(竜騎視点)
『竜騎のアジト:自室』
ピンポ~ン♪
「誰か来た…」
デッキの調整をしてた際にインターホンが鳴る。誰かと思ってカメラを見ると…
「りんだった」
そう、りん………白金燐子だった。と言う訳で玄関まで行って見る事にした。
「やほー」
「あ、竜騎さん。急ですみません…」
「どうしたの?」
「実は今日、お時間は有りますか…?」
「うん、特に今日はフリーだけど」
「えっと、新しいPCのオプションパーツを買いに行くのですけど…付き合って、頂けませんか?」
「わお…」
まさかの買い物への誘い。男としては嬉しいのだけれど………
「えっと、俺は良いけどリサに見つかったらマズいんじゃ………」
「何故、今は居ない今井さんの名前が出るのですか…?」
「ちょ!?」
リサの名前を出した瞬間、りんの目がヤンデレ化してた。
「今井さんに何を言われようと、堂々とすれば問題は無いですよ………?」
「分かった、分かったから…!(汗)」
「ふふ、ありがとうございます………。では行きましょう」
「うん…」
こうして、りんとPCショップに行く事になった。
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『PCショップ』
「最新のノートPCが色々とある。ジャンクとか無いかな?」
「竜騎さん、このカバーとかどうですか?」
「どれどれ…ほうほう!色も良いし、えっと冷却効果もあるんだ…」
「はい、もう1つの此方のマウスとUSBメモリもどうですか?」
「お、コッチも高性能だ。こうも色々有ると悩むなぁ…」
「ふふふ…」
「どうかした?」
りんと一緒にPCショップを見て回ったり、どれにするかで話ながらの買い物。その最中に、りんが嬉しそうにしてた。
「こうして、竜騎さんと2人になるの…久しぶりですから、嬉しくて…」
「そ、そう?」
う~ん、言われると嬉しい言葉何だけど…もしもリサが聞いたら、俺ヤバいよ………。
ガシッ!
「………え?」
そんな事を思ってると、誰かに頭を掴まれた。
メキメキ…
「イタタタタ!?」
「竜騎さん…!?」
「一体誰が…!?」
「竜騎~、燐子と楽しそうにお買い物かな~?」
「リサ!?」
「今井さん…どうして?」
後ろから頭を掴んで来たのは他でも無い、彼女であるリサだった。そのリサの手の握力で爪が食い込んで、メキメキと頭に食い込む。そう、今のリサはヤンデレ化しているのだ。
「アタシと言う彼女が居るのに、何で燐子と一緒に買い物してるのかな~?」
「せ、説明するから取り合えず爪が食い込むって!?」
「今井さん、手を離して下さい。私が竜騎さんに…お願いしたんです…」
「へぇ…」
納得したのか、リサは竜騎の頭から手を離した。
「燐子が原因だったんだ~☆竜騎の家から一緒に出て来たから、まさかとは思ってたけどね~☆」
「…え?まさか………」
「そう!アタシは最初から後ろに居たよ…フフフ♡」
(気付かなかった………(汗))
「やっぱり、妙な殺気を感じたと、思いました…」
「え?気付いてたの!?」
「はい、ですが…折角の竜騎さんとのデートだったので…」
「買い物に付き合ってるだけどデートじゃ…」
「それもデートです………」
「そうだよ~?だってぇ、アタシが今日は竜騎と2人きりで邪魔されずに過ごそうとしてたら、燐子が一緒に出て来るから、竜騎の事をずっと後ろから尾行してたもん♡」
「もんって………(汗)」
まさか、最初から尾行されてたとは………。
「ですが、今日は私と一緒なので…邪魔をしないで下さい」
「アタシと言う彼女を差し置いて、おかしな事を言うね~?」
「では、どうするのですか………?」
りんも負けずとリサに対抗する。果たしてリサは俺をこのまま連れ去って、調教するとか言う訳では無いよな………?
「アタシも一緒に行くよ☆」
「「………え?」」
同行すると言うのがリサの答えらしい。想定はしてたけど………(汗)
「良いでしょ?アタシも竜騎とお買い物したいなぁ♡」
「今井さん、竜騎さんは今私と………」
「燐子に聞いて無いよ~?ね、竜騎?良いでしょ?」
「俺は良いけど、りんは…?」
俺はそう言ってりんに同意を求める様に目配りをする。まさか、断ったりは………
「良いですよ…」
「お、流石は燐子!」
良かった、分かってくれた………。
「ですが、竜騎さんは譲りません…」
「え?」
「なら、アタシも負けられないね~☆さ、竜騎!早く次に行こ?」
「まだPCのオプション、買ってませんよ………」
結局、こうなるのね。やれやれ………(汗)
(竜騎視点END)
EX5:完
「次回、混沌のショッピングモール!?」
「竜騎はアタシとショッピングだよ~☆」
ご観覧ありがとうございました!
次回は続きとなります、お楽しみに!