紗夜はどうなってるのか…?
(紗夜視点)
『Circle:広場』
「………」
私は1人、考えてた。あの日…竜騎さんと今井さんが戸張竜駆とのデュエル以来、私の中の音楽に対する熱意を…いや、それ以上に大事な事を感じられなくなったのは。
日菜も私らしくないと言っては居たけど、あの件以来…湊さんからの連絡も何1つ無く…、私には別のバンドからのスカウトも来てるけど…正直どうでも良い状態だった。
「私は…何を失ったのかしら…」
どれだけ考えても、頭の中が霧に包まれている。私は………一体どうしたら良いの?
「お、君可愛いね…1人?」
「何ですか貴方は…?」
不意に私に声を掛けて来たのは、金髪でとても品の無い男だった。
「まぁまぁ、そう睨むなよ…!君可愛いからさ、1人なら俺とデートしない?」
「お断りします」
「えぇ…そう言わないでさぁ~」
「しつこいですよ」
何度もナンパをして来るので、何度も断ってるのだけれど…
「テメェ…下手に出てりゃ調子に乗りやがって…!兎に角来い!
ガシッ!!
「手を離して下さい!人を呼びますよ!」
「呼べるなら呼んで見ろ!」
手首を強く掴まれてて、必死に振り払おうにも力が強い。こんな事が前にも有った様な…
「う………」
前って…何時?私の頭に何かが横切った…、でも分からない…。
『紗夜様を話せ犯罪者ーーーーーー!!』
ゴンッ!!
「グフッ!?」
「ど、ドラゾー…!?」
男に突進して来たのは、ドラゾーだった。
「な、何だこのポンコツ…!?」
『行け、スカーライト!』
「って…うわあああああああ!?」
ドラゾーはすかさず、自身のエースを出して男を吹き飛ばした。この光景も以前に…
「う…」
『あ、大丈夫ですか!?』
「だ、大丈夫です………」
ドラゾーが心配なのか、私の顔を覗き込む。そこまで心配しなくても大丈夫なのに…。
「紗夜!」
「竜騎さん…それに今井さん達も…」
「何でアタシ達はオマケなのかな~?」
「それはそうと…何か用ですか?」
竜騎さんを筆頭に、今井さんに白金さん…宇田川さんと現れた。
「おたえ達から…別のバンドとかからスカウトが来たって…」
「あぁ…その話ですか…」
「香澄達は、別行動だけどね~」
成程、その事で私を探してたと言う訳ね…。
「正直、そのスカウトの話は断りました」
「じゃあ…Roseliaに…」
「ですが、Roseliaに戻る訳でも…」
「ど、どうしてですか!?」
「私は…音楽にもう…。それに、湊さんからアレ以来…連絡も無いですし…」
「紗夜…」
そう、私の中にはもう………
『それならば、私とデュエルです…!』
「ど、ドラゾー!?」
「さ、紗夜とデュエル出来るの?」
『私は、紗夜様に初めてお会いする前から紗夜様のギターを聞いてました!その紗夜様の封じられた想いを…私が取り戻して見せます!』
「何を言ってるのですか…?」
「紗夜、最近…悩みとか有るならドラゾーとデュエルすれば分かるかも知れない」
「は、はぁ…」
竜騎さんまで何を言ってるのやら。しかし、最近何か頭に霧が掛かったかの様な感じはするわね。それなら…
「分かりました。ドラゾー、お願いします」
『喜んで!!』
「ドラゾーってば、紗夜からチヤホヤされたいだけなんじゃあ…」
「あこもそう思う…」
『し、失礼ですよ!!』
「私は準備出来ましたよ」
『はい、宜しくお願い致します』
「『デュエル!!』」
(紗夜視点END)
第150話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は、シャドール・ハウンド!」
「シャドールの1体だね!リバース効果は、墓地の「シャドール」カードを1枚手札に戻せるんだよ!」
「効果で墓地に送られたら、フィールドのモンスター1体の表示形式を変更!」
「でも、この時は「シャドール」モンスター以外のリバースモンスターの効果は発動しないから、注意だよ!」
「次回、ドラゾー、頑張る!」
「ドラゾー、負けないでよ!」
ご観覧ありがとうございました!
次回はドラゾーVS紗夜です、お楽しみに!