オリ主の両親が登場します。
(リサ視点)
『弦巻邸』
弦巻邸で、アタシ達は大きなスクリーンの前に座っていた。
「もうすぐですね」
「うん、何たって見逃せないもんね!」
「決勝戦…竜騎のデュエル」
「そうですね…、竜騎さんなら…大丈夫、です…」
そう、今日は竜騎が大きなデュエル大会でのイベントだった。今はアタシ達は弦巻邸にて竜騎の活躍を見ようとしていた。
「あ、映ったわ!」
「本当だ!竜騎先輩だ!」
「盛り上がってるね~」
「何せ、カリスマデュエリストだもん」
そう、竜騎はカリスマデュエリスト。デュエルをやってる人が知らない訳が無い。
「正体が正式にバレてしまったけど、彼は変わらず活躍してますね…」
『えぇ、マイロードはご自身の野望に向かって進んでます』
「にー」
そう、葉山アミとのデュエルで“漆黒の魔竜”が竜騎である事がバレてしまった。でも、デュエル協会には最初から言ってたっぽいし…、竜騎も別に気にしては無いようで安心。
『行け、ヴァレルロード!!』
『うおおああああああ!?』
お、丁度竜騎が相手にトドメを刺した所だ!
『優勝は辰巳竜騎選手です!』
「やったあああ!!」
「竜騎が優勝した!」
「まぁ、竜騎なら当然よね」
「それなら、お祝いの準備しないと」
「じゃあ迎えに行って貰うように手配するわ!」
こうして、竜騎のお祝いをしようと、こころや黒服の人達を中心に準備が始まる。
(リサ視点END)
ーーーーーーーーーーー
「弦巻邸でパーティかぁ…急遽だなぁ」
「到着致しました」
「あ、ありがとうございます」
竜騎は黒服の人に案内され、扉を開けると…
「竜騎!優勝おめでとう!」
「「「「「おめでとう(ございます)!」」」」」
「わぉ…」
竜騎が入った瞬間、リサを筆頭にお祝いの言葉とクラッカー音が鳴り響く。そして、テーブルには凄いご馳走。
「まさか祝って貰えるとは思って無かった…」
「んふふ~♪驚いた?アタシ、竜騎が優勝してくれて嬉しいんだよ♪」
「竜騎先輩、キラキラドキドキしてましたよ!」
「ありがとう」
「オシショー様、今度は私にデュエルのご指導を!」
「あ、イヴさんだけズルイです!」
「アタシを差し置いて、何を言ってるのかな~?」
「「………(震)」」
「リサ、今日はその辺で…」
「むぅ…竜騎が言うなら仕方無いなぁ…」
竜騎がリサを止めて落ち着かせる。イヴと麻弥は暫くブルブルと震えていた。
『マイロード、先程ですが賞金が振り込まれました』
「そっか、後で確認するよ」
「にー」
「ムーナも皆と楽しんでるか?」
「にー♪」
「さて、じゃあ竜騎の優勝を祝って…」
「「「「「乾杯!!!」」」」」
こうして祝杯が行われ、盛大に楽しんだ。
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(竜騎視点)
『竜騎のアジト(リビング)』
「ほ~ら、ムーナ。コッチだぞ~」
「にー♪にー♪」
現在、俺はムーナと遊んでる。今日は完全にフリーだったので、少し買い物をしてから今現在は猫じゃらしでムーナとこうして遊んでる。
「しっかし、本当に可愛い奴だなぁ」
「にー♪」
そう、ムーナは可愛い。あれから少し大きくなったけど、人懐っこい所は今でも可愛い。そんな事を思ってると…
『マイロード、ご両親がお越しになられてます』
「あぁ、通して」
『了解しました』
そう言ってドラゾーは再び玄関に向かった。数秒後…
「よぉ、元気にしてたか?」
「いらっしゃい、それなりに」
「ふふ、元気そうで何よりだわ」
久しぶりに両親と再会。まぁ、普段から2人共仕事で忙しいから、1人は馴れているけどね。
取り合えず、2人に座って貰い、お茶を出して雑談してた。
「にしても…お前がまさか“漆黒の魔竜”だったとはな…。あの時、休憩中にテレビを見てたら飲んでた珈琲が吹いちまった…」
「私も驚いてるわ…。4年前のアレが有ってから落ち込んでて心配してたけど、2年前から何かし始めたと思ったら…。」
「まぁね、でも俺自身が選んだ事だから…」
「そっか…まぁ、お前が選んだ事だ。俺達は何も言わないさ」
「ただ、少しは相談したりはしてよ?貴方、リサちゃん曰く隠し事が多いって言うし…」
「リサ…報告してたのか…」
「にー?」
「ん?」
「あら?仔猫を飼い始めたの?」
「あぁ、ムーナって言うんだ」
「………」
『おや?どうされました?』
「ま、まさか…」
「うん…」
「にー?」
親父がムーナをジッと見詰めている。そして段々と…
「おぉ~、可愛いでちゅね~♪」
「にー?」
そう言って親父がムーナを抱き上げる。そう、親父は小さくて可愛い動物が大好きなのだ。
普段とは思えないだらしない顔になっていた…(汗)
「あなた…まただらしない顔になってるわよ?」
「人前では見せられないなぁ…」
「にー…」
『ムーナが離して欲しいと言う声と顔になってます…(汗)』
ムーナが嫌がり、俺の膝元に戻って来た。いきなりだからビックリしたのだろう。
「そう言えばお前…リサちゃんとデートはしたのか?」
「え!?………えっと…」
「その様子だとまだか…」
「う、うん…最後の食事を何処にするか悩んでる…(汗)」
「はぁ…全くお前って奴は…」
「あ、あなた…アソコを紹介したらどう?」
「おぉ、そうだな」
アソコ…一体何処…?
「俺が昔から行き付けのレストランがある。『ローゼンクライ』ってレストランだ」
「え!?あの芸能人でさえも予約に1年以上も掛かるって言うあの…」
「俺の名前を出せば大丈夫だ。いいか?ちゃんとリサちゃんとデートするんだぞ?」
「あ、うん…」
驚いた…親父があの有名なレストランに顔が利くとは…。って、ホテルのオーナーだからそりゃそうか…。
「じゃあ俺達はそろそろ帰るわ。成功させろよ?」
「それと、定期的に連絡は頂戴ね」
「分かった、わざわざありがとう」
「ドラゾー、竜騎の事頼むわ」
『はい、承知しました』
俺は両親を玄関まで出て見送った。
「さて、リサは確かこの日が予定が無いって聞いたから…先ずは電話か…」
そうして俺は『ローゼンクライ』に予約をしてみる事に。
『もしもし、お電話ありがとうございます。レストラン『ローゼンクライ』です!』
「あ、すみません。辰巳達央の紹介で、〇月〇日の夜に2名で予約をしたいのですが…」
『達央様のご紹介ですか!?少々お待ち下さい!』
店員が慌てて確認を取りに行った。親父…顔が広いぞ…。
『お待たせ致しました!恐れ入りますが、お客様のお名前をお伺いさせて頂いても宜しいでしょうか?』
「はい、辰巳竜騎です」
『辰巳竜騎様ですね、それではご来店の方を心よりお待ちしております!では、失礼致します』
そう言われて、電話が切れた。親父…やるね…w
「さて、後はリサに言うだけだな…」
良し、必ず誘ってリサを笑顔にするぞ!←
(竜騎視点END)
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(リサ視点)
『Circle:スタジオ』
「よっし、今日もお疲れ様~!」
「そうね、後は個人での練習も忘れずに」
「そうですね、次のライブの事もありますし…」
「はーい!頑張ろうねりんりん!」
「うん、頑張ろう…」
「俺も、もっとレベルを上げないとな…。あ、先に出てて」
「分かりました」
そう言って、竜騎だけ残った。どうしたのかな?
「さて…リサにメッセージを打って…」
この時は友希那達と一緒に外に出ようとしてたら…
「ん?メッセージが入った…竜騎?」
誰からだろうと思ったら、竜騎からだ。えっと…『2人だけで話たい事があるんだけど、リサだけ来て貰えるかな?ゆき達には内緒で…』とメッセージが届いた。一体どうしたんろう?
「リサ、どうかしたの?」
「え、あぁ…アタシ、スタジオに忘れ物して来ちゃった!先に行ってて!」
「?…わかったわ」
アタシは誤魔化してスタジオに行く。
「「「「???」」」」
友希那達は不思議そうにしてたけど、気にしない気にしない。
「あ、竜騎!」
「リサ、ゴメン急に呼んだりして」
「ううん、大丈夫だよ♪それでどうしたの?アタシと2人きりなんて…」
「うん、今度の休み…リサがフリーだったかなって…」
「うん、バイトも練習も無いから空いてるよ☆それが…とうかしたの?」
「実はさ…」
ん?何だろう…何かあるのかな?
「俺とデートして欲しいんだ!!」
「ええ!?」
何と…デートのお誘いだった…。驚きと嬉しさでアタシの時間が一瞬止まったよ…
「ダメかな?」
「違うよ!凄く嬉しいんだもん!」
「じゃあ…」
「うん、デートしよう!アタシ、楽しみにしてるから!」
「ありがとうリサ!」
「楽しみだな~♪竜騎とのデート♡」
やった!遂に竜騎とデートだ!アタシは今凄くいい気分!あぁ、少し先なのに凄くワクワクしてる。
一方…スタジオの扉前で…
「デートですって…」
「私無しとは、許せません…」
「あこもおにーちゃんとデートしたい!」
「宇田川さん、静かにして」
「あ、はい…」
この時、アタシは友希那達が盗み聞きしてた事に気付いて無かった。
(リサ視点END)
第25話:完
「竜騎と…」
「リサの…」
「「今日のカード紹介コーナー!!」
「今回は“ジャンク・アタック”!」
「装備魔法だね、装備モンスターが相手モンスターを戦闘で破壊した時に、破壊して墓地に送られたモンスターの攻撃力の半分、ダメージを与える効果だよ!」
「戦闘が得意なモンスターで、どんどんダメージを与えて行こう!」
「次回、黒竜と女神、初デート!んふふ~、デートだデート♡」
ご観覧、ありがとうございました!
次回はデート回です!