちました』
「リサが…?」
『ただ…』
「?…ドラゾー、さっきから暗い表情でどうしたんだ?」
『………』
「みー…」
何やらドラゾーの様子が変だ。ムーナも元気が無いし…。
「リュー君…」
「みっちゃん…。それに真紀さん達も…」
「体は大丈夫かい?」
「まぁ…」
ドラゾーと話して居ると、、みっちゃんや七瀬真紀達がやって来た。みっちゃん達も何やら暗い顔をしている…。
「竜駆は…?」
「逃げました。竜騎様がデュエルで勝った場合と言う話だと言って、元に戻さずに行ってしまわれました…」
「そう言えば、リサは…?」
「外に居るよ…、行って上げて…」
「うん…」
俺はそう言ってリサの元に行く。
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「リサ…此処に居たんだ」
「竜騎………グスッ…」
「リサ…?」
ロビーの近くの椅子へ座ってたリサに声を掛ける俺。でも、リサは………泣いていた。
「どうしたんだ…?」
「竜騎っ!!」
「!?」
リサは涙を流しながら俺に抱き着いた。
「友希那が…皆がぁ…!!………ヒック…!!」
「ゆき達に何が…!?」
俺はリサから、倒れた後のデュエルの事等の全てを聞かされた。
「そんな…ゆき達まで…」
「ゴメン…アタシ、折角勝ったのに………アタシの所為で…こんな事に…」
「いや、リサの所為じゃ無い。俺の所為だ………」
そう、今回の事も全部俺の所為だ。あの時、俺が倒れなかったら…。そもそも、俺がこの場所に戻って来たから…。
「俺が、この町に戻って来たから…こんな事になったんだ…」
「ソレは違うよ!?竜騎の所為じゃ無いよ!!竜騎は、アタシ達を守る為に…!それに真美さんから攻撃も受けたんだから…」
「元々俺は…真の竜王になる為に戻って来たんだ。あの時本来は………リサに会おうとは思って無かった…。でも、俺が会った所為で…リサだけじゃ無くて、皆を………俺は………」
「………」
パシンッ!!!!
「いっ………!?」
その時、俺の頬に乾いた音がした。そう、リサが泣きながら………怒りを含んだ目で俺を平手打ちした。
「いい加減にしなさいよ!辰巳竜騎!!!!」
「!?」
普段のリサとは思えない怒号が、ロビーに響き渡る。
「じゃあ何!?アタシとの約束はどうだって良いの!?良い訳無いでしょ!!竜騎は真の竜王になるんでしょ?だったら、そんな事を言わないで!!竜騎が他の女の子に好かれたりするのは我慢できるけど、アタシとの約束を破ったり逃げたりする事だけは絶対に許さない!!」
「リサ………」
そう言ってリサは、俺の胸に飛び込んで再び泣き始める。
こんなに怒ったリサは初めて見た。そうだ、リサとの約束…亮斗さんとの約束………俺の意思で必ず実現するって決めてたのに、弱気になってたな…。
「リサ…、ありがとう。怒ってくれて…」
「竜騎…」
「俺…弱気になってた。だったら…俺が取り戻して見せる」
「竜騎…でも、今度はアタシも一緒だよ?アタシだって…Roseliaを…竜騎と一緒に大事な想いを…!」
「ありがとう…」
「でも、今度また1人で無理したら…調教するからね?」
「はい…(汗)」
リサに圧を掛けられるが、リサの気持ちは伝わった。後は…
「竜騎、大丈夫かい?」
「リーダー!それに霧状さん、安土さんも!」
「大丈夫!?良かったわ…」
ギュッ!
「ちょ!?何を…?」
「安土さん、彼女の目の前なので…(汗)」
「あら、じゃあこの娘が?そう…じゃあ、この娘を〇せば…私の所に来てくれるのね…?」
「怖いので止めて下さい…」
(こっわ!?メッチャ怖いよこの人…!?)
リサが安土さんを怖がってるよ…、この人は昔から俺の事になると、物騒な発言が多いんだよなぁ。
「まぁあづちんは兎も角、竜ちん達に伝えないとね」
「そうだな…戸張真美さんの事もある…」
「教官のですか…?」
「あぁ…」
「そうだったわ…」
リーダー達は教官の事で何かを伝えに来たらしい。
「戸張真美は、愚弟を止めると言って飛び出した。それから、君にすまないと伝えてくれとね…」
「教官…」
「僕等も戸張竜駆が、アインスフィアと繋がりが無いか探って見るよ…」
「戸張竜駆が、アインスフィアと関係が…?」
「あのロボット…ヴルガーって居たっしょ?あのロボットの部品が、アインスフィアとの関連が強いんだよねぇ」
「そうでしたか…」
「えぇ、だから此方の事は任せてね」
「じゃあ、何か有れば連絡するよ。竜騎、君達も気を付けて」
リーダー達はそう言って、ロビーを後にした。
「問題は、どうやって皆の封じられた想いを取り戻すかだ…」
「うん、そうだよね…どうすれば…」
「なら、デュエルで伝えるだけだろ?」
「勇…!」
「他の皆も…!?」
どうやって想いを取り戻すかを話して居ると、勇やハロハピ、モニカと言った無事なメンバーがやって来た。
「俺達の想いを、デュエルを通じて封じられた皆の想いを思い出させるんだ!」
「そうよ!皆を笑顔にするには、伝えれば良いのよ!」
「兄様、私達も…このまま何もしないのは嫌だよ」
「兄貴、俺もやるっすよ!」
「俺達だって、出来る事がまだ有りやすぜ!」
「私もです。何せチュチュの奴が、あのままですと鬱陶しくてなりませんので…」
「皆…」
「るんっ♪っと皆で、お姉ちゃん達を取り戻そうよ!」
「竜騎、やろうよ!アタシ達で!」
「うん、皆…力を貸して欲しい…!」
「言うまでも無いぜ?」
「うん、今度は私がリュー君を助ける…」
こうして、残ってるメンバー全員で皆の封じられた想いを取り戻す事を決意した。
必ず………取り戻して見せる!
(竜騎視点END)
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(竜駆視点)
『上空』
「クソッ!!何で、あんな女に………!?」
俺があんな、デュエルの経験が少なそうな女に負けただと…!?こんな事、有ってたまるか!!
キーンッ!!
「くっ…!?」
あ、頭が痛ぇ………!
『竜駆………、無……で良か………』
「な、何だ…この頭に浮かぶ光景は…?」
俺の頭に何かが浮かんだ。でけど、何かも分からないし、こんな記憶を知らない………!!
「と、兎に角…あの場所を探して…もっと狂気を………!!」
(竜駆視点END)
第143話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は儀式魔法、ヘヴィ・トリガーを紹介するよ!」
「ヴァレルロード・R・ドラゴンの儀式召喚に必要なんだよね!」
「レベルの合計が8以上になる様に、自分のフィールドと手札のモンスターをリリースか、その代わりに自分のフィールドと手札のヴァレットを破壊して、儀式召喚を可能に出来るんだ!」
「そしてこの儀式魔法で儀式召喚した場合、EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を受け付けずに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターに戦闘や効果で破壊されないんだよ!」
「次回、第7章予告!」
「シリアスなまま、予告を迎えるの初めてだね~☆」
ご観覧ありがとうございました!第6章は此処までとなります!
次回は予告になります!第7章の方も宜しくお願い致します!