バンドリ-漆黒の竜王-(本編完結)   作:D・MAKER

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第172話です!
遂に宇宙へと…!


月面の決闘!

(竜駆視点)

 

 

 

 

「クソ…クソ…」

 

 

俺は拘束されながら苛立っていた。結局はあの葉山亮斗の手の平の上で踊らされて、この俺でさえも烙印融合の影響を受けてたのだから…。

こんな事なら、最後に姉さんに………真紀姉さん達にも謝れば良かった。

 

 

「でも、もう会う資格も無いんだ………今更…」

 

「今更、何?」

 

「!?」

 

 

そんな時、聞き覚えのある声が奥から聞こえた。ええい、暗くて見えねぇ!

 

 

「見事に捕まってるね、竜駆」

 

「姉さん、笑いに来たのか…?」

 

 

ガチャッ…

 

 

「はい、外した」

 

「もう大丈夫ですよ」

 

「聖音、譜亜!?」

 

 

姉さんに続き、譜亜と聖音まで来て俺の拘束を解いた。

 

 

「あら~、無事で良かったわ~」

 

「本当、心配したんだよ」

 

「四季姉さん、留黄まで…」

 

 

おいおい、全員来たってのか?真紀姉さんはまでは見えないが。

 

 

「無事で何よりだよ」

 

「真紀姉さん…」

 

「竜駆、今まで気づけずに済まない」

 

「「「「ごめんなさい…」」」」

 

「え?」

 

 

真紀姉さん達5人が急に頭を下げて来た!?どんな風の吹き回しだよ…

 

 

「竜駆、私もごめん………」

 

「姉さん…」

 

 

姉さんまで、一体どうなってるんだ。

 

 

「私達ね、宇宙へ行く前に助けて謝りたかった。願うなら、もう1度皆でやり直したいと思って…」

 

「………」

 

「勿論、竜駆の意思もあるだろうから。じゃあお姉ちゃん、行って来るよ…」

 

 

そう言って姉さんは去って行った。

 

 

「我々も…竜駆」

 

「何だよ…」

 

「私達は~」

 

「何時でも帰って来るの…」

 

「待ってますから!」

 

「うん、じゃあね!」

 

 

そう言って真紀姉さん達も去って行った。残った俺はと言うと…

 

 

「はっ…随分とめでたいな。だが…俺もこのままじゃあ終われねぇ」

 

 

 

 

 

 

(竜駆視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(竜騎視点)

 

 

 

 

『宇宙』

 

 

 

 

只今、月へ向かって居る俺達7人。

 

 

「宇宙服にそして、アタシ宇宙に行くの初めてだよ…」

 

「俺達全員だよ」

 

「えぇ、緊急事態と言えど…宇宙に行くなんて誰も思わなかったわ」

 

 

そう、俺も人生初の宇宙だ。

 

 

「地球は、こんなに青いんだな」

 

「あぁ…そして丸いな…」

 

『うむ…ん?』

 

 

そして地球も青いと勇と零一、エクスもそう思ってる中…。

 

 

『マイロード、隕石だ!!』

 

「リュー君、回避を…!」

 

「おう!」

 

 

俺は急いでハンドルを切る!

 

 

「キャアアアア!?」

 

「また来るぞ!!」

 

『今度は右からだ!』

 

「下なら回避出来るわ」

 

「く…!」

 

 

接近する隕石を回避しながらハンドルを切る。操縦なんてした事が無いから、何時も以上に疲れる…!そう思いながらも月を目指す。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「はぁ…はぁ…アタシ、目が回るよ~…」

 

「俺もだ…」

 

「リュー君、月だよ…!」

 

「遂に辿り着いた…」

 

 

 

あれから隕石を連続で回避しながらの激しい操縦の為、目を回したりと大変だった。そして遂に月へと辿り着いた。

 

 

「竜騎、マザーデータはあそこよ!」

 

「良し、行こう!」

 

 

遂に見つけたマザーデータ、一気にエンジンをフルにするが…

 

 

『待っていたぞ!』

 

「「「「「「『!?』」」」」」」

 

 

聞き覚えのある声が聞こえた。そう思って辺りを見回すと…

 

 

「おい、アレ何だよ…」

 

『アレは…!!』

 

 

マザーデータの所に、ヴァレルロードロボとは別に巨大なロボが立って居た。そのロボは、エルシャドール・ネフィリムだった。

 

 

『よく此処まで辿り着いた!』

 

「お父さん…」

 

 

そう、あのネフィリムロボの中から聞こえる声は………“亮斗さん”だった。

 

 

「リュー君、七瀬5人姉妹から貰ったアレを…」

 

「あぁ、使うさ!」

 

 

ポチッ!

 

 

「各自、合体体制に移行!」

 

「了解!」

 

『ん…?』

 

 

ヴァレルロードロボの背中が開き、竜の方舟が中に入る。

 

 

「左足、任せな…」

 

「右足良いわ」

 

「左腕、良いよ…」

 

「右腕も準備良し!」

 

『胴体は任せよ!』

 

「頭はアタシだよ!さ、竜騎!」

 

「あぁ、ヴァレルロードロボ………起動!」

 

 

そう、七瀬真紀に渡されたプログラムによって、ヴァレルロードロボの中に入ってデュエルを可能にすると言う物だ。

 

 

『竜騎、今こそ未来を掛けた最後のデュエルだ…!私も手加減は無しだ、全力で掛かって来るが良い!』

 

「勿論…!」

 

「『デュエル!!』」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

竜騎:LP4000

亮斗:LP4000

 

 

『1ターン目』

 

 

『私のターン、1枚伏せてターンエンドだ』

 

「伏せただけだと…?」

 

「今のお父さんはシャドールを持って無いわ…」

 

「そっか、ドラの助が拾ったまま何だっけ?」

 

「でも、お父さんはあらゆるデッキを使いこなすから、気を付けて…」

 

「うん…」

 

 

そうだ、亮斗さんは強い。リーダーと同格と言う位に…そして、俺の恩師だから。

 

 

『2ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!魔法カード、サイクロンを発動!セットカードを破壊する!」

 

『ふっ…』

 

 

先ずは伏せカードの破壊から。だが、この破壊が予想外が起きるとは知らずに。

 

 

『セットカードは、やぶ蛇だ。EXデッキからモンスターを特殊召喚する。私が出すのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンク4の闇属性・ドラゴン族だ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リンク4の…闇属性・ドラゴン族?………!?」

 

「ま、まさか…」

 

 

リンク4の闇属性・ドラゴン族って…まさか………考えられるのは、あのカードくらいだ!?

 

 

『新たな世界を作り出す意思の強さ、弾丸となりて新風を起こせ!!リンク召喚!リンク4、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァレルロード・ドラゴン!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グガアアアアアア!!』

 

 

亮斗さんが出したのは、俺のより色が少し濃いめだが………間違い無くヴァレルロード・ドラゴンだ…!

 

 

「アレは、リュー君のエースモンスターの………!?」

 

「何でアイツが持ってやがんだ………」

 

『忘れた訳ではあるまい?ヴァレルもヴァレットも、元は私が考案したのだからな』

 

「確かに、元々はお父さんが作ったんだもの…」

 

『亮斗殿が持って居ても、不思議では無いか…』

 

「竜騎以外が、ヴァレルロード・ドラゴンを………つまり今の亮斗さんのデッキは………」

 

「ヴァレットデッキ………」

 

 

確かに亮斗さんが使っても不思議では無いか。しかし、このままではまともに攻撃も出来ないな。

 

 

「モンスターをセットして、1枚伏せてターンエンド…」

 

 

でも、負ける訳には行かないんだ………!

 

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

 

第172話:完

 

 

 

 

「竜騎と…」

 

 

 

 

 

 

 

「リサの…」

 

 

 

 

 

 

 

「「カード紹介コーナー!!」

 

「今回は罠カード、やぶ蛇!」

 

「セットされてる状態で、相手によって破壊されて墓地送りか…除外される事で発動するんだねぇ…」

 

「その効果でデッキ・EXデッキからモンスター1体を特殊召喚する事が可能!」

 

「わお!じゃあ強いエースも簡単に呼べる場合があるんだ!」

 

 

「次回、亮斗の思惑!」

 

「亮斗さんは、何を考えてるのかな…?」

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
竜騎VS亮斗のデュエル、次回も楽しみに!
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