竜の方舟に乗る前です…!
(竜騎視点)
『竜騎のアジト:自室』
「月か…」
今起こってる異変、おとぎ話の通りなら俺は…月へ向かってマザーデータをどうにか元に戻さないと行けない。そして恐らくは………
「竜騎、居る?」
「リサ…」
そんな時にやって来たのがリサだった。
「竜騎は…やっぱり月面に行くの?」
「うん…」
やっぱり聞いて来たかぁ。まぁ…想定内だからね。
「アタシは………行って欲しく無いよ。だって………」
「終わったら帰って来るんだから、心配無いって…」
「行くなら…アタシも連れて行って!!」
「!?」
まさかの連れて行けか…(汗)しかし、ゆき達は間違いなく反対するぞ?
「嫌でも付いて行くから」
「………(汗)」
コレは連れて行かないと、またしても調教の予感。だけど今回はリサどころか………
『マイロード』
「どうした?」
このタイミングでドラゾーがやって来た。
『総帥様が、K.M.Cまで来て欲しいとの事です』
「にー」
「分かった」
「アタシも行くよ!」
リサとドラゾー(ムーナも連れて)K.M.C本社へと向かう事になった。恐らくは竜の方舟の事だろう…。
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『K.M.C:本社』
「あ、竜騎先輩!!」
「香澄ちゃんも来てたの?」
「はい!大事な話と言う事で、私達ポピパだけで無くガールズバンドや勇さん達も来てます!」
「竜騎!」
「本当だ、皆居る…」
そう、香澄ちゃん達だけで無く………勇達も居た。
「どうもな、お前の教官が話があるとかで俺達を呼び出した様なんだ」
「教官が…?」
「あぁ、大事な話らしい」
もしかして竜の方舟の事だろうか?
「待たせたな」
「あ、真美さん…」
そう言ってると教官が出て来た。マイクを持ち、口を開く。
「皆、来てくれてありがとう。皆は既に知ってるかも知れないけど…今は音楽が大変な事になってるのは、知ってるよね?今は異変を解決する場所、月にあるマザーデータを修復する為にK.M.Cと七色星が共同で宇宙戦『竜の方舟』が完成したの」
「宇宙船!?」
「じゃあ、宇宙に行くって事!?」
この事に周りは大騒ぎ。それはそうだ、宇宙に行って解決だなんて誰も思わなかったのだろうから。
「そして私達は月へ行く人を7人上げました。今からその7人の候補を発表します」
「7人…!?」」
月へ行くメンバーを7人選ぶのか………さて、誰になるのか。
「1人目は辰巳竜騎君!」
「そうなるな」
勿論の事だが、俺が行けないとなるのは問題だからな。残りの6人は…
「葉山アミちゃん、鬼導勇君、門倉瑞乃さん、佐久間零一君、エクス君…そして最後の1人は…」
勇やアミ達、そしてエクスも選ばれたのが………
「今井リサちゃん」
「!!」
「あ、アタシ!?」
最後に選ばれたのはリサだった。コレで7人が決まったのだった………。
「勿論、コレはあくまで候補だから…もしも行けれないとなれば言ってください。出発は明日になります…」
「………」
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その夜………
『Circle:外』
「………」
『遂に明日ですね…』
「うん…」
「にー…」
ドラゾーとムーナと、Circleの外に居た。遂に明日に月へ出発だ。正直に言うと不安もある………だけど。
「竜騎」
「リサ…」
「隣良い?」
「うん…」
リサがやって来て、俺の隣に来た。
「竜騎は止めても行くんでしょ?」
「うん…」
「アタシも行くから。友希那達は反対してたけど………それでも行くから」
「そっか…」
リサもやっぱり行くのか………。
「竜騎なら大丈夫だよ…竜騎にはアタシも居るし、仲間も沢山居る!だから安心して…!」
「ありがとう…暫く、このままで良い?」
「勿論!」
『あ~…ムーナと私はそろそろ失礼しま~す』
「にー?」
気を遣ってくれたドラゾーがムーナを連れて去った。リサの手は温かい…本当に愛しい。
ギュッ…
「竜騎?」
「今は…こうしてたい」
「良いよ、竜騎にならずっと…」
暫くはリサを抱き締めている。大事なリサだから…だからこそ明日は………
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『K.M.C:外』
「さて、誰も居ないな…」
『その様です…』
「にー」
出発前の早朝、俺はドラゾーとムーナを連れて竜の方舟の前に来ていた。
『マイロード、本当に宜しいのでしょうか?』
「うん…そう決めたから。お前にもムーナにも済まないと思ってる」
『いえ、マイロードのご命令あれば…』
「「「「「竜騎(先輩/さん/リュー君)!」」」」」
声をした方に向けば、リサ達や皆やって来た。思ってたより早いな…(汗)
『トゥルル~♪トゥルットゥルゥ~♪』
「!?」
「この場違いな歌…」
そう、この歌を聞くと一斉にドラゾーの方へ向く。
『ちょ………フラグを立てないで………あが!?久しぶり過ぎて…ゴハッ!?』
「久しぶりの竜の処刑人、参上!!」
本当に久しぶりの登場な気がする…エクス。
『待たせたなマイロード、我も勿論行くぞ!」
「あぁ」
コレで全員揃ったな。こうして全員揃うのも…ちゃんと感じて置かないとな。
「竜騎…」
「ゆき?」
「私は行くのなら、止めないわ。だけど………1つだけ」
「?」
ゆきは止めないと言ってくれてるが、別で何かを言おうとしている。
「必ず、リサと共に帰って来なさい。でないと許さないから…」
「勿論、生きてる限り」
「竜騎さん…私達も、待ってますから…」
「竜騎さん、私も当然ですが待ってます」
「おにーちゃんなら、リサ姉も居るし大丈夫だよね!」
「そう言う事!」
「竜騎先輩、私達も…」
「兄様、私も…」
「「「「「帰りを待ってますから…!」」」」」
「あぁ…ありがとう」
皆、此処まで想ってくれてるんだな。正直に居れば照れ臭いけど…嬉しいな。
「さて竜騎!乗り込むぞ!」
「そうだぜ、コレから月へ行くんだからな…」
「あぁ」
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そして発射前になり、俺達7人は竜の方舟に乗り込んで待機していた。
「総帥、心配なのですか?」
「当たり前じゃろう(汗)可愛い孫娘を含めて、未成年の若者7人だけで宇宙へ行くとか前代未聞過ぎるわい…」
「信じましょう。今搭乗してるメンバーは、未来に必要なメンバー達ばかりです。私もそろそろ、弟を探しに行きますので…失礼します」
「うむ、気をつけての…」
総帥と話していた教官はそう言って去って行った。
「いよいよ、竜騎さんと………今井さん達も出発ですね」
「今の間は何ですか?」
「気のせいです…」
「そう言えば、ドラゾー君は?」
「居ないわね、ムーナちゃんは私が抱いてるけどねぇ…////」
「にーにー」
ムーナはゆき達に任せている。ドラゾーは………まぁ、大丈夫だろう。そして竜の方舟の中の俺達はと言うと…
「いよいよね…」
「うん、でも大丈夫だよ…」
『うむ、我々は負けぬ!』
「あぁ…俺まで行くんだ。勝って貰わねぇとな」
「そうだな、お前はお前のデュエルだ!」
「さ、行こうよ竜騎!」
「あぁ!」
そして遂にカウントダウンを迎える。
『発射10秒前、9、8、7、6、5、4………』
残り10秒を切った。いよいよ宇宙へと行くんだ…!
『3、2、1………0』
そして………
「竜の方舟、発進!!」
ジェットの勢いで遂に竜の方舟は発射した。俺達はマザーデータを戻す為に、月へ行く。
(竜騎視点END)
第171話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「カード紹介コーナー!!」
「今回は儀式魔法、カオス・フォームを紹介!」
「カオス儀式モンスターに必要な儀式魔法!儀式召喚するモンスターと同じレベルになる様に、手札やフィールドのモンスターをリリースだね!」
「またはリリースの代わりに、自分の墓地から「青眼の白龍」または「ブラック・マジシャン」を除外する事でも可能だよ!」
「それは良いね!困った時には是非使っちゃおう!」
「次回、月面の決闘!」
「遂に始まるんだね…!」
ご観覧ありがとうございました!
次回は遂に月へ行くために宇宙へ…!お楽しみに!