(竜騎視点)
『道中』
「ふぅ…今日もバンド練習疲れた」
今日もバンド練習を終えて帰宅中の中、ふと思ったのがパンを食べたくなった事だ。
「チョココロネ食べたい…」
そう思った俺は、山吹ベーカリーに行く事にした。
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『山吹ベーカリー』
「いらっしゃいませ~!あ、竜騎先輩!」
「サヤ、何時もお疲れ様!」
「何時もありがとうございます!」
「チョココロネ、有ったらなぁって」
「残り2個ありますよ!」
「じゃあ、2個買おうっと」
山吹ベーカリーに到着して、早速サヤに会った。欲しかったチョココロネが最後の2つだったので、それを買う事にした。
「ありがとうございました!」
「ありがとう、また来るね」
「沙綾ちゃん、チョココロネある?」
「あ、りみりん」
「りーみんだ」
「あ、竜騎先輩も!」
やって来たのは、りーみんだ。彼女はそう言えばチョココロネが大好きだった。(特に山吹ベーカリーの)
「あ~!!」
「え、どうしたの?」
「チョココロネが売り切れてる…」
「あ~、今残りの2つ…竜騎先輩が買っちゃったから。ゴメンね………」
「今日から少しだけ、お姉ちゃんと過ごせるから…買おうと思ってて…」
「え!?そうなの!?」
「お姉ちゃん?」
「はい、今は海外へ留学してるお姉ちゃんです。『Glitter*Green』のボーカルとギターで…」
「え?もしかして、お姉さんって…“牛込ゆり”さん?」
「はい…」
何てこった。あの『Glitter*Green』のボーカルの人が、まさかりーみんのお姉さんか。同じ苗字だけど偶然かなと思ってただけで、本当に姉妹とはね(汗)
「それでお姉ちゃんと一緒に食べようと思って…」
「そっかぁ。じゃあ、はい」
「え?」
俺は事情を聞いたので、りーみんに2個全てあげる事にした。
「あげる」
「え!?ウチそんなつもりで…」
「良いんだよ。お姉さんと楽しくね!サヤ、また買いに来るね!」
「あ、はい!」
俺はそう言って去った。
「ウチ、悪い事しちゃったかなぁ…」
「大丈夫だよ、竜騎先輩だもん」
「うん…」
(竜騎視点)
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(りみ視点)
『牛込家』
「お姉ちゃん、久しぶりのチョココロネは美味しい?」
「うん、美味しいわ。でも夕方で良く手に入ったわね…」
「うん、ある人が譲ってくれたの…」
「ある人?」
「うん、竜騎先輩の事…」
「竜騎先輩?………もしかして、真の竜王になったって言う“辰巳竜騎”の事とか?」
「そうなの…」
お姉ちゃんとチョココロネを食べながら、竜騎先輩の事と経緯を話した。
「そうだったんだ」
「お姉ちゃんは、竜騎先輩の事を知ってるの?」
「えぇ、月で音楽とデュエルを守って真の竜王として…漆黒の魔竜としても活動している有名人だもの!もしかして、りみ………彼が好きなの?」
「えぇ!?た、確かに好きだって告白はしたけど………」
「あら、そうなんだ」
「でもね、竜騎先輩にはリサさんが居るし。それに香澄ちゃんや他の娘達も、竜騎先輩を狙ってるんだもん…」
「成程、ライバルが多いのね」
そう、ウチも前に竜騎先輩が好きだと言った事がある。でも、リサさんや燐子先輩が怖いし………何より竜騎先輩を狙ってるライバルが多いんだもん。
「だったら、今日のチョココロネのお礼に家に招待したら?」
「ふ、ふえぇ!?////」
お姉ちゃんの大胆な意見にウチ、凄く驚いたよ!?
「料理とかでハートを掴むのよ!私も応援するから!」
「お姉ちゃん…うん、ウチ頑張るよ!」
お姉ちゃんの応援と共に、竜騎先輩にアピールするのを決めたよウチ!
(りみ視点END)
EX7:完
「次回、牛込姉妹からの招待!」
「え、招待って………(汗)」
ご観覧ありがとうございました!
次回は続きとなります、お楽しみに!