バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第143話です!
第6章のラストとなりますが、果たして…?


決意の再起

(竜騎視点)

 

 

 

 

 

『七色星:医務室』

 

 

 

 

「ん………」

 

『あ、マイロード!』

 

「にー」

 

「ドラゾー?ムーナも…俺は?」

 

『此処は七色星の医務室です。マイロードは途中で倒れてしまったのです…』

 

「デュエルは…?まさか俺の…」

 

『いえ、今井様がマイロードの代わりにそのままデュエルを引き継いで…、勝ちました』

 

「リサが…?」

 

『ただ…』

 

「?…ドラゾー、さっきから暗い表情でどうしたんだ?」

 

『………』

 

「みー…」

 

 

何やらドラゾーの様子が変だ。ムーナも元気が無いし…。

 

 

「リュー君…」

 

「みっちゃん…。それに真紀さん達も…」

 

「体は大丈夫かい?」

 

「まぁ…」

 

 

ドラゾーと話して居ると、、みっちゃんや七瀬真紀達がやって来た。みっちゃん達も何やら暗い顔をしている…。

 

 

「竜駆は…?」

 

「逃げました。竜騎様がデュエルで勝った場合と言う話だと言って、元に戻さずに行ってしまわれました…」

 

「そう言えば、リサは…?」

 

「外に居るよ…、行って上げて…」

 

「うん…」

 

 

俺はそう言ってリサの元に行く。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「リサ…此処に居たんだ」

 

「竜騎………グスッ…」

 

「リサ…?」

 

 

ロビーの近くの椅子へ座ってたリサに声を掛ける俺。でも、リサは………泣いていた。

 

 

「どうしたんだ…?」

 

「竜騎っ!!」

 

「!?」

 

 

リサは涙を流しながら俺に抱き着いた。

 

 

「友希那が…皆がぁ…!!………ヒック…!!」

 

「ゆき達に何が…!?」

 

 

俺はリサから、倒れた後のデュエルの事等の全てを聞かされた。

 

 

「そんな…ゆき達まで…」

 

「ゴメン…アタシ、折角勝ったのに………アタシの所為で…こんな事に…」

 

「いや、リサの所為じゃ無い。俺の所為だ………」

 

 

そう、今回の事も全部俺の所為だ。あの時、俺が倒れなかったら…。そもそも、俺がこの場所に戻って来たから…。

 

 

「俺が、この町に戻って来たから…こんな事になったんだ…」

 

「ソレは違うよ!?竜騎の所為じゃ無いよ!!竜騎は、アタシ達を守る為に…!それに真美さんから攻撃も受けたんだから…」

 

「元々俺は…真の竜王になる為に戻って来たんだ。あの時本来は………リサに会おうとは思って無かった…。でも、俺が会った所為で…リサだけじゃ無くて、皆を………俺は………」

 

「………」

 

 

 

 

パシンッ!!!!

 

 

 

 

「いっ………!?」

 

 

その時、俺の頬に乾いた音がした。そう、リサが泣きながら………怒りを含んだ目で俺を平手打ちした。

 

 

 

 

 

 

「いい加減にしなさいよ!辰巳竜騎!!!!」

 

「!?」

 

 

普段のリサとは思えない怒号が、ロビーに響き渡る。

 

 

「じゃあ何!?アタシとの約束はどうだって良いの!?良い訳無いでしょ!!竜騎は真の竜王になるんでしょ?だったら、そんな事を言わないで!!竜騎が他の女の子に好かれたりするのは我慢できるけど、アタシとの約束を破ったり逃げたりする事だけは絶対に許さない!!」

 

「リサ………」

 

 

そう言ってリサは、俺の胸に飛び込んで再び泣き始める。

こんなに怒ったリサは初めて見た。そうだ、リサとの約束…亮斗さんとの約束………俺の意思で必ず実現するって決めてたのに、弱気になってたな…。

 

 

「リサ…、ありがとう。怒ってくれて…」

 

「竜騎…」

 

「俺…弱気になってた。だったら…俺が取り戻して見せる」

 

「竜騎…でも、今度はアタシも一緒だよ?アタシだって…Roseliaを…竜騎と一緒に大事な想いを…!」

 

「ありがとう…」

 

「でも、今度また1人で無理したら…調教するからね?」

 

「はい…(汗)」

 

 

リサに圧を掛けられるが、リサの気持ちは伝わった。後は…

 

 

「竜騎、大丈夫かい?」

 

「リーダー!それに霧状さん、安土さんも!」

 

「大丈夫!?良かったわ…」

 

 

ギュッ!

 

 

「ちょ!?何を…?」

 

「安土さん、彼女の目の前なので…(汗)」

 

「あら、じゃあこの娘が?そう…じゃあ、この娘を〇せば…私の所に来てくれるのね…?」

 

「怖いので止めて下さい…」

 

(こっわ!?メッチャ怖いよこの人…!?)

 

 

リサが安土さんを怖がってるよ…、この人は昔から俺の事になると、物騒な発言が多いんだよなぁ。

 

 

「まぁあづちんは兎も角、竜ちん達に伝えないとね」

 

「そうだな…戸張真美さんの事もある…」

 

「教官のですか…?」

 

「あぁ…」

 

「そうだったわ…」

 

 

リーダー達は教官の事で何かを伝えに来たらしい。

 

 

「戸張真美は、愚弟を止めると言って飛び出した。それから、君にすまないと伝えてくれとね…」

 

「教官…」

 

「僕等も戸張竜駆が、アインスフィアと繋がりが無いか探って見るよ…」

 

「戸張竜駆が、アインスフィアと関係が…?」

 

「あのロボット…ヴルガーって居たっしょ?あのロボットの部品が、アインスフィアとの関連が強いんだよねぇ」

 

「そうでしたか…」

 

「えぇ、だから此方の事は任せてね」

 

「じゃあ、何か有れば連絡するよ。竜騎、君達も気を付けて」

 

 

リーダー達はそう言って、ロビーを後にした。

 

 

「問題は、どうやって皆の封じられた想いを取り戻すかだ…」

 

「うん、そうだよね…どうすれば…」

 

「なら、デュエルで伝えるだけだろ?」

 

「勇…!」

 

「他の皆も…!?」

 

 

どうやって想いを取り戻すかを話して居ると、勇やハロハピ、モニカと言った無事なメンバーがやって来た。

 

 

「俺達の想いを、デュエルを通じて封じられた皆の想いを思い出させるんだ!」

 

「そうよ!皆を笑顔にするには、伝えれば良いのよ!」

 

「兄様、私達も…このまま何もしないのは嫌だよ」

 

「兄貴、俺もやるっすよ!」

 

「俺達だって、出来る事がまだ有りやすぜ!」

 

「私もです。何せチュチュの奴が、あのままですと鬱陶しくてなりませんので…」

 

「皆…」

 

「るんっ♪っと皆で、お姉ちゃん達を取り戻そうよ!」

 

「竜騎、やろうよ!アタシ達で!」

 

「うん、皆…力を貸して欲しい…!」

 

「言うまでも無いぜ?」

 

「うん、今度は私がリュー君を助ける…」

 

 

こうして、残ってるメンバー全員で皆の封じられた想いを取り戻す事を決意した。

必ず………取り戻して見せる!

 

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(竜駆視点)

 

 

 

 

『上空』

 

 

 

 

「クソッ!!何で、あんな女に………!?」

 

 

俺があんな、デュエルの経験が少なそうな女に負けただと…!?こんな事、有ってたまるか!!

 

 

キーンッ!!

 

 

「くっ…!?」

 

 

あ、頭が痛ぇ………!

 

 

『竜駆………、無……で良か………』

 

 

「な、何だ…この頭に浮かぶ光景は…?」

 

 

俺の頭に何かが浮かんだ。でけど、何かも分からないし、こんな記憶を知らない………!!

 

 

「と、兎に角…あの場所を探して…もっと狂気を………!!」

 

 

 

 

 

(竜駆視点END)

 

 

 

 

 

 

 

第143話:完

 

 

 

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今回は儀式魔法、ヘヴィ・トリガーを紹介するよ!」

 

「ヴァレルロード・R・ドラゴンの儀式召喚に必要なんだよね!」

 

「レベルの合計が8以上になる様に、自分のフィールドと手札のモンスターをリリースか、その代わりに自分のフィールドと手札のヴァレットを破壊して、儀式召喚を可能に出来るんだ!」

 

「そしてこの儀式魔法で儀式召喚した場合、EXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を受け付けずに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターに戦闘や効果で破壊されないんだよ!」

 

 

「次回、第7章予告!」

 

「シリアスなまま、予告を迎えるの初めてだね~☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!第6章は此処までとなります!
次回は予告になります!第7章の方も宜しくお願い致します!
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